光回線10ギガとは?ほとんどの人が10ギガは必要ない?

本ページは一部アフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
光回線 10G(ギガ)解説 10Gは必要なのか

まだまだ1ギガ光回線が主流とはいえ、最大速度10Gbpsの10ギガ光回線(10G)が話題に。ここでは「光回線10ギガは本当に必要なの?10Gのスピードを活かせるのはどんな人?注意点はある?」そんな疑問の答えを分かりやすく解説します。

この記事の監修者:内川功一朗
(コンピュータ系ガイド・システムエンジニア)

この記事の監修者:内川功一朗

2005年よりシステムエンジニアの知見を活かして、ネットや雑誌媒体でWindowsを中心としたパソコンの使い方やネットワークも含めた活用方法を執筆。また企業や個人に向けてパソコンやプリンター、モバイルなどデジタルアイテム導入のアドバイスや購入サポートを行う。スマホ・SIMなどにも詳しい。All aboutの専門家としても活躍。 (監修者HP)(Linkedinページ)

光回線10ギガは本当に必要なの?

最初に結論をいいますが、現時点でほとんどの人にとって10G光回線は必要ありません。なぜなら、大容量データを頻繁にダウンロード・アップロードするのでない限り、従来の1G光回線で十分だからです。

クルマに例えてみましょう。普段乗りであればスポーツカーは必要ないですよね。軽自動車でも50~60kmで快適に走れますし、高速道路では100km以上出すこともできます。インターネットも同じで、いつも動画視聴やネットサーフィンなどがメインで、時々容量が大きいデータ送受信をする程度なら10ギガ光回線は必要ないというわけです。

また、スポーツカーは軽自動車に比べて燃費も悪くなります。それと同じように、10ギガ光回線も1ギガ光回線に比べて月額や導入コストなどが余計にかかります。

そもそも、10ギガ光回線を活用するにはいくつか条件があります。それらを満たさないと導入すらできないか、導入してもメリットを十分活かせません。その条件については後述します。

💻「通信速度」の単位について

通信速度は「bps」という単位で表されます。これはビットパーセコンドの略で、データの最小単位であるbit(ビット)で1秒間に送信できるデータ量を表しています。10Gbpsは100億ビット、およそ1.25GBが1秒で送信完了します。ただし後述するように実際には理論値より速度は落ちます。

光回線10ギガとは?10ギガプランの解説

最大通信速度が10Gbpsの光インターネットサービスのことを光回線10G(ギガ)といいます。従来の光回線は最大1Gbpsなので、単純に10倍の最大速度となります。

ただし、10Gbpsというのはあくまで規格上の最大値であり、実効速度ではありません。実際には、回線の混雑状況や機器側での損失などにより通信速度は低下します。

10G光回線の平均速度はおよそ1.2Gbps*で、1G光回線の4~6倍の速さです。(1G光回線の平均速度は200~300Mbps程度)どれくらいのスピードかというと、10GBのデータを1分強でダウンロードできる速さとなります。

* みんなのネット回線速度(https://minsoku.net/)にて、フレッツ光クロス、直近3カ月の計測情報を参照しています。(2024年3月7日現在)

  • 通信速度の単位
  • bps・・・1秒間に1bitのデータを伝送できる
  • Kbps・・・1Kbps=1,000bps
  • Mbps・・・1Mbps=1,000Kbps
  • Gbps・・・1Gbps=1,000Mbps

光回線10ギガの提供会社

10ギガ光回線サービスは、NTTをはじめとする各回線業者および一部プロバイダが提供しています。ただし2024年時点では、提供エリアは首都圏をはじめとする一部エリアに限られています。

また、10ギガ光回線と1ギガ光回線では基本的に設備が異なるため、すでに1ギガ光回線を契約しているとしても新たに開通工事が必要になります。

光回線10ギガを活用する条件

光回線10ギガを導入するには最低条件があります。また、最低条件をクリアしても10ギガのメリットを活かせない場合も。そのため、条件面でも光回線10ギガにそこまでこだわる必要はないといえるでしょう。

