楽天モバイルの通信速度は遅い?速度測定・楽天エリアの口コミも徹底調査

楽天モバイルのプランは格安でお得ですが、ちゃんとつながるの?通信速度が遅いと聞くけど本当?と楽天モバイルの通信事情が気になる方は多いと思います。セレクトラでは、実際に東京都内の各所での通信速度を計測してみました。楽天モバイルの通信速度の口コミなども含め、楽天モバイルに乗り換える前に知っておきたい情報をまとめました。
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楽天モバイル最強プラン6月1日~ 楽天モバイルでは、6月1日より「Rakuten最強プラン」に移行しました。高速データが人口カバー率99.9%となり、つながりにくかった屋内や繁華街/高層ビル、地下鉄も含め以前よりつながりやすくなります。料金は旧プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」の据え置きです。
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- 6月1日より「Rakuten最強プラン」に移行で高速データが人口カバー率99.9%値段は据え置き
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結論:楽天エリアなら快適に利用可能
楽天モバイルは、その料金プランの安さや大胆なキャンペーンで知られています。
一方、こんなに安くて通信速度は大丈夫?スピードが落ちるのでは?と心配する方も多いと思います。
この記事では、楽天エリアの通信速度の口コミを調査し、悪い口コミの実態を探るべく実際に楽天モバイルを都内で利用して通信速度を測定しました。
そしてこの調査の結論は、楽天モバイル回線エリア内であれば、スマホを日常使いするのに問題ない速度が出る、でした。
この記事では楽天モバイルに乗り換える前に知っておきたい気になる点を、基本的な情報から測定結果まで徹底調査しました。
楽天モバイルに乗り換えを悩んでいる方、楽天モバイルの通信速度に疑問がある方はぜひ参考にしてください。乗り換えに踏み切れない、という方にはリスクゼロで楽天モバイルをおすすめする方法もご紹介します。
楽天モバイルの基本情報
楽天モバイルの現在の料金プランは「Rakuten最強プラン」です。
0円プランが2022年7月に終了しましたが、専用通話アプリ「Rakuten Link」を使えば国内通話が無料になることを考えると、その料金はまだまだ業界最安級です。
楽天モバイル最強プラン6月1日~ 楽天モバイルでは、6月1日より「Rakuten最強プラン」に移行しました。高速データが人口カバー率99.9%となり、つながりにくかった屋内や繁華街/高層ビル、地下鉄も含め以前よりつながりやすくなります。料金は旧プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」の据え置きです。
月額料金 (税込) |
~3GB | ~20GB | 20GB~ | |
---|---|---|---|---|
1,078円 | 2,178円 | 3,278円 | ||
通信規格 | 4G・5G | |||
通信容量 | 楽天回線対象エリア:無制限 パートナー回線エリア:無制限 データ容量超過後も1Mbpsで通信可能 |
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国内通話 | Rakuten Linkのアプリを利用すればかけ放題 アプリ未使用であれば、30秒22円 15分(標準)通話かけ放題:1,100円/月 |
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データタイプ | 音声通話機能なしのデータ通信専用SIM/eSIMプラン(価格は最強プランと同じ) 申し込みには楽天カード必須 ※Rakuten Link、キャリアメールの利用は不可 |
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公式サイト |
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月額料金(税込) | |||
---|---|---|---|
~3GB | ~20GB | 20GB~ | |
1,078円 | 2,178円 | 3,278円 | |
通信規格 | |||
4G・5G | |||
通信容量 | |||
楽天回線対象エリア:無制限 パートナー回線エリア:無制限 データ容量超過後も1Mbpsで通信可能 |
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国内通話 | |||
アプリRakuten Link使用でかけ放題 アプリ未使用であれば、30秒22円 15分(標準)通話かけ放題:1,100円/月 |
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データタイプ | |||
音声通話機能なしのデータ通信専用SIM/eSIMプラン(価格は最強プランと同じ) 申し込みには楽天カード必須 ※Rakuten Link、キャリアメールの利用は不可 |
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料金面ではメリットの大きい楽天モバイル。では気になるその通信速度の実態を見ていきましょう。
楽天モバイルの通信速度の口コミ
まずは、実際に楽天モバイルを使っている方のtwitterで口コミで、楽天モバイルの通信速度を調べてみます。
楽天モバイルの通信速度に対する良い口コミ・評判
福岡すげー
楽天モバイル下り速度が200MBを余裕超え👏![]()
💙モト ボサツさん🧡コロナ帰国💔&福岡の片隅でハイスペック無職を目指す😎✨ (@motobosa02) February 1, 2023
平日の夕方、自宅にて楽天モバイル 楽天回線の速度。速い!
