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海外ローミング絶対おすすめランキングと料金比較!海外データ通信の方法も徹底解説

kaigailoaminghikaku

海外旅行や海外出張中でもスマホをいつも通り使いたいですね。

「海外でスマホを使うと高くつく」と思っている方は多いと思いますが、安く使える方法はあるのでしょうか。

この記事では、実はお得に海外でも使える格安SIM5社を紹介します。ぜひ渡航前にご覧ください。

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海外で携帯を使うとなぜ高くなるのか?

海外で自分のスマホで電話やインターネットを使用すると、後でとんでもない高額請求をされる可能性があります。

それは、基本的に日本での料金プランや定額サービスが海外では適用されないからです。

まず、スマホを国内と同じように海外で使用するには、基本的にスマホの「データローミング機能」をオンにする必要があります。

データローミングとは? データローミング(data roaming)とは、契約している携帯電話会社の電波が届かない所では、提携している現地の電話会社の電波をひろって通信できる機能のことです。
データローミング機能が働くのは、①契約会社の電波が届かない②海外の携帯電話会社の電波が届く、という2つの条件が重なった場合のみです。
ですので、国内にいる状態でデータローミングがオンになっていたとしても、基本的に支障はありません。ただし念には念を入れて、普段からデータローミング機能をオフにしておくほうがいいでしょう。

実は、このデータローミングが高額請求の原因となっているのです。自分ではほとんど使用していないように思えても、ちょっとしたアプリの自動アップデートやメールのやり取りだけで、思った以上に料金がかさむことがあるからです。

果たして「海外に行っても、料金を抑えながらスマホを快適に使用したい」というユーザーの願いは可能なのでしょうか?

結論からいうと可能です。スマホを適正に設定することで高額請求を避けることができます。さらに格安SIMであれば、海外でも安心してお得にスマホを使えるようなサービスも用意されているのでおすすめです。

それでは、どの格安SIMが最もお得なのでしょうか?次の章で見ていきましょう。

格安SIM海外ローミング比較表

セレクトラ編集部が選んだ海外ローミングが利用できるおすすめの格安SIMランキングがこちらです。

【国際ローミングおすすすめ格安SIMランキング】
順位格安SIM料金ロサンゼルス5日間
1位楽天モバイル基本料金2GB+追加1GB500円
=3GBで1,578円
1,078円(海外2GBまで利用可能)+1GB500円追加=3GBで1,578円
※Rakuten Linkを使えば海外からでも国内への通話は無料
2位ahamo20GBで月額2,970円20GBで月額2,970円
3位UQモバイル基本料金+
国内事前予約で3GB490円/日
ミニミニプラン2,365円+5日間15GB2,450円
=4,815円
4位LINEMO基本料金+3GB990円/日ミニプラン990円
+5日間15GB4,900円=5,890円
5位ワイモバイル基本料金+3GB980円/日シンプル2S2,365円+5日間15GB4,900円=7,265円
番外ソフトバンク「アメリカ放題」でアメリカなら電話もネットも無料ミニフィットプラン=3,278円
+電話もネットも無制限無料

短期の海外滞在で外では地図やネット検索程度の利用なら、楽天モバイルが一番お得で十分に利用できます

その上、Rakuten Linkのアプリを使えば、海外からでも国内への通話はいつでも何時間でも無料となっています。これは便利ですね。

少し長めの滞在で、SNSや動画も利用したいという方は20GBまで使えるahamoの方が良いでしょう。ただし、大盛りオプションで100GBに増量していても海外で使えるのは20GBまでなので注意しましょう。

