楽天モバイル vs Y!mobile(ワイモバイル)はどちらがお得?

楽天モバイル vs Y!mobile(ワイモバイル)はどちらがお得?
楽天モバイル vs Y!mobile(ワイモバイル)はどちらがお得?

ドコモ、au、ソフトバンクといった大手から、楽天モバイルやY!mobile(ワイモバイル)に乗り換えて通信費削減をしたいけれど、どちらにすればよいか悩みますよね。本記事では、楽天モバイルとY!mobileとを様々な角度から比較し、どちらを選べばよいか考えるのをお助けいたします。

どちらも大手よりお得で安定した高速通信

楽天モバイルとY!mobile(ワイモバイル)の両方に共通した特徴は、

  1. どちらも大手よりも比較的安い値段で、
  2. 格安SIMサービスよりも安定して高速通信を提供している

という点にあります。

一般に、スマートフォンの通信サービスは、

  • 安定した高速通信だけれど割高か、
  • 格安だけれども混雑時には低速になりがち

というトレードオフの構造があります。

ドコモ、au、ソフトバンクといった大手の会社は、自社の通信回線をもっており、そのため安定した高速通信を提供することができます(このような通信会社を「キャリア」と言います)。しかし、こうした大手の提供するサービスは様々な要因から高くなりがちです。

これに対して、格安SIMサービスは、こうした大手の回線を間借りすることにより格安サービスを提供していますが、間借りであるため回線が混雑しているときには通信速度が遅くなってしまうのが気になってしまうかもしれません。(詳細:「格安SIMとは?」

楽天モバイルとY!mobileはこの両極端の状況を次のような方法で解決しています。

独自の回線を利用したRakuten UN-LIMIT

楽天モバイルは、以前はauの回線を間借りする形で格安SIMサービスを展開してきましたが。しかし、2020年4月8日より、ドコモ、au、ソフトバンクに続く第4のキャリアとして新サービスRakuten UN-LIMITを開始しました。

これにより、楽天モバイルは自社の回線を使用できるため、安定して高速通信サービスを提供することができるようになりました。

ソフトバンクのサブブランド、Y!mobile

他方、Y!mobileは大手キャリアであるソフトバンクのサブブランドとして格安SIMサービスを提供しています。

このメリットは、ソフトバンクのサブブランドとして、Y!mobileは自社回線を使用して高速・安定通信を提供しつつも、大手キャリアよりも価格を抑えられることにあります。

これはサブブランドとしての格安SIMサービスの特徴と言えます。

上述したように、大手の回線を間借りしている場合には、混雑時の通信が低速になってしまいがちですが、Y!mobileは自社回線を使用しているため、混雑時でも通信が安定しているのです。

  • まとめ:楽天モバイルとY!mobile(ワイモバイル)の共通点
  • 楽天モバイルはキャリア、Y!mobileはサブブランドとして自社回線を使用
  • 楽天モバイルY!mobile3大キャリアよりお得な値段で安定した高速通信サービスを提供

楽天モバイルとY!mobileの料金プラン・サービス内容

まずは楽天モバイルとY!mobile(ワイモバイル)の料金プランを比べてみましょう。

 
  Rakuten UN-LIMIT

スマホベーシックプラン

月額 2,980円(税別) S:2,680円(税別)/月
M:3,680円(税別)/月
R:4,680円(税別)/月
通信容量 楽天回線対象エリア:無制限
パートナー回線エリア:5GB/月
S:3GB/月
M:10GB/月
R:14GB/月
国内通話 Rakuten Linkのアプリを利用すれば無料
アプリ未使用であれば、30秒20円
1回10分以内無料
そうでなければ30秒20円
月額1,000円のオプションでかけ放題

楽天モバイルのメリットは「無制限」

楽天モバイルの料金プランは、RAKUTEN UN-LIMIT1つだけです。

UN-LIMITのアピールポイントは、料金名が示すように、楽天回線対象エリアであれば通信容量が無制限であることです。

さらに、国内通話についても、Rakuten Linkのアプリを用いれば、無料です。なお、このために通話相手がRakuten Linkを使用している必要はありません。

楽天モバイルの注意点

ただし、楽天回線エリア外だと、パートナー回線であるKDDIの回線の使用となり、月々5GBという制限が付くことに注意しなければなりません。

2020年8月現在、楽天回線は主に東京・大阪・名古屋といった地域に限定されているため、これらの地域外にお住まいである場合などは、通信容量無制限のサービスを受けられないことになります。

