2022年5月開始!HISモバイルの月額料金290円新プラン自由自在290プランを徹底解説

人気格安SIMのHISモバイルから月額料金290円から使えて通話料金がお得な新プランが発表されました。本記事では、この新プランの概要を確認し、どのような人におすすめなのか、他社と比べて本当にお得なのかを検証します。
- ポイント
- HISモバイルの新プランは290円から使え、通常の通話アプリでの発信が業界最安です。
- 990円で7GB使えるコストパフォーマンスの良さも注目です。
- 楽天モバイルと比べると、つながりやすさや通話品質の面で優位性があります。
月額基本料金290円から使える!HISモバイル新プランの概要
HISモバイルの新プランは、
- 月額基本料金290円から使える業界最安級プラン
- 通話料金が通常の半額以下の30秒9円
- 音声通話機能付きSIMで月額990円で7GBも使える
という特徴を持ったプランです。
項目 | 音声通話付 | ||
---|---|---|---|
データ容量 | 1GB | 3GB | 7GB |
290円(100MB未満の月) 550円 |
業界最安! 770円 |
業界最安! 990円 |
|
通話料金 | 業界最安! 30秒9円 |
||
通話オプション | 5分かけ放題:500円/月 完全かけ放題:1,480円/月 |
||
データチャージ | 200円/1GB※最大100GBまで | ||
HISモバイルのサイトを見る |
以下では、HISモバイルの新プランの特徴を一つずつ紹介します。
月額基本料金290円から使える業界最安級プラン
HISモバイル新プランは音声通話機能付きSIMで月額基本料金290円から使えるのがポイントです。
1GBプランを選択して、ひと月のデータ使用量が100MBを下回った場合には、基本料金が290円になる仕組みです。
100MB以上のデータを使った場合には、1GBだと基本料金は550円になりますが、これは楽天モバイル(0円)と日本通信SIMの合理的シンプル290プラン(290円)を除けば最安の料金です。
このため、業界最安級の料金設定といって問題ないでしょう。
通話料金が通常の半額以下の30秒9円
HISモバイル新プランのもう一つのポイントは、通話料金が通常の半額以下の30秒9円であることです。
通話に際しては、専用アプリを使う必要はなく、通常の通話アプリから発信を行うことができます。
ドコモ・au・ソフトバンクといったキャリアや、キャリアによって提供されているプランの場合には、通話料金は30秒22円です。MVNOの場合には、通話料金は30秒11円ですが、一部のMVNOでは通常の通話アプリではなく、専用アプリを用いて発信をしなければ、通常の通話料金である30秒22円がかかってしまう場合もあります。
これに対して、HISモバイルの新プランは30秒9円ですので、通常通話アプリで業界最安の通話料金を実現していることになります。(ただし、楽天モバイルのRakuten Linkによる通話を除く。)
たとえば、1か月に合計で30分通話した場合を考えると、通話料金はHISモバイルでは540円、30秒11円のMVNOでは660円、キャリア提供のプランだと1,320円です。HISモバイルの通話料金がいかに安いかがわかります。
音声通話機能付きSIMで月額990円で7GBも使える
もう一つの注目ポイントとしては、7GBのデータ容量が月額基本料金990円で使えるという点です。
100MB未満で290円という点に目が行ってしまいまいがちですが、実は1,000円を切る990円で7GBというのは、かなりコストパフォーマンスがよい料金設定になっています。
統計データによると、スマホユーザーの半数は2GB未満で、5GBあれば6割半程度のユーザーがカバーされるとされています。このため、7GBのデータ容量があれば、ほとんどのスマホユーザーは余裕をもってインターネットを楽しめると予測されます。
HISモバイルの新プランはおすすめ?
HISモバイルの新プランはどういう人におすすめなのでしょうか?また注意点はないのでしょうか?
