フレッツ光から乗り換える方法は?乗り換え先におすすめの光回線プラン

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フレッツ光から乗り換える方法は?乗り換え先におすすめの光回線プラン

フレッツ光の乗り換え(転用)手順を解説。乗り換え先におすすめの光回線も紹介。

フレッツ光からの乗り換え先におすすめの光回線

早速、フレッツ光からの乗り換えにおすすめの光回線を紹介します。

料金重視なら料金が安い光コラボがおすすめ

フレッツ光から他の光コラボに乗り換えるなら、基本月額料金、そしてスマホとのセット割があるかどうかで選ぶのが正解です。なお、スマホに格安SIMを使っているのであれば、単純に月額料金が安い光コラボにするほうがお得になります。

 その1  ドコモ光(GMOとくとくBB)
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一戸建て:5,720円
集合住宅:4,400円

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 その2  ソフトバンク光
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ファミリー(一戸建て):5,720円
マンション(集合住宅):4,180円

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 その3 ビッグローブ光
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【ビッグローブ光×auセット割で利用料金から毎月550円~1,320円割引】
ファミリー(一戸建て):5,478円
マンション(集合住宅):4,378円

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通信速度重視なら独自回線への乗り換えがおすすめ

フレッツ光から独自回線に乗り換える最大のメリットは、通信速度がフレッツ光より速くなること。回線工事が必要になったり、乗り換え費用が高めというデメリットを相殺するためにも、なるべく通信速度が速い光回線を選ぶといいでしょう。

【おすすめ第1位!】独自回線の中でも提供エリアの広いNURO光。まずは、サービス対象エリアかどうか住所から確認。

大手キャリアKDDIが提供する光回線auひかり。「auスマートバリュー」でauのスマホ代が割引に。

【近畿+福井県限定】関西電力系の企業、ケイ・オプティコムの提供する光回線プラン。オプションプランが豊富。

【中国地方限定】中国電力グループが提供する自社光ファイバーを使用しているメガ・エッグ。基本料金が格安なのが特徴。

オンラインゲームでよく遊ぶ人なら、Ping値(ピン値)もチェックすることをおすすめします。Ping値とは、データをサーバーに送信して応答が帰ってくる往復時間を表す単位です。

ping値が高いと反応が遅く、ping値が低いと反応が速いということになります。つまり、対戦型オンラインゲームでコマンド操作をサクサク行うためには、ping値が低い光回線を選ぶといいわけです。

下記におすすめ独自回線を紹介しています。ちなみに、フレッツ光ネクストの平均Ping値は20.3ms、平均ダウンロード速度は277Mbps、平均アップロード速度は218Mbpsです。独自回線がフレッツ光に比べてどれだけ速いか一目瞭然ですね。

独自回線ごとの通信速度
 平均Ping値平均ダウンロード速度平均アップロード速度
NURO光13.9ms503Mbps466Mbps
auひかり16.3ms475Mbps428Mbps
コミュファ光15.1ms609Mbps530Mbps
eo光18.0ms575Mbps468Mbps

参照:みんなのネット回線速度(2022年9月時点)

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フレッツ光⇒他の光回線へ乗り換える2つの方法

冒頭で紹介したように、フレッツ光の乗り換え先として選べる光回線サービスは、光コラボ独自回線の2つに分けられます。この2種類の分類にしたがって、乗り換えパターンは2種類に分けられます。

ひとこと解説:光コラボとは? 光コラボ(光コラボレーションモデルの略)とは、プロバイダがNTTフレッツ光を借り受けて、自社のインターネットサービスとして提供するタイプの光回線を指します。ソフトバンク光やドコモ光、ビッグローブ光などは光コラボの代表格です。

ひとこと解説:独自回線とは?NTTフレッツ光ではなく、自社所有の回線を使う光回線のことを独自回線といいます。メジャーなところでは、auひかり・NURO光・コミュファ光・eo光などが挙げられます。フレッツ光よりも通信速度が速いのが主な特徴です。

フレッツ光から光コラボへ乗り換え(転用)

