徹底比較:5G対応の格安SIMは?どれがおすすめ?
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- 本記事のポイント
- 5Gプラン・オプションを提供している格安SIMを紹介
- そもそも5Gプラン・5Gオプションは必要かどうか検討
- 格安SIMの5Gプラン・オプションを比較して、どれがおすすめか紹介
格安SIMの5G:そもそも必要?どれがおすすめ?
2020年から提供が開始された5Gは、新世代の通信規格です。最近になって、携帯各社は5Gに力を入れています。
このため、次のような疑問を持っている人は多いのではないでしょうか?
- ドコモ・au・ソフトバンクのメインブランド以外では、5Gのプラン・オプションはどこによって提供されているのか?
- そもそも5Gを使った方がいいのか?
- 使うとしたらどこを使うのがいいのか?
本記事ではこれらの疑問に答えます。結論からいうと、セレクトラの回答は次の通りです。
- 5Gのプラン・オプションは楽天モバイルやキャリアの格安プランではすべて提供されており、MVNOの一部も提供中
- 5G対応端末を持っている、または買う予定がある人で、特に高速通信を楽しみたい人なら5Gプラン・オプションを使うのがおすすめ
- 5Gを使うのであれば、楽天モバイル・ahamo・povoがおすすめ
以下では、これらの詳細を見ていきましょう。
5Gプラン・オプションのある格安SIM一覧
5Gプラン・オプションがある携帯・格安SIM会社は全部で12社(プラン)です。
このうち、6つがドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルのキャリア4社によるもので、残りの6つはMVNOです。7つのMVNOの中には、mineo・IIJmioといった有名MVNOが名前を連ねています。
このため、5Gはキャリアによるプランは、主要な携帯・格安SIM会社で提供されているといって差し支えないでしょう。
言い換えれば、5G対応か否かは、選択肢の幅を大きく狭めるものではありません。
携帯・格安SIM会社 | 最大データ容量・料金 | 公式サイト |
---|---|---|
MNO(キャリア) | ||
![]() |
無制限・3,278円 | 確認 |
![]() |
100GB・4,950円 (6月開始) |
確認 |
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25GB・2,970円 (割引適用) |
確認 |
![]() |
25GB・2,970円 (割引適用) |
確認 |
![]() |
20GB・2,728円 | 確認 |
![]() |
無制限(24時間のみ)・330円 | 確認 |
MVNO | ||
![]() |
20GB・1,870円 | 確認 |
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20GB・2,068円 | 確認 |
![]() |
6GB・1,870円 | 確認 |
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20GB・2,699円 | 確認 |
![]() |
20GB・2,728円 | 確認 |
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1000GB・49,852円 | 確認 |
5Gプラン・オプションは必要か?
そもそも5Gのプラン・オプションは必要なのでしょうか?
結論からいうと、5G端末をすでに持っている・5G端末を買うつもりがある人の場合、5Gプラン・オプションを選んで損はないでしょう。
ただし、通信速度をそこまで気にしない人や、スマホのデータでインターネットをあまり行わない人の場合には、あまりメリットは感じられないかもしれません。
そもそも5Gとは?
復習しておくと、5Gは2020年代の無線通信規格です。
5GのGは「世代」を表す英語のgeneration(ジェネレーション)のGであるため、5Gとは第5世代の通信規格を意味します。2010年代の通信規格は4Gですが、これと比べると5Gは次のような特徴をもっています。
- 超高速通信:5Gの最高通信速度は4Gの10倍で、2時間の映画を3秒でダウンロードすることができます。
- 超低遅延:5Gでは、遅延(通信のタイムラグ)が4Gの10分の1になります。
- 長多数同時接続:5Gでは4Gと比べて単位面積当たりに接続できる機器の数が10倍になります。
5Gのメリット・デメリットは?
