スマホ・携帯のキャリアや大手キャリアとは?

スマホ・携帯のキャリアや大手キャリアとは?
スマホ・携帯のキャリアや大手キャリアとは?

携帯電話やスマホの「キャリア」というキーワードをよく見かけますが、その意味をご存知ですか?ここでは携帯電話キャリアの意味と、キャリアに関連した知識を分かりやすく説明します。

携帯電話のキャリアって何?

携帯電話のキャリアとはずばり、携帯電話の通信サービスを提供する通信事業者(MNO※)のことです。

そもそもキャリア(carrier)の語源は「運ぶもの」という意味があります。通信事業者は目に見えないデータを運ぶ仕事をしているため、キャリアというわけです。言われてみれば納得ですね。

一般的にキャリアというと、NTTドコモauソフトバンクの3社を指します。総称として3大キャリアとも呼ばれます。

※MNO(エム・エヌ・オー)とは? MNO(Mobile Network Operator)は、日本語で「移動体通信事業者」となります。自前のモバイル回線を所有した事業者のことで、日本では主にドコモ・au・ソフトバンクのことを指します。つまり、キャリア=MNOということができます。

ここで出てくるのが、最近話題の格安SIM(MVNO※)各社はキャリアなの?という疑問です。

※MVNO(エム・ブイ・エヌ・オー)とは? MVNO(Mobile Virtual Network Operator)は、日本語で「仮想移動体通信事業者」といいます。自社の通信網を持たず、MNOであるドコモ・au・ソフトバンクから回線を借用して通信サービスを提供しているため、“仮想”というワードが追加されています。「格安SIM」はMVNOの通称です。

自社の通信網を持っておらず3大キャリアの通信網を借用している会社はキャリアではありません。つまり、ほとんどの格安SIMはキャリアではないといえます。

ただし、例外もあります。ソフトバンク回線に加えて自社の通信網も利用している「Y! mobile」は、キャリアとしての側面を持っています。また、2019年10月以降に自社回線に切り替え予定の「楽天モバイル」は、第4のキャリアになると言われています。

第4の携帯キャリア「楽天モバイル」 格安SIMとして知られる楽天モバイルは2019年10月以降、回線を自社所有のものに切り替えるとしています。始まりは東名阪エリアの都市部からで、それ以外の地域は2026年までに順次切り替える方針とのことです。ただし希望すれば、楽天モバイルの格安SIM回線を今後も使い続けることができます。また、キャリアになった後も現行の料金プランに変更を加えることは予定されていません。

キャリアならではの特徴・ポイントとは

ドコモ・ソフトバンク・auには、キャリアならではのどんな特徴や注目ポイントがあるのでしょうか?ここでは4つの点に注目します。

  1. 店舗サービスが受けられる
  2. 家族割や光回線とのセット割引がある
  3. 電話かけ放題プランがある
  4. キャリアメールが使える

ドコモ・ソフトバンク・auに共通したこれらのポイントを詳しく見ていきましょう。

キャリアのポイント①店舗サポートが受けられる

キャリアならではのポイントにまず挙げられるのは、実店舗があるため何でも相談したりサポートを受けたりできるということです。トラブルや困ったことがあればスタッフに直接聞けるため、スマホ初心者でも安心ですね。

各キャリアの店舗サポートについて下記にまとめてみました。

キャリア店舗サービス一覧
  ドコモショップ ソフトバンクショップ auショップ
店舗数※ 2319 2353 2363
来店予約 可能 可能 可能
新規契約・機種変更
料金支払い
故障受付
各種サービス受付
スマホ教室
無料充電サービス
キッズコーナー
独自サービス 手話サポート・筆談器 スマホアドバイザー 手話サポート

※2019年2月時点。MCA調査結果による

ドコモ・ソフトバンク・auの店舗ではサービス内容もほぼ共通しており、様々なサポートを受けることができます。その中でも独自サービスに注目してみましょう。

ドコモショップの手話サポート:
ドコモでは手話サポートとして、テレビ電話を通じて手話通訳スタッフとやり取りすることが可能です。また、全店に簡易筆談器が用意されているため、難聴者の方でも安心してサポートを受けることができます。
テレビ電話対応店舗検索はこちら

