徹底比較:キャリア・格安SIMのスマホ従量制プラン

従量制プランとはデータ・ギガを使った分だけ料金を支払うスマホプランです。特にコロナ時代において、どれほど外出しデータ通信を行うかがわからない状況で魅力的なプランです。ドコモ・au・ソフトバンクでおなじみですが、実は格安SIMでも従量制プランが提供されています。本記事では従量制のメリットやどの従量制プランがおすすめかを紹介します。
従量制プランとは?

従量制プランはデータを使った分だけ料金を支払うプラン
従量制プランとは、スマホで消費したデータ容量・ギガに応じて、「使った分だけ」料金を支払うプランです。つまり、データ通信を3GB分行った月には、その分の料金を、5GB分行った月には、5GB分の料金を払うという仕組みです。
これと対照的なプランのタイプは、定額制プランと呼ばれます。定額制プランは、「使った分だけ」の料金を支払うのではなく、予め毎月利用できるデータ容量を契約しておくタイプのプランです。したがって、たとえば5GBのデータ容量のプランを契約した場合には、たとえある月に5GBを消費しきらなくても、その分の料金を支払わなくてはなりません。
従量制のメリット
従量制が効果を発揮するのは、毎月使うデータ使用量に変動があるような場合です。
定額制の場合は、使用する可能性のあるデータ容量にある程度目安を付けて、3GB、5GBといったプランを予め選択しておかなければなりません。このため、すでに述べたように、5GBのプランを選択しておいた場合、たとえ5GB使い切らなかった場合絵でも5GB分のプランの料金を払わなければならないことになります。
しかし、従量制であれば、そのような必要はありません。消費したデータ量に応じて料金が決まるので、5GB使うと思っていた月に1GBも使わなかったというのであれば、1GB分だけ支払えばよいのです。
従量制プランは、コロナ時代にピッタリ
従量制は現在のコロナ禍のような状況に最適です。コロナウィルスの感染傾向が読めない状況下において、オフィスワークとリモートワークが頻繁に切り替わるような状況にある方も多いのではないでしょうか。そのような方の中には、自宅でのインターネットにはWi-Fiを使ってて、気づけば過去数か月1GBも消費していなかったと気づいたことがある人も少なくないはずです。
従量制プランを使うのであれば、格安SIMがおすすめ
従量制プランは、ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアからも提供されているので、実際にお使いの人も多いかと思われます。しかし、従量制プランは格安SIMでも提供されており、従量制プランを使うのであれば以下でご紹介するような格安SIMの従量制プランを使うことを絶対におすすめいたします。その理由は以下の2つです。
格安SIMの従量制プランをおすすめする理由1:3大キャリアの従量制プランは高い
3大キャリアよりも格安SIMの従量制プランをおすすめする理由の1つ目は、キャリアの従量制プランが割高であることです。
3社とも割引なしの状態だと、1GB以下で3,150円または3,980円の値段からスタートし、5GBや7GBを使っただけで6,150円から7,450円の値段に到達します。
ドコモ ギガライト |
au ピタットプラン 4G LTE |
ソフトバンク ミニフィットプラン |
|
---|---|---|---|
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1GB | 3,150円 | 3,150円 | 3,980円 |
2GB | 4,150円 | 4,650円 | 5,980円 |
3GB | 7,480円 | ||
4GB | 5,150円 | ||
5GB | 6,150円 | ||
6GB | 6,150円 | なし | |
7GB |
格安SIMの従量制プランをおすすめする理由2:3大キャリアの従量制プランは1GBごとに値段が設定されていない
キャリアの従量制プランのもう一つの欠点は、1GBごとに細かく「階段」が設けられていないことです。
1GBを超えると、2GB使っても3GB使っても同じ料金、それを超えると、5GBや6GBの料金帯に、と「ジャンプ」が設けられています。したがって、1GBごとの細かな調整はできない仕組みになっています。
格安SIMの従量制プランをおすすめする理由3:3大キャリアの従量制プランでは上限設定ができない
3つ目の欠点は、キャリアの従量制プランでは、上限設定ができないことです。
後述するように、格安SIMの従量制プランの場合、3GBまでの料金ならば家計的にOKだけれども、それ以上は出費を抑えたい場合、3GBに達したらデータ通信を行わないように上限の設定を行うことができます。しかし、キャリアの従量制プランの場合、こうした上限設定をすることができません。
このため、1GBに抑えるつもりだったのに、たまたま家のWi-Fiをオンにし忘れて、データを使い過ぎてしまったという場合に、一気に5GB・7GBに達してしまい、いつもの倍以上の値段を払わないといけなかったということになりえます。特に、ご家族でご使用の場合、上限設定ができないと、子供に安心してスマホを使わせることもなかなかできないでしょう。
従量制プランのある格安SIM

従量制プランのある格安SIMは以下の表にある通りです。
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会社名 | 概要 |
---|---|
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格安SIMの従量制プランの中ではIIJmioがおすすめ
これらの格安SIM従量制プランのうち、セレクトラのおすすめはIIJmioです。
IIJmioは格安SIMの中でも高いシェアを記録しており、人気が高い会社です。
IIJmioの従量制プランのメリット
実際、従量制プランの中身自体も、優れたものとなっています。次の表をご覧ください。
1GBごとの段階設定 | 料金設定が覚えやすい | 各段階で上限設定可能 | |
---|---|---|---|
IIJmio | |||
HISモバイル | |||
エキサイトモバイル | |||
b-mobile |
まずHISモバイルの従量制と比較すると、IIJmioのプランの方が1GBずつの細かい段階設定がされている点で優れています。
また、エキサイトモバイルと対照的に、各段階の料金が200円と統一されているためプランがシンプルなのもポイントです(最初の1GBを除く)。
加えて、b-mobileでは上限設定が5GB以上の段階でのみ可能であるの対して、IIJmioではすべての段階で上限設定が可能です。
このように、IIJmioの従量制プランは、格安SIMの従量制プランの中でも総合的に優れているため、どれにすればよいかわからないという方には、IIJmioの従量制プランをおすすめいたします。
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