pic.twitter.com/2dPg8ZEtDI ![]()
おすすめ光回線紹介アカウント (@kou1heads) February 7, 2023
仙台空港の楽天モバイルの通信速度が、ものすごく改善されている!
2022年09月上旬にはパートナー回線しか入らなかったのに!
現在はちゃんと楽天回線が入ってくる! pic.twitter.com/yt8VhB1cib![]()
雪の子@断捨離中☆ (@yukinoko2222) February 6, 2023
思ったよりも速度が出ている、場所によって改善されている、といった口コミがありました。
楽天モバイルの通信速度に対する悪い口コミ・評判
楽天モバイル速度昼と夜変わりすぎだろ()
左の写真が夜2:00で右の写真が昼12:20です。夜快適なら夜YouTube見るしか無いのか⁉️ pic.twitter.com/kLassgttHv![]()
Noob Axolotl (@Noob_Axolotl) February 8, 2023
楽天モバイル遅い!
— kuuu (@kuuu13845395) February 3, 2023
速度測ったら8Mbps出てるのに
それも自宅だけ、外ではサクサク動くからスマホのせいじゃない筈?
去年はそんな事なかったのに、誰か助けて!
楽天モバイルを1日使ってみた。口コミ通り東京じゃあんまり速度出ないし地下なんて自社回線繋がんない。地元はめちゃ繋がるし速度もau並みに出るのになぁ…
— 𝖺𝗌𝖺𝗁𝗂𝗆𝖾𝗋𝗂 (@asahifac) February 6, 2023
これは…MNPするか悩むけどどこも月20GBで、地味に足りないんよ…
時間帯や場所によって速度が遅い、という口コミです。
口コミ・評判から分かる楽天モバイルの通信速度
- 口コミから見る楽天モバイルの通信速度
- 場所・時間帯によって通信速度が遅くなる
- 楽天回線でつながるエリアでは速度も速い
- 楽天モバイルユーザーから見て改善がある
同じ場所でも、時間帯によっては通信速度に差が出るようです。東京都内でも口コミによっては早く繋がるという声も、遅いという声もありました。
楽天モバイルはプラチナバンドを持っていないため、特に地下では速度が遅くなる、つながらないといった口コミが見られます。
プラチナバントはドコモ・au・ソフトバンクには割り当てられているもので、通常の電波と比べて壁の厚いビルの中といった屋内でも電波が伝わりやすい傾向があります。
楽天モバイルのプラチナバンド獲得が実現するのか、今後注目ですね。
「速度が遅い」「つながらない」といった口コミに対して楽天モバイルからの返信も見られました。
楽天モバイルです。
— 楽天モバイル_お客様サポート (@Rmobile_Support) February 6, 2023
回線状況について、ご不便をお掛けし申し訳ございません。
お客様の電波状況を確認し、今後の改善活動に活かして参ります。電波に関するお困りごと、ご意見・ご要望等を下記フォームにご入力頂けると幸いです。https://t.co/zBfz2GzOvw
大変お手数ですが、宜しくお願い致します。
このような返信が直接改善につながるわけではないですが、楽天モバイルは基地局の増設で電波状況の改善を常に行っています。
以前はパートナー回線だった場所が、今は楽天回線でデータ通信が早くなったという口コミも見られたので、速度が遅い場所は楽天モバイルに報告するのも1つの手段です。
楽天モバイルと他社の通信速度を比較
楽天モバイルの通信速度(下り)は、エリアによって次のようになっています。
- 楽天回線エリア:20~30Mbpsでデータ無制限
- パートナー回線エリア(国内):
5GBまでは88~170Mbps/5GB超過後は最大1Mbpsで使い放題
最強プランより、パートナー回線の高速通信も無制限 - パートナー回線エリア(海外):2GBまでは10~20Mbps/2GB超過後は最128kbpsで使い放題