現在使用しているフレッツ光回線はそのままに、契約を光コラボに変更することを「転用といいます。回線設備は流用するため工事不要で、工事費もかかりません。

転用の説明イラスト。フレッツ光から光コラボに乗り換える。

転用すると解約手続きも必要ありません。新たな光コラボに乗り換えが完了した時点で、NTTとの契約は自動的に解約扱いになるからです。ただし、プロバイダとの契約は別途解約する必要があります。

ちなみに「事業者変更」という手続きもありますが、これは光コラボ→光コラボの乗り換え手続きのことです。

フレッツ光から独自回線へ乗り換え(解約⇒新規申込み)

NTTフレッツ光ではなく、自社所有の回線を使う光回線(独自回線ともいう)に乗り換える場合、フレッツ光の解約および新たな光回線の開通工事が必要です。

解約後新規契約

工事費用が発生するのはもちろん、工事業者の混み具合によっては、開通までに数ヵ月かかってしまうデメリットがあります。

それでもフレッツ光から独自回線に乗り換えるメリットは、通信速度がより速くなる可能性があること。独自回線は、一般的にフレッツ光よりもスピードが速いことで知られています。

大量のデータ通信を行う人や、レスポンス速度が命のオンラインゲームを快適に遊びたい人などにとって、独自回線に乗り換える価値はあるでしょう。

「転用」と「解約・新規申込み」どちらが簡単?

フレッツ光から光コラボに乗り換える「転用」と、フレッツ光を解約・他の光回線に新規申込みするのとでは、間違いなく転用の方が簡単ですので転用がおすすめです。

フレッツ光から他の光回線への乗り換える場合、ほぼメリットしかありません。中でも一番大きなメリットは何と言っても料金が安くなるということです。月額がもっと安くなるのに加えて、大幅割引やキャッシュバックなど魅力的なキャンペーンを実施している光回線も。

フレッツ光から乗り換えるメリット・デメリット一覧

フレッツ光⇒光コラボ(転用)フレッツ光⇒独自回線

メリット

  • 回線工事が不要・工事費がかからない*
  • NTTの解約金が発生しない
  • 1~2週間と短期間で乗り換えられる
  • 通信費がひとつにまとまる
  • お得な割引・キャッシュバックなど特典がある
  • 固定電話番号を引き継げる
  • スマホ料金が割引になる場合がある

メリット

  • 通信速度がもっと速くなる
  • お得な割引・キャッシュバックなど特典がある
  • スマホ料金が割引になる場合がある

デメリット

  • プロバイダは別途解約が必要

デメリット

  • 回線工事が必要・工事費が発生する
  • NTTの解約金が発生する
  • 乗り換えに2~3ヵ月かかる可能性がある
  • 固定電話番号を引き継げない
  • エリアによっては提供対象外

*回線速度アップをする場合には品目変更工事が必要になります。

ここから、フレッツ光の転用および解約・新規申込をそれぞれ詳しく解説していきます。

①フレッツ光から光コラボに乗り換える【転用】

NTTフレッツ光から光コラボタイプの光回線に乗り換えることを「転用」といいます。転用手続きは工事不要で工事費がかからないほか、フレッツ光の解約手続きも不要です。ただ、プロバイダは解約手続きする必要があります。

転用手続きの手順とメリット・デメリットを見ていきましょう。

光コラボへの乗り換え手順【転用】

フレッツ光から光コラボに転用するための手続きを案内します。まずは申し込む光コラボを前もって選んでおいて、それから次の流れに沿って手続きをしましょう。

転用手続きの流れ:

  1. 転用承諾番号を取得する
  2. 光コラボに申し込む
  3. 現在のプロバイダの解約手続きをする
  4. 転用日に接続設定をする

①転用承諾番号を取得する

フレッツ光を契約しているNTT東日本NTT西日本にて「転用承諾番号」を取得します。この転用承諾番号は、乗り換え先の光コラボに伝えることになります。

転用承諾番号はWebか電話で取得することができます。Web申込みをすると、転用承諾番号がメールで届きます。

転用承諾番号の有効期限は取得日から15日以内となっています。なお、光コラボによっては転用承諾番号を取得後5日以内に申し込まないといけない場合もあるため、早めに次のステップに進みましょう。