UQモバイルは海外ローミングの利用は1日ごとの支払いになりますが、日本国内で事前予約をすると主要国での利用なら3GBで490円/日と、とてもお得になっています。

LINEMOとワイモバイルはソフトバンクのサブブランドなので、ソフトバンクの「世界対応ケータイ」に申し込めば海外でネットも利用が可能です。

ただ、3GBで980円/日となるので少し高めとなっています。

番外のソフトバンクには「アメリカ放題」があり、アメリカなら電話もネットも追加料金なしで無料で使い放題というとってもお得なサービスがあります。

アメリカへ行くことが多い方は、断然ソフトバンクがおすすめです。

海外ローミングがあるおすすめ格安SIM

①楽天モバイル

楽天モバイルでは、月額1,078円(税込)で海外で2GBまで4Gの高速通信が利用できます。ちなみに海外ローミングの申し込みは必要なく、契約したらそのまま海外で利用することができます。

楽天モバイルの海外ローミング
サービス内容
  • 海外指定66の国と地域でデータ通信が2GBまで無料・1GB/500円でチャージ可能
  • 超過後は最大128kbpsで使い放題
  • Rakuten Linkでの通話なら日本の電話番号との国際通話が無料
申し込み 必要なし
追加料金 不要
注意事項
  • 海外への渡航の前に、国内でRakuten Linkを認証が推奨される。海外ローミングエリアによっては認証ができない場合あり。
  • 海外でのデータ消費はプランのデータ利用料に加算されます。

2GBを使い切った後は、通信速度が128kbpsに制限されます。128kbpsに通信速度が下がった後でも、海外利用分として請求されるので注意が必要です。

また、1GB当り500円で追加購入することも可能です。ちなみに、有効期限は購入日を含めて31日間となっています。

つまり、

海外ローミング3GB利用=1,078円+500円=1,578円(税込)

となるので、海外wifiを利用するよりもずっと安くなります。wifiルーターをわざわざ持ち運ぶ必要もないので、かさばらず荷物になりません。

5日間のロサンゼルス旅行で海外ローミングを利用すると考えると、合計で1,578円(税込)となります。

ちなみに、滞在場所や現地のカフェ等にwifiがあり、外では地図を見たりネット検索程度なら、5日間で3GBでも十分足りるので、楽天モバイルはおすすめです。

また、Rakuten Linkの通話アプリを使えば、海外からでも国内への通話は何時間でも無料となっています。これはとてもお得ですね。

楽天モバイル Rakuten 最強プラン
5G対応
格安スマホ
口座振替
店頭サポート
eSIM
解約金なし
乗り換え特典!
最大2万2千円相当
月額料金
1,078~3,278円
段階性
データ容量
3GB~
無制限
 
通信速度
 

②ahamo

海外によく行く機会があるという人であれば、ahamoに乗り換えるのもオススメです。

ahamoでは、20GBまでの海外ローミングがプランに入っています。このため、追加料金を払うことなく、最大15日間はahamoのスマホを海外でそのまま使うことができます。

ahamo 20GB
5G対応
格安スマホ
口座振替
店頭サポート
eSIM
解約金なし
乗り換え特典!dポイント還元実施中
 
月額料金
2,970円
5分かけ放題込み
データ容量
20GB
 
通信速度

容量超過後1Mbps

ahamoの海外ローミング
サービス内容 海外82の国・地域でデータ通信が20GBまで可能
申し込み 必要なし
追加料金 不要
注意事項
  • 利用可能なデータはahamo大盛りでも20GBまで
  • 容量上限は国内利用と合わせて
  • 海外で最初にデータ通信を利用した日(日本時間)を起算日として15日経過後の日本時間0時以降に、海外では通信速度が送受信最大128kbpsとなる

ahamoの海外ローミングのうれしいポイントは、申し込みも追加料金もなしで、20GBという大満足な容量をいつものスマホそのままで使えることです。

海外に行く際には、いくら慣れていても準備が大変です。旅行先でも、もちろん空港内なら無料のWi-Fiがありますが、電車でWi-Fiがないということはしばしばあります。また、いちいち無料Wi-Fiを見つけるのも面倒です。

