毎月の携帯代・スマホ代が高い。理由は?- 通信費を安くする方法

毎月支払う携帯料金、スマホ料金が高いような気がする...。携帯料金・スマホ料金が高い理由を考えてみましょう。理由が分かれば、料金を安くする効果的な対策がみつかります。
- 本記事のポイント
- あなたのスマホ料金が本当に高いのか、どれくらい高いのか診断します。
- 毎月の携帯料金・スマホ料金が高い理由を探ります。
- 理由を特定し、今よりも携帯料金・スマホ料金を安くするのをサポートをいたします。
携帯代・スマホ代が高い?
「毎月のスマホ料金の請求が高いような気がする」と悩んではいませんか?
本記事では、あなたの携帯代・スマホ代が本当に高いか否か、高い場合にはその解決策は何かを網羅的にチェックし、あなたをサポートいたします。
スマホ・携帯電話料金の平均は?
まずはあなたの携帯代・スマホ代が本当に高いのか、どれくらい高いといえるのかを考えてみましょう。
このためには、スマホ・携帯料金の平均を参考にすることができるでしょう。以下は、MMD研究所による携帯料金の平均の調査結果です(2021年11月)。ご自身にあてはまる区分の平均値と、ご自身の携帯料金を比べてみてください。
なお、この表でいう、オンライン専用プランとはahamo・povo・LINEMOのことをいい、サブブランドはUQモバイル・ワイモバイルのことを意味します。
携帯電話料金の平均(2021年・MMD研究所調べ)
出典:https://mmdlabo.jp/investigation/detail_2016.html
お使いのスマホプランと比較して、あなたの携帯料金が平均より大きく高ければ、あなたの携帯料金は高いといえる可能性があります。データ容量の異なる複数のプランの平均ですので、平均より高くても必ずしもあなたの携帯料金が高いということにはなりませんが、一つの指標にすることができます。
また、この表からみてもわかるように、ドコモ・au・ソフトバンクのメインブランドを使っている人は携帯電話料金の平均がサブブランドやオンライン専用プラン、MVNOを使っている人と比べて高い傾向にあります。このため、仮にドコモ・au・ソフトバンクのメインブランドを使っている人は、平均より低くても、その他のプランと比べてどうかも考える必用があるでしょう。
携帯代・スマホ代が高い - 考えれらる理由
携帯代・スマホ代が高い理由は複数考えることができ、どの理由に該当するかは現在契約しているスマホのプランによって異なります。以下では、チェックポイントを整理して、あなたの携帯代が高い理由を探ってみましょう。契約内容が分かる明細が手元にあると便利です。
チェックポイント1:購入した端末(スマホ・タブレット)の分割支払い分ではないか?