転用承諾番号の申込窓口
 電話手続きネット手続き
NTT東日本0120-140202
受付時間9:00~17:00
https://flets.com/tenyou/
受付時間8:30~22:00
NTT西日本0120-553-104
受付時間9:00~17:00
https://flets-w.com/collabo/
受付時間8:30~22:00

②光コラボに申し込む

転用先に選んだ光コラボに申し込みます。申込みフォームでは「転用」を選び、取得した転用承諾番号をはじめ契約者情報を入力します。

転用申込みが完了すると、数日以内に申込内容の確認のためプロバイダから電話が来ます。

③現在のプロバイダの解約手続きをする

これまで契約していたプロバイダの解約手続きをします。これをしないと、転用後も以前のプロバイダ料金が請求され続けます。解約日は、新たな光回線の開通日以降に設定するようにしましょう。

解約手続きは、プロバイダのサポートセンターに電話するか、マイページから手続きすることになります。

④回線切り替え後に接続設定をする

フレッツ光から光コラボに切り替わったら、Wi-Fiの接続設定等を行って完了です。なお接続設定は、事前に光コラボ事業者から郵送されてくる案内にしたがって設定するだけなので簡単です。

⑤プロバイダのレンタル機器を返却する

もしプロバイダからルーター等の機器をレンタルしていたのであれば、返却しないといけません。返却方法や郵送先の住所については、解約後に案内がきます。

NTTのロゴがある機器は返却不要 転用の場合、NTTのONU(光回線終端装置)などの機器は、乗り換え先の光コラボでも引き続き使用します。間違ってプロバイダに返送してしまわないように、機器のロゴに注意しましょう。

光コラボへ乗り換えのメリット・デメリット【転用】

フレッツ光から光コラボに乗り換えるメリット・デメリットを紹介します。メリット6つに対してデメリットは1つと、圧倒的にメリットが多いため、安心して乗り換えることができますよ。

メリット①インターネット料金が安くなる

フレッツ光から光コラボに転用すると、インターネットの月額料金が1,000円~1,500円ほど安くなります。下記の料金比較を見ると分かりますが、光コラボへの乗り換えはコスパ面で効果抜群です。

また、光コラボによっては申込特典として割引やキャッシュバック、プレゼントがもらえる場合も。記事後半で紹介するおすすめ光コラボにも特典があるのでチェックしてみてください。

比較:フレッツ光と光コラボの月額料金
 戸建てマンション
enひかり4,620円3,520円
GMOとくとくBB光4,818円*3,773円*
エキサイトMEC光4,950円3,850円
OCN光5,610円3,960円
ソフトバンク光5,720円4,180円
ドコモ光5,720円4,400円
ビッグローブ光5,478円4,378円
So-net光プラス6,138円4,928円
フレッツ光(プロバイダ料込み)**6,490円4,235円~5,335円

*セレクトラ経由で新規申込みをした場合の割引金額。
**NTT東日本の「プロバイダパック フレッツ 光ネクスト ファミリー/マンション・ギガラインタイプ にねん割」適用時。プロバイダはSo-net。

メリット②回線工事が不要・工事費がかからない

フレッツ光から光コラボに転用すると、回線はそのままのため回線工事費が発生しません。光回線の回線工事は、一般的に15,000円~40,000円程度かかることを考えると、この違いは大きいといえるでしょう。

もちろん、工事がないということは工事立ち合いも不要ということ。工事に立ち会うために日程を調整するのが面倒という人も少なくありませんが、転用なら気にしなくていいですね。

メリット③NTTの解約金を請求されない

転用であれば、契約期間にかかわらずNTTの解約金は請求されません。通常は、更新月以外にフレッツ光を解約すると解約金*が発生するもの。しかし、光コラボへの転用ならいつでもOKなのは見逃せないポイントです。