  1. 条件①住所が10ギガ提供エリア内でないといけない
  2. 条件②居住建物が10ギガ対応(マンション)でないといけない
  3. 条件③10Gbps対応の周辺機器が必要

条件①住所が10ギガ提供エリア内でないといけない

10ギガ光回線に申し込む最低条件として、住所が光回線10ギガの提供エリア内でないといけません。どの回線業者も、基本的に都市圏を中心に10ギガ回線を提供しており、地方都市ではまだまだ未提供の場合が多いといえます。

そこで、お住いの地域が10ギガ提供エリアかどうか、まずは回線業者の公式サイトにて確認してみましょう。ある回線業者で未提供であっても、他社では提供している地域もあるので、いくつか見てみることをおすすめします。

一例として、NTTの10ギガプラン「フレッツ光クロス」の提供エリアを以下に列挙します。フレッツ光クロス回線を使用する光コラボ(enひかりクロスやとくとくBB光10ギガ、ドコモ光10Gなど)も同一のエリアとなります。

🧑‍💻NTTの10ギガプラン「フレッツ光クロス」の提供エリア

NTT東日本エリア

※以下は2024年3月末時点の情報です。

NTT東日本フレッツ光クロス(10ギガ)提供エリア
東京都 【全域提供】
23区(葛飾区、江戸川区、江東区、港区、荒川区、渋谷区、新宿区、杉並区、世田谷区、千代田区、足立区、台東区、大田区、中央区、板橋区、練馬区、目黒区、中野区、品川区、文京区、豊島区、北区、墨田区)、狛江市、三鷹市、調布市、稲城市、小金井市、小平市、清瀬市、西東京市、東久留米市、東村山市、東大和市、府中市、武蔵野市、日野市、福生市
【一部提供】
羽村市*、あきる野市、国立市、国分寺市、青梅市、昭島市、多摩市、武蔵村山市、町田市、立川市、八王子市、西多摩郡瑞穂町
神奈川県 【全域提供】
横浜市旭区、横浜市磯子区、横浜市栄市、横浜市戸塚区、横浜市港南区、横浜市港北区、横浜市神奈川区、横浜市瀬谷区、横浜市西区、横浜市南区、横浜市青葉区、横浜市泉区、横浜市中区、横浜市都筑区、横浜市緑区、横浜市保土ヶ谷区、川崎市幸区、川崎市高津区、川崎市多摩区、川崎市中原区、川崎市宮前区、川崎市麻生区、茅ケ崎市、綾瀬市、大和市、高座郡寒川町、足柄上郡開成町(2023年12月20日提供開始予定:南足柄市、三浦郡葉山町)
【一部提供】
横浜市金沢区*、横浜市鶴見区、川崎市川崎区、相模原市中央区、相模原市南区、相模原市緑区、横須賀市、海老名市、鎌倉市、厚木市、伊勢原市、逗子市*、座間市、小田原市、秦野市、藤沢市*、平塚市*、足柄上郡松田町、足柄上郡大井町、足柄上郡中井町、中郡大磯町*、中郡二宮町*(2023年12月20日提供開始予定:愛甲郡愛川町)
千葉県 【全域提供】
千葉市稲毛区、千葉市中央区、千葉市美浜市、市川市、習志野市、松戸市、白井市、浦安市、鎌ヶ谷市、流山市
【一部提供】
千葉市若葉区、千葉市花見川区*、千葉市緑区*、市原市、成田市、船橋市*、袖ケ浦市、大網白里市、東金市、八街市、木更津市、柏市、茂原市、八千代市、四街道市*、君津市、銚子市、旭市、印西市、我孫子市、鴨川市、佐倉市、山武市、富里市、野田市(2023年12月20日提供開始予定:香取市、匝瑳市)
埼玉県 【全域提供】
さいたま市西区、さいたま市浦和区、さいたま市桜区、さいたま市南区、ふじみ野市、志木市、新座市、草加市、富士見市、北本市、和光市、蕨市、南埼玉郡宮代町、入間郡三芳町、三郷市、越谷市、戸田市、所沢市、川口市、八潮市(2023年12月20日提供開始予定:比企郡小川町、比企郡吉見町、入間郡毛呂山町)
【一部提供】
さいたま市緑区、さいたま市見沼区、さいたま市大宮区、さいたま市中央区、さいたま市岩槻区、さいたま市北区、坂戸市、狭山市、飯能市、本庄市、羽生市、桶川市*、加須市、吉川市、久喜市、熊谷市、幸手市、行田市、鴻巣市、春日部市、上尾市、深谷市、川越市、鶴ヶ島市、秩父市、朝霞市、東松山市、日高市、入間市*、蓮田市、白岡市、児玉郡神川町、秩父郡小鹿野町、秩父郡横瀬町、比企郡滑川町、北葛飾郡杉戸町、北足立郡伊奈町*
北海道 【全域提供】
(2023年12月20日提供開始予定)札幌市中央区、札幌市東区、札幌市白石区、札幌市豊平区、札幌市厚別区
【一部提供】
(2023年12月20日提供開始予定)札幌市北区、札幌市南区、札幌市西区、札幌市手稲区、札幌市清田区
宮城県 【全域提供】
(2023年12月20日提供開始予定)仙台市若林区
【一部提供】
(2023年12月20日提供開始予定)仙台市青葉区、仙台市宮城野区、仙台市太白区、仙台市泉区
新潟県 【全域提供】
(2023年12月20日提供開始予定)新潟市東区、新潟市中央区
【一部提供】
(2023年12月20日提供開始予定)新潟市秋葉区、新潟市南区、新潟市西区、新潟市西蒲区、新潟市北区、新潟市江南区