楽天回線エリア一覧(2020年8月時点)(クリックして表示)
北海道 札幌市北区 札幌市東区 札幌市白石区 札幌市南区 札幌市西区 札幌市手稲区 札幌市清田区 函館市 小樽市 室蘭市
埼玉県 さいたま市西区 さいたま市北区 さいたま市大宮区 さいたま市見沼区 さいたま市中央区 さいたま市桜区 さいたま市浦和区 さいたま市南区 さいたま市緑区 さいたま市岩槻区 川口市 春日部市 上尾市 草加市 越谷市 蕨市 戸田市 朝霞市 志木市 和光市 新座市 八潮市 富士見市 三郷市 蓮田市 ふじみ野市 三芳町
千葉県 千葉市中央区 千葉市花見川区 千葉市稲毛区 千葉市若葉区 千葉市緑区 千葉市美浜区 市川市 船橋市 松戸市 習志野市 八千代市 鎌ケ谷市 浦安市 四街道市 白井市
東京都 千代田区 中央区 港区 新宿区 文京区 台東区 墨田区 江東区 品川区 目黒区 大田区 世田谷区 渋谷区 中野区 杉並区 豊島区 北区 荒川区 板橋区 練馬区 足立区 葛飾区 江戸川区 武蔵野市 三鷹市 調布市 狛江市 西東京市
神奈川県 横浜市鶴見区 横浜市神奈川区 横浜市西区 横浜市中区 横浜市南区 横浜市保土ケ谷区 横浜市磯子区 横浜市港北区 横浜市都筑区 川崎市川崎区 川崎市幸区 川崎市中原区 川崎市高津区 川崎市多摩区 川崎市宮前区
新潟県 刈羽村
愛知県 名古屋市千種区 名古屋市東区 名古屋市北区 名古屋市西区 名古屋市中村区 名古屋市中区 名古屋市昭和区 名古屋市瑞穂区 名古屋市熱田区 名古屋市中川区 名古屋市港区 名古屋市南区 名古屋市守山区 名古屋市緑区 名古屋市名東区 名古屋市天白区 春日井市 津島市 大府市 尾張旭市 豊明市 日進市 清須市 北名古屋市 弥富市 あま市 長久手市 東郷町 豊山町 大治町 蟹江町 飛島村
三重県 木曽岬町
京都府 京都市北区 京都市上京区 京都市左京区 京都市中京区 京都市東山区 京都市下京区 京都市南区 京都市右京区
大阪府 大阪市都島区 大阪市福島区 大阪市此花区 大阪市西区 大阪市港区 大阪市大正区 大阪市天王寺区 大阪市浪速区 大阪市西淀川区 大阪市東淀川区 大阪市東成区 大阪市生野区 大阪市旭区 大阪市城東区 大阪市阿倍野区 大阪市住吉区 大阪市東住吉区 大阪市西成区 大阪市淀川区 大阪市鶴見区 大阪市住之江区 大阪市平野区 大阪市北区 大阪市中央区 堺市堺区 堺市北区 吹田市 守口市 八尾市 松原市 大東市 門真市 摂津市 東大阪市 四條畷市
兵庫県 神戸市東灘区 神戸市灘区 神戸市兵庫区 神戸市長田区 神戸市中央区 芦屋市
沖縄県 那覇市 浦添市

通信容量に合わせて3つから選ぶY!mobile(ワイモバイル)の料金プラン

ワイモバイル

これに対して、Y!mobileの料金プランは、希望する月々の通信容量(3GB、10GB、14GB)に応じて、3つのプランから選択する方式です。

Y!mobileのプランは、楽天モバイルのように、通信容量が無制限であるというわけではありませんが、 MM総研による2020年2月の調査によると、スマートフォンユーザーの約半数は、月々のデータ使用量が3GB以下であるとされています。このため、多くの方とっては、3GBのプランでも十分である可能性があり、10GBとなれば大半のユーザーの方には十分すぎるほどでしょう。

Y!mobileの国内通話サービスについていうと、1回10分間以下の通話は無料です。

通信容量のときと同様に、無制限に無料というわけではありませんが、1回10分以上の通話を頻繁にかける方でない限り、実質的に国内通話は無料と言えます。

Y!mobile(ワイモバイル)の注意点

このように、大半の方にとっては、データ通信・通話とも十分な量であるといえますが、データ通信量が多い方や10分以上の電話を頻繁にかける方にとっては、注意が必要です。

そのような場合には、データ超過した分については、通信速度が落ちてしまいますし、通話についていうと、30秒につき20円(税別)の通話料を支払う必要があります。ただし、月額1,000円(税別)の「スーパーだれとでも定額」を選択して国内電話をかけ放題にするオプションもあります。

  • まとめ:楽天モバイルとY!mobileの料金プラン・サービス内容
  • 楽天モバイルのユーザーは、楽天の回線エリアに住んでいるのであれば、無制限に高速データ通信を楽しむことができる。
  • Y!mobileは、高速データ通信容量や1回の通話時間に制限があるものの、多くの人にとっては十分。