*フレッツ光の解約金 NTT東日本「にねん割」・・・更新月(利用期間満了月・翌月・翌々月の3ヵ月間)以外で解約すると、戸建て4,950円/集合住宅1,650円の解約金が発生します。
NTT西日本「光はじめ割」・・・割引適用期間内に解約すると、戸建て4,400円/集合住宅2,200円の解約金が発生します。

ただし転用する際に、プロバイダ側から違約金を請求されることはあり得ます。これについてはデメリットとして後述します。

メリット④1~2週間と短期間で乗り換えられる

転用手続きをする場合、回線自体はそのままで契約先だけ変わるため、回線切り替えまで約1~2週間ですべて完了します。

短期間でスムーズに光回線を切り替えられるのはストレスフリーで助かりますね。

メリット⑤スマホ料金が割引になる場合がある

現在使っているスマホキャリアがセット割の対象になっている光コラボに転用すると、スマホ一台につき月々500円~1,000円ほど割引されます。

フレッツ光にはスマホセット割がないので、スマホセット割がある光コラボに転用することで、スマホ料金も安くなりお得ですよ。

スマホセット割がある光コラボは下記の通りです。大手キャリアのほうが格安SIMよりも割引額は大きくなっています。

スマホセット割がある光コラボ一覧
 割引対象スマホキャリア割引の内容
ドコモ光ドコモスマホ1回線あたり月1,100円割引
ソフトバンク光ソフトバンクスマホ1回線あたり月1,100円割引
楽天ひかり楽天モバイル楽天ひかりの月額基本料が1年間無料
DTI光auDTI光の月額が最大1,320円割引
DTI光DTI SIMDTI光の月額が165円割引
ビッグローブ光auスマホ1回線あたり最大1,100円割引
ビッグローブ光UQモバイルスマホ1回線あたり最大858円割引
ビッグローブ光BIGLOBEモバイル・ビッグローブ光の月額料金が1年間3,300円割引
・スマホ料金が220円割引
IIJmioひかりIIJmioIIJmioひかりの月額が660円割引
OCN光OCNモバイルONEスマホ1回線あたり月220円割引

※割引条件については各光回線の公式ホームページにて確認してください。

メリット⑥固定電話番号を引き継げる

フレッツ光で光電話を利用していたのであれば、転用による乗り換え先の光コラボでも電話番号を引き継げます。これは、回線が同じだからこそのメリットといえます。

それに対して、非フレッツ光の独自回線に乗り換えると、光電話の電話番号を引き継げないことが少なくありません。

デメリット:プロバイダの解約金が発生する場合もある

転用時にフレッツ光の解約金はかからないものの、プロバイダ側で違約金が発生することはあり得ます。これは、フレッツ光とプロバイダの契約は別であり、転用時にプロバイダ契約は別途解約する必要があるからです。

一般的に、プロバイダの解約金は3,000円~5,000円程度となっています。とはいえ中には、解約金を定めていないプロバイダもあります。解約金が発生するかどうかは、ご自分の契約しているプロバイダに問い合わせてみてください。

②フレッツ光を解約して独自回線に乗り換える【解約・新規申込】

NTTフレッツ光回線ではなく、自社回線を使用する光回線に乗り換える場合の手順を案内します。

独自回線へ乗り換え手順【解約・新規申込】

フレッツ光から独自回線に乗り換える手順を案内します。乗り換え先の光回線の提供エリアを前もって確認して問題なければ、次の流れに沿って手続きをします。

  1. 独自回線に新規申し込みする
  2. フレッツ光・プロバイダの解約手続きをする
  3. 開通工事に立ち会う
  4. 接続設定をする
  5. フレッツ光・プロバイダのレンタル機器を返却する

①独自回線に新規申し込みする

乗り換え先に決めた光回線を新規申し込みします。申込方法は公式サイトや電話窓口がありますが、公式サイトなら24時間受け付けているほか、じっくり考えながら申し込めるのでおすすめです。

申込が完了すると、契約内容の記載されたメールが送られてくるので確認します。後日、工事予定日の調整などのためオペレーターから電話がきます。工事には立ち会う必要があるので、都合がつけやすい日時を選びましょう。