*2023年12月20日に全域提供開始予定

NTT西日本エリア

※以下は2024年3月末時点の情報です。

NTT西日本フレッツ光クロス(10ギガ)提供エリア
大阪府 【一部提供】 大阪市、東大阪市、八尾市、松原市、藤井寺市、堺市、茨木市、吹田市、大東市、門真市、豊中市、枚方市、高槻市、寝屋川市、岸和田市、守口市、箕面市、泉大津市、交野市、四条畷市
和歌山県 【一部提供】 和歌山市、田辺市
京都府 【一部提供】 長岡京市、向日市、京都市、亀岡市、八幡市
奈良県 【一部提供】 奈良市、橿原市、香芝市
滋賀県 【一部提供】 草津市、彦根市、大津市、長浜市、守山市、栗東市
兵庫県 【一部提供】 加古川市、伊丹市、神戸市、姫路市、尼崎市、西宮市、明石市、芦屋市
愛知県 【一部提供】 名古屋市、岡崎市、豊川市、刈谷市、江南市、小牧市、津島市、春日井市、北名古屋市、半田市、瀬戸市、大府市、豊橋市、豊田市、安城市、あま市、知立市、長久手市
静岡県 【一部提供】 藤枝市、袋井市、富士宮市、三島市、浜松市、焼津市、磐田市、静岡市、裾野市
岐阜県 【一部提供】 岐阜市、美濃加茂市
三重県 【一部提供】 津市、四日市市

条件②居住建物が10ギガ対応でないといけない

現在マンションなど集合住宅に居住しており10ギガ光回線に申し込みたいなら、建物に10ギガ回線設備が導入済みでないといけません。建物に1ギガの設備しかない場合は、10ギガに申し込むことは困難となります。

その理由は、集合住宅の場合は建物に引き込まれた光回線を各戸に分配する形だからです。他の入居者と回線を共有するので、自分だけ10ギガにするというのは難しいわけです。

いっぽう戸建ての場合、本線から家に直接引き込み工事するので他人を巻き込むことはありません。住居の管理会社または大家さんの了承さえあれば、10ギガ回線を導入することが可能です。

マンションの低階層なら10ギガ戸建てタイプを契約できる可能性もある マンションとはいえ1~2階といった低階層に住んでいるなら、場合によってはホームタイプ(戸建て)の10ギガ回線を引き込める可能性があります。まずは管理会社に工事の相談をしてみてOKなら、10ギガプラン提供会社に問い合わせてみるといいでしょう。

