iPhoneは型落ちでも構わない?おすすめの機種や購入場所を解説!
🎉新型iPhone16関連情報
2024年6月現在、2007年に発表されたiPhoneは、第17世代のiPhone 15にまで進化しています。しかし、結論から言うと、特別なこだわりがなければ型落ちのiPhoneでも十分快適に利用できます。
型落ちiPhoneは価格が安いというメリットがありますが、バッテリーが劣化しているなど購入するときの注意すべき点もあります。
本記事では、型落ちのiPhoneを購入するメリット・デメリット、おすすめの型落ちiPhone、型落ちiPhoneを購入できる場所などを解説します。
目次:
性能は問題ない?選ぶならこんな型落ちiPhoneがおすすめ
通常の利用であれば、型落ちiPhoneでも問題なく使えるでしょう。新型iPhoneはカメラやチップの性能が向上しているケースが多いため、高精細な写真撮影やオンラインゲームを楽しみたい人には、新型をおすすめします。
iOSアップデートができないほど旧型のiPhoneでは、セキュリティ性に不安が残ります。アプリやWebサイトが正常に動作しないこともあるでしょう。あまりにも古い機種は避け、iOSアップデート可能な型落ちiPhoneを選ぶことをおすすめします。
また、型落ちのiPhoneでは、バッテリー性能が低下していることがあります。特に中古の型落ちiPhoneの場合、何度も充放電が繰り返されてバッテリーが著しく消耗しているかもしれません。新品未使用でも、バッテリーは年々劣化します。
バッテリーが著しく劣化すると、充電してもすぐに電池が切れたり、iPhone内部のバッテリーが膨張・発熱したりするかもしれません。iPhoneの動作が遅くなる恐れもあります。
さらに、バッテリーが劣化した型落ちiPhoneを修理したくても、受け付けてもらえない可能性があります。
型落ちiPhoneのリスクを覚えておいて、型落ち機種と最新機種のどちらを選ぶか検討しましょう。
バッテリー | 使用期間目安 | |
---|---|---|
iPhone 14シリーズ | ・14:20時間 ・14 Plus:26時間 ・Pro:23時間 ・Pro Max:29時間 |
5年以上 |
iPhone 13シリーズ | ・13:19時間 ・mini:17時間 ・Pro:22時間 ・Pro Max:28時間 |
4年以上 |
iPhone 12シリーズ | ・12:17時間 ・mini:15時間 ・Pro:17時間 ・Pro Max:20時間 |
3年程度 |
iPhone 11シリーズ | ・11:17時間 ・Pro:18時間 ・Pro Max:20時間 |
2年程度 |
iPhone SE(第2世代) | 13時間 | 2年程度 |
おすすめの型落ちiPhone5選
おすすめの型落ちiPhoneは、以下の5つです。
- iPhone 14シリーズ
- iPhone 13シリーズ
- iPhone 12シリーズ
- iPhone 11シリーズ
- iPhone SE(第2世代)
それぞれの特徴を解説します。
iPhone 14シリーズ
「iPhone 14」シリーズは、2022年9月に発売開始された第16世代のiPhoneです。2024年6月現在で最新のiPhone 15シリーズの1つ前の機種です。iPhone 14、14 Plus、14 Pro、14 Pro Maxの4種類があります。
iPhone 14のサイズや重量はiPhone 15とほとんど変わりません。iPhone 15ではカメラ性能が向上していますが、こだわりがなければiPhone 14でも高画質な写真撮影を十分楽しめるでしょう。
また、iPhone 15はチップ性能も向上しています。負荷の高いオンラインゲームで滑らかなグラフィックを楽しみたい人には、iPhone 15をおすすめします。
2024年6月現在でもiPhone 14はAppleや各通信事業者の公式通販サイトで販売されています。新品の入手は難しくないでしょう。
iPhone 14を買うなら最安値をチェックしましょう。
iPhone 13シリーズ
「iPhone 13」シリーズは、2021年9月に発表された第15世代のiPhoneです。iPhone 13、13 mini、13 Pro、13 Pro Maxの4種類があります。
基本的なスペックやサイズはiPhone 14とあまり変わりません。ただし、iPhone 13には衝突事故検出機能や高性能な手ぶれ補正機能である「アクションモード」が搭載されていません。特別なこだわりがなければ、iPhone 13を不自由なく使えるでしょう。
2024年6月現在でも新品のiPhone 14をApple公式通販サイトで購入できます。中古端末も多く出回っているため、入手しやすいでしょう。
iPhone 13を買うなら最安値をチェックしましょう。UQモバイルなら、認定中古品も取り揃えているため13 miniの購入も可能です。
iPhone 12シリーズ
「iPhone 12」シリーズは、2020年10月に販売開始された第14世代のiPhoneです。iPhone 12、12 mini、12 Pro、12 Pro Maxの4種類があります。
iPhone 13にはA15 Bionicチップ、iPhone 12にはA14 Bionicチップが搭載されており、次世代のiPhone 13のほうが処理速度が高めです。
iPhone 13には「シネマティックモード」が搭載されており、背景をきれいにぼかせます。通常の写真撮影であればiPhone 13とiPhone 12に大きな差はありません。
iPhone 12のストレージ容量は64・128・256GBの3種類ですが、iPhone 13であれば128・256・512GBの3種類から選べます。写真や動画を多く撮影して端末内に保存したい人には、ストレージ容量512GBのiPhone 13が向いているでしょう。
