ワイモバイルの家族割 - 申し込みの適用条件は?他社の家族割との比較で本当にお得かを徹底検証
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家族で同じ携帯会社を利用すると割引が入る「家族割」。格安SIMは家族割を提供しているところが少ないですが、その中でもワイモバイルは「家族割引サービス」を提供しています。
ワイモバイルの家族割引サービスのポイントは次の3点です。
- 2回線目以降から550円~1,100円/月割引
- 9回線までOK
- 同居していなくてもOK
本記事では、そんなワイモバイルの家族割引サービスの概要から条件、注意点まで徹底解説します!
ワイモバイルの家族割引サービスの概要
Y! mobile(以下ワイモバイルと記述)の「家族割引サービス」は、家族でワイモバイルを利用すると、2回線目以降から550円~1,100円/月の割引を受けられるものです。最大9回線まで割引が適用されます。
ワイモバイルの家族割引サービスの適用条件
ワイモバイルの家族割引サービスの適用条件は、次の3点です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ワイモバイルの指定料金プランを契約すること
ワイモバイルの家族割引サービスを適用するには、指定の料金プランを契約する必要があります。
現在ワイモバイルで申し込み可能な料金プランは、シンプル2 S/M/LとPocket WiFiプラン2(ベーシック)のみです。
それ以外のプランは新規受付終了となっていますが、すでに契約済みの方は継続して利用することができます。
主回線 |
|
---|---|
副回線 (2回線目以降) |
【1,100円割引】 ・シンプル2 S/M/L 【1,188円割引】 ・シンプル S/M/L 【550円割引】 ・スマホベーシックプラン ・Pocket WiFiプラン2(ベーシック) ・データベーシックプランL |
家族であることを証明する確認書類(原本)が必要
家族割引サービスの適用は、血縁関係や婚姻関係にあるご家族、または同一住所のご契約者様であることが条件です。
血縁関係や婚姻関係にあるご家族の場合、同居しているご家族はもちろん、離れて暮らすご家族も対象となります。
また、同一住所のご契約者様の場合は、別姓でも家族割引サービスが適用されます。そのため、友人や恋人でも同一住所なら家族割引サービスの適用が可能です。
家族確認書類
家族割引サービスを適用するにあたって、以下の家族確認書類が必要です。
対象者 | 確認書類(原本) |
---|---|
同居の家族・親戚 | 同一住所または同姓であることが確認できる、契約者それぞれの本人確認書類 |
別住所の家族・親戚 |
|
生計を共にするパートナー(別性) | 同一住所であることが分かる契約者それぞれの本人確認書類 |
本人確認書類とは以下のものを指します。
- 運転免許証
- 日本国パスポート
- マイナンバーカード
- 身体障害者手帳/療育手帳/精神障害者手帳
健康保険証/住民基本台帳カードを確認書類として用いたい場合は、以下の補助書類も合わせて提出する必要があります。
- 住民票記載事項証明書(原本)
- 電気/ガス/水道/NHK受信料など、公共料金の領収書
-
官公庁発行の印刷物
(いずれも3ヵ月以内に発行されたもの)
他の一部割引サービスと併用できない
ワイモバイルの家族割引サービスは、他の一部割引サービスと併用できない場合があります。
家族割引サービスとの併用ができない割引サービスは以下のとおりです。
- おうち割 光セット(A)
- おうち割 光セット(A)申込特典
- Wi-Fiセット割
- 光おトク割
- もう一台無料キャンペーン
- イーモバイルセット割
- タブレット割引(スタートキャンペーン向け)
中でも、おうち割光セット(A)はワイモバイルの中でも人気の割引サービスのため、利用している方やこれから利用を検討している方も多いでしょう。
おうち割光セットは、SoftBank光またはSoftBankAirのネット回線とワイモバイルをセットで利用すると、月額基本料が1,100円/月~1,650円/月割引になるサービスです。
家族割引サービスは2回線目以降が割引になりますが、おうち割光セットは1回線目から割引が入ります。
そのため、家族割引サービスとおうち割光セットのどちらか悩んでいる方は、おうち割光セットのほうが安くなるのでおすすめです。
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ワイモバイルの家族割引サービスを適用するとどのくらい安くなる?
ワイモバイルの家族割引サービスを適用すると、どのくらい安くなるのでしょうか?
祖父母、息子夫婦、孫2人の6人家族でワイモバイルのシンプル2 Sプランを利用しているとします。
シンプル2 Sプランの場合、2回線目以降の5回線がそれぞれ1,100円/月割引になるため、家族みんなで毎月5,500円の割引が入ります。年間にするとなんと66,000円もの割引額です!