条件③10Gbps対応の周辺機器が必要

10G光回線の速さを十分引き出すためには、ルーターやケーブルなどの周辺機器も10G対応のものを揃える必要があります。それらの機器は高価であることが多く、導入コストがかかります。

10ギガ光回線をフル活用するために必要な機器は以下のとおりです。ひとつずつ詳しく解説しますね。

  • LANボード:10GBASE-T対応
  • LANアダプター:10GBASE-T対応
  • LANケーブル:CAT6A(カテゴリー6A)
  • Wi-Fiルーター:Wi-Fi6「IEEE 802.11ax」対応
  • スイッチングハブ:10G対応

 LANボード:10GBASE-T対応

デスクトップパソコンに有線接続して通信する場合は、内蔵のLANボードを10GBASE-T対応LANボードに取り替えます。10GBASE-Tは、現在主流の1000BASE-T(転送速度最大1Gbps)に対して10倍の速度が出ます。

ただし、パソコンのマザーボードが10GBASE-Tに対応している必要があります。

 LANアダプター:10GBASE-T対応

デスクトップPCのマザーボードが10GBASE-T非対応の場合、またはノートPCで手っ取り早く10Gを使いたい場合などは、10GBASE-T対応の変換アダプターを使用することも可能です。

このアダプターをパソコンのThunderbolt3対応USB端子に接続すると、10G対応のLANポートに出力してくれます。ただし、この10GBASE-T対応変換アダプターは数万円と値段が張ります。

 LANケーブル:CAT6A(カテゴリー6A)

パソコンを有線LAN接続して10Gの速さを体感したいなら、LANケーブルの種類はCAT6Aがおすすめです。

6Aよりも数字が大きければ10Gのインターネット通信が可能ですが、CAT7のLANケーブルはコネクタ形状が従来とは異なるため、一般的なルーター等の機器に接続できません。また、CAT8は現時点ではオーバースペックなので必要ないでしょう。

LANケーブルの種類
カテゴリー最大通信速度伝送帯域

CAT5

100Mbps100MHz

CAT5e

1Gbps100MHz

CAT6

1Gbps250MHz

CAT6A

10Gbps500MHz

CAT7

10Gbps600MHz

CAT8

40Gbps2000MHz

 Wi-Fiルーター:Wi-Fi6「IEEE 802.11ax」対応

パソコンとWi-Fi接続して使いたいなら、10G対応無線ルーターが必要です。ルーターのWi-Fi規格は802.11ax(Wi-Fi6)に対応していないといけません。

10G光回線のプロバイダによっては、10G対応Wi-Fiルーターの無料レンタル特典が付いてくるので、チェックしてみるといいでしょう。(GMOとくとくBB光10Gプランなど)

ちなみに、パソコン側のWi-Fi規格もWi-Fi6に対応している必要があります。下記の手順でご自分のPCをチェックしてみてください。

【パソコンのWi-Fi規格をチェックする方法】

  1. コマンドプロンプトを起動する(PC検索窓に“コマンドプロンプト”と入力)
  2. コマンドプロンプト画面に「netsh wlan show drivers」と入力する
  3. 「サポートされる無線の種類」 に 「802.11ax」 があれば Wi-Fi 6 対応
WiFiの規格を確認する 光回線10ギガ
このパソコンは802.11acまでしか対応していないので、WiFi6には非対応となる。この場合10ギガの回線と専用ルーターにしても、パソコン自体がその速度を活かせる状態にない、ということになる。

GMOとくとくBB10ギガならルーターレンタル無料

とくとくBB10ギガでは、10ギガ専用のWi-Fiルーター無料で
レンタルすることができます。
必要な機器を揃えるコストをカットしたい人には特におすすめ。
とくとくBB光の公式サイトを見る

GMOとくとくBB10ギガならルーターレンタル無料

enひかりクロスならWiFiルーターが特価で購入可能(数種類から選べます)