でもahamoなら、長期滞在でない限り、20GBのデータを使えるため、快適な海外旅行をサポートしてくれるのでおすすめです。

5日間のロサンゼルス旅行で海外ローミングを利用すると考えても、日本国内同様、20GBで月額2,970円(税込)で問題なく利用できます。

外での地図やネット検索だけでなく、wifiなしでSNSや動画視聴をしたりしてデータ容量をたくさん使う方であれば、15日以内の旅行ならahamoがおすすめです。

③UQモバイル

UQモバイルでは、5G対応の料金プラン(「ミニミニ/トクトク/コミコミプラン」「くりこしプラン +5G」)に加入していれば、auの「世界定額データ」を利用することができます。

「世界定額データ」とは? いつものスマホがそのまま海外150以上の国・地域で使えるauとUQ モバイルの海外データ定額サービスです。

料金は次のようになります。

auの海外ローミング定額サービス

世界データ定額
対象国・地域150以上の国と地域
サービス内容日本で契約しているスマホプランのデータ容量を海外でもそのまま使える
使えるデータ容量日本で契約しているauのデータ容量
料金
  • 早割利用時:490円または690円/24時間
  • 早割利用なし:980円/24時間
早割対象国・地域ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、イギリス、スイス、オーストリア、ポルトガル、中国、シンガポール、ベトナム、インドネシアなど
  1. 日本国内で事前予約すると、3GBで24時間あたり490円(税込)
  2. 日本国内で事前予約すると、早割り対象外の国・地域では3GBで24時間あたり690円(税込)
  3. 事前予約しない場合は3GBで24時間あたり980円(税込)

「世界データ定額」でご利用の通信量は、「ミニミニ/トクトク/コミコミプラン」または「くりこしプラン+5G」の月間データ容量やデータチャージのデータ容量購入分から消費します。

国内同様、契約しているデータ容量を超えたら、利用はできますが速度が300kbpsに制限されるので注意しましょう。

5日間のロサンゼルス旅行で海外ローミングを利用すると考えると、ミニミニプラン(基本料金2,365円)なら、日本国内で事前予約をすれば、3GB×5日間で合計で4,815円(税込)となります。
UQモバイルの割引を利用できる方なら、ミニミニプランとロサンゼルス5日間で最安3,440円~です。

また、UQモバイルのデータ追加料金は、100MBで200円、500MBで500円と割高になっているのでデータ量は多めに決めておくことをおすすめします。

④LINEMO

LINEMOはソフトバンクの格安SIMなので、LINEMOで海外ローミングを利用する時は、ソフトバンクの「世界対応ケータイ」サービスの申し込みが必要となります。

この申し込みをせずに海外ローミングを利用すると、高い請求額が後から届くことがありますで、忘れないように注意ましょう。

「世界対応ケータイ」には、「海外あんしん定額」と「海外パケットし放題」がありますが「海外あんしん定額」がおすすめです。

料金は定額で、最もお得に海外でネット利用が可能になっています。

「海外あんしん定額」は、LINEMOの基本料金に「定額国L」か「定額国S」を追加して利用できます。次の表をご覧ください。

定額国L
対象国・地域 タイ、台湾、中国、韓国、香港、モルディブ、ドイツ、フランス、イタリア、グアム、オーストラリア、カナダ、メキシコ、ブラジルなど
データ通信量・利用時間・料金 3GB・24時間・980円
9GB・72時間・2,940円
申し込み 必要
定額国S
対象国・地域 バハマ、パレスチナ、ジンバブエ、イラン、ミクロネシア、ジブチ、アンドラ、レバノン、ベリーズ、ニューカレドニアなど
データ通信量・利用時間・料金 1MB・24時間・1,980円
5MB・24時間・9,800円
10MB・24時間・19,600円
申し込み 必要
飛行機・船
利用できる環境 設備搭載機のみ
データ通信量・利用時間・料金 50MB・1時間・980円
100MB・5時間・1,960円
150MB・15時間・2,940円
申し込み 必要

