プロバイダー解説:OCN
OCN

OCNは、プロバイダーとしてどのような会社なのでしょうか?インターネットの歴史においてOCNはどのように歩んできたのでしょうか?OCNが展開しているサービスや問い合わせ先も含めて解説します。

プロバイダー「OCN」はどんな会社?

OCNというプロバイダー名を聞いたことのない人はいないでしょう。ただ、OCNという名称の由来を知らない人もいるかもしれません。OCNはOpen Computer Networkの頭文字を取ったもので、コンピューターでつながるネットワークを表しています。

OCNは、高い知名度を誇る国内最大手のプロバイダーです。それもそのはず、OCNはNTT系列の「NTTコミュニケーションズ」が運営しているのです。

NTTコミュニケーションズは通称「NTTコム」ともいって、NTTが全額出資しているNTTの完全な子会社です。ただしNTTとは異なり、純粋な民間企業になります。

OCN(NTTコミュニケーションズ)が他のプロバイダーと決定的に異なる点は、自前の大規模通信ネットワーク回線を持っているということです。

通常プロバイダー(ISP:インターネット接続事業者)は、ネットワーク回線を借りてインターネット接続サービスを提供します。しかしOCNは、自分のネットワーク回線を使用することができるわけです。

OCNの所有するネットワーク回線は世界的にみても有数の規模を誇ります。全世界の43ヵ国、124都市にNTTコミュニケーションズのネットワークの拠点があり、高速通信を下支えしています。

OCNのインターネットにおける歴史

OCNは1996年12月からインターネット接続サービスを開始しました。マイクロソフトの画期的なOSであるWindows95が発売された翌年にプロバイダーサービスを展開しているのですから、OCNは古株プロバイダーといえますね。

インターネットは当初、ダイヤルアップ接続といって電話回線を利用していました。インターネット利用の料金も従量課金で高額なものだったため、インターネットは限られた人にしか楽しめないものだったのです。

そんな中で、OCNは1997年には24時間定額のインターネット接続サービスを提供開始します。月額38,000円の「OCNエコノミー」というサービスです。

当時、定額インターネット接続は一般的に月額100,000円超が当たり前だったため、OCNのサービスは画期的なものでした。インターネットの一般家庭向けの普及にOCNが一役買ったといえるでしょう。

インターネットの普及と共に増加してきたのが、コンピューターウイルスや不正アクセスなどの脅威です。OCNはそんな状況にもすぐに対応しました。2001年には他のプロバイダーに先駆けて、本格的なウイルス対策サービスを提供開始したのです。

そんなOCNは今では、国内インターネット事業においてシェア率トップの立場を長年保ち続けています。Yahoo!BBやSo-net、BIGLOBEといった並みいる大手プロバイダーを退けてです。

OCNは、NTTブランドの安定感抜群のプロバイダーとして、今でも沢山のインターネットユーザーに信頼されつづけています。

OCNが展開するサービス

プロバイダーOCNが展開している主な通信サービスを見てみましょう。

OCN光

OCNの提供するインターネットサービス

OCNに限らず、初めて光回線にするなら光回線の工事が必要です。

OCN光は、OCNが提供する、回線・接続サービスがセットになった光接続サービス(光コラボ)です。

OCN光は、初めて光回線の契約をする場合は新規契約として、今現在フレッツ光を利用している場合なら「転用」という形で契約が可能です。

初めて光回線を契約する場合や、すでにフレッツ光回線の光回線が自宅に引かれているもののプランの変更が必要な場合は工事費がかかります。フレッツ光ネクストの場合は、工事費はかかりません。

OCN光の工事費以外の料金としては、事務手数料と月額使用料がかかります。戸建ての場合は「OCN光ファミリータイプ」、マンションやアパートの場合は「OCN光マンションタイプ」を選ぶことになります。

OCN光のメリットには次のようなものがあります。

  • 月額料金が3,600円(税抜)~と安い
  • 高額キャッシュバックや割引が適用される
  • OCNモバイルONEとのセット割引がある
  • 無料訪問設定サポートが受けられる