BUFFALO社製 WXR-11000XE12
WAN / LAN 10Gbps対応ポート搭載ルーター 11ax(Wi-Fi6)対応
大特価キャンペーン価格 29,800円(税込)(楽天市場での最安値:34,986円)
加えて、10ギガ専用のLANケーブルも一緒にプレゼントされます。
enひかりの公式サイトを見る

購入できるルーター機種の一例・enひかりクロス無線Wi-Fiルーター大特価

 スイッチングハブ:10G対応

10G対応スイッチングハブは、複数のパソコンを10G光回線に有線接続するために使われる機器です。スイッチングハブは5~10のLANポートを備えています。利用環境に応じた機器を購入するといいでしょう。

光回線10ギガのメリット

光回線10ギガのメリットは以下の3つです。

  1. 通信スピードが圧倒的に速い
  2. 複数人が同時接続しても安定しやすい
  3. オンラインゲームや配信も快適

メリット①通信スピードが圧倒的に速い

記事前半でも触れたように、10G光回線は通信スピードが1G光回線の4~6倍ほどアップします。大容量のデータ通信を頻繁に行う人は、10G光回線にすることでスピードの違いを体感できるでしょう。

下記では、一例としてNTTフレッツ光クロスの平均速度を案内しています。

フレッツ光クロスの平均速度

平均ダウンロード速度

1166Mbps

平均アップロード速度

1560Mbps

平均Ping値

11.88ms

参照:みんなのネット回線速度(2024年3月時点)

有線接続のほうが通信速度が速くなる

10Gプランでは、インターネットの接続方法によって通信速度が大きく変わります。10Gのスペックを最大限引き出すため、有線LAN接続がおすすめです。

下記のデータでも分かるように、LANケーブルで有線接続するほうが速度・Ping値ともに大幅に上昇します。(Ping値についてはメリット③をご覧ください)

フレッツ光クロスの平均速度(接続方法別)
 

有線接続
(LANケーブル)

無線接続
(Wi-Fi)

平均ダウンロード速度

1166Mbps504Mbps

平均アップロード速度

1560Mbps551Mbps

平均Ping値

11.88ms15.23ms

メリット②複数人が同時接続しても安定しやすい

複数人が同時にインターネットを使うと通信速度が落ちやすくなります。でも光回線10ギガなら、大人数が同時にネットを使っても快適そのもの。そのため、光回線10ギガは同居人数が多い家庭やオフィス利用に向いています。

これまで光回線1ギガを利用していて、通信速度が出ずイライラしていた方は、10G光回線に乗り換えを検討してみるのもいいでしょう。

メリット③オンラインゲームや配信も快適

10G光回線なら、FPSや多人数対戦ゲームなど、敏捷なコマンド入力が要求されるオンラインゲームもサクサク快適に遊べます。なぜなら、有線接続すると平均Ping値が11msと非常に低いからです。

Pingとは応答速度(データを送信して応答が来る速度)のこと。レイテンシともいいます。Ping値は低ければ低いほど反応が速い=良いということになります。

瞬間的な操作で勝敗が左右されるようなオンラインゲームでは、Ping値15ms以下が推奨されています。そうでないとラグが生じてしまい、勝てる場面で勝てない可能性が出てくるんです。

Ping値が非常に優秀な10G光回線はゲーマー向きともいえるでしょう。

光回線10ギガのデメリット

光回線10ギガの主なデメリットは以下の4つです。

  • 対応エリアが限られている
  • 月額料金が1ギガプランより割高
  • 回線工事が必要になる
  • 10ギガ対応機器を導入する必要がある

デメリット①対応エリアが限られている

10ギガ提供エリアは拡大中とはいえ、まだまだエリアは大都市圏を中心に限られています。地方在住の方は、10ギガ光回線に申し込めるようになるまであと数年待たないといけないかもしれません。

また、もし10ギガ提供エリア内であっても、居住マンションが10ギガに対応していないと利用できない可能性が高くなります。10ギガ光回線は現時点で申し込むハードルがまだ高いといえそうです。