②フレッツ光・プロバイダの解約手続きをする

乗り換え先の光回線の開通工事日が決定したら、フレッツ光とプロバイダの解約手続きをします。ここで大事なのは、解約日を開通工事日よりも後に設定することです。そうすることで、インターネットの空白期間が生じるのを避けられます。

フレッツ光とプロバイダは別々に解約手続きしないといけないのを忘れないようにしましょう。

③開通工事に立ち会う

乗り換え先の光回線の開通工事日には、室内での作業のために1~2時間程度立ち会う必要があります。

立ち合いは契約者本人でなくても、家族でも可能なこともあるので、前もって確認してみるといいでしょう。

④Wi-Fi接続設定をする

光回線が開通したら、ルーター(またはONU)のWi-Fi接続の設定をします。接続設定の案内を見ながら行うので、難しくはありませんよ。

⑤フレッツ光・プロバイダのレンタル機器を返却する

フレッツ光とプロバイダからレンタルしていた機器があれば、それぞれの指定住所に返送します。返却しないといけない機器や返却先については、解約手続き後に詳細の連絡がきます。

独自回線へ乗り換えのメリット・デメリット【解約・新規申込】

フレッツ光⇒非フレッツ光の独自回線に乗り換えるメリットとデメリットを紹介します。

メリット①通信速度がもっと速くなる

独自回線は、フレッツ光よりも通信速度が速いことで知られています。最大の理由は、独自回線のほうがユーザー絶対数が少なく、回線が比較的空いているからです。

NTTフレッツ光は国内最大の光回線網であり、光回線市場全体に占める割合は70%に上ります。光回線を利用する人の3人に2人はフレッツ光を利用していることになります。回線が混雑しやすいのもうなずけますよね。

独自回線がフレッツ光に比べてどれほど速いかは、下記を見ても明らかです。

比較:平均通信速度
 ダウンロード速度アップロード速度
フレッツ光ネクスト277Mbps217Mbps
NURO光503Mbps466Mbps
auひかり475Mbps428Mbps

参照:みんなのネット回線速度(2022年9月時点)

メリット②お得な割引・キャッシュバックなど特典がある

独自回線各社は、新規申し込みキャンペーンとして、割引や高額キャッシュバックなどを実施しています。また、電力会社系の独自回線なら、電気料金とのセット割などもあります。

それらの特典を上手に活用することで、生活費を節約することが可能です。

メリット③スマホ料金が割引になる場合がある

独自回線の中には、スマホセット割が存在するところもあります。自分や家族が使っているスマホキャリアのセット割がある独自回線を選ぶのも1つの手です。

たとえば、NURO光にはソフトバンク、コミュファ光はau、eo光はau/UQモバイル/mineoのセット割があります。

デメリット①回線工事が必要・工事費が発生する

フレッツ光と独自回線は使用する回線設備が異なるため、乗り換えにともなって新たに回線工事が必要になります。そうすると当然、工事費用も発生します。

光回線ごとに回線工事費は異なりますが、一般的に15,000円~40,000円ほどかかります。とはいえ、工事費が実質無料になる独自回線もあるので、まずはチェックしてみるといいでしょう。

デメリット②NTTの解約金が発生する

フレッツ光が2年契約で割引適用されている場合、独自回線への乗り換え時には解約金が発生します。

NTTフレッツ光の解約金
NTT東日本「にねん割」・・・戸建て4,950円/集合住宅1,650円
NTT西日本「光はじめ割」・・・戸建て4,400円/集合住宅2,200円

解約金なしで乗り換えたいなら、NTT東日本の場合は更新月(利用期間満了月・翌月・翌々月の3ヵ月間)に乗り換えましょう。

NTT西日本には更新月の概念がなく、割引適用期間内に解約すると必ず解約金が請求されます。

デメリット③乗り換えに2~3ヵ月かかる可能性がある

フレッツ光から独自回線への乗り換えですが、開通工事が完了してネットが使えるようになるまでに、2~3ヵ月かかることも珍しくありません。これは、工事業者のスケジュールによって変わります。

