au解約金撤廃!新たな契約解除料とは?解約金なしで乗り換える方法を徹底解説

au(KDDI・沖縄セルラー)は、解約金を2022年3月31日をもって廃止しています。
「2年契約N」対象プランでも解約金が撤廃されているため、解約や他社への乗り換えが違約金なしで気軽に行えるようになりました。
しかし、2024年6月1日以降に契約した回線は、auを解約する際に契約解除料(990円)の対象になる場合があります。
本記事では、auの解約金・契約解除料の詳細、auを解約する方法を解説します。
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auの解約に手数料がかかる?契約解除料とは?
基本的に、auの解約時に手数料はかかりません。過去には2年縛りの定期契約がありましたが、現在はありません。
ただし、2024年6月1日以降に新規契約された回線は、解約時に「契約解除料」が発生するケースがあります。以下の2つの条件を両方満たすと、通常の利用ではないとみなされ、990円の契約解除料が請求されます。
- auを契約してから1年以内に解約した場合
- 通常の利用を目的とした契約ではないと判断された場合
- 利用実態がない場合
- 解約から過去1年間に、同一名義のほかの回線で契約から1年以内に解約していた場合
一般的なスマホの使い方であれば、解約金がかかることはないので、心配する必要はありません。
また、au系列のブランドであるUQモバイルまたはpovoへの移行(乗り換え)であれば、契約解除料の対象外です。スマイルハート割引が適用されていた回線も対象外です。

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auを解約する前に確認すること
auを解約する前に、以下の項目を確認しましょう。
それぞれの内容を解説します。
端末代金の残額
auの解約前に、端末代金の残額を確認しましょう。解約をしても引き続き端末代金の残高を支払わなければなりません。
解約時に、残額を一括で支払うか、引き続き分割払いで支払うかを選べます。auの残価設定型分割払い「スマホトクするプログラム」を利用した場合も、プログラムを継続できます。
端末代金の残額がいくらあるかを確認し、解約後も滞りなく支払えるように計画を立てましょう。
契約状態、解約事由
契約状態と解約事由も確認しましょう。
端末割引サービスを利用している場合、解約とともに割引サービスも解除されます。支払残額が想定以上に増える可能性があるので、サービスの利用規約を十分に確認してください。
また、支払いを延滞している場合、MNP乗り換えができないことがあります。
また、以下のオプションサービスはauを解約しても自動解約されません。継続を希望しない場合は、オプションの解約も忘れずに行いましょう。
- 故障紛失サポート
- 故障紛失サポート with Cloud
- 故障紛失サポート ワイド with Cloud
- 故障紛失サポート with AppleCare Services
- 故障紛失サポート with AppleCare Services & iCloud ストレージ
- 故障紛失サポート with AppleCare Services & iCloud+
- 故障紛失サポート ワイド with AppleCare Services & iCloud+
SIMロックの有無
SIMロックの有無を確認することも重要です。
auで2021年9月30日以前に発売された端末には、SIMロックがかかっている可能性があります。SIMロックがかかっていると、au回線を利用していない他社に乗り換えた際に通信を利用できません。
以下の手順でSIMロックの状態確認、SIMロックの解除ができます。
- My auにログインする
- 「au / UQ mobileで購入した端末」をタップする
- 赤枠部分の「SIMロック解除可否」の項目を確認する
- 「SIMロック解除可能な端末です。」と表示された場合、記載されている注意事項を確認したうえで手続きを進める
- 「SIMロックがかかっていない端末もしくは、SIMロック解除ができない端末です。」と表示された場合、青枠部分の「機種名」を確認し、④に進む
- au公式サイト「au携帯電話などの対応周波数帯一覧」にアクセスし、③で確認した機種名が記載されているかを確認する