5Gのメリット・デメリットは次のように整理することができます。
5Gのメリット | 5Gのデメリット |
---|---|
|
|
5Gのメリット
先ほどみた5Gの特徴を踏まえると、5Gのメリットは超高速・超低遅延通信で、インターネットをより快適に楽しむことができることにあります。特に、大容量コンテンツを利用したい場合には、5Gはおすすめだということができます。
5Gのデメリット
5G端末の購入:これに対して、5Gのデメリットは5G対応端末はまだ限られていることです。このため、現在お使いの端末が5G対応でない場合には、新しい端末を購入する必要があります。
バッテリー消費:また5G通信を行うと、バッテリー消費が早くなるといわれる場合があります。しかし、この問題は大きなデメリットとはいえません。
5Gでバッテリー消費が早くなるといわれているのは、5Gの電波をつかみにくい場合では電波をキャッチしようとしてバッテリー消費が早くなるのが原因です。逆に、5Gで通信を行うこと自体がバッテリー消費を早くすることはありません。また、5Gエリア出ない場合には、4G通信に切り替えたり、iPhone 12や13のスマートモードのように自動で5Gに接続すべきか否か判断してくれる設定を使えば、バッテリーの消費はそれほど大きくなりません。
ギガ消費:加えて、5Gではギガの消費が早くなるといわれることもありますが、これは事実ではありません。5Gでも4Gでも、ダウンロード・アップロードするコンテンツが同じであれば、消費するデータ容量も同じです。5Gでギガの消費が早くなる・多くなるといわれるのは、5Gを使う人の場合大容量コンテンツを利用する傾向があるためであり、5G自体がギガの消費を早くすることはありません。
5G比較:おすすめの5Gスマホプラン・格安SIM
以上のことを踏まえると、おすすめの5Gスマホプラン・格安SIMとしては、
- キャリア提供のプラン
- 特に楽天モバイル・ahamo・povo 2.0がおすすめ
だといえます。その理由を確認しましょう。
比較ポイント1:5Gを使うならキャリア(MNO)のプランがおすすめ
5Gを使うのであれば、MVNOではなく、キャリア(MNO)のプラン、すなわち楽天モバイル・ahamo・povo・LINEMO・UQモバイル・ワイモバイルがおすすめです。
この理由は、MVNOであると、5Gの特徴である超高速通信を十分に利用することができないためです。
なぜかというと、MVNOはキャリアから回線を間借りしてサービスを提供しているので、一度に通過することができる通信の量に上限があるためです。実際、MVNOであるIIJmioは「5Gオプション利用にあたっての注意点を教えてください。」という質問に対して次のように回答しています。
切り替えることで通信速度が改善されるものではありません
また、MVNOの場合だと、5G利用中には3G通信は利用できないというデメリットもあります。
これに対して、キャリアの場合には、このような制限がなく、5Gの特徴を十分に活かすことができます。
このため、5Gを使うならば、キャリアのプランを使った方がおすすめです。
比較ポイント2:特におすすめなのは楽天モバイル・ahamo・povo 2.0
5Gを使うなら、キャリアのプランがよいということを確認しましたが、この中でも特におすすめは楽天モバイル・ahamo・povo 2.0です。
この理由は、3大キャリアメインブランドを除くと、楽天モバイル・ahamo・povo 2.0のみが大容量ギガのプラン・オプションを提供しているからです。
5Gを使う醍醐味は、大容量コンテンツを超高速通信により快適に利用することにあります。しかし、仮に大容量コンテンツを楽しむのであれば、月々に消費するデータ容量・ギガ数が増えてしまうということを意味します。たとえば3GBのプランで大容量コンテンツを使うと、すぐにギガが足りなくなるということになる可能性が高いといえるでしょう。
このため、5Gを使って大容量コンテンツを楽しむためには、大容量プランを選択するのがよいといえるでしょう。このため、
- 楽天モバイル(無制限・3,278円)
- ahamo(100GB・4,950円)
- povo(無制限・330円*ただし、24時間のみ)
がおすすめです。
5Gスマホプラン比較:楽天モバイル
楽天モバイルの自社回線エリア内にお住いの人で、5Gを使える地域にいる人の場合には、楽天モバイルがおすすめです。
月額料金 (税込) |
~3GB | ~20GB | 20GB~ | |
---|---|---|---|---|
1,078円 | 2,178円 | 3,278円 | ||
通信規格 | 4G・5G | |||
通信容量 |
楽天回線対象エリア:無制限 パートナー回線エリア:無制限 |
|||
国内通話 |
Rakuten Linkのアプリを利用すればかけ放題 アプリ未使用であれば、30秒22円 15分(標準)通話かけ放題:1,100円/月 |
|||
データタイプ |
音声通話機能なしのデータ通信専用SIM/eSIMプラン(価格は最強プランと同じ) 申し込みには楽天カード必須 ※Rakuten Link、キャリアメールの利用は不可 |
|||
公式サイト |
【2025年2月】最新キャンペーン情報! お得な楽天モバイルのキャンペーンを見る
月額料金(税込) | |||
---|---|---|---|
~3GB | ~20GB | 20GB~ | |
1,078円 | 2,178円 | 3,278円 | |
通信規格 | |||
4G・5G | |||
通信容量 | |||
楽天回線対象エリア:無制限 パートナー回線エリア:無制限 データ容量超過後も1Mbpsで通信可能 |
|||
国内通話 | |||
アプリRakuten Link使用でかけ放題 アプリ未使用であれば、30秒22円 15分(標準)通話かけ放題:1,100円/月 |
|||
データタイプ | |||
音声通話機能なしのデータ通信専用SIM/eSIMプラン(価格は最強プランと同じ) 申し込みには楽天カード必須 ※Rakuten Link、キャリアメールの利用は不可 |
