auからpovoに乗り換える手順は?乗り換えるメリットやデメリット、注意点も徹底解説!
📱iPhoneのお得情報
「現在auを使っているけど、毎月のスマホ代をもう少し安くしたい」
「auのオンライン専用プランのpovoってどうなんだろう?」
このように思っている方、多いのではないでしょうか。
povoは、auが提供するオンライン専用プランで、月額基本料0円という破格な料金設定が特徴です。スマホの使い方に合わせて、データ容量やサービスをトッピングしていくのが大きな特徴であり、スマホ代を無駄なくお得にできます。
そんな魅力的なpovoですが、オンライン専用プランということもあり、「乗り換えが難しいのでは?」と感じる方も多いはず。
そこで本記事では、auからpovoに乗り換える手順を徹底解説します。さらに、乗り換え前に気になるデメリット・注意点も解説するので、これからpovoに乗り換えようと考えているauユーザーの方はぜひ参考にしてみてください。
【povoに乗り換えは3ステップ】
auからpovoに乗り換える手順
auからpovoへの乗り換えは、以下の手順で進めていきましょう。
それぞれ詳しく見ていきましょう
手順①事前準備
乗り換え手続きをする前に、事前準備をおこないましょう。
auからpovoは同じ回線間の乗り換えなので、準備も少なくて済みます。
事前準備に必要なものは、クレジットカードもしくはペイディカード情報とご利用端末です。
クレジットカード・ペイディカード
povoでは、支払い方法がクレジットカードもしくはペイディのみとなります。povoで利用できるクレジットカードは以下のとおりです。
- VISA
- MasterCard
- JCB
- American Express
- Diners Club
ご利用端末
povoで利用する端末を用意しましょう。利用できるのは、SIMフリー端末またはSIMロック解除をした端末です。
持っている端末がpovoで対応しているかどうか、povoのホームページで確認しておきましょう。
手順②povo公式サイトにて契約手続き
事前準備が終わったら、povo公式サイトにて契約手続きをおこないます。手続きは以下の手順で進めます。
- povo公式サイトの「お申し込みはこちら」をタップ
- 「auからpovo2.0へ変更」をタップ
- au IDでログイン
- 料金プランの選択
- 注意事項・確認事項への同意
- 申し込み完了
申し込みが完了したら、SIMカードの到着を待ちましょう。
SIM開通手続き
SIMカードが届いたら、開通手続きを進めます。
開通手続きは持っている端末の種類によって異なります。そこでここからは、端末の種類別で開通手続き手順を見ていきましょう。
iPhone
使用端末がiPhoneの場合は、以下の手順で手続きを進めます。
-
SIMカードの有効化を実施
→povoアプリにて「SIMカードを有効化する」をタップ
→「バーコードをスキャンする」をタップ
→SIMカード台紙のバーコードを読み取る -
SIMカード挿入
→SIMカードを利用端末に合わせて切り取り、台紙から取り外す
→利用端末の電源を切り、台紙から取り外したSIMカードを端末に取り付けて電源を入れる -
通信利用設定
→最新のOSへアップデートする -
発信テスト・モバイルデータ通信テスト
→発信テスト用番号(111/通話料無料)に電話をかけ、ガイダンスを最後まで聞いてから電話を切る
→Wi-Fiを切った状態でブラウザを起動し、モバイルデータ通信を使ってWebサイトが閲覧できるかチェックする
Android
使用端末がAndroidの場合は、以下の手順で手続きを進めましょう。
-
SIMカード有効化
→povoアプリにて「SIMカードを有効化する」をタップ
→「バーコードをスキャンする」をタップ
→SIMカード台紙のバーコードを読み取る -
SIMカード挿入
→SIMカードを利用端末に合わせて切り取り、台紙から取り外す
→利用端末の電源を切り、台紙から取り外したSIMカードを端末に取り付けて電源を入れる -
通信利用設定
→端末の「設定」アプリをタップ
→「ネットワークとインターネット」をタップ
→「モバイルネットワーク」をタップ
→「詳細設定」をタップ
→「アクセスポイント名」をタップ
→画面上部にある「+」をタップ
→「名前」をタップして「povo2.0」と入力し、「OK」をタップ
→「APN」をタップして「povo.jp」と入力し、「OK」をタップ
→「APNプロトコル」をタップ
→「IPv4/IPv6」をタップ
→画面右上の3点リーダーをタップして、「保存」を選択
→「povo2.0」の右横の丸をタップ -
発信テスト・モバイルデータ通信テスト
→発信テスト用番号(111/通話料無料)に電話をかけ、ガイダンスを最後まで聞いてから電話を切る
→Wi-Fiを切った状態でブラウザを起動し、モバイルデータ通信を利用してWebサイトが閲覧できるかチェックする
auからpovoに乗り換える6つのデメリット
auからpovoに乗り換えると、以下のようなデメリットがあります。
乗り換え前によく確認しておきましょう。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