開通までに時間がかかり過ぎるという理由で、独自回線に乗り換えるのをあきらめる人も少なくないようです。

デメリット④固定電話番号を引き継げない

フレッツ光で発番された光電話の電話番号は、独自回線に引き継ぐことはできません。ただし、もともとNTT加入電話で使っていた番号であれば、独自回線でも引き続き使える場合もあります。

デメリット⑤提供エリアが限定される

フレッツ光は全国の都道府県で申し込むことができるのに対して、独自回線は提供エリアが限定されています。全国規模のauひかり・NURO光でさえ、一部の県では提供していません。

独自回線に乗り換えを検討するのなら、まず居住地域がその独自回線の提供エリア内かどうかを確かめるようにしましょう。

フレッツ光から乗り換えに伴う費用

コインと電卓のイラスト

光コラボへの乗り換え費用(転用)

フレッツ光から光コラボに乗り換える際に、発生する可能性のある費用は以下のとおりです。

  • 工事費の残債(工事費の未払い金がある場合)
  • プロバイダの解約金(更新月以外)・・・3,000円~5,000円程度
  • 乗り換え先の契約事務手数料・・・3,300円

このうち必ず発生するのは、乗り換え先の契約事務手数料だけ。工事費は支払い終わっていれば問題ありませんし、プロバイダの解約金もプロバイダによっては必要ない場合があります。

独自回線への乗り換え費用

フレッツ光から独自回線に乗り換える際、発生する可能性があるのは下記の項目となります。

  • 工事費の残債(工事費の未払い金がある場合)
  • フレッツ光の違約金(割引適用期間内の解約時)・・・2,000円~5,000円程度
  • プロバイダの解約金(更新月以外)・・・3,000円~5,000円程度
  • 乗り換え先の契約事務手数料・・・3,300円
  • 乗り換え先の回線工事費・・・15,000円~40,000円程度

独自回線によっては、回線工事費が実質無料になったり、高額キャッシュバックがあったりします。なるべくお得に乗り換えられるように、キャンペーンや特典を検討することをおすすめします。

フレッツ光から乗り換え時の注意点

注意マークのイラスト

フレッツ光から乗り換える前に頭に入れておきたい注意点を見てみましょう。

フレッツ光のポイントは失効する

フレッツ光には、フレッツ光メンバーズクラブ(NTT東日本)とCLUB-NTT-West(NTT西日本)という会員向けサービスがあります。

フレッツ光を解約すると、これまでに貯まっていたポイントが全てなくなるため、可能なら解約前に残りのポイントを利用するといいでしょう。

プロバイダの解約を忘れないようにしよう

フレッツ光とプロバイダの契約は別なため、フレッツ光だけ解約・転用してもプロバイダの契約はそのままで、プロバイダ料も請求され続けてしまいます。プロバイダの解約手続きをすることを忘れないようにしましょう。

解約タイミングには気をつけよう

フレッツ光から他の光回線に乗り換える際に、インターネットの空白期間が生じないように解約タイミングに気を付ける必要があります。

適切な解約タイミング

  • フレッツ光⇒光コラボ(転用):プロバイダの解約日は転用日の後に設定する
  • フレッツ光⇒独自回線:フレッツ光とプロバイダの解約日は開通工事の後に設定する

もし何らかの都合で、どうしてもインターネットの空白期間が生じてしまうなら、その間に使えるようポケットWiFiをレンタルしたり、スマホのテザリングを使うこともできます。

プロバイダを解約するとメールアドレスが使えなくなる

他社光回線への乗り換えにともなってプロバイダを解約すると、そのプロバイダに提供されたメールアドレスは使えなくなります

これまで、何らかのサービスの会員登録にプロバイダメールを使っていたなら、プロバイダの解約前にGmailやYahoo!メールなどに変更する必要があります。

ただし、フレッツ光で契約していたプロバイダが提供する光コラボに乗り換える場合は、そのプロバイダメールを引き続き使える可能性があります。プロバイダに問い合わせてみるといいでしょう。