|||
公式サイト | |||
【2025年2月】最新キャンペーン情報! お得な楽天モバイルのキャンペーンを見る
楽天モバイルは3GBから無制限まで、使ったデータ容量に応じて基本料金が変動する従量制(段階性)プランです。このため、仮にデータをあまり使わなかった月には、月額料金が自動的に安くなります。また、無制限で3,278円というのは業界の中でも最安であるのがポイントです。
また、楽天モバイルでは、通話料もRakuten Linkという専用通話アプリを使うことにより無料で行うことができます。
さらに、楽天モバイルをはじめて申し込む人の場合、光回線の楽天ひかりを1年間無料で使うことできるという特典もあります。【キャンペーン終了】こちらのキャンペーンは、2023年4月17日をもって終了しました。
関連記事:徹底解説:楽天モバイルのRakuten Link(楽天リンク)
5Gを使いたい人にとっては、楽天モバイルが圧倒的にコストパフォーマンスがよいといえるでしょう。
ただし、注意点として、楽天モバイルで高速通信を楽しむには、楽天モバイルの自社回線エリアに住んでいる必要があります。楽天モバイルのエリアは拡大していますが、契約前にはお住いの地域が自社回線エリアかどうか確認しましょう。
5Gスマホプラン比較:ahamo

ahamoはドコモによるオンライン専用プランです。ドコモのプランであるため、ドコモの高品質通信で5Gを利用することができるのが最大のメリットといえるでしょう。
月額料金 | 2,970円(機種代⾦別途) |
通信規格 | 4G・5G |
データ容量 |
⇒10/1~増量30GB |
海外ローミング | 海外91の国・地域での20GBまで無料(1) |
通信速度 容量超過時 |
最大1Mbpsで通信可能 |
国内通話 |
5分以内の国内通話無料 超過後は30秒22円(2) |
オプション | 24時間かけ放題:1,100円/月 |
1GBデータ追加:550円 | |
ahamo大盛り(80GBデータ追加):1,980円/月 | |
サポート |
原則オンラインのみ ドコモショップでのサポートは税込3,300円: ・ahamo Webお申込みサポート(3) ・ahamo WEBお手続きサポート(4) |
(1) 15⽇を超えて海外で利⽤される場合は速度制限がかかります。国内利⽤と合わせての容量上限です。
(2) 「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料⾦ がかかります。
(3) ahamo専⽤サイトからのお申込みの補助を受けられるサービス。ただし、端末の操作自体は自分で行う必要あり。
(4) ahamoアプリおよび専⽤サイトからのお⼿続き補助を受けられるサービス。ただし、端末の操作自体は自分で行う必要あり。
【※ahamoでは、一部ご利用できないサービスがあります。】
ahamoについての注釈を見る ahamoについての注釈を閉じる
ahamoのデータ容量は20GBですが、6月から開始される「ahamo大盛り」というオプションを利用すると、80GBが追加されて、月間100GBを利用することができます。オプションを合わせた場合の月額料金は4,950円です。
楽天モバイルよりは1,600円程度高くなりますが、ドコモの通信品質・5Gの整備状況を重視すると、ahamoの方がよいといえるでしょう。
5Gスマホプラン比較:povo 2.0

povo 2.0はauのオンライン専用プランです。基本料金は0円で、月間のデータ容量は0GBの状態から、好みに応じて「トッピング」と呼ばれるオプションを追加していくユニークなプランです。
ベースプラン | |
---|---|
基本料金 | 0円 |
データ容量 | 0GB |
通信速度 (容量0GB時) |
最大128kbps |
通話 | 30秒あたり22円 |
トッピング | |
オートチャージ |
990円/回 オートチャージ容量:3GB(30日間) |
データトッピング | データ使い放題 (24時間):330円/回 |
データ使い放題 (7日間×12回分):9,834円/回 | |
1GB追加 (7日間):390円/回 1GB追加 (180日間):1,260円/回 |
|
3GB追加 (30日間):990円/回 | |
20GB追加 (30日間):2,700円/回 | |
60GB追加 (90日間):6,490円/回 | |
120GB追加 (365日間):21,600円/回 | |
150GB追加 (180日間):12,980円/回 | |
300GB追加 (90日間):9,834円/回 300GB追加 (365日間):24,800円/回 |
|
360GB追加(365日間):26,400円/回 | |
コンテンツ トッピング |
DAZN使い放題パック (7日間):1,145円/回 |
【終了】smash.使い放題パック (24時間):220円/回 | |
通話トッピング | 5分以内通話かけ放題:550円/月 |
通話かけ放題:1,650円/月 | |
留守番電話:330円/月 | |
サポート トッピング |
【終了】スマホ故障サポート:830円/月 |
povo2.0公式サイトを見る | |
UQモバイル、au、povo 1.0ユーザーはこちら |
povo 2.0では、1回330円で24時間データ無制限のオプションがあります。1回24時間とされていますが、現在はトッピング追加時から、翌日の23時59分59秒まで利用することができる仕様になっています。このため、最大では330円で48時間データ使い放題となります。(なお、この仕様は変更される場合があるため、ご注意ください。)
仮に、毎日無制限データを使った場合には、2日に1回トッピングをすることになるため、330円×15回で4,950円とahamo大盛りの料金でデータを無制限に使うことができます。
関連記事:徹底比較:ドコモ・au・ソフトバンク ・楽天モバイル- 大手キャリアのスマホ代・携帯料金比較
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