OCN光withフレッツ

光回線はNTT東日本/西日本のフレッツ光、プロバイダー契約はOCNなのがこの「OCN光withフレッツ」です。

フレッツ光回線利用料とOCNプロバイダー料金を合わせてNTTファイナンスへ支払うことも可能ですし、別々に払うことも可能です。かかる費用は、一戸建てか集合住宅(マンション)、もしくは選ぶプランによっても異なります。

上記の「OCN光」と「OCN光 with フレッツ」は、どちらも通信速度は最大1Gbpsと、通信品質に差はありません。ただ、両者はサービスや特典が異なるため、よく比較検討して自分に合ったサービスを選ぶといいでしょう。

今さらだけど・・・フレッツ光ってなに?フレッツ光は、NTT東日本/NTT西日本の提供する光回線のサービス名です。実際のところ光回線といえばNTTの寡占状態でしたので、光回線=フレッツ光と認識されています。フレッツ光以外で選べる光回線には、NURO光、auひかり(KDDI)等があります。

OCN for ドコモ光

ドコモ光は、現在ドコモのスマホユーザーなら割引特典が受けられる光回線インターネットプランです。ということで、ドコモユーザーではないのなら選ぶ必要はないといえます。

「OCN for ドコモ光」は、料金はドコモに支払いますが、プロバイダーはOCNになります。OCNはインターネットプロバイダーとして歴史が長く、抜群の安定感を誇っているため安心です。

OCN for ドコモ光には次のようなメリットがあります。

  • 毎月のドコモスマホ料金が100~3,500円割引
  • キャッシュバックやdポイント進呈
  • 次世代通信方式IPoE対応の無線ルーターが無料レンタル
  • セキュリティーサービスが12ヵ月間無料
  • OCN開通サポート初回無料

OCNモバイルONE

NTTグループの格安SIM「OCNモバイルONE」は、料金は安いのに通信品質がよく、電話サポートもしっかりしています。ですので、格安SIM初心者でも安心して始めることができます。

OCN モバイル ONEのWi-Fiアクセスポイントは全国に86,000か所もあり、無料でインターネット接続ができるのも助かります。NTTグループならではのサービスといえるでしょう。

OCNの問い合わせ先

OCNは光回線・ADSL・モバイルと、さまざまなインターネット接続サービスを提供しています。OCNではこのようなサービスに関し、次のような問い合わせや手続きに電話で対応しています。

  1. OCNのインターネット接続サービスの申し込み・変更・解約
  2. OCNの料金請求に関する問い合わせ
  3. OCNのインターネット接続・メール設定・操作方法に関する問い合わせ
  4. OCNのインターネット設備の工事・故障に関する問い合わせ

OCNは、問い合わせ内容に対してそれぞれ異なる電話番号を用意しています。OCNへ電話で問い合わせる際には、目的に合った電話番号にかけましょう。

すでにOCNのサービスを利用している場合は、「ご請求番号」またはOCN会員証などにある「お客さま番号」(Nから始まる10桁の番号)を手元に用意しておくとスムーズです。

OCNの問い合わせ電話番号

OCN新規入会・各種サービスの申込・変更・解約

0120-506-506
受付時間 10:00~19:00
※日曜・祝日・年末年始(12/29~1/3)を除く

OCN料金請求に関する問い合わせ

0120-506-100
受付時間 9:00~17:00
※土曜・日曜・祝日・年末年始(12/29~1/3)を除く

OCNインターネット接続・電話・メール設定など操作方法に関する問い合わせ

0120-047-860
受付時間 10:00~18:00
※年末年始(12/29~1/3)を除く

OCN設備の工事・故障に関する問い合わせ

0120-047-540
受付時間 24時間(年中無休)
※19:30~翌日9:00までは録音にて受付、順次折り返し連絡にて対応

OCNでは、電話だけでなくホームページの「お問い合わせフォーム」でも、インターネット接続サービスに関する問い合わせに対応しています。

電話がなかなかつながらない場合、または電話の受付時間外には、OCNのホームページから問い合わせてみるといいでしょう。

公式サイトへ

更新日

ガイド - プロバイダー解説:OCN