定額国S:バハマ、パレスチナ、ジンバブエ、イラン、ミクロネシア、ジブチ、アンドラ、レバノン、ベリーズ、ニューカレドニア、パラオなど

定額国Lのような日本からの海外旅行で人気の国なら、980円(税込)で3GBを24時間の間に利用できます。

つまり、LINEMOの基本料金の「ミニプラン」を利用の方なら、月額990円にこの1日3GB980円を足して、1,970円(税込)で利用できます。

また、24時間ごとに更新が面倒という方は、9GB当り72時間で2,940円(税込)で購入することも可能です。

定額国Sなら1MB24時間で1,980円です。これは使えるデータ量が少ないので少し不便になりますね。(1GB=1,000MB)

定額国Sに行く場合は、楽天モバイルかahamo、海外wifiレンタルの方が安くておすすめです。

「海外パケットし放題」の料金表は次のようになります。

packet hodai
 

25MBまでなら1日あたり1,980円(税込)、25MB以上なら1日あたり2,980円(税込)となります。

ただ、1GB=1,000MBなので、やはり「海外あんしん定額」の方がたくさんネットを利用できて安いのでお得ですね。

5日間のロサンゼルス旅行で海外ローミングを利用すると考えると、ミニプランなら15GBで合計で5,890円(税込)となります。

15GBなら、外での地図やネット検索だけでなく、wifiなしでSNSや動画視聴をしたりしてデータ容量をたくさん使うことができるので、LINEMOもおすすめです。

⑤ワイモバイル

ワイモバイルは、LINEMOと同じくソフトバンクのサブブランドなので、海外ローミングは「世界対応ケータイ」を申し込んで利用することができます

「海外あんしん定額」は、料金も利用できる国も、先ほど説明したLINEMOと同じく、定額国Lなら3GB24時間で980円(税込)、9GB72時間で2,940円(税込)です。

「海外パケットし放題」も先ほどLINEMOで説明した通り、25MBまでなら1日あたり1,980円(税込)、25MB以上なら1日あたり2,980円(税込)です。

やはり、たくさんネットができてよりお得になっている「海外あんしん定額」がおすすめです。

5日間のロサンゼルス旅行で海外ローミングを利用すると考えると、シンプルプラン2S(基本料金2,365円)なら、3GBx5日間で合計で7,265円(税込)となります。

1日あたり3GBあれば、外での地図やネット検索だけでなく、SNSへの投稿もできますね。

⑥補足:ソフトバンク「アメリカ放題」

「アメリカ放題」とは、ソフトバンクのiPhoneを利用しているユーザーがアメリカ本土やハワイ滞在時に、通話もデータ通信もし放題になるサービスです。

ソフトバンクの「アメリカ放題」

「アメリカ放題」とは、ソフトバンクのiPhoneを利用しているユーザーがアメリカ本土やハワイ滞在時に、通話もデータ通信もし放題になるサービスです。

データ通信をどれだけ使っても無料、電話はアメリカ国内だけでなく日本との通話も完全無料という、びっくりするほどお得なサービスといえます。

アメリカ放題の適用条件は以下のとおりです。

  • 対応機種であること(ソフトバンク公式サイトにて要確認)
  • 「世界対応ケータイ」に対応していること

ソフトバンクの「世界対応ケータイ」とは? 世界対応ケータイとは、国際ローミングのことを指すソフトバンク独自の名称です。日本国内で使用しているソフトバンクのスマホを、電話番号はそのままで海外でも使用できる機能のことです。ソフトバンクのiPhone/iPadは全機種が対応しており、スマホやケータイもほとんどの機種は対応しています。

アメリカ放題
対象エリアアメリカ本土、アラスカ、ハワイ、プエルトリコ、バージン諸島アメリカ領(グアム・サイパンは除く)
対象事業者AT&T、T-Mobile USA、Union、CLARO PUERTO RICO
無料対象サービス通話、SMS、S!メール(MMS)、データ通信
通話料発信:対象エリアと日本は無料、その他の国・地域は210円/分
着信:無料
申し込み不要