端末の分割料金が毎月のスマホ代を高くしているのかもしれません。
プランの契約の際に、キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)から端末(スマホ・タブレット)も購入していませんか?
このような端末の購入代金は、一括ではなく、分割で支払っている場合がほとんどです。毎月の請求額が多いのは、端末購入分割の料金の分で増えているからかもしれません。
分割払いの額はつい忘れがちですし、支払いの期間が長いといつまでも払っているような気がしてしまうものですね。今一度毎月どのくらい支払っているかチェックしてみてください。
該当する場合 - スマホ代を安くする対策
端末の代金ですので当然支払い終わるまで払う必要があります。また自動更新プランで契約している場合は、途中で解約することで解約金がかかることがありますし、解約した場合は残りの端末代を一度に払う必要がでてきます。よく確認しましょう。
プラン変更し、契約のデータ容量(GB)を下げることで、いまより月額料金を下げられる可能性があります。仮にSIMカードを2枚入れることができるスマホ(ダブルSIMスマホ)ならば、2枚目のSIM契約として格安SIM会社とデータ専用SIMだけを契約するという方法もあります。
チェックポイント2:不要なオプション契約をつけていないか?
キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)では様々な有料オプションを提供しています。契約者にとって必要不可欠なオプションならば問題ありませんが、もしかしたら内容をよく理解せずになんとなくで契約してしまったオプションが請求に含まれているかもしれません。
有料オプションには、「留守番電話」や「キャッチホン」機能などいろいろあります。他にもメロディーコール(ドコモ)や待ちうた(au)なども。有料オプションについてはスマホの請求書に記載がありますから確認してみましょう。
それぞれ月額料金は僅かですが、オプションを複数契約していると金額がかさんで毎月のスマホ代を高くしてしまっているのかもしれません。
該当する場合 - スマホ代を安くする対策
必要がない有料オプションを契約しているならば解約をします。
チェックポイント3:最適な通話プラン・オプションを選択していますか?
キャリア提供のスマホプランの場合、通話料金は、30秒で22円という料金設定になっています。MVNOの多くではこれが半額で30秒11円です。
これに加えて、プラン・オプションとして、5分・10分といった一定時間までかけ放題や時間無制限でのかけ放題があります。
5分・10分のかけ放題分を大きく超過して通話していませんか?
一定の通話時間まで無料のプランを契約している場合、その通話時間を超えて通話をすると、当然追加で料金がかかります。20円/30秒で通話料(ドコモ、au、ソフトバンクとも共通)がかかります。長く通話してしまうと結構料金がかさみます。この通話料分が原因で毎月のスマホ代が高くなっている可能性も考えられます。
本当にかけ放題が必要ですか?
逆に「時間無制限の通話プラン(かけ放題)」を契約している人は、普段の通話スタイルを振り返り、本当に継続すべきか検討してみると良いでしょう。最近は音声通話はほとんどしない、あってもLINE通話がほとんど、また携帯通話はするけれども、毎回数分程度という人も増えています。完全かけ放題のプランは不要かもしれません。
この点を見直すと、毎月支払っているスマホ代を安くすることができる可能性があります。
該当する場合 - スマホ代を安くする対策
完全かけ放題オプションではなく、5分かけ放題のオプションに切り替える
大手キャリアのかけ放題のプランと料金一覧を参考に、自分の通話スタイルを考えて、プラン変更を検討しましょう。
以下の通話プランの一覧を見ると、例えばドコモの「かけ放題オプション」から「5分通話オプション」にすると月額料金が1,000円も下がることが分かります。
国内通話完全定額 | 1回5分以内の国内通話定額 | |
---|---|---|
ドコモ | かけ放題オプション (1,700円) |
5分通話オプション (700円) |
au | 通話定額2 (1,700円) |
通話定額ライト2 (700円) |
ソフトバンク | 定額オプション+ (1,800円) |
準定額オプション+ (800円) |
格安SIMの10分かけ放題プラン・オプションを選択する
完全かけ放題から5分間かけ放題にすると通話時間が超過するのではないかと不安に思う方もいるかもしれません。また、ドコモ・au・ソフトバンクの場合はもともとの料金が高いため、完全かけ放題から5分間かけ放題に変更しただけでは固定費の全面的な削減にはつながりません。
一つの解決策は、格安SIMに乗り換えて、10分間通話定額プラン・オプションを選択することです。格安SIMでの10分間通話定額オプションは基本的に700円から800円程度で提供されています。このため、ドコモ・au・ソフトバンクのオプションよりも、値段はほぼ同じで、無料通話時間は2倍になります。
10分かけ放題のオプションは主要な格安SIMすべてで提供されています。