電話、メール、LINEアプリなどの利用が中心であれば、iPhone 12でも快適に利用できるでしょう。
Apple公式通販サイトでiPhone 12シリーズは販売されていません。新品未使用品を見つけるのは難しいかもしれません。状態が良好な中古端末を探しましょう。
iPhone 11シリーズ
「iPhone 11」シリーズは、2019年9月に販売開始された第13世代のiPhoneです。iPhone 11、11 Pro、11 Pro Maxの3種類があります。
iPhone 11に搭載されているA13 BionicチップよりもiPhone 12のA14 Bionicチップのほうが高性能ですが、電話やメールなどであれば問題なく利用できます。
また、iPhone 11よりもiPhone 12のほうが端末のサイズが小さく、重量が軽めです。少しでも小さくて軽い端末を探している人には、iPhone 11よりもiPhone 12をおすすめします。
iPhone 12は5Gに対応していますが、iPhone 11は対応していません。外出先でオンラインゲームや動画視聴などをしないのであれば、4Gでも十分快適です。
やはりApple公式通販サイトではiPhone 11シリーズが販売されていません。状態の良い中古端末を探しましょう。
iPhone SE(第2世代)
「iPhone SE(第2世代)」は、2020年4月に発売開始されたiPhone SEの第2世代モデルです。2022年3月に第3世代のiPhone SEが発表され、Apple公式通販サイトでの販売が終了しました。
iPhone 11シリーズと同じA13チップが搭載されており、日常使用に問題はありません。非接触充電にも対応しています。
iPhone SE(第2世代)が気になる人は、状態が良い中古品を探しましょう。特にiPhone SE(第2世代)のバッテリー容量は小さめなので、必ずバッテリーの劣化具合を確認しましょう。
型落ちのiPhoneを購入するメリット
型落ちのiPhoneを購入するメリットは主に以下の2つです。
- 価格の安さ
- 選択肢の多さ
それぞれの内容を解説します。
価格の安さ
型落ちのiPhoneを購入するメリットの1つに価格の安さが挙げられます。
新型のiPhoneが発表されたり発売されたりすると、型落ちのiPhoneは値下げされます。新型の登場によって需要が下がる型落ちiPhoneの在庫を一掃するためです。数万円値下げされることも少なくありません。
Apple公式サイトや大手キャリアなどで販売されている型落ちのiPhoneは、中古品や不良品ではなく、性能が保証された新品です。安価でも安心して利用できます。
選択肢の多さ
選択肢が多いことも、型落ちのiPhoneを購入するメリットの1つです。
最新機種のiPhone 15シリーズは、カメラやチップの性能が向上していますが、写真撮影やオンラインゲームのグラフィックスにこだわりがなければ、型落ちiPhoneでも十分に楽しめるでしょう。
また、iPhone SEシリーズであればTouch ID(指紋認証)を利用できますが、2024年6月現在で最新のiPhone 15シリーズにはTouch IDが搭載されていません。代わりに、iPhone 15シリーズにはFace ID(顔認証)が搭載されています。指一本でロックを解除できるiPhone SEシリーズは根強い人気があります。ライフスタイルに合わせて、好みのiPhoneを選べるのも型落ち品のメリットです。
最新機種だけでなく型落ち機種も視野に入れて探せば、自分好みのiPhoneが見つかるでしょう。
型落ちのiPhoneを購入するデメリット
型落ちのiPhoneを購入するデメリットに以下の2つが挙げられます。
- サポート期間が短い
- 対応OSが限られる
デメリットの内容を解説します。
サポート期間が短い
型落ちのiPhoneのデメリットに、サポート期間が短いことが挙げられます。Appleは、型落ちiPhoneを以下の2つに分類してサポートしています。
- ビンテージ製品:Appleが販売店への供給を停止した日から5年以上7 年未満の製品
- オブソリート製品:Appleが販売店への供給を停止した日から7 年以上が経過した製品
ビンテージ製品は、部品在庫がある限りAppleで修理してもらえます。オブソリート製品は、Appleで修理してもらえません。どうしても部品がないビンテージ製品やオブソリート製品を修理したい場合は、修理対応してくれる業者を探す必要があります。
一方で、部品が潤沢に存在する最新機種であれば、Appleで速やかに修理対応してもらえるでしょう。
対応OSが限られる
型落ちiPhoneに対応しているOSが限られていることも、デメリットです。
あまりにも古い機種だと、iOSのアップデートができません。例えば、2024年6月現在で最も新しい「iOS 17」はiPhone XSに対応していますが、iPhone Xには対応していません。
iOSのアップデートができないと、セキュリティ性能が保たれず、情報漏洩のリスクが高まります。過去は利用できていたWebサイトを閲覧できなくなったりアプリが動作しなくなったりする可能性もあります。
また、購入時はiOSをアップデートできたとしても、古い機種のiOSのアップデート対象期間は最新機種に比べて短めです。
一方で、過去のアプリは古いiOSでないと動かないケースもあります。古いiOSでないと動作しないアプリをどうしても使い続けたい場合は、古いiPhoneをサブ機として使うことも1つの手段です。ただし、セキュリティ面のリスクが大きいためおすすめはしません。
安心して利用できる期間が短いことを念頭に置いて、型落ちiPhoneを選びましょう。
型落ちiPhoneはどこで買える?