アメリカ放題は、適当な条件下で自動的に適用されるため特に設定は不要です。これはとても便利ですね。

例えば、5日間のロサンゼルス旅行で海外ローミングを利用すると考えると、「アメリカ放題」で電話もネットも無料となるので、基本料金の値段のみとなります。

つまり、ソフトバンクのミニフィットプラン+なら、基本料金の3,278円(税込)でデータ無制限で利用可能となります。

アメリカ旅行なら断然ソフトバンクがお得ですね。

注)povo 2.0

povo 1.0には海外ローミングが可能でしたが、povo 2.0になってからは海外ローミングのサービスはなくなったので注意が必要です。海外でネットを使いたいという方は、楽天モバイル・ahamo・LINEMO・ワイモバイル・UQモバイルの中から選ぶことをおすすめします。

海外ででデータ通信する方法

ヨーロッパ編・海外旅行・SIMカード

海外を旅行する際にスマホでのインターネットはどうすればよい?

海外旅行中、出張中、ご自身が日本で使っているスマホをインターネット接続(データ通信)させておくためには以下のような選択肢があります。

結論だけ先にお伝えしておくと、この中でおすすめは日本で使う普段のSIMカードをお得に海外ローミングが使えるものに切り替えておくことです。

こららの選択肢のポイントや注意点を一つずつチェックしてみましょう。

 ホテルやカフェなど無料のWi-Fiを利用する

まず最初に旅行中なんとか公共のWi-Fiで乗り切ろうという考えもあります。しかし、これはあまりおすすめできません

確かに、海外の一部の都市(例えばヘルシンキやフィレンツェなど)は公共のWi-Fiが発達しています。また、海外の観光地では日本よりもWi-Fi提供のあるカフェやレストランが充実しています。ですから、Wi-Fiのあるお店自体を探すのこと自体は困難ではありません。

しかしながら、ヨーロッパ等では、大都市以外にも有名観光地が地方にも多くありますね。地方や田舎ではWi-Fiがみつかる可能性は低くなります。また、Wi-Fiを利用するためだけに、カフェなどを利用するのも逆にお金ががかかるかもしれません。

時間に縛られない、自由度の高い観光であれば公共や無料のWi-Fiでも問題ないでしょう。ただし、観光スケジュールが詰まっている場合やお仕事の場合公共のWi-Fiのみでは厳しいでしょう。

 海外旅行用のレンタルポケットWi-Fiを利用する

2番目の方法は海外旅行用のレンタルポケットWi-Fiを利用することです。数年前であればよい選択肢でしたが、これも2024年現在では優先的におすすめする方法ではありません

この理由は、以下で見るようにスマホの海外ローミングが充実してきた今現在では、スマホの海外ローミングを使った方が安いうえに、圧倒的に便利だからです。

海外旅行用のレンタルポケットWi-Fiのメリットは日本で事前に準備でき、海外についてからすぐに使えるという点にあります。このメリットはスマホの海外ローミングでも同じですが、レンタルポケットWi-Fiは日本国内でレンタルの手続きをしなければならず、帰国後には返却の手続きもしなければなりません。

海外用レンタルWi-Fiスマホの海外ローミング
  • 日本国内で準備でき、渡航先ですぐに使える
  • 荷物が増える
  • レンタルする手続きが必要
  • 帰国後にも変換する手続きが必要
  • 今や海外ローミングと比べて安くない
  • 日本国内で準備でき、渡航先ですぐに使える
  • いつものスマホがそのまま海外で使える
  • 定額制サービスや格安の海外ローミングサービスの出現で現在ではお得に