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3GB 990円
通話料金の安いMVNOに乗り換える
上で述べたように、MVNOの多くでは通話料がキャリア提供のプランの半額の30秒11円です。このため、完全かけ放題を付けるほどではないけれど、通話は全くしないわけでないという人は、キャリアのプランからMVNOに乗り換えて通話料を安くするという選択肢もあります。
MVNOの中でどれを選べばよいかが問題になりますが、セレクトラのおすすめはHISモバイルです。2022年5月半ばから提供開始予定のHISモバイルの新プランは100MB290円・1GB550円から使えて、通話料金が他のMVNOよりも安い30秒9円に設定されています。
項目 | 音声通話付 | ||
---|---|---|---|
データ容量 | 1GB | 3GB | 7GB |
290円(100MB未満の月) 550円 |
業界最安! 770円 |
990円 | |
通話料金 | 業界最安! 9円/30秒 |
||
通話オプション | 5分かけ放題:500円/月 完全かけ放題:1,480円/月 |
||
データチャージ | 200円/1GB※最大100GBまで | ||
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HISモバイルの新プランについては、次の記事をご覧ください。
LINEの通話が多い場合には、LINEMOを利用すると大幅な節約に
通話の多くをLINEでの通話に切り替えることができるならば、LINEMOに乗り換えることをおすすめします。
LINEMOでは、LINEでのデータの利用がカウントされないサービスがついています。このため、通話料もデータの消費もなく、LINEでの通話を行うことができます。
ミニプラン | スマホプラン | ||
---|---|---|---|
基本データ容量 | 3GB | 20GB | |
月額料金 | 990円 | 2,728円 | |
基本データ容量超過時 節約モード時 |
最大300Kbps | 最大1Mbps | |
データ量の追加購入 | 550円/1GB | ||
国内通話 | 30秒ごとに22円 | ||
通話オプション | 通話準定額:550円/月 (5分/回以内の国内通話無料) → 1年間無料 通話定額:1,650円/月(国内通話が完全無料) → 1年間1,100円 |
||
LINEギガフリー | 対応 | ||
5G | 対応 | ||
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かけ放題オプションを提供している格安スマホ会社に乗り換える
仮に24時間国内通話かけ放題のオプションが必要な場合でも、ドコモ・au・ソフトバンク以外のスマホ会社で、格安でかけ放題プランを選択することもできます。かけ放題オプション・プランを提供している会社には次のようなものがあります。

通話アプリRakuten Linkでの通話でかけ放題。料金は無料。現在スマホ料金3カ月無料キャンペーン実施中。

通常通話アプリでかけ放題。オプション料金は1,430円(税込)。1GBプランに追加で月額合計2,200円(税込)。OCN光利用者なら割引されて1,980円(税込)。

通常通話アプリでかけ放題。オプション料金1,870円(税込)。3GBプランの場合、割引適用で月額合計2,860円(税込)。

通常通話アプリでかけ放題。オプション料金1,870円(税込)。新プラン「シンプルプラン」3GBの場合は、割引適用で月額合計2,860円(税込)。

通常通話アプリでかけ放題。「通話定額」が1,650円(税込)。新プラン「ミニプラン(3GB)」なら、月額2,640円(税込)。いまなら1年間1,100円に割引キャンペーン中で、合計2,090円(税込)。