楽天モバイルとY!mobileのキャンペーン

楽天モバイルもY!mobileも新規顧客獲得のためにキャンペーンを行っています。

楽天モバイルの300万人キャンペーン

楽天モバイルは、現在先着300万人を対象として、月額料金が1年間無料になるキャンペーンを行っています。

初期費用やRakuten Linkを用いずに国内通話を行った際の通話量はかかりますが、月々の料金が無料になるのは大きなポイントです。

Y!mobileは複数キャンペーン実施中

Y!mobileは、新規契約から6カ月の間月額料金が700円お得になるサービスを実施中です。

このキャンペーンは、さらに家のネットにソフトバンクを利用することによる「おうち割」やご家族の方と一緒にY!mobileを用いることによる家族割と合わせて合計で、月々1,200円お得になります。

さらに、新規、のりかえ、PHSからの契約変更の場合には、データ増量無料キャンペーンにより、各プランの高速通信容量がそれぞれ4GB、13GB、17GBになります(1年間)。

  • まとめ:楽天モバイルとY!mobileのキャンペーン
  • 楽天モバイルは、先着300万名限定で、1年間月額基本料が無料になるキャンペーンを実施中
  • Y!mobileは、新規契約で月額料金が700円割引、他のキャンペーンと組み合わせると、月額最大1,200円割引

徹底考察!楽天モバイルとY!mobile(ワイモバイル)どちらがお得?

以上のことを踏まえて、どのような場合に、楽天モバイルとY!mobileのどちらがお得になるのかを考察してみましょう。

なお、以下の考察では、

  1. お住まいの地域がKDDIの回線およびソフトバンクの回線両方のサービスにカバーされていること、
  2. データ通信を行うのが基本的に居住地域内であること、
  3. 可能な限り、高速データ通信を使うことを希望していること

を仮定していることにご留意ください。

 

ポイント1 楽天の1年間無料キャンペーンに該当するかどうか

第1の考慮要素は、楽天のキャンペーンに該当するかどうかです。

楽天モバイルによる1年間の月額料金無料キャンペーンに該当する場合、月額料金が1年間無料になるため、楽天回線エリアにお住まいか否かにかかわらず、Rakuten UN-LIMITを選択するのが基本的にお得です。

ただし、楽天回線エリア外にお住まいであって、月々のデータ使用量が5GBを大きく超える場合には、Y!モバイルのMプランやRプランを選択する必要があるでしょう。

ポイント2 月々のデータ通信量が3GB以内かどうか

仮に、楽天のキャンペーンに該当しない場合、毎月のデータ通信量が3GBを超えるか否かが重要となります。

月々3GBを超えない場合は、Y!mobileの一番お手頃なプランであるプランSでデータ通信量は十分であると言うことになります。

もちろん楽天回線の対象エリア外にお住いの場合であっても、Rakuten UN-LIMITの高速データ通信容量は、月々5GBですので、こちらも十分ですが、月額料金を比較すると、プランSは、2,680円(税別)であるのに対して、Rakuten UN-LIMITは月々2,980円(税別)ですので、Y!mobileの方がお得です。

さらに、Y!mobileでは、加入時から最初の6カ月は月々の料金がさらに700円割引され、仮に「おうち割 光セット」もしくは「家族割」を利用することができたら、Y!mobileの方が月々1,500円程安くなることになります。

ポイント3 楽天の回線エリアに住んでいるかどうか

月々の通信使用量が3GBを超過する場合には、楽天の回線エリアに住んでいるか否かがポイントです。

楽天の回線エリアにお住いの場合は、通信使用量が3GBをどれほど超過するかによらず、高速通信を無制限に楽しめるRakuten UN-LIMITを選択するのがベストな選択肢となります。

そうでない場合も、月々の使用量が5GBを超えない限り、やはりRakuten UN-LIMITがお得ですが、5GBを超える場合には、Y!mobileのプランMやプランRを選択するとよいでしょう。

  • まとめ:楽天モバイルとY!mobileどちらがどんなときにお得か
  • 楽天の1年間無料キャンペーンに該当
    • 楽天モバイル、ただし月々のデータ使用量が5GBを大きく超えない場合のみ。
  • 楽天のキャンペーンに該当せず、月々のデータ使用量が3GB以下
    • Y!mobileのプランS
  • 月々3GBよりもデータを使い、楽天の回線エリアに住んでいる
    • 楽天モバイル
  • 楽天の回線エリアに住んでおらず、月々の通信料が5GBを大きく超える
    • Y!mobileのプランMやプランR
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