- 機種名の記載がある場合、SIMロックがかかっていないため手続きは必要ありません
- 機種名の記載がない場合、該当端末のSIMロック解除はできません
家族割のグループ
auの家族割のグループも確認しましょう。
家族割を利用している場合、1人が解約すると割引が受けられなくなったり、割引額が減ったりするかもしれません。
auの「家族割プラス」は、家族が2人か3人以上かで割引額が変わります。
たとえば、3人家族で使い放題MAX+ 5Gに契約している場合、家族割プラスによって1人あたり1,210円割り引かれ、合計で月々1,210円×3人=3,630円を節約できます。しかし、3人家族のうち1人がauを解約すると、割引額が1人あたり660円に減り、合計で月々660円×2人=1,320円しか節約できません。
家族割のグループを確認し、解約前後で割引額がいくら変わるか把握しましょう。
適用対象の料金プラン | 家族2人のときの割引額 (1人あたり/月) | 家族3人以上のときの割引額 (1人あたり/月) |
---|---|---|
使い放題MAX+ 5G ALL STARパック 使い放題MAX+ 5G DAZNパック 使い放題MAX+ 5G ドラマ・バラエティパック 使い放題MAX+ 5G Netflixパック(P) 使い放題MAX+ 5G Netflixパック 使い放題MAX+ 5G with Amazonプライム 使い放題MAX+ 5G スマホミニプラン+ 5G 使い放題MAX+ 4G DAZNパック 使い放題MAX+ 4G ドラマ・バラエティパック 使い放題MAX+ 4G Netflixパック(P) 使い放題MAX+ 4G Netflixパック 使い放題MAX+ 4G スマホミニプラン+ 4G | 660円 | 1,210円 |
スマホスタートプランベーシック 5G スマホスタートプランベーシック 4G | 220円 | 550円 |
家族割プラスの詳細を見る 隠す
キャリアメールの利用状況
auを解約すると、キャリアメール(@au.com / @ezweb.ne.jp)が使えなくなります。au解約後もキャリアメールを引き続き使いたい場合は、月額330円(税込)の「auメール持ち運び」オプションへの加入が必要です。
キャリアメールの利用状況を確認し、利用を継続するか解約するか検討しましょう。
MNPを利用する場合の解約方法
MNP(Mobile Number Portability:携帯電話番号ポータビリティ)を利用する場合、オンライン、電話、店舗で解約できます。それぞれの手続き方法を解説します。
オンラインでの手続き方法
「My au」でMNP転出の手続きができます。
以下の手順で操作してください。
- My auにログインする
- トップ画面上部「スマートフォン・携帯電話」→「ご契約内容/手続き」→「お問い合わせ/お手続き」→「MNPご予約」と進んで手続きをする
手続き完了後、申し込んだ携帯電話番号宛てに157からSMSにてMNP予約番号が通知されます。
また、auはMNPワンストップに対応しています。乗り換え先がMNPワンストップに対応していれば、MNP転出の手続きをする必要はありません。
電話での手続き方法
電話でMNP転出手続きをしたい場合は、以下の電話番号が担当です。
電話番号:0077-75470(携帯電話・一般電話共通※無料)
受付時間:9:00~20:00(年中無休)
契約者本人が、MNPの予約をする端末から電話をかける必要があります。また、電話番号の前に「186」を付与して、携帯電話番号を相手に通知して電話してください。
手続き完了後、申し込んだ携帯電話番号宛てに157からSMSにてMNP予約番号が通知されます。
店舗での手続き方法
全国のau Style/auショップでMNP転出手続きができます。
au公式サイト「ショップ検索・来店予約」で最寄りの店舗を探し、予約をしたうえで来店することをおすすめします。
MNPを利用しない場合の解約方法
MNPを利用しない場合、オンラインもしくは店舗で解約できます。電話での解約は利用できません。オンラインと店舗での手続き方法をそれぞれ解説します。
オンラインでの手続き方法
「My au」で解約の手続きができます。
以下の手順で操作してください。
- My auにログインする
- トップ画面上部「スマートフォン・携帯電話」→「ご契約内容/手続き」→「お問い合わせ/お手続き」→「解約のお手続き」と進んで手続きをする