HISモバイルの新プランは通話重視でスマホ代をとにかく安くしたい人におすすめ
以上見てきたHISモバイルの新プランの特徴を総合すると、HISモバイルの新プランは通話重視でとにかくスマホ代を安くしたいユーザーにおすすめです。
特にデータをほとんど使わないという人であれば、HISモバイルの新プランを使うことにより、スマホ代を通話料込で安く抑えることができるでしょう。
また、990円で7GBというコストパフォーマンスを考えると、より広くほとんどのスマホユーザーにとってHISモバイルはお得でおすすめできるプランだといえるでしょう。
HISモバイルの新プランの注意点
HISモバイルの新プランの注意点としては次のようなものが挙げられます。
- 支払いはクレジットカードのみで、口座振替は対応していない
- 通話料が安いといっても、かけすぎには注意
- MVNOなので、通信が込み合う時間帯には通信速度が遅くなる
- データ繰り越し機能やシェア機能はない
- バースト転送機能はないので、データ容量超過後はインターネットの読み込みが遅い
支払いはクレジットカードのみで、口座振替は対応していない
一つ目の注意点は、HISモバイルに限らずMVNO全般に当てはまることですが、HISモバイルもクレジットカード決済による支払いのみを受け付けており、口座振替やデビットカードによる支払いはできません。
このため、クレジットカードをお持ちでない方や使いたくない人の場合には、口座振替やデビットカード払いが可能な携帯会社・格安SIMを選ぶ必要があります。
関連記事:
口座振替で支払える格安SIM会社一覧 特徴とおすすめポイント比較
通話料が安いといっても、かけすぎには注意
2つ目は、当たり前ですが、通話料が安いといっても、かけすぎると結果的にはもちろん高くなってしまうという点です。
たとえば、HISモバイルの新プランのかけ放題オプションの料金は1,480円ですが、単純計算するとこれは普通に電話を掛けた場合、82分程度の通話時間に相当します。
このため、仮に通話オプションを付けずに通話した場合、1か月に合計で1時間半程度通話すれば最初からかけ放題オプションを付けておいた方が安かったということになります。
このため、ご自分が1か月にどのくらいの長さの電話をどの程度かけるのかを把握しておいて、オプションを付けるべきか否か判断する必要があります。
MVNOなので、通信が込み合う時間帯には通信速度が遅くなる
最初の注意点と同じく、HISモバイルに限らず、MVNO全般に言えることですが、HISモバイルもMVNOであるため通信が込み合うお昼時や夕方には通信速度が遅くなる傾向があります。
MVNOは、ドコモ・au・ソフトバンクという通信設備を自前で設営・維持している業者(キャリア・MNO)から回線を間借りしてサービスを行っています。このため、通信が込み合う時間帯には、キャリア提供のサービスに比べると通信速度が遅くなる傾向があるのです。
HISモバイルの新プランの1GBコースはモバイルデータでインターネットをほとんど行わない人向けであるため、通信が込み合う時間帯に通信速度が遅くなるのは大きなデメリットとはいえないかもしれません。しかし、ある程度はデータも使う人の場合には、通信速度の低下により、思っていたほど快適に通信ができないと思う可能性がありますので、注意しましょう。
お昼や夕方時も快適に通信を行いたいという人であれば、MVNOではなくキャリア提供の格安プランを選択した方がよいでしょう。たとえば、ソフトバンクのLINEMOは3GB990円の基本料金でLINEのカウントフリーもついているのでおすすめです。

最大6カ月基本料金実質無料
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データ繰り越し機能やシェア機能はない
もう一つの注意点は、HISモバイルにはMVNOでおなじみのデータ繰り越し機能やシェア機能はないということです。
この注意点も、データをあまり使わないことを前提にHISモバイルの新プランを検討している人にとっては実質的なデメリットにはなりません。しかし、MVNOだからあるだろうと思って期待していると実はなかったという場合も考えられますので、注意しておくべきでしょう。
バースト転送機能はないので、データ容量超過後はインターネットの読み込みが遅い
バースト転送機能とは、データ容量超過後でもページを読み込む際の最初の一定時間、高速モードと同じ速度でデータを読み込む機能です。バースト転送機能がある場合、たとえデータ容量を使い切ってしまっても、ある程度スムーズにインターネットでウェブサイトの閲覧をすることができます。
しかし、残念ながらHISモバイルではこのバースト転送機能がありません。HISモバイルのデータ容量超過後の通信速度は200kbpsですので、データ容量超過後には簡単なウェブサイトの読み込みでも多少ストレスに感じられるかもしれません。
データ容量超過後でもスムーズに通信ができる格安SIMがよいという人であれば、バースト転送機能のあるIIJmioやOCNモバイルONEを選ぶことをおすすめいたします。これらの格安SIMであれば、データ繰り越しの機能もあるので、HISモバイルよりお得にデータを運用することもできます。

通話定額・月額割引+端末特価
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関連記事:
バースト転送機能とは?格安SIMでバースト転送機能があるのは?