デメリット②月額料金が1ギガプランより割高

10ギガ光回線は、従来の1ギガ光回線に比べて月額料金が高めになります。

10ギガ光回線は戸建て・マンションとも同一料金です。そのため、下記を見ると特にマンション住まいの場合に1ギガと比べてかなり割高になることが分かります。

料金比較:10G光回線
サービス名

戸建て

マンション

GMOとくとくBB光 1Gプラン

4,818円3,773円

GMOとくとくBB光 10Gプラン

5,940円5,940円

フレッツ光クロス(NTT東日本)

7,150円~7,150円~

*プロバイダ料を含む

デメリット③回線工事が必要になる

すでに1ギガ光回線を契約しているとしても、10ギガ光回線に申し込むとあらためて回線工事が必要になる場合があります。

特に、NTTのフレッツ光クロスおよび同回線を使用する10G光コラボに申し込むと、ほとんどの場合に回線工事が必要です。回線工事には2万円前後の工事費用が発生します。

ただし、自宅にすでに光コンセントがついている場合は、派遣工事なしで開通になることもあります。一度申し込みフォームを送り、オペレーターと確認してみましょう。

いっぽう、auひかりeo光(イオ光)コミュファ光ピカラ光などでは、1ギガプランから10ギガプランに工事なしで切り替え可能な場合があります。契約中の回線業者に問い合わせてみるといいでしょう。

デメリット④10ギガ対応機器を導入する必要がある

10Gの通信スピードを十分活かすには、10G対応の機器を導入しないといけません。10G対応のLANボードや変換アダプター、ルーターなどを揃えようと思うと、それだけで5、6万円以上のコストがかかってしまう場合も。

今使っている光回線のスピードがどうしても物足りない、導入コストがかかってもいいからスピードアップを図りたいという人は、10G光回線を検討する価値があるといえるでしょう。

光回線10ギガ申込み前の注意点

光回線10ギガに申し込む前に、確認しておきたい注意点を解説します。

10ギガは必要ないのに申し込みを勧める事業者に注意

実際は1ギガ光回線で十分なのに「10ギガにしたほうがいいですよ」と勧めてくるインターネット事業者がいることも事実です。このような場合、10ギガに乗り換えても体感スピードは変わらないのにコストだけ高くなってしまいます。

まずは、自分や家族のインターネット用途を考えてみましょう。もし動画視聴や調べもの、メールがメインなのであれば、1Gプランで十分です。

いっぽう、対戦型オンラインゲームや動画配信など、常にダウンロード・アップロードを繰り返すのであれば、10Gに切り替える意味はあるでしょう。

1ギガ光回線が遅いならまず機器のスペックをチェックしよう

1ギガ光回線を遅く感じているのなら、まずは現在使っている通信機器のスペックをチェックしてみることをお勧めします。なぜなら、速度低下の原因が旧型機器の可能性があるからです。

✅Wi-Fiルーター

Wi-Fiルーターには規格があります。最新の規格WiFi6(IEEE802.11ax)が最速で、従来のWiFi4(IEEE802.11n)より約1.4倍速くなっています。もし現在お使いのルーターがWiFi4なら、WiFi6対応のルーターに買い替えるといいでしょう。

✅LANケーブル

パソコンに有線LAN接続していて遅いのなら、LANケーブルの規格をチェックしてみましょう。もしCAT5なら最大100Mbpsまでしか出ません。CAT6以上のLANケーブルに買い換えることをおすすめします。

✅パソコン

パソコンのスペックが低いためにインターネットが遅く感じる場合もあります。たとえばパソコンのWi-Fi規格がWiFi6に対応していなければ、WiFi接続したときに遅くなってしまいます。上で解説したように、パソコンのWi-Fi規格をチェックしてみましょう。

また、パソコンの動作が普段から重いなと感じているのであれば、パソコンのパフォーマンス不足かもしれません。一般的にパソコンの寿命は5~6年といわれているので、心当たりがあるなら買い替えを検討するのもいいでしょう。

関連記事:インターネットの速度が遅い - 5つの原因と対策方法

こんな場合は10ギガ光回線に切り替えるのもアリ

現在1ギガ光回線を使っていて、通信スピードが実測値200~300Mbps程度だとしましょう。この場合もし機器が10ギガ対応でなくても、10ギガ光回線に切り替えることで700~800Mbpsまでスピードアップする可能性があります。