通常通話アプリでの通話でかけ放題。「格安かけ放題プラン」に組み込まれている。3GBの場合月額料金2,728円(税込)。

QTモバイルアプリでの通話でかけ放題。オプション料金2,750円。2GBプランに追加で月額合計3,850円(税込)。
たとえば、HISモバイルのかけ放題プランを利用すれば、キャリアの段階性プランにかけ放題オプションを付け、たとえ割引をすべて適用しても、3GBを利用した場合と比べて、年間で2万6,000円から5万7,000円の節約につながります。
HISモバイル 格安かけ放題プラン | 2,480円 |
---|---|
ドコモ ギガライト | 5,850円(割引適用なし) 4,680円(割引最大適用) |
au ピタットプラン4G LTE | 6,180円(割引適用なし) 4,680円(割引最大適用) |
ソフトバンク ミニフィットプラン | 9,290円(割引適用なし) 7,280円(割引最大適用) |
なお、ドコモ・au・ソフトバンク以外の会社によるかけ放題プランのさらなる詳細が気になる方は、次の記事をご覧ください。
チェックポイント4:契約しているデータ容量が大きすぎませんか?
スマホの方は、データ通信も契約しているはずです。データ通信料は、容量が増えるほど高くなる設定となっています。家で契約している光回線などのインターネットではデータ容量(GB)の上限がなく使い放題で毎月の料金が一定ですが、スマホやタブレットはそれと違って、選ぶ通信量によって料金が異なります。
今契約しているデータ容量を確認してみましょう。大きすぎるデータ容量を契約していることが毎月のスマホ代を高くしている原因かもしれません。
大半の人はのデータ消費量は月々3GB程度、10GBまであれば8割の人をカバー
総務省の調査によると、ドコモ・au・ソフトバンクのメインブランドを使用している人の約半数は月々2GB程度しかデータを使用していないとされています。3GBまで含めれば6割程度はカバーされると推定されます。さらに、10GBであれば約8割程度のスマホユーザーがカバーされます。
キャリア携帯料金プランユーザーの1か月のデータ使用量
あなたの月々のデータ消費量も3GB、使っていてもせいぜい10GBに収まっている可能性が高いといえるでしょう。
該当する場合 - スマホ代を安くする対策
段階性プランに切り替える
大手キャリアはそれぞれ、データ通信を多く行う人のための大容量プランとそこまでは使わない人のための段階性プランとを用意しています。
それぞれのタイプのプランを比較してみましょう。なお、簡単のために各種割引適用なしの値段で比較を行います。
ドコモ 5Gギガホ |
au データMAX5G |
ソフトバンク メリハリプラン |
|
---|---|---|---|
容量 | 無制限* | 無制限 | 50GB |
月額料金 | 8,480円 | 8,650円 | 8,480円 |
*本来のデータ容量は100GBですが、キャンペーンによりデータ容量は無制限となっています。
このように、3社とも月々8,000円を超える値段となっています。
では、そこまでデータを使わない人向けの、段階性プランはどうでしょうか?
ドコモ ギガライト |
au スマホミニプラン 5G/4G |
ソフトバンク ミニフィットプラン+ |
|
---|---|---|---|
![]() |
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|
1GB | 3,465円 | 3,465円 | 3,278円 |
2GB | 4,565円 | 4,565円 | 4,378円 |
3GB | 5,665円 | 5,478円 | |
4GB | 5,665円 | 6,215円 | なし |
5GB | なし | ||
6GB | |||
7GB | 6,765円 |
カウントフリーがある格安SIMを利用するこのように、大容量プランと比較すると、大幅に安くなることがわかります。統計的には、スマホ利用者の半数近くは、3GBのデータ容量までしか使わないため、多くの場合段階性にプラン変更した方がスマホ料金が下がることが予想されます。
キャリアの大容量プランから段階性プランにプラン変更すると一応はスマホ代・携帯料金は下がりますが、キャリアの段階性プランはデータ容量の割に料金が高額です。また、そもそもデータが段階性プランでは足りないという人もいるかもしれません。このような場合には、月々のデータ容量の使いみちによっては、カウントフリーサービスのある格安SIMを利用するのがおすすめです。
カウントフリーとは、特定の用途に限り、データ通信を行っても使用したデータ容量にカウントされないというサービスです。データ通信を行う主な目的がカウントフリーの対象になっている場合には、カウントフリーを利用することによって、データを今までと同じように使いつつ、契約するデータ容量を下げて、スマホ・携帯代を節約することができます。
カウントフリーを提供しているおすすめの格安SIMには次のようなものがあります。

動画・音楽配信サービスなどでのデータカウントがされない「エンタメフリー」。対象サービスはYoutube・U-NEXT・Abema TVなど。新プランでは音声SIMの場合以前の半額の308円で追加可能。