渡航先の現地のSIMカードを購入して利用する

3つ目の方法は渡航先の現地国でSIMカードを購入して利用することです。

ほとんどの海外諸国ではそもそもスマホのデータ通信代がかなり低価格です。ですから、期間限定のSIMカードを購入した場合もかなり安く利用ができます。

例えばヨーロッパでは、SIMカードはタバコ屋や宝くじなどを売っているキオスク、雑貨屋、携帯会社の店舗、スーパーマーケットや、雑誌・新聞を売るスタンドなどで簡単に手に入れることがあります。

ヨーロッパ現地で変えるプリペイドSIMカードの例
プラン名内容料金
Lebara (フランス)
プラン名:Forfait Tout En Un illimité 
  • 30日間有効
  • データ容量5GB+電話かけ放題・SMS500通
  • ヨーロッパ各国で電話かけ放題
  • EUローミング
全部込みで19.9ユーロ(約2,700円)
Lycamobile(イギリス)
プラン名:UK Plan Mega
  • 30日間有効
  • データ容量40GB*+電話・SMS無制限(イギリス国内)
  • ヨーロッパ内ならば100分まで電話かけ放題
  • EUローミング
全部込みで£20(約3,275円)

*オンラインで購入した場合。オンライン以外での購入では11GB。

ヨーロッパの渡航先でSIMカードを購入することのメリット・デメリット
メリットデメリット
  • 料金が比較的安い。
  • 30日間という比較的長い滞在もカバーしてくれる。
  • 現地の番号で電話がかけ放題。
  • 現地に到着後すぐには使えない。
  • 旅行先でSIMカードを購入しなければならない。特に、英語や現地語に慣れていないと、購入するのが大変。

海外のSIMカードが安い理由

2017年以降、EU圏内において各国の携帯サービス会社が違う国でユーザーが携帯を使用した場合に別途ローミング代(手数料)を取ることが禁止されています。このため、ヨーロッパ圏内であれば国をまたいで旅行したとしても、いったんSIMカードを購入すればどこの国でもその電話会社が提供する通話料でどこでも電話やSMSができるようになっています。

具体的に説明をします。とある携帯会社の提供するSIMカードをフランスで購入したとします。そのSIMカードを使ってフランス国内で電話をしてもスペインで電話をしてもその携帯会社の設定する1分あたりの料金は変わりません。

海外では特別な契約は一切なく、簡単にプリペイドのSIMカードを購入することができます。お使いのスマホがSIMフリーである必要がありますが、いったん購入したSIMカードをスマホにセットすれば後は簡単です。

日本の海外ローミング対応のSIMカードを利用する

セレクトラおすすめの方法は、日本で海外ローミング対応のSIMカードを契約しておき、海外ローミングサービスを利用することです。

数年前だと、「海外ローミングでパケットを使いすぎて高額請求を受けた」という事例がたびたび起こったため、海外ローミング=高いというイメージがあるかもしれませんが、現在では定額制のサービスやオプションがあるため安心です。

特におすすめなのは、ahamoと楽天モバイルです。ahamoと楽天モバイルでは海外ローミングのサービスが使いやすく、充実しています。また、国内のプランとしても安いので、海外に行く機会が多い方はahamoまたは楽天モバイルに乗り換えるのがおすすめです。

逆に、人気のあるpovo 2.0ではpovo 1.0と異なり海外ローミングがそもそも利用可能ではないので注意が必要です。

また、2週間を超えるような比較的長い滞在の場合は、現地でSIMカードを購入するとよいでしょう。海外ローミングを利用するための料金が高くなりますし、ahamoの場合でも15日を超過すると通信速度が最大128kbpsに制限されてしまうためです。

楽天モバイルの海外ローミングサービス

楽天モバイル Rakuten 最強プラン
5G対応
格安スマホ
口座振替
店頭サポート
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解約金なし
乗り換え特典!
最大2万2千円相当
月額料金
1,078~3,278円
段階性
データ容量
3GB~
無制限
 