ソフトバンクショップのスマホアドバイザー:
SAバッジを付けているスマホアドバイザーは、スマホに関して何でも相談に乗ってくれるプロフェッショナルです。スマホの操作で困っている人、アプリやサービスの使い方を聞きたい人、自分に合ったスマホやプランを知りたい人にとって頼りになるでしょう。
スマホアドバイザー在籍店舗検索はこちら

auショップの手話サポート:
限定店舗でのサービスになりますが、auでは手話接客や遠隔手話接客をサポートしています。
対応店舗検索はこちら

キャリアのポイント②家族割や光回線とのセット割引がある

キャリアでは、家族割や光回線インターネットと併用することで割引になったりする特典があります。割引額も毎月数千円と大きいので、活用しない手はありません。

キャリア別の代表的な特典サービスをまとめてみました。

キャリア別特典一覧
  ドコモ ソフトバンク Au
家族特典 「みんなドコモ割」(1回線につき最大1,000円割引/月) 「みんな家族割+」(1回線につき最大2,000円割引) 「家族割プラス」(1回線につき最大1,000円割引/月)
長期利用特典 「ずっとドコモ特典」(誕生月にdポイント付与) 「長期継続特典」(2年に1度Tポイント付与) 「au STAR長期優待ポイント」(利用年数につきポイント付与)
光セット割特典 「ドコモ光セット割」(1回線につき最大1,000円割引/月) 「おうち割 光セット」(1回線につき最大1,000円割引/月) 「auスマートバリュー」(1回線につき最大1,000円割引/月)
ガラケー→スマホ乗り換え特典 「はじめてスマホ割」(ケータイからスマホに移行すると12ヵ月間1,000円割引/月) なし ・「ケータイ→auスマホ割」(ケータイからスマホに移行すると12ヵ月間1,000円割引/月)
・「初スマホ割」(ケータイからスマホ乗り換え時に対象機種代金が割引)
その他割引特典 「ギガホ割」(2019年9月30日までにギガホ契約で6ヵ月間1,000円割引/月) ・「1年おトク割」(ウルトラギガモンスター+、ミニモンスター加入で12ヵ月間1,000円割引/月)
・「iPhone XRハッピープライスキャンペーン」(対象機種購入で機種代金割引)
「カケホ割60」(60歳以上で対象機種購入・対象プラン加入で永年1,000円割引/月)

上記は主な特典であり、実際には期間限定の特典や割引などまだまだあります。詳しくは各キャリアの公式サイトをご覧ください。

キャリアのポイント③電話かけ放題プランがある

キャリア各社には、格安SIMにはない電話かけ放題プランがあります。

通常の国内通話料は各社共通30秒20円(税抜)ですが、かけ放題プランにするといくら長電話をしても定額です。そのため、通話を主に利用する人にとってキャリアの携帯料金はお得になります。

キャリア別かけ放題プラン
  5分以内定額 かけ放題定額
ドコモ 「5分通話無料オプション」
700円/月
「かけ放題オプション」
1,700円/月
ソフトバンク 「準定額オプション」
500円/月
「定額オプション」
1,500円/月
au 「通話定額ライト」
700円/月
「通話定額」
1,700円/月

ソフトバンクのかけ放題料金は他社の同プランよりも月額200円安いことが分かります。かけ放題前提なのであれば、ソフトバンクがおすすめといえるかもしれません。

キャリアのポイント④キャリアメールが使える

キャリアでは、キャリアメール(ケータイやスマホで使える独自のメール)を使用することができます。

もともとキャリアメールを利用している人は普段気づかないかもしれませんが、これはキャリアだけのサービスです。格安SIMにはキャリアメールがなく、無料のパソコンメール(gmailやYahoo!メールなど)を取得して利用しないといけません。

キャリアメールは信頼性やセキュリティ面で優れているというメリットがあるため、今でも重宝されています。

キャリアを乗り換えるメリット・デメリット

あるキャリアから別のキャリアに乗り換えることには、次のようなメリット・デメリットがあります。

キャリアを乗り換えるメリット:

  • 電話番号そのまま乗り換えが簡単
  • MNP特典がもらえる
  • ソフトバンク乗り換えなら高額キャッシュバック

キャリアを乗り換えるデメリット:

  • 手数料がかかる
  • 長期利用特典がもらえなくなる
  • キャリアメールが変わる

では、メリット・デメリット別に詳しく考えてみましょう。

キャリアを乗り換える3大メリット

 電話番号そのまま乗り換えが簡単

今までの電話番号を乗り換え先にも引き継ぐ(MNP)のはとても簡単です。MNPのおかげで、より魅力的なサービスがあるキャリアに乗り換えるのが容易になりました。

MNPとはモバイル・ナンバー・ポータビリティの略で、直訳すると“携帯電話番号を持ち運ぶ”という意味です。

MNP制度は日本では2006年に始まりました。それまではキャリアを変えるたびに電話番号が変わっていたので不便だったのですが、MNP制度の出現によりキャリア間の競争も激しくなり、結果としてサービス向上につながったといえます。

 MNP特典がもらえる

他社ユーザーを引き込むために、各社ではMNP特典を用意していることがあります。内容は特定機種の代金割引だったり、解約違約金の還元だったりと様々です。詳細は各キャリアの公式サイトかお近くのショップで確認してみてください。

 ソフトバンク乗り換えなら高額キャッシュバック

ソフトバンクに乗り換える場合、ソフトバンク正規取扱店の「おとくケータイ.net」経由で申し込むと高額キャッシュバックがもらえます。

この特典はソフトバンクに直接申し込む場合はもらえず、あくまで代理店独自の特典となります。せっかく乗り換えるのであれば、少しでもお得になるのに越したことはありませんね。

キャリアを乗り換える3大デメリット

 手数料がかかる

キャリアを乗り換える際には、これまでのキャリア側と乗り換え先のキャリア側双方で手数料がかかります。どれ位費用が発生するのか、乗り換え前に把握しておきましょう。

キャリア乗り換え時の手数料一覧(税抜)
手数料が発生するキャリア 手数料の種類 手数料
転出するキャリア MNP転出手数料(MNP転出の際に発生) 2,000円(ドコモ)
3,000円(ソフトバンク・au)
転出するキャリア 2年契約解除料(2年契約期間中の解約時に発生) 9,500円
転出するキャリア 端末の分割支払金の残債(残債がある場合に発生) 残債額
転入するキャリア 契約事務手数料 3,000円

他社にMNPする場合は少なくとも、元のキャリアで「MNP転出手数料」、乗り換え先のキャリアで「契約事務手数料」がかかります。

つまりドコモから乗り換えなら最低5,000円、ソフトバンク/auから乗り換えなら最低6,000円の手数料を支払わないといけません。

 長期利用特典がもらえなくなる

各キャリアでは長期間利用しているユーザーのための特典がありますが、他社に乗り換えると当然もらえなくなってしまいます。

長期利用特典も含めて現在契約しているキャリアの特典と、乗り換えを考えているキャリアの特典を比較検討することをおすすめします。

 キャリアメールが変わる

キャリアを乗り換えるとキャリアメールのアドレスが変わってしまうため、知り合い皆にメールアドレス変更の件を知らせるという作業が発生してしまいます。

ただし一人ひとりにメールする必要はなく、メール一斉送信機能を使えばそれほど手間はかかりません。

メール一斉送信はキャリアごとに用意されているアプリを使えば簡単です。分からない場合は、キャリアのショップスタッフに使い方を教えてもらうといいでしょう。

キャリアから乗り換えがおすすめの格安SIM

「大手キャリアのサービスは良いけど料金が高すぎる」と感じる人のために、キャリアに近いサービスが受けられて料金は安い格安SIMを紹介します。

ちなみに、大手キャリアに乗り換える際は基本的にスマホ端末購入が前提ですが、格安SIMならSIMカード単体で契約することができます。手持ちのスマホを使い続けて出費を抑えることができますよ。

 Y! mobile(ワイモバイル)

ソフトバンクのサブブランド「Y! mobile」は、SIMカード単体なら最安で月々1,080円~使い始められます。3GBデータ容量と10分以内無料の定額も付いてこの金額は、本当に安いといえます。

Y! mobileはショップも全国に展開しており店舗サービスが受けられるため、初めて格安SIMに乗り換える人でも心配は要りません。

 UQモバイル

ワイモバイル

auのサブブランドである「UQモバイル」は、キャリアとほぼ変わらない通話・通信品質を誇る格安SIMです。「格安SIMは通話品質が落ちたりデータ通信が遅かったりするんじゃないか」と不安な方でも、UQモバイルなら安心ですよ。

データ容量3GB・5分通話定額が付いて1,980円~という安さで、家族割を適用するとさらに安くなります。

更新日