音楽配信サービスでのデータがカウントされないMUSICカウントフリー。無料で追加可能。対象サービスはAmazon music・AIUTA・AWA・Sportifyなど
楽天モバイルに乗り換える
仮に段階性プランのデータ容量では足りないという方の場合、楽天モバイルに乗り換えることをおすすめいたします。楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VIは、利用可能な高速データ通信容量が無制限であるという点で、ドコモ・au・ソフトバンクの主要プランと共通しているのにもかかわらず、月額料金は3,278円と大幅にお得です。そのうえ、国内通話も、通話アプリRakuten Linkで行う限り完全かけ放題です。
楽天モバイルの料金表を見る(クリック)
月額料金 (税込) |
~3GB | ~20GB | 20GB~ | |
---|---|---|---|---|
1,078円 | 2,178円 | 3,278円 | ||
通信規格 | 4G・5G | |||
通信容量 | 楽天回線対象エリア:無制限 パートナー回線エリア:無制限 データ容量超過後も1Mbpsで通信可能 |
|||
国内通話 | Rakuten Linkのアプリを利用すればかけ放題 アプリ未使用であれば、30秒22円 15分(標準)通話かけ放題:1,100円/月 |
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公式サイト |
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月額料金(税込) | |||
---|---|---|---|
~3GB | ~20GB | 20GB~ | |
1,078円 | 2,178円 | 3,278円 | |
通信規格 | |||
4G・5G | |||
通信容量 | |||
楽天回線対象エリア:無制限 パートナー回線エリア:無制限 データ容量超過後も1Mbpsで通信可能 |
|||
国内通話 | |||
アプリRakuten Link使用でかけ放題 アプリ未使用であれば、30秒22円 15分(標準)通話かけ放題:1,100円/月 |
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公式サイト | |||
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楽天モバイルとドコモ・au・ソフトバンクの比較のさらなる詳細を知りたいという方は、ぜひ次の記事をご覧ください。
また、Rakuten Linkの詳細について知りたい方は次の記事をご覧ください。
どの理由にも該当しない場合 - 毎月のスマホ代を下げる方法はなにかある?
上記にご紹介したどの理由にも当てはまらない場合は、基本的にはご自身の必要にあった無駄のないプランを契約していると考えられます。
それでもさらにスマホ代(もしくはタブレット代)を安くしたいという方で、ドコモ・au・ソフトバンクのメインブランドを使っている方は、格安SIMへの乗り換えをおすすめいたします。ここでいうメインブランドとは
- ドコモ:ギガホプレミア・ギガライト
- au:使い放題MAX・ピタットプラン
- ソフトバンク:メリハリ無制限・ミニフィットプラン+
といったプランです。
3大キャリア間で契約を変更しても、ドコモ、au、ソフトバンクの料金は横並びですので、毎月のスマホ代を下げることはできません。
3大キャリアの家族割りなどを適用するよりも、格安SIMに切り替えた方がコストダウンとしては確実です。ここでは、特におすすめの格安SIMとして、UQモバイルとワイモバイルをご紹介いたします。
おすすめの格安SIM:UQモバイル
UQモバイルは、KDDIがauに対するサブブランドとして運営しているSIM会社です。UQモバイルは、以前より、auの実質的サブブランドとして知られており、2020年10月1日に正式にauのサブブランドになりました。
サブブランドとは、auのように自社回線を持つ会社(キャリア)がメインで展開するブランド(au)とは別に、格安SIMのように安い料金設定でサービスを展開するSIM会社のことです。
サブブランドであるUQモバイルは、キャリアと格安SIMのいいところどりです。
- auのようなキャリアは、高品質なサービスを展開しているものの、設備投資や店舗サービスのための人件費などで、料金が高くなってしまうという欠点があります。
- 他方で、キャリアから回線を借りている格安SIMは、コストカットを実現し、格安でサービスを展開できるものの、回線が込み合っている場合には、通信速度が大きく制限される場合があるという欠点があります。
auのサブブランドであるUQモバイルは、KDDIの回線を自社回線として使用することができるため、格安SIMに生じるような速度制限の問題が起こりません。他方で、料金の面についていうと、キャリアのメインブランドよりも、大きく値段が下げられています。
くりこしプラン+5Gの受付は5月31日に終了2023年5月31日(水)21:00をもって、「くりこしプラン+5」の新規受付を終了しました。2023年6月1日からは「コミコミプラン」、「トクトクプラン」、「ミニミニプラン」が新たなUQモバイルの料金プランとして受付中です。
ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン | ||
---|---|---|---|---|
基本データ容量 | 4GB | 15GB | 20GB | |
基本料金 | 2,365円 | 3,465円 (1GB以下:2,277円) |
3,278円 | |
au Payカード支払い割+家族セット割適用の場合 | ||||
割引の内訳 |
|
|||
割引適用料金 | 1,628円 | 2,728円 (1GB以下:1,540円) |
||
au Payカード支払い割+自宅セット割適用の場合 | ||||
割引の内訳 |
|
|||
割引適用料金 | 1,078円 | 2,178円 (1GB以下:990円) |
||
データ容量超過時 節約モード時 |
最大300Kbps | 最大1Mbps | ||
通話オプション | 通話パック (最大60分 / 月) |
550円/月 | なし | |
10分かけ放題 (留守番電話含むきほんパック無料) |
880円/月 | 無料 | ||
24時間かけ放題 (留守番電話含むきほんパック無料) |
1,980円/月 60歳以上の方の場合は880円/月 |
1,100円 | ||
公式サイト | UQモバイルのサイトを見る |
自宅セット割の概要 | |
---|---|
割引条件 |
|
インターネットコースの対象 | 【光回線・光コラボ】 au ひかり*、auひかり ちゅら・コミュファ光・eo光・ピカラ光・メガエッグ・BBIQ・ビッグローブ光・So-net光・@nifty光・@T COMヒカリ・ひかりゆいまーる・ひかりJ 【ケーブルテレビ】 J:COM・提携先ケーブルテレビ |
* プロバイダは@nifty、@T COM、ASAHIネット、au one net、BIGLOBE、DTI、So-netに限る
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このデータ容量の違いに加えて、くりこしプランM・L+5Gでは、節約モードにしたときでも最大1Mbpsの通信速度がでることが魅力です。
国内通話に関しては、基本料金は30秒22円とその他のSIM会社と同じですが、オプションとしてかけ放題、10分かけ放題、通話パックの3つのオプションから自分に合ったものを選択することができます。
UQモバイルは自宅セット割という割引により、料金が大幅に安くなるのがポイントです。特にインターネットとのセット割は対象が幅広く、あなたがお使いのおうちのインターネットも対象である可能性が高いでしょう。
おすすめの格安SIM:Y!mobile(ワイモバイル)
Y!mobile(ワイモバイル)は、ソフトバンクのサブブランドです。
サブブランドであるため、UQモバイルと同様に、ワイモバイルのメリットは、格安SIMを提供しながらも、ソフトバンクの回線を自社回線として使用できるため、安定して高速通信を提供することができる点にあります。
また、ワイモバイルは家族割があることもポイントで、お使いのインターネットや電気会社がなんであるかにかかわらず、家族と一緒にワイモバイルを使うだけで割引を受けることができます。
シンプルS | シンプルM | シンプルL | |
---|---|---|---|
高速データ通信容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
月額料金(税込) | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
割引適用* | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
割引条件 | 家族での利用、もしくはSoftBank光/SoftBankAirの利用 | ||
容量超過後の通信速度 | 最大300Kbps | 最大1Mbps | |
データ増量オプション | データ容量を追加:1年間無料、その後月額料金550円(税込) | ||
+2GB | +5GB | +5GB | |
データ くりこし |
翌月加入のプランのデータ容量(データ増量オプションによる増量分を含む)まで翌月にデータくりこし | ||
通信方式 | 4G・5G | ||
通話料 | 30秒22円 10分かけ放題:770円(税込) 24時間かけ放題:1,870円(税込) |
||
公式サイト | 公式サイト |
*家族割の場合は適用は2回線目以降
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3GB 990円
ワイモバイルとUQモバイルの比較については次の記事をご覧ください。
スマホ代を節約したい人には、格安SIMがオススメ
ここでは、格安SIMの代表としてUQモバイルとY!mobileを選びましたが、他のどの格安SIM会社でもデータ通信の料金がキャリアよりも安く設定されています。
あなたは毎月のスマホ代にいくら使っていますか?この機会に、格安SIMに乗り換えてみるとよいかもしれません。
おすすめSIM会社

iPhone購入とプラン契約で最大24,000円分ポイント還元。繋がり易くなったRakuten最強プランではデータ使用量に応じて月額料金が変わり、3GBまでならかけ放題で1,078円。

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