HISモバイルの新プランは他社と比べて本当にお得?
最後に、気になる点ですが、HISモバイルの新プランは他社と比べてお得だといえるのでしょうか?
楽天モバイルとHISモバイルを比較すると?
上でみたように、HISモバイルの新プランの目玉は
- 100MB・1GBという小容量帯における超低価格
- 通常の通話料金の半額以下である30秒9円という格安通話料金
であるといえます。これをもとにすると、すぐに比較対象として浮上するのが楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VIです。
【2023年2月】最新キャンペーン情報! お得な楽天モバイルのキャンペーンを見る 【2023年2月】最新キャンペーン情報! お得な楽天モバイルのキャンペーンを見る 7月から楽天モバイルの料金が変更楽天モバイルの料金は7月1日をもって改訂され、Rakuten UN-LIMIT VIIになりました。新プランでは1GBまでの料金0円は廃止され、3GBまで1,078円・20GBまで2,178円・無制限3,278円の3段階制となります。月額料金
(税込)~1GB
~3GB
~20GB
20GB~
1,078円
(※2022年7月から料金が改訂されました。0円→1,078円)1,078円
2,178円
3,278円
通信規格
4G・5G
通信容量
楽天回線対象エリア:無制限
パートナー回線エリア:5GB/月
データ容量超過後も1Mbpsで通信可能国内通話
Rakuten Linkのアプリを利用すればかけ放題
アプリ未使用であれば、30秒22円
15分(標準)通話かけ放題:1,100円/月公式サイト
月額料金(税込)
~1GB
~3GB
~20GB
20GB~
1,078円
(※2022年7月から料金が改訂されました。0円→1,078円)1,078円
2,178円
3,278円
通信規格
4G・5G
通信容量
楽天回線対象エリア:無制限
パートナー回線エリア:5GB/月
データ容量超過後も1Mbpsで通信可能国内通話
アプリRakuten Link使用でかけ放題
アプリ未使用であれば、30秒22円
15分(標準)通話かけ放題:1,100円/月公式サイト
格安SIM 比較
格安SIMのMNP乗換えキャンペーン
楽天モバイルは1GBからデータ無制限まで4段階で料金が変動する段階性プランです。
注目ポイントは、1GBまでのデータ使用が0円だというのと、Rakuten Linkという通話アプリを使用した場合にはどれだけかけても通話料が無料だという点です。
単純に考えれば、1GB0円で24時間かけ放題がついてくる楽天モバイルの方がよさそうですが、楽天モバイルではなくHISモバイルを選んだ方がよい場合はあるのでしょうか。
ポイントはつながりやすさと通話品質
ポイントとなるのは、つながりやすさと通話品質です。
楽天モバイルの場合、国により割り当てられている電波帯域の問題により、地下やデパートの中などでは通信がつながりにくい傾向があります。このため、ドコモ回線を利用しているHISモバイルより、つながりやすさの面で不安定性があります。
お住いの地域における楽天モバイルの電波が安定している場合には問題ありませんが、たとえばよく利用する店舗内で楽天モバイルの電波がつながらないといった事態が起こると困るでしょう。
また、楽天モバイルの通話無料サービスを利用するためには、Rakuten Linkと呼ばれる専用通話アプリを利用しなければなりませんが、Rakuten Linkの通話は一般に通常の通話アプリによる通話よりも劣るとされています。
通信品質は主観的なものなので、人によっては全く気にならないという人もいるかもしれませんが、長時間の電話で音質が悪いとストレスになる人もいるでしょう。どれくらい音質が劣るかは評価が難しいですが、セレクトラ編集部の目安としては、LINEでの通話で十分という人であればRakuten Linkでの通話品質には満足できるでしょう。
以上2つの楽天モバイルのデメリットが気になる人の場合には、HISモバイルを選ぶというのがセレクトラ編集部のアドバイスです。
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