楽天モバイルの評判は?メリット・デメリット

格安SIMの中でも高いシェア率である楽天モバイルの契約を検討中の方へ。実際に契約をする前に楽天モバイルのメリット・デメリットを確認してみましょう。
- 楽天モバイルのメリットは、「時間無制限のかけ放題の通話」オプションを提供していることです。
- 携帯での通話を頻繁に行う人には、ありがたい存在なのが楽天モバイルです。
楽天モバイルの特徴
格安SIMの楽天モバイルでは、「SIMカードのタイプ」(通話SIM、SMS機能付きデータ専用SIM、SMS機能なしデータ専用SIM)と「契約データ容量」を自分で組み合わせて契約する”組み合わせプラン”と、通話が込みのプラン”スーパーホーダイ”の2種類が用意されています。
組み合わせプランかスーパーホーダイプランか、どちらが良いのでしょうか。見極めるために、楽天モバイルのそれぞれプランの特徴を紹介します。
楽天モバイル - 組み合わせプラン
- SIMのタイプを3つの中(音声通話SIM、SMS機能付きデータ専用SIM、SMS機能なしデータ専用SIM)から選ぶ。
- 必要なデータ容量を選ぶ
- 通話SIMを選んだ人は、オプションで「楽天でんわかけ放題」「5分かけ放題」を契約するか、オプションを付けずに通話ごとの課金にするかを選ぶ。
通話SIM | データSIM (SMSつき) |
データSIM (SMSなし) |
|
---|---|---|---|
ベーシック プラン |
1,250円 | 645円 | 525円 |
3.1G プラン |
1,600円 | 1,020円 | 900円 |
5GB | 2,150円 | 1,570円 | 1,450円 |
10GB | 2,960円 | 2,380円 | 2,260円 |
20GB | 4,750円 | 4,170円 | 4,050円 |
30GB | 6,150円 | 5,520円 | 5,450円 |
通話SIMを選んだ場合に限り、通話のオプションとして以下の3つの選択肢があります。必要に応じて選びます。
通話 オプション名 |
月額料金(税抜) | オプション内容 |
---|---|---|
楽天でんわ かけ放題 |
2,380円 |
|
5分かけ放題 | 850円 |
|
通話の都度加算 | 0円 |
20円/30秒 |
楽天モバイル - スーパーホーダイ
スーパーホーダイのプランは、SIMカードの種類は選ぶことはできません。つまり必ず通話(携帯番号)のついている「通話付きのSIMカード」というわけです。
また、データ容量に関しても、2GBのプランS、6GBのプランM、14GBのプランLの3つ選択肢の中から選び形式となっており、”組み合わせプラン”ほど細かくギガを選ぶことはできません。
加えて、楽天モバイルのスーパーホーダイのプランには、「5分以内の通話が何度でもかけ放題」が基本料金の中に含まれているのも”組み合わせプラン”との違いです。
「楽天でんわかけ放題」は、スーパーホーダイには追加できない。 スーパーホーダイには1回あたりの通話時間の制限のない「楽天でんわかけ放題」をオプションで加えることができません。一回の通話時間の長い人で「楽天でんわかけ放題」を付けたい人は、楽天モバイル"組み合わせプラン"を選ぶ必要がります。
プランS | プランM | プランL | |
---|---|---|---|
月額料金 | 1980円 | 2980円 | 4980円 |
データ通信 | 2GB/月 | 6GB/月 | 14GB/月 |
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通話 |
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楽天モバイルのメリット
知名度がある、格安SIMのシェアも高い
楽天モバイルと言えば、楽天ショッピングを始め、名前を知らない人はいないといっても過言ではないほどすでに知名度があります。格安SIMの中でもシェアが高めです。
もちろん、知名度やシェアがあればなにもかもいい、というほどものごとは単純ではありませんが、誰も知っているブランドというのは安心材料の1つになります。
また、楽天モバイルであれば、楽天ポイントで支払いもできますから、楽天でなんでも買い物をするという人にとっては便利です。
時間無制限の通話し放題のオプションがある
多くの格安SIMでは、時間が無制限の通話し放題のオプションがそもそも提供のないことがほとんどです。一方、楽天モバイルの場合は、1回あたりの通話に制限のない完全なかけ放題をオプションとして提供しています。
LINEなどでのアプリ経由ではなく、携帯での通話が必要という方はまだまだいるでしょう。そんな方にとっては、楽天モバイルのこのオプションは非常に大きなメリットと言えます。
楽天以外では、Y!mobile(ワイモバイル)が無制限の通話オプションを提供していますので、携帯通話の重要性の高い方は、この2社、楽天モバイルとY!mobileを比較して選んでみても良いのではないでしょうか。
楽天モバイルのデメリット
選べるデータ容量の選択肢が少ない
楽天モバイルの場合、選べるデータ容量が3.1GB、5GB、10GB、20GB、30GBと5種類しかありません。スーパーホーダイでは3タイプのみです。
データ容量がよりフレキシブルに選べる格安SIMカードをお探しの場合には、例えばエキサイトモバイルやDTI SIMなどをチェックすることをおすすめします。
10分かけ放題のオプションがない
楽天モバイルでは、「時間無制限の電話かけ放題のプラン」と「5分まで何回でもかけ放題」の2種類のオプションが提供されていますが、「10分まで何回かけてもかけ放題のプラン」がありません。
5分だと足りない、もしくはちょっと少ないようで頼りないけれど時間無制限のかけ放題プランをつけるほど電話はしない、という人には、この2つしか選択肢がないのは楽天モバイルのデメリットとなりかもしれませんね。
楽天モバイルに切り替えたらスマホ代は安くなる?
楽天モバイルでは、基本料金がなく、つまり0円ですが、オプションでつける「楽天でんわかけ放題」がドコモのカケホーダイの基本料金に該当すると考えても良いでしょう。
このようにして比較してみましょう。そうすると、楽天モバイルは自動更新プランではないにも関わらず、ドコモより料金が安いことが分かります。
データ容量も比べてみます。データ容量別の料金に関しても、ドコモでは3GBの選択肢のないものの、それ以外のGBでは楽天モバイルの方がすべて安く設定がされています。
この2つの料金の比較表から明らかなように、ドコモに代表されるような大手キャリアよりも楽天モバイルの方が料金が安くなることが分かります。
楽天モバイルの公式サイト はこちらからご確認いただけます。
楽天モバイルの公式サイト はこちらからご確認いただけます。