手続きはオンラインのみ
auからpovoへの乗り換え手続きは、オンラインのみの対応となっています。
そのほかのサポートもau店舗では受けられないため、今までau店舗でサポートを受けていた方は注意が必要です。
ただし、povoではチャットサポートをおこなっており、何か困ったことがあればしっかりとサポートしてくれるので安心してください。
トッピングの購入が必要になる
povoは、必要なトッピングをカスタマイズしていくプランのため、トッピングの購入が必ず必要になります。月額プランではないため、必要に応じてその都度トッピングの購入が必要です。
月の使用状況に合わせた料金プランにできるのは魅力ではありますが、毎月トッピングを購入する手間はデメリットと言えるでしょう。
また、povoは180日間トッピングを購入しないと利用停止になってしまうので注意が必要です。
家族割やセット割の適用ができない
povoでは、auの家族割やセット割の適用がありません。
そのため、今までauで家族割やセット割が適用されていた方は注意しましょう。特に家族割が適用されていた場合、自分だけでなく、家族割が適用されていた家族のスマホ代も高くなってしまいます。
そこで、家族全員でauを利用して家族割の適用を受けていた場合は、家族全員でpovoに乗り換えるのがおすすめです。
家族割の適用はなくなりますが、月額料金は安くなるため、家族みんなのスマホ代がおさえられるでしょう。
キャリアメールの使用が有料になる
auからpovoに乗り換えたあとも「@ezweb.ne.jp」のキャリアメールを使用したい場合、毎月330円の使用料が発生します。
もしキャリアメールへのこだわりがなければ、Gmailやyahoo!メールなどのフリーメールアドレスの取得がおすすめです。
キャリアメールを引き継がない場合は、乗り換える前にフリーメールアドレスを取得しておきましょう。
一部サービスが使えなくなる
auからpovoに乗り換えると、一部のサービスが使えなくなります。使えなくなるサービスは、以下のとおりです。
-
留守番電話・着信転送
⇒2024年5月20日から提供開始 - iDeCoポイントの還元率がauの通信契約なしと同等
- auのPontaポイントプログラム
- 安心ナビ
- 誕生月に進呈される長期優待Pontaポイント
上記のサービスを利用していた方は、povoに乗り換えると使えなくなるので注意しましょう。
povoでは端末を購入できない
povoでは端末の購入ができません。そのため、auからpovoへの乗り換えと同時に機種変更を考えている方は注意が必要です。
povo契約中に機種変更をしたい場合は、以下の場所で機種を購入できます。
- auオンラインショップ
- Appleストア
- 家電量販店
- au以外のキャリアのオンラインショップ
auオンラインショップで機種を購入する場合、「スマホトクするプログラム」の利用が可能です。
auのスマホトクするプログラムは、機種代金の一部を残価として据え置くことで、毎月の支払い料金を軽減させるサービスです。さらに、25か月目で機種を返却すると、残りの支払い分は不要になります。
povoの回線でもスマホトクするプログラムは適用されるので、乗り換えと同時に機種変更をしたい場合は、ぜひauオンラインショップを利用してみてください。
auからpovoに乗り換える5つのメリット
auからpovoに乗り換えると、以下のようなメリットが得られます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
月額料金が安くなる
毎月のデータ使用量が20GB以下の方は、povoに乗り換えで月額料金が安くなります。
auのプランは、データ無制限プラン以外はかなり割高な設定です。
povoであれば、3GBを990円、20GBを2,700円と、auよりもずっと安い価格で使うことができます。
povoのトッピング料金は、以下になります。
ベースプラン | |
---|---|
基本料金 | 0円 |
データ容量 | 0GB |
通信速度 (容量0GB時) |
最大128kbps |
通話 | 30秒あたり22円 |
トッピング | |
オートチャージ |
990円/回 オートチャージ容量:3GB(30日間) |
データトッピング | データ使い放題 (24時間):330円/回 |
データ使い放題 (7日間×12回分):9,834円/回 | |
1GB追加 (7日間):390円/回 1GB追加 (180日間):1,260円/回 |
|
3GB追加 (30日間):990円/回 | |
20GB追加 (30日間):2,700円/回 | |
60GB追加 (90日間):6,490円/回 | |
120GB追加 (365日間):21,600円/回 | |
150GB追加 (180日間):12,980円/回 | |
300GB追加 (90日間):9,834円/回 300GB追加 (365日間):24,800円/回 |
|
360GB追加(365日間):26,400円/回 | |
コンテンツ トッピング |
DAZN使い放題パック (7日間):1,145円/回 |
【終了】smash.使い放題パック (24時間):220円/回 | |
通話トッピング | 5分以内通話かけ放題:550円/月 |
通話かけ放題:1,650円/月 | |
留守番電話:330円/月 | |
サポート トッピング |
【終了】スマホ故障サポート:830円/月 |
povo2.0公式サイトを見る | |
UQモバイル、au、povo 1.0ユーザーはこちら |
たとえば現在auで「使い放題MAX5G/4G」プランと、「通話定額ライト2(1回5分以内の国内通話かけ放題)」を契約しているとします。
そこでpovoに乗り換えて、データトッピング「20GB」と通話トッピング「5分以内通話」を組み合わせた場合の料金を比較してみましょう。
au | povo | |
---|---|---|
基本料金 | 7,238円 | 0円 |
データ容量 | 使い放題 | データ追加20GB 2,700円 |
通話オプション | 5分以内かけ放題 880円 | 5分以内かけ放題 550円 |
合計 | 8,118円 | 3,250円 |
上記の表から、毎月20GBを使う方ならpovoに乗り換えたほうが圧倒的に安くなることがわかります。
自分好みの料金プランにカスタマイズできる
povoは、自分好みの料金プランにカスタマイズできるのが大きな魅力です。
データトッピングや通話トッピングのほか、コンテンツトッピング、サポートトッピングがあります。
自分のスマホの使い方に合わせて自分だけの料金プランにカスタマイズできるのは、povoならではのメリットでしょう。
毎月のデータ使用量にバラツキがある方でも、povoのトッピングなら無駄がありません。
auの高速回線をそのまま利用できる
povoは、auが提供するオンラインブランドのため、auの高速回線をそのまま利用できます。
キャリアの回線を間借りするMVNOは、料金が安い代わりに通信速度が劣りますが、povoは格安の料金プランと高速通信の両方を提供しています。
au | povo | |
---|---|---|
平均Ping値 | 46.74ms | 46.91ms |
平均ダウンロード速度 | 98.68Mbqs | 107.07Mbqs |
平均アップロード速度 | 16.07Mbqs | 17.42Mbqs |
参考:みんなのネット回線速度(2024年1月時点)
上記の表のとおり、auとpovoはほとんど通信速度に差がないことがわかります。月額料金が安くなるうえにauの高速回線をそのまま利用できるのは、大きなメリットでしょう。
MNP予約番号の取得が必要ない
auからpovoに乗り換えるときは、MNP予約番号の取得は必要ありません。
他社からpovoに乗り換えるときはMNP予約番号が必要ですが、povoはauのオンラインブランドなので、MNP予約番号の取得は必要ないのです。
そのため、auユーザーの方はより気軽にpovoに乗り換えられます。
デザリングの容量制限がない
povoは、デザリングの容量制限がありません。
auのデザリングサービスは合計30GBという上限がありますが、povoはその制限がないため、ポケット型Wi-Fiとしても役立てられます。
auからpovoに乗り換えるベストタイミング
auからpovoに乗り換える場合、以下のタイミングで乗り換えるのがおすすめです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
Pontaポイントを使い切ってから
auユーザーの方は、「au Pontaポイントプログラム」によって、Pontaポイントをお得に貯められるようになっています。au Pontaポイントプログラムの特典は、以下の2つです。
- au PAYの還元率アップ
- 長期優待ポイント
au PAYでは最大5%が還元され、長期優待ポイントでは誕生月に最大1,000ポイントが付与されます。
このプログラムはpovoでは適用外となっており、Pontaポイントを貯めにくくなってしまうため、povoに乗り換えるときはPontaポイントを使い切ってからのタイミングがおすすめです。
データ容量を消費してから
auからpovoに乗り換えるときは、auの料金プランのデータ容量を消費してから乗り換えるのがおすすめです。
中でも、auの料金プラン「使い放題MAX/4G5G」を契約している方は、月の途中でpovoに乗り換えた場合、日割り計算になります。
日割り計算はデータ消費量は関係ないため、ダウンロードが必要なものはダウンロードするなどして、データ容量を消費してから乗り換えたほうがお得です。
こんな人におすすめ!auからpovoへの乗り換えがおすすめな人の特徴
auからpovoへの乗り換えがおすすめなのは、以下のような人です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
スマホの利用料金を安くしたい人
現在auを使っていて、「スマホの利用料金をもっと安くしたい」と感じている方は、povoへの乗り換えがおすすめです。
auの各種割引は適用されなくなりますが、それでも毎月のデータ使用量が20GB以下であれば、povoのほうが圧倒的に料金が安くなるでしょう。
また、今まで使っていたauの高速通信のまま、利用料金だけおさえられます。
毎月のデータ使用量に差がある人
毎月のデータ使用量に差がある人は、povoへの乗り換えがおすすめです。
povoのデータ容量トッピングは、1GB390円/1回(有効期間7日間)~300GB24,800円/回(365日間)まで用意されており、「あまりデータ容量はいらない」という人から、「データ容量は大量に欲しい」という人まで、さまざまな人に対応しています。
データ容量トッピングは月によって変えられるため、毎月のデータ使用量に差があっても、必要な分だけのデータ容量がトッピング可能です。そのため、利用料金も無駄なくおさえられるでしょう。
オンラインでの手続きに抵抗がない人
オンライン手続きに抵抗がない人も、povoへの乗り換えはおすすめです。
povoはオンライン専用プランのため、店舗でのサポートが受けられません。
手続きなどもすべてオンラインでおこないますが、オンラインに抵抗がない人は、スマホ料金をおさえるためにも早めに乗り換えることをおすすめします。
auからpovoに乗り換えるときに利用できるお得なキャンペーン
povoでは、定期的にお得なキャンペーンを実施しています。
トッピングがお得になるキャンペーンや、お得にギガがもらえるキャンペーンなど、トッピングをして料金プランをカスタマイズしていくpovoならではのキャンペーンを定期的に開催中です。
乗り換えで適用されるキャンペーンが実施されていることもあるので、povoへの乗り換え時は、適用できるキャンペーンがないかどうか確認してから乗り換えるとよいでしょう。
関連記事:2024年12月】徹底比較:1番お得な乗り換えキャンペーンを決定!キャリア・格安SIM全11社
auからpovoへの乗り換えでよくある質問
ここからは、auからpovoへの乗り換えに関するよくある質問にお答えしていきます。
auの違約金はかかる?
auからpovoに乗り換える際、auの違約金は一切かかりません。
povoでは契約事務手数料もかからないため、完全に無料でauからpovoへの乗り換えが可能です。
月の途中で乗り換えたときは日割り計算になる?
月の途中でauからpovoに乗り換えた場合、auの利用料金は日割り計算になります。
ただし、料金は日割り計算でも、余ったデータ容量はpovoには引き継げないので注意しましょう。
乗り換え時にSIMロック解除は必要?
auからpovoに乗り換えるときは、SIMロック解除の必要はありません。
ただし、povoのSIMカードの発行は必要になるため、先ほどご紹介した乗り換え手順でpovoのSIMカードを発行しましょう。
auの機種代の残債はどうなる?
auで購入した機種の残債が残っていても、povoへの乗り換えは可能です。povoへ乗り換えたからといって残債が一気に請求がくるのではなく、分割払いのまま支払いの継続ができます。
そのため、機種代の残債が残っていても安心してpovoに乗り換えられるでしょう。
ただし、機種代の残債とpovoの回線料金の支払いをまとめることはできません。今までのau回線の支払い方法で請求が来るため、注意してください。
まとめ
いかがでしたか?
auからpovoに乗り換える手順や、気になるデメリットを解説しました。
povoは、基本料金0円に自分好みのトッピングをして料金プランをカスタマイズしていくことが魅力の格安プランです。
料金プランがカスタマイズできることで、このようなさまざまなスマホのニーズに対応できます。
- 「電話やメールが中心だからデータ容量はあまりいらない」
- 「データ容量はたくさんほしい」
- 「データ通信より電話をたくさんする」
- 「コンテンツを楽しみたい」
そして、povoではauの高速回線を使えるため、快適な通信環境でインターネットを楽しめるでしょう。
auユーザーの方でスマホ料金を安くしたいと思っている方、ぜひpovoで自分好みの料金プランにして、無駄のないスマホライフにしてみてはいかがでしょうか。
おすすめSIM会社
iPhone購入とプラン契約で最大34,000円分ポイント還元。繋がり易くなったRakuten最強プランではデータ使用量に応じて月額料金が変わり、3GBまでならかけ放題で1,078円。
通信品質トップクラス。新プランのコミコミプラン+では、10分かけ放題付で33GB3,278円(税込)でオンライン専用プラン並みの低価格。店舗サポートも魅力。
ドコモ品質で安心。30GBと5分かけ放題で月額2,970円。大盛りオプション利用で月額4,950円で110GBの大容量もおまかせ。海外でも30GBまで利用可能。
通信品質トップクラス。新プラン「シンプル2 S/M/L」では、光回線とのセット割で割引で4GBなら月額1,078円に(税込)。
LINEMO(ラインモ)はソフトバンクのキャリア品質。LINEのデータ消費がカウントフリー(LINEギガフリー)。データ容量使い切ってもLINEの通信速度はそのまま。いまなら、通話オプション(5分)が契約から7か月目まで無料!