型落ちiPhoneは、主に以下の手段で入手できます。
- Appleの認定整備済製品
- スマートフォンキャリアの認定中古品
- 中古スマートフォン販売店
- インターネットオークションやフリマアプリ
それぞれの内容を解説します。
Appleの認定整備済製品
一度人の手に渡ったものでも構わないのであれば、Appleの認定整備済製品の型落ちiPhoneをおすすめします。
返品された初期不良品や店頭展示品などをAppleが点検・クリーニングして、新品同等の性能を保証したうえで出荷する製品を、認定整備済製品と呼びます。Apple公式のハードウェア製品限定保証をつけることも可能です。外装、バッテリー、箱などは新品に交換されています。認定整備済製品は、最大15%値引きされ、Apple公式通販サイトで販売されます。
ただし、出回る認定整備済製品の数は多くありません。特に人気モデルの認定整備済製品はすぐに売り切れます。認定整備済製品を購入したい人は、小まめにApple公式通販サイトを確認しましょう。
スマートフォンキャリアの認定中古品
3大キャリアやMVNOといった通信事業者で型落ちiPhoneの認定中古品を入手できます。通信事業者ごとに設けた基準によって点検・クリーニングされた中古品が販売されています。
Appleの認定整備済製品のように新品同等の性能が保証されているわけではないことに注意しましょう。多くの場合、軽微な傷や汚れがあっても認定中古品として販売されます。
新品の型落ちiPhoneより安価に入手できるので、傷や汚れが気にならない人にはスマートフォンキャリアの認定中古品をおすすめします。
また、新品の型落ちiPhoneを販売しているスマートフォンキャリアもあるので、各キャリアの公式通販サイトを確認してみましょう。
中古スマートフォン販売店
中古スマートフォン販売店でも、型落ちiPhoneの中古品を購入できます。店舗に足を運べば、端末の傷や汚れを直接目で見て確認できます。オンライン通販サイトであれば、多くの端末を比較して選べるでしょう。
販売店によって状態の判断が異なることに注意しましょう。バッテリーが著しく劣化しているケースも多くあります。
中古スマートフォン販売店には安価な掘り出し物があるかもしれません。中古品のリスクを念頭に置いて、型落ちiPhoneを探してみてはいかがでしょうか。
インターネットオークションやフリマアプリ
インターネットオークションやフリマアプリでも型落ちiPhoneを入手できます。お店で購入するよりも安価に手に入れられるケースも少なくありません。
ただし、インターネットオークションやフリマアプリでは出品者とトラブルが発生する恐れがあります。型落ちiPhoneの状態が説明書きより悪くても、返品を受け付けてもらえないケースもあります。
インターネットオークションやフリマアプリのリスクを覚えておきましょう。利用する際は、相場よりも極端に安いものは避けることをおすすめします。
型落ちのiPhoneが安く買えるのはいつ?
多くの場合、新型iPhoneの発表または発売開始のタイミングで型落ちiPhoneが値下げされます。新型iPhoneの発表・発売開始時期は、秋頃であることが多くあります。
型落ちiPhoneを購入したい場合は、9~10月にAppleやスマートフォンキャリアなどの公式通販サイトにアクセスして、値下げされていないか確認することが大切です。
発表された新型iPhoneスペックを確認し、新型と型落ち品のどちらが自分に適しているのか検討しましょう。
まとめ - デメリットを把握して型落ちiPhoneを安く入手しよう
型落ちのiPhoneを購入するメリット・デメリット、おすすめの型落ちiPhone、型落ちiPhoneを購入できる場所などを解説しました。
型落ちのiPhoneでも快適に利用できます。型落ちのiPhoneは安価で選択肢が多いというメリットがあります。
ただし、サポート期間が短いこと、対応OSが限られていることなどが型落ちiPhoneのデメリットです。リスクを念頭に置いて購入することが大切です。
ぜひ本記事を参考に、型落ちiPhoneの購入を検討してみてください。