家族人数による月額割引額を以下の表にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
家族人数 | 月額割引額(※「シンプル2 S/M/L」加入時) |
---|---|
2人 | 1,100円 |
3人 | 2,200円 |
4人 | 3,300円 |
5人 | 4,400円 |
6人 | 5,500円 |
7人 | 6,600円 |
8人 | 7,700円 |
9人 | 8,800円 |
ワイモバイルとUQモバイルの家族割比較
では、格安SIMの中でも人気の高いUQモバイルの家族セット割と比較してみましょう。
UQモバイルでは、「ミニミニプラン」と「トクトクプラン」に家族セット割を適用することができます。
ワイモバイル | UQモバイル | |
---|---|---|
割引対象 | 主回線を除く9回線まで | 主回線を含め10回線まで |
1回線ごとの割引額 | 1,100円/月 (シンプル2 S/M/L) |
550円/月 (ミニミニ/トクトクプラン) |
年間最大割引額 | 105,600円 | 66,000円 |
UQモバイルは毎月の割引額が550円のため、ワイモバイルのほうが割引額が大きくなります。ただしUQモバイルは主回線から割引が適用されます。
では実際に、ワイモバイルのシンプル2 Sプラン(基本料金2,365円)と、UQモバイルのミニミニプラン(基本料金2,365円)で家族割引サービスと家族セット割を適用した場合を比較してみましょう。
家族人数 |
ワイモバイル「シンプル2 Sプラン」 月額料金総額 ()内は割引総額 |
UQモバイル「ミニミニプラン」 月額料金総額 ()内は割引総額 |
---|---|---|
2人 |
3,630円 (-1,100円) |
3,630円 (-1,100円) |
3人 |
4,895円 (-2,200円) |
5,445円 (-1,650円) |
4人 |
6,160円 (-3,300円) |
7,260円 (-2,200円) |
5人 |
7,425円 (-4,400円) |
9,075円 (-2,750円) |
6人 |
8,690円 (-5,500円) |
10,890円 (-3,300円) |
7人 |
9,955円 (-6,600円) |
12,705円 (-3,850円) |
8人 |
11,220円 (-7,700円) |
14,520円 (-4,400円) |
9人 |
12,485円 (-8,800円) |
16,335円 (-4,950円) |
10人 |
14,850円 (-8,800円) |
18,150円 (-5,500円) |
ワイモバイルの家族割引サービスとUQモバイルの家族割セットを比較すると、2回線目までは同じ料金ですが、3回線目以降はワイモバイルのほうが安くなります。
そのため、家族みんなでスマホを安くしたいという方はワイモバイルがおすすめです。
関連記事:徹底比較:Y!mobile(ワイモバイル)vs UQモバイル、どちらがおすすめ?
ワイモバイルとmineoの家族割比較
安さと充実のサービスで人気のあるmineo(マイネオ)。実はmineoにも家族割引があります。
mineoの家族割引は、回線ごとに55円割引、デュアルタイプの3回線目以降であれば165円割引となります。離れて暮らす家族や、別性の家族も対象です。
割引対象 | 主回線を除く9回線まで | 主回線を含め5回線まで |
---|---|---|
1回線ごとの割引額 | 1,100円/月 |
55円/月 3回線目以降は165円/月 |
年間最大割引額 | 105,600円 | 7,260円 |
割引額の高いワイモバイルのほうが圧倒的にお得なことがわかります。
では実際に、ワイモバイルのシンプル2 Sプラン(基本料金2,365円/月)とmineoのデュアルタイプ5GB(基本料金1,518円/月)で家族割引サービスを適用する場合を比較してみましょう。
家族人数 |
ワイモバイル「シンプル2 Sプラン」 月額料金総額 ()内は割引総額 |
mineo「マイピタデュアルタイプ5GB」 基本月額料金総額 ()内は割引総額 |
---|---|---|
2人 |
3,630円 (-1,100円) |
2,926円 (-110円) |
3人 |
4,895円 (-2,200円) |
4,429円 (-275円) |
4人 |
6,160円 (-3,300円) |
5,632円 (-440円) |
5人 |
7,425円 (-4,400円) |
6,985円 (-605円) |
6人 |
8,690円 (-5,500円) |
8,503円 (-605円) |
7人 |
9,955円 (-6,600円) |
10,021円 (-605円) |
8人 |
11,220円 (-7,700円) |
11,539円 (-605円) |
9人 |
12,485円 (-8,800円) |
13,057円 (-605円) |
割引総額は、ワイモバイルのほうが非常に大きくなります。ただし、もともとのプラン料金が違うので、6人以下の場合はmineoのほうが安くなります。
家族の人数が多ければ多いほどワイモバイルのほうがお得です。
「mineoも気になる!」という方は、下記の記事から実際のサービスや評価を参考にしてみてください。
関連記事:mineo(マイネオ)の評判・口コミは?速度やデメリットも徹底調査
ワイモバイル家族割引サービスの注意点
ワイモバイルの家族割引サービスを利用する上で、次の2点に注意が必要です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
主回線を解約すると自動的に家族割引サービス適用終了となる
主回線の契約を解約してしまうと、自動的に家族割引サービスの適用が終了となり、2回線目以降の割引が入らなくなります。
もし主回線を解約しても副回線で家族割引サービスを継続したい場合は、主回線解約後、副回線のいずれかを主回線に変更してから再度家族割引サービスに申し込みましょう。
ワイモバイルとソフトバンク間での家族割は適用されない
ソフトバンク直営のワイモバイルですが、ソフトバンクでも「新みんな家族割」を提供しています。
しかし、ワイモバイルの家族割引サービスとは別物となり、ワイモバイルとソフトバンク間での家族割は適用されないので注意しましょう。
まとめ:家族でスマホをお得にするならワイモバイル!
家族割がある格安SIMが少ない中、ワイモバイルの家族割引サービスは年間最大114,048円割引と非常にお得です。
他社と比べても1回線ごとの割引額が大きいため、家族の人数が多ければ多いほどお得になります。同居家族でなくても家族割引サービスが適用されるのも嬉しいポイント。
家族みんなでスマホ代を安く抑えたいという方、ぜひワイモバイルの家族割引サービスを利用してみてはいかがでしょうか?
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