つまり、1Gbpsを超えることはないにしても通信速度アップを体感できるわけです。なるべくコストをかけずに通信スピードを速くしたいなら、10G対応機器を購入せずにまずは10ギガに申し込んでみるのもアリです。

いっぽう、1ギガ光回線でも実測値700~800Mbps出ているのであれば、10ギガ光回線に切り替えても速度の変化を体感することはないでしょう。

よくある質問:光回線10ギガについて

質問:
光回線10ギガを契約すると通信速度はどれくらい出るの?
回答:
回線業者や通信環境によって異なります。たとえばフレッツ光クロスだと平均ダウンロード速度1.2Gbps・アップロード速度1.4Gbps程度です。有線LANケーブルで接続するとさらに速度が上がり、場合によっては2~3Gbps出ることもあります。
質問:
10G光回線に申し込んで開通までどれくらいかかるの?
回答:
基本的には2週間~1ヵ月で開通するケースがほとんどです。ただし、プロバイダや工事業者の混雑状況によって2ヵ月程度かかる場合もあります。
質問:
現在1G光回線を使っているけど10Gに工事なしで切り替えられる?
回答:
回線がNTTフレッツ光だと、ほとんどの場合に改めて回線工事が必要になります。ただし、光コンセントがついている場合、派遣工事なしで開通となる場合もあります。他の回線事業者だと工事なしで10Gに切り替えられる場合もあります。事前に問い合わせてみることをおすすめします。
質問:
光回線10Gの導入コストはどれくらいかかる?
回答:
回線工事・10G対応機器の購入・初期費用等を合わせると大体6~7万円ほどかかります。ただしプロバイダによっては、工事費無料や10G対応ルーター無料レンタルなどがあります。そのような特典を活用してなるべくお得に申し込むといいでしょう。

こんな人に光回線10ギガはおすすめ

光回線10ギガについて見てきましたが、そもそも10ギガを活用するにはいくつも条件があります。提供エリア内かつ建物に10G設備があること(マンション)、10G対応機器が揃っていることなどです。

その条件をクリアでき、かつ現在のインターネットスピードに不満がある人は、10ギガプランに乗り換えを検討するといいでしょう。

光回線10Gがおすすめの人:

  • 対戦型オンラインゲームのヘビーユーザー
  • ライブ動画やゲーム動画の配信者
  • オフィス等で多人数がネット利用する
  • 1Gプランが遅く感じる

関連記事:おすすめの10ギガ回線は?

光回線1Gのほうがおすすめの人:

  • 普段のネット利用は動画視聴やネットサーフィン
  • これまで通信速度が遅いと感じたことはない
  • 通信速度よりも料金を重視する
  • 地方在住者

関連記事:おすすめの光回線1ギガはどれ?

更新日

- 記事の内容・情報に関しては、最善の注意を払っておりますが、正確性や確実性を保証するものではございません。
- 記事に関してお気づきの点があれば、
コンテンツポリシーにあるお問合せフォームよりお知らせください。内容を精査し、必要と判断した場合は迅速に訂正・更新を行います。
- 客観的事実に基づかない数値は表示しません。通信速度に関しては、第三者の速度測定サイトで集められた情報を引用するか、自社で測定したものを掲載しています。
- ランキング・おすすめ記事に関しては、その基準を記事内で記載・説明しています。
おすすめの光回線(ネット回線)を紹介する際は、長所のみではなく短所や注意点についても必ず表示します。
- 全体的な比較方法に関しては、消費者庁の定める
「比較広告に関する景品表示法上の考え方」(比較広告ガイドライン)を参考にし、順守できるように最善の注意を払っています。
- 本ページは一部アフィリエイトによる収益を得ています。(
消費者庁ガイドライン
- コンテンツポリシーに関しては、社内で徹底されるよう定期的に
勉強会を開いています。
- インターネット回線のご契約は、ユーザー自身の責任において行ってください。