となります。
公式ページよりキャリア3社の通信速度を比べると、
通信サービス名 | 通信速度(下り) |
---|---|
ドコモ | 154Mbps~299Mbps |
au | 88Mbps~170Mbps |
ソフトバンク | 90Mbps~172Mbps |
また、格安SIM各社の通信速度を調べると、
通信サービス名 | 通信速度(下り) |
---|---|
UQモバイル | 13.5Mbps |
ワイモバイル | 18.7Mbps |
mineo | 19.3Mbps |
OCNモバイルONE | 12.3Mbps |
IIJmio | 9.5Mbps |
となっています。
数値を見ると、ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアの数値は桁違いで大きく、これは通信速度が速いことを意味します。
とはいえ、この数値がどれくらいの速度でどれだけ使いやすいものなのか、少し分かりにくいですよね。
次の章で、実際に使いやすい通信速度について説明していきます。
実際に使いやすい通信速度とは?
スマホを使う時に、使い勝手の良さの基準となる通信速度。しかし実際にどの数値が快適に利用できるのか、分かりづらいと感じている方も多いかと思います。
そこで、快適に使える通信速度について調べてみました。
まず、インターネット通信の速度を表す単位は「bps」(ビーピーエス)です。
- インターネットの通信速度を表す単位
- 1Kbps=1,000bps
- 1Mbps=1000Kbps=1,000,000bps
- 1Gbps=1,000Mbps=1,000,000,000bps
速さは単位が大きくなるほど速くなり、一般的には、最近の通信サービスではG(ギガ)が使われることが多いです。
G(ギガ)>M(メガ)>K(キロ)
以下は、利用目的別の快適に利用できる速度の目安です。
利用目的 | ダウンロード | アップロード |
---|---|---|
サイトの閲覧 | 1Mbps | - |
LINEやメールの送受信 | 1Mbps | 1Mbps |
YouTubeのHD画質閲覧 | 5Mbps | - |
Zoomのオンライン会議 | 3Mbps | 3Mbps |
オンラインゲーム | 20~100Mbps以上 | 30Mbps以上 |
NetflixのUHD画質閲覧 | 25Mbps以上 | - |
HuluのHD画質閲覧 | 6Mbps以上 | - |
写真をSNSにアップ | - | 3Mbps以上 |
動画をSNSにアップ | - | 10Mbps以上 |
YouTubeでの生配信 | - | 10Mbps以上 |
5〜30Mbpsがあれば、どんな用途でもある程度快適に利用できるのが分かりますね。
一般的なインターネットの利用は、ダウンロードの速度が重要になってきます。この速度が速いほど、高画質な動画の閲覧などでも問題なく利用できます。
視聴よりも、SNSでの投稿の利用が多い方は、アップロードの速度もしっかり確認しましょう。
数字だけで言われてもピンと来ないかもしれませんね。次に、一般的な体感速度の目安をまとめました。
体感速度 | ダウンロード・アップロードの速度 |
---|---|
非常に速い | 30Mbps以上 |
速い | 10~30Mpbs |
標準 | 5~10Mbps |
やや遅い | 1~5Mbps |
遅い | 1Mbps以下 |
非常に遅い | 500kbps以下 |
この表を見ると、そこまで数値が大きくなくても、通信速度を「早い」と体感できることが分かりますね。
楽天モバイルのパートナー回線は、高速通信データ量が月間5GBまでに制限されており、その後速度が最大1Mbpsになります。それでも最低限のスマホの使用はできてしまいます。
⇒最強プランより、パートナー回線の高速通信も無制限で利用できるようになりました。