通信速度
 

楽天モバイルの海外ローミング
サービス内容
  • 海外指定66の国と地域でデータ通信が2GBまで無料・1GB/500円でチャージ可能
  • 超過後は最大128kbpsで使い放題
  • Rakuten Linkでの通話なら日本の電話番号との国際通話が無料
申し込み 必要なし
追加料金 不要
注意事項
  • 海外への渡航の前に、国内でRakuten Linkを認証が推奨される。海外ローミングエリアによっては認証ができない場合あり。
  • 海外でのデータ消費はプランのデータ利用料に加算されます。

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ahamoの海外ローミングサービス

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5G対応
格安スマホ
口座振替
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解約金なし
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月額料金
2,970円
5分かけ放題込み
データ容量
20GB
 
通信速度

容量超過後1Mbps

ahamoの海外ローミング
サービス内容 海外82の国・地域でデータ通信が20GBまで可能
申し込み 必要なし
追加料金 不要
注意事項
  • 利用可能なデータはahamo大盛りでも20GBまで
  • 容量上限は国内利用と合わせて
  • 海外で最初にデータ通信を利用した日(日本時間)を起算日として15日経過後の日本時間0時以降に、海外では通信速度が送受信最大128kbpsとなる

ドコモの海外ローミング定額サービス

パケットパック海外オプション
対象国・地域 200以上の国と地域
サービス内容 日本で契約しているスマホプランのデータ容量を海外でもそのまま使える
使えるデータ容量 日本で契約しているドコモのデータ容量

ドコモ - パケットパック海外オプション料金一覧
プラン 料金 1日あたりの料金
1時間プラン 200円 -
24時間プラン 980円 980円
3日間プラン 2,480円 約827円
5日間プラン 3,980円 796円
7日間プラン 5,280円 約754円

auの海外ローミング定額サービス

世界データ定額
対象国・地域150以上の国と地域
サービス内容日本で契約しているスマホプランのデータ容量を海外でもそのまま使える
使えるデータ容量日本で契約しているauのデータ容量
料金
  • 早割利用時:690円/24時間
  • 早割利用なし:980円/24時間
早割対象国・地域ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、イギリス、スイス、オーストリア、ポルトガル、中国、シンガポール、ベトナム、インドネシアなど

ソフトバンクの海外ローミング定額サービス

ソフトバンクの海外ローミング定額サービスで4G・5G向けのもので、ヨーロッパへの旅行者用のものは、「海外あんしん定額」です。

定額国L
対象国・地域タイ、台湾、中国、韓国、香港、モルディブ、ドイツ、フランス、イタリア、グアム、オーストラリア、カナダ、メキシコ、ブラジルなど
データ通信量・利用時間・料金3GB・24時間・980円
9GB・72時間・2,940円
申し込み必要

海外ローミングと海外データ通信のまとめ

この記事では、海外ローミングで海外でもネットを使う時の方法とおすすめの格安SIMを紹介してきました。

まとめると

  • 2週間以内の滞在であれば、海外ローミングできるスマホプランを使うのが手軽でおすすめ
  • 特に、ahamoと楽天モバイルがおすすめ。
  • 2週間を超えるような滞在になると、ヨーロッパ現地でプリペイドのSIMカードを購入するのがおすすめ

です。節約したいからといって、無料WiFiに頼っているといざという時に困りますし、逆にWiFiを利用するために店舗を利用してかえって高くなる可能性もあります。計画的に考えて、快適な海外の旅をできるようにしましょう。

ahamo 20GB
5G対応
格安スマホ
口座振替
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解約金なし
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月額料金
2,970円
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データ容量
20GB
 
通信速度

容量超過後1Mbps

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月額料金
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段階性
データ容量
3GB~
無制限
 
通信速度
 

おすすめSIM会社

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通信品質トップクラス。新プランのコミコミプランでは、10分かけ放題付で20GB3,278円(税込)でオンライン専用プラン並みの低価格店舗サポートも魅力。

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更新日