店舗での手続き方法
全国のau Style/auショップで解約手続きができます。
以下の3点を店舗に持参して、手続きしてください。
- 印鑑
- 本人確認書類
- 現在利用中の端末本体
利用できる本人確認書類は以下のとおりです。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- パスポート(日本国旅券)
- 身体障がい者手帳
- 療育手帳
- 精神障がい者保健福祉手帳
- 特別永住者証明書
- 在留カード + 外国発行パスポート
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 住民基本台帳カード + 補助書類
- 健康保険証 + 補助書類
本人確認書類として住民基本台帳カードまたは健康保険証を利用する場合や、本人確認書類に記載されている住所と現在住んでいる住所が異なる場合、補助書類が必要です。補助書類として利用できる書類は以下のとおりです。本人名義かつ、現住所が記載された発行日から3か月以内である書類を準備してください。
- 公共料金領収証(電気・都市ガス・水道など)
- 住民票(本人確認書類が住民基本台帳カードの場合は利用不可)
- 届出避難場所証明書
店舗でスムーズに手続きを済ませられるよう、au公式サイト「ショップ検索・来店予約」で最寄りの店舗を探し、来店予約をしましょう。
auの解約に関するよくある質問
auの解約に関する質問に回答します。
auから乗り換えのおすすめは?
auから乗り換える場合、auのサブブランドであるUQモバイルをおすすめします。auの高品質な通信を安価に利用できることがUQモバイルの魅力です。
auからUQモバイルに乗り換える場合、機種変更をしないのであれば、通常3,850円(税込)の手数料が無料になるのも嬉しいポイントです。
全国のau Style/auショップで申し込めるので、オンライン手続きが不安な人も安心して申し込めるでしょう。
また、au回線ではない他回線への乗り換えは、乗り換えキャンペーンでキャッシュバックやポイント還元といったお得な特典をもらうことができます。
特に乗り換えと同時に端末をキャンペーンで安く買いたい場合は、乗り換えキャンペーンを利用するのがおすすめです。
関連記事:【2025年5月】徹底比較:1番お得な乗り換えキャンペーンを決定!キャリア・格安SIM全11社
auを解約した月の利用料は日割りされる?
解約した月の利用料は日割りされず、満額が請求されます。締め日である月末までauを利用することをおすすめします。
ただし、解約手続きに数日かかる恐れもあるので、数日間の余裕を持って解約手続きをしてください。
auの契約者が亡くなったときに解約する方法は?
以下のいずれかの書類を持参して、au Style/auショップで手続きをしてください。契約者の死亡記載があり、発行から3か月以内の書類が必要です。
- 戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)
- 戸籍抄本(戸籍個人事項証明書)
- 除籍謄本(除籍全部事項証明書)
- 除籍抄本(除籍個人事項証明書)
- 住民票(除票)
上記の書類に死亡記載がない場合は、以下のいずれかの書類も併せて提出します。
- 死亡届(自治体による受理印がある、または右面の死亡診断書に記載があるもの)
- 死亡診断書
- 火葬(埋葬)許可書
- 会葬礼状/新聞のお悔やみ欄(亡くなられた契約者のフルネームが記載されているもの)
- 香典返し(亡くなられた契約者のフルネームが記載されているもの)
- 斎場使用料の領収書(亡くなられた契約者のフルネームが記載されているもの)
まとめ - 解約時に契約解除料がかかるケースがあるので注意しよう
auの解約金の詳細、auを解約する方法を解説しました。
利用実態がなく通常利用ではないとみなされると、auの解約時に990円の手数料がかかります。ただし一般的なスマホの使い方であれば、解約金はかからないので過度な心配は不要です。
MNPを利用する場合はオンライン、電話、店舗のいずれかで、MNPを利用しない場合はオンラインまたは店舗で解約手続きができます。
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