楽天モバイルの通信速度を実際に測ってみました
ここで筆者が、実際に都内で楽天モバイルとワイモバイルの通信速度と使いやすさを比較調査を行いました。
都内の地下や建物の中など、楽天モバイルで特に繋がりにくいとされている場所を選んでみました。
結果、最初のアクセスに少し時間がかかる時もありましたが、基本的にどこでもYouTubeの動画視聴を問題なく行うことができました。
詳しい速度は次の表をご覧ください。
測定場所 | ワイモバイル(下り/上り) | 楽天モバイル(下り/上り) |
---|---|---|
渋谷駅 東急東横線(B5F) | 39.9Mbps/6.88Mbps | 57.5Mbps/8.82Mbps |
渋谷 外 | 17.3Mbps/4.71Mbps | 15.3Mbps/9.2Mbps |
六本木駅 大江戸線(B7F) | 75.4Mbps/5.11Mbps | 6.44Mbps/11.7Mbps |
六本木駅 日比谷線(B2F) | 62.2Mbps/12.41Mbps | 13.2Mbps/9.19Mbps |
銀座 三越(5F) | 17.8Mbps/7.88Mbps | 12.1Mbps / 6.24Mbps |
銀座 三越(B3F) | 82.4Mbps / 15.5Mbps | 13.9Mbps / 7.20Mbps |
日比谷駅 地下鉄電車内 | 86.6Mbps / 9.34Mbps | 13.2Mbps / 9,23Mbps |
中目黒 外 | 12.2Mbps / 6.51Mbps | 21.2Mbps / 37.6Mbps |
二子玉川 高島屋(5F) | 90.1Mbps / 88.0Mbps | 30.2Mbps / 12.1Mbps |
二子玉川 高島屋(B2F) | 14.8Mbps / 24.2Mbps | 8.6Mbps / 6.4Mbps |
この表を見て分かるように、やはり全体的にワイモバイルの方が数値が大きく、つながりやすいと言えます。
以下は体感のデータ通信の速度と、通信制限後の使いやすさについての筆者の感想です。
- 数値が低く出たエリアでも、楽天モバイルは問題なくYouTubeの動画を見ることができた
- ワイモバイルのデータ容量超過後は、LINEを見ることもできなかった
- 楽天モバイル回線エリア外(パートナー回線)で容量超過後でも、LINEのメッセージは受け取れた
⇒最強プランよりパートナー回線の利用上限が撤廃されたため、今後パートナー回線で上限に達する心配はありません
数値上は低く出ても楽天モバイルは問題なく繋がる
ワイモバイルの通信速度と比較すると、特に地下鉄の駅構内の差が大きく出ています。
しかし実際に使ってみると、この数値が小さかったエリアでも問題なくデータ通信を使うことが出来ました。
特に大江戸線は地下7階まで下がるのでかなり繋がりにくいかと予想していましたが、楽天モバイルでもYouTubeの動画視聴を問題なく行うことが出来ました。正直これには驚きです。
サイトの閲覧もYouTubeの動画視聴も、最初にアクセスするまでは若干時間がかかる感じはありましたが、その後すぐ全く問題なくデータ通信を行えました。
前の項目で、速度が5Mbps出ていれば標準の速さで、体感でも遅くは感じないと見ましたね。
表を見ると、楽天モバイルも5Mbpsはちゃんと超えているので、実際にスマホを使用する分には問題ないと言えます。
楽天モバイルとワイモバイル - 速度制限後の使いやすさを比較
筆者が差を大きく感じたのは、楽天モバイルとワイモバイルのそれぞれのデータ容量を使い切って、速度制限がかかった後です。
楽天モバイルは楽天回線エリアならデータ無制限です。ここでの速度制限は、パートナー回線で5GBを使い切った後、となります。
まずはそれぞれの公式サイトで発表されている、速度制限後の通信速度です。
- ワイモバイルのシンプルS(3GB):最大300kbps
- 楽天モバイル(パートナー回線):
最大1Mbps
⇒最強プランより、パートナー回線もデータ無制限
筆者はこの時ワイモバイルの3GBプランを契約していたので、超過後の通信速度は最大300kbpsとなりました。ワイモバイルの15GBと25GBプランの速度制限後は最大1Mbpsです。
最大300kbpsという速度ではネットのアクセスだけでなく、地図アプリもほとんど利用できないほどでした。LINEのメッセージもWifi環境に行かないと表示されず、通信速度が落とされてからのスマホは使いものになりませんでした。
ちなみにワイモバイルのデータ追加は0.5GBで550円(税込)とやや割高です。
一方で、楽天モバイルはパートナー回線の容量制限5GBを超えた後でも、最大1Mbpsでデータ通信が可能です。
最大1Mbpsの速度であれば、サイト閲覧やLINEのメッセージの送受信ができます。更に楽天回線エリアに入ってしまえば高速通信ができます。
楽天モバイルの料金プランは使用した分だけ支払う段階性で、かつデータ無制限でも3,278円を超えません。
いつでも最低限のデータ通信ができる状態でいたい、という場合は楽天モバイルが安心ですね。
※2023年6月1日の「Rakuten最強プラン」開始以降、パートナー回線の高速通信も無制限で利用可能となりました。
ただし、公平なサービス提供という理由や通信環境で速度低下する場合があります。
楽天モバイルの通信速度の特徴 - 楽天回線、パートナー回線とは?
「Rakuten最強プラン」開始でパートナー回線でも高速通信が無制限で利用できるように
前の章で名前が出てきましたが、楽天回線には自社回線の他に「パートナー回線」があります。
- 楽天回線エリア:楽天基地局の電波を利用。データ容量の制限なし。
- パートナー回線エリア:au基地局の電波を利用。最強プランより月5GBの利用上限が撤廃され、無制限で使用が可能に。
楽天基地局の増設に伴ってパートナー回線は今後縮小し、将来的には終了する見込みです。
⇒2023年4月に締結されたKDDIとの新しいローミング協定により、2026年9月まで提供期間が延長しました。
楽天モバイルに乗り換えて、データ無制限だと思っていたのに速度制限された…という場合は、実は楽天回線ではなくパートナー回線に繋いでいたということになります。
パートナー回線はau回線なので、データ通信が問題なく行える速度が出ます。楽天がつながりにくいとされる地下や屋内はパートナー回線につながることも少なくありません。
KDDIとの新しい協定では、これまでローミングに含まれなかった以下のエリアがローミングエリアとして設定されました。
・東京都23区・名古屋市・大阪市を含む都市部の一部繁華街のエリア
また、一部インドア(地下鉄、地下街、トンネル、屋内施設など)やルーラルエリアも引き続きローミング提供することが双方で合意されました。
2023年6月1日に導入された「最強プラン」では、今まで月間5GBに制限されていたパートナー回線の高速通信も無制限で使えるようになりました。
まだ大きく変化を実感する声は少ないものの、パートナー回線の使用上限が撤廃されたことで、さらに便利になっていることは確かです。
楽天回線であれば高速データ通信が無制限
楽天回線につながれば、高速データ通信が無制限で使えます。
実際の通信速度に関しては、上記の口コミや実測値で見たように、時間帯や場所によって開きがあります。
ただ楽天回線は、スマホを快適に利用できる速度は出ている、と言えます。
自分の生活圏が楽天回線でカバーされているかどうかは、楽天モバイルの公式サイトから確認ができます。
「サービスエリア」の地図上でピンクになっていれば、楽天基地局が整備されています。
データ無制限が月額3,278円(税込み)、しかも通話アプリ使用で国内通話も無料というのは、とても魅力的な格安プランです。
自宅やよく行く場所が楽天回線エリアに入るのであれば、楽天モバイルの乗り換えに満足できるでