mineo(マイネオ)のデータ無制限プラン「マイそく」を徹底解説!実際に使った正直な感想も紹介

mineo(マイネオ)のユニークなデータ無制限プラン「マイそく」とは?
格安SIMのmineo(マイネオ)では「マイそく」という、最大通信速度で料金が変わるデータ無制限プランを提供しています。
「マイそく」とは、平日の月曜から金曜の12時から13時の時間帯に通信速度が制限される代わりに、データが使い放題になるというサービスです。
基本データ容量はなく、「スタンダード(最大1.5Mbps)」、「プレミアム(最大5Mpbs)」、「ライト(最大300Kbps)」そして2023年に発表された「スーパーライト(最大32Kbps)」の4つの通信速度から選び、データ無制限で利用できるシステムになっています。
例えば平日月曜から金曜の12〜13時以外の通信速度が、最大通信速度1.5Mbpsでデータ使い放題の「スタンダード」は月額990円(税込)と驚きの安さで利用できます。
デュアルタイプ (音声+データ通信) | シングルタイプ (データ通信のみ) | |
---|---|---|
スーパーライト (最大32kbps) | 250円 | - |
ライト (最大300kbps) | 660円 | |
スタンダード (最大1.5Mbps) | 990円 | |
プレミアム (最大5Mbps) | 2,200円 | |
24時間データ使い放題オプション | 330円/回 (※3日10GB制限のカウント対象外。月~金曜日の12~13時も速度制限なし) | |
通話オプション | 10分かけ放題:550円/月 24時間かけ放題:1,210円/月 |
月曜~金曜の12時台は最大32kbps(プレミアムのみ最大200kbps)
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快適な高速通信が可能なプランから、ほとんどインターネットが利用できないプランまで幅広いため、「どうやって使えば良いの?」という疑問が多く寄せられています。
この記事では、それぞれの特徴を紹介しながらプランの選び方を詳しく案内していきます。
mineoは「マイそく」と「マイピタ」プランがあります。【6/3まで】マイピタプランが最大6か月間はどのプランでも月額990円になるお得なキャンペーンを実施中!
「マイそく」プランの選び方
まずは「マイそく」のプランを決める際の最大のポイントである通信速度から見ていきましょう。
利用目的 | ダウンロード | アップロード |
---|---|---|
サイトの閲覧 | 1Mbps | - |
LINEやメールの送受信 | 128Kbps~1Mbps | 1Mbps |
YouTubeの標準画質閲覧 | 1.1Mbps | - |
YouTubeのHD画質閲覧 | 5Mbps | - |
Zoomのオンライン会議 | 3Mbps | 3Mbps |
オンラインゲーム | 20~100Mbps以上 | 30Mbps以上 |
NetflixのUHD画質閲覧 | 25Mbps以上 | - |
HuluのHD画質閲覧 | 6Mbps以上 | - |
写真をSNSにアップ | - | 3Mbps以上 |
動画をSNSにアップ | - | 10Mbps以上 |
YouTubeでの生配信 | - | 10Mbps以上 |
基準としては、インターネット検索や音楽鑑賞など、通常の利用だと1.5Mpbs(「スタンダード」プラン)でだいたい事足りるという印象です。一方で、データのアップロードやOSの更新などは5Mbps(「プレミアム」プラン)程度は必要というところです。
300Kbps(「ライト」プラン)だと、テキストだけのメッセージのやり取りやネットラジオくらいが限度となります。
では、問題の32Kbps(「スーパーライト」プラン)はどうでしょうか?これも少し時間がかかりますが、何とかテキストメッセージができる…というレベルでほぼ使い物になりません。
つまり、「ほとんどインターネットを利用しないけどバックアップSIMが必要」という方におすすめのプランとなっています。昨今の通信障害を考慮して、デュアルSIMを選択する人が増えています。回線がドコモ、au、ソフトバンクの3つから選べるため、ご利用のものと違う回線を選ぶことで緊急時の通話用として試用することが可能です。
- 「マイそく」プラン選び方のまとめ
- スーパーライト(最大32Kbps):サブ回線として緊急時に通話機能が使えればOK
- スタンダード(最大1.5Mbps):通信品質のはこだわらないけどインターネット検索や音楽鑑賞などがそこそこできればOK
- プレミアム(最大5Mbps):データアップロードやOSの更新などがサクサクできる速度がほしい
- ライト(最大300Kbps):スマホのインターネット利用はほぼなくテキストでのメッセージ送信ができれば良い
mineoが出しているこの最大速度とは、ベストエフォートのことをさすため、混雑時などにも通信が一時的に遅くなるなど、不安定なこともあるということが前提です。
残念ながら、「通信の安定性は絶対!」という方にはおすすめできないプランとなっているため、その場合はUQモバイルやlinemoがおすすめです。
「マイそく」の「スーパーライト」プラン
「マイそく」の「スーパーライト」プラン 音声通話付き=250円(税込):通信速度最大32Kbps
「スーパーライト」は通信速度最大32Kbpsしかでません。
上記でも説明したように、最大32Kbpsだと「テキストメッセージの送受信もやっと…」という速度のため、ほぼインターネットは使い物になりません。
セレクトラのおすすめの使い方は2つです。1つはデュアルSIMでサブ回線として緊急時に通話機能のみ利用する方法です。最近、大手通信会社で次々と通信障害があり、ひどいものでは数日にわたって通信が利用できないというケースもありました。mineoではドコモ、ソフトバンク、auの3つから回線を選択できるため、メイン回線とは違うものを選ぶことで、リスクを回避することができます。
また、もうひとつの使い方としては「スマホ利用は通話のみ」という方におすすめです。mineoはかけ放題が安いことでも定評があります。「マイそく」の「スーパーライト」は月額250円とかなり低価格となっているため、24時間かけ放題を付けた場合でも月額1,460円~とお得に利用できるため通話メインとしての使い方にも最適です。
「マイそく」の「ライト」プラン
「マイそく」の「ライト」プラン データ無制限+音声通話付き=660円(税込):通信速度最大300Kbps
「ライト」プランの通信速度最大300Kbpsは、SMSやLINEアプリでのテキストメッセージの送受信は問題なく利用できます。
普段から「家族や友人に最低限必要事項をテキストで知らせるくらいしかスマホは利用していない…」という方におすすめです。
一般的な格安SIMだと、小容量帯と呼ばれる3GB程度だと安くても1,000円前後となってきます。インターネット利用をしない場合は、月額660円で賢い運用がおすすめです。
「マイそく」の「スタンダード」プラン
「マイそく」の「スタンダード」プラン データ無制限+音声通話付き=990円(税込):通信速度最大1.5Mbps
コスパが良く、よりお得にスマホを使いたいという方におすすめです。
平日の月曜から金曜の12時〜13時の間は、通信速度が最大32kbpsに制限されますが、それ以外の時間は最大1.5Mbpsです。
通信速度1.5Mbpsでは、動画視聴からストリーミングの音楽まで、スマホで利用するほとんどのサービスを問題なく利用することができます。
通信速度が32kbpsに制限されると、正直、webの閲覧や地図の利用もかなり使いにくい速度になります。基本的にメールやSMSのみの利用だと理解しておくと良いでしょう。
通話に関しては、080/090から始まる番号への電話は、この時間帯でも問題なく利用できます。
しかし、この1時間の間だけwifiに繋げられる環境さえあれば、スマホの利用には特に支障はありません。
この1時間さえ我慢すれば、他の時間は問題なく通信速度1.5Mbpsで快適に利用することが可能です。
「マイそく」の「プレミアム」プラン
「マイそく」の「プレミアム」プラン データ無制限+音声通話付き=2,200円(税込):通信速度最大5.0Mbps
より快適にネットや動画を楽しみたいという人におすすめです。
ただし平日月曜から金曜の12〜13時の間は、通信速度が最大200kbpsに制限されます。スタンダード、ライト、スーパーライトよりも制限時の速度が上がっているため、LINEやスマホ決済には利用ができます。
この場合も、この1時間の間だけwifiに繋げられれば、問題なく快適にスマホを利用できます。
それ以外の時間は、通信速度最大3.0Mbpsという「スタンダード」よりも2倍速い通信速度で、非常に快適に利用できるのが特徴です。
平日の12〜13時の間さえ少し我慢すれば、あとは月額2,200円(税込)でいつでもデータ無制限で利用ができるのはとてもお得ですね。
「マイそく」の2つの注意点
3日間で10GB以上利用すると速度制限されてしまう
「スタンダード」と「プレミアム」の両方で気を付けないといけないことが一つあります。
それは、混雑を回避するために、3日間で利用出来るデータ容量を10GBに制限されることです。
制限された後の通信速度は、32kbpsになります。これは、12〜13時の通信速度と同じになるので、メールやSMSのみ利用できる状態です。
一見とても不便に感じるかも知れませんが、3日間で10GBならほとんどの場合問題なくスマホを利用できます。
10GBでできることを見てみましょう。

- 10GBでできること
- Webサイト観覧:約30,000ページ
- 音楽ストリーミング:約115時間
- 動画再生(標準画質):約20時間
- データ通信:約15時間(通信速度1.5Mbps)
です。3日間では十分な量ですね。この点に関しては、スマホ利用の快適さを心配する必要はなさそうです。
平日お昼ちょっと快適に使いたいだけでも「24時間データ使い放題」が必要
「マイそく」は一時的に平日12~13時に速度制限がかかるのが特徴です。
このサービスの注意点は、「平日12~13時のみ快適に使いたい」という場合では、「24時間データ使い放題」オプションを選択する必要があります。
「24時間データ使い放題」オプションを使うことによって、ベース速度が一気に上がり、マイピタの速度と同等になります。このオプションを利用すれば、3日間10GB以上利用した場合の速度制限も解除されます。
この「24時間データ使い放題」オプションは、1回198円でその名の通り24時間のみ有効です。
「毎日の12~13時の速度制限だけ解除したい…」という人に向けたオプションサービスがあったらより便利なので、「マイそく」の惜しいポイントです。
「マイそく」に付けられるオプション
24時間データ使い放題(198円/回)
「24時間データ使い放題」は、通信速度制限なしで24時間データ通信を使い放題のオプションで、マイそく契約者のみ利用できます。月~金曜日の12~13時の通信制限や、3日間で10GB以上のデータ通信をした際の通信制限は適用されません。マイピタと同程度の速度で快適にインターネットを楽しめます。
夜間フリー(月額990円)
「夜間フリー」は、毎日22:30~7:30に、マイピタと同程度の速度でデータ通信が使い放題になるオプションです。3日間で10GB以上のデータ通信をした際の通信制限が適用されないので、夜型の人は快適に利用できるでしょう。
なお、「マイそく」で夜間フリーを利用できるのは「スタンダード」と「プレミアム」のみです。
通話オプション
音声通話を多く利用する人向けに、月額550円(税込)の「10分かけ放題」、月額1,210円(税込)の「時間無制限かけ放題」といったオプションも用意されています。
マイそく実体験レビュー - 実際に利用して満足な点と不満な点は?
筆者はマイそく(スタンダード)を3年利用していました。マイそくの正直レビューをお伝えします!
実際にマイそくを利用して満足している点
通信速度は不便なし
最大1.5Mbpsという通信速度でも、問題なくSNSやWebページなどを閲覧できることに満足しています。また、YouTube動画も画質にこだわらなければ快適に楽しめます。私の場合、中画質(360p)で早送りや巻き戻しはスムーズにできませんでしたが、十分視聴できました。
データ残量を気にしなくていいので快適
月々のデータ通信容量の残りを気にせずインターネットを利用できることもうれしい点です。旅行先でどれだけデータ通信を使っても月額990円(税込)で済むので非常に助かりました。
ただし3日間の利用制限には注意
3日間で10GB以上のデータ通信をすると通信速度が最大32kbpsに制限されるので、高画質動画やオンラインゲームを長時間に渡って楽しむことは難しいでしょう。
実際にマイそくを利用して不満だった点
お昼休みはスマホ決済もできない
お昼休みの時間帯に基本的に通信がつながらないことにストレスを感じました。
制限時には、PayPayのような決済アプリにインターネットがつながらないことがほとんどです。PayPayの場合、通信がつながらなくてもオフラインモードで支払えますが、オフラインモードの利用金額や利用回数に上限があるので、多用はできません。
通信制限を解除する方法がないのが不便
「マイピタ」プランのようにデータ通信容量を追加で購入したりフリータンクでゆずってもらったりできないことも不便に感じました。通信速度が遅いときは、回復するまで待つほかありません。速度制限時にどうしても地図アプリを使いたいときやLINE通話をしたいときなどに困ることがありました。
マイそくプランは「24時間データ使い放題」オプション(198円/回)もありますが、お昼に少しだけ使いたいときは割高に感じますね・・・。
平日お昼にスマホを使うならマイピタの方がおすすめ
平日昼時間の速度制限が気にならない方には、ぜひ「マイそくスタンダード」がおすすめです。しかし、お昼もスマホを使いたいのであれば、「マイピタ」の方がストレスを感じないでしょう。
「マイそく」と「マイピタ」の違い
mineoの従来のプラン「マイピタ」と「マイそく」プランを比較してみましょう。
「マイピタ」は利用できるデータ容量が決まっており、それによって値段が変わるいわゆる一般的な料金プランです。
それに対して、「マイそく」は、利用できる容量が無制限で、通信速度の速さによって値段が変わります。
通信混雑時にはマイピタ契約者の方が優先されることになりますが、やはり新プラン「マイそく」のデータ通信量無制限というのは、とてもお得に感じますね。
「マイそく」の「スーパーライト」をサブ回線としたデュアルSIM組み合わせおすすめ
デュアルSIMとは、簡単に言い換えると「SIM2枚運用」です。
デュアルSIMの機能を利用すれば、2枚のSIMを1台のスマホに挿入して2つの電話番号や料金プランを利用できます。
実は、格安SIMの組み合わせ次第で、価格を抑えながらしっかりデータの大容量通信ができたりと便利な使い方ができるんです。
用途に特化した「データ専用」と「通話専用」の2枚のプラン(SIM)を契約して、月額料金を抑えることができる仕組みとも言えます。
今回は、「マイそく」の「スーパーライト」をバックアップSIMとして、デュアルSIMを月額2,000円以下でお得に運用できるおすすめの方法をご紹介します。
- 月額2,000円以下!「マイそく」の「スーパーライト」をサブ回線としたデュアルSIM組み合わせおすすめ
- メイン回線がLINEMO「ベストプラン(3GB以下)」(ソフトバンク回線):
月額990円+月額250円=月額1,240円 - メイン回線がUQモバイル「トクトクプラン2(5GB以下)」(au回線):
月額1,628円(自宅セット割 + au PAY カードお支払い割適用時)+月額250円=月額1,878円 - メイン回線がワイモバイル「シンプルS(3GB)」(ソフトバンク回線):
月額990円(家族割2回線~適用時)+月額250円=月額1,240円 - メイン回線が楽天モバイル「Rakuten最強プラン(3GB未満)」(楽天モバイル回線):
月額1,078円+月額250円=月額1,328円
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関連記事: 【2025年8月】mineo(マイネオ)最新キャンペーンまとめ-端末購入、MNP乗り換えに使えるキャンペーンはある?
結論:「マイそく」がおすすめなのはどんな人?
とってもお得なmineoの新プラン「マイそく」はライフスタイルによって様々な利用方法があります。。
データを沢山使いたい場合、最低限しか使わない場合、データ利用はないけど通話用のSIMを作りたい…などなど、「マイそく」は全てのニーズに答える優秀なプランとなっています。
そんな新プラン「マイそく」ですが、こんな人におすすめになります。
- 「マイそく」がおすすめな人
- お昼にスマホをあまり使わない人
- 自宅・仕事場で昼にWifiを使える環境がある人
- 自宅の通信回線のコストを抑えたい人
- 緊急時用のバックアップSIMを持っておきたい人
- 通話かけ放題だけ安く使えるSIMがほしい人
平日の12〜13時の間に、得にスマホを使わなくても大丈夫であったり、Wi-Fiを使える環境が整っていれば、通信速度が制限されても問題はないでしょう。
また、「スーパーライト」プランが新たにできたことで、バックアップ用のSIMとしての活用など選択の幅が広がりました。
「とにかく無制限を安く使いたい!」という場合には、是非「マイそく」の自分に合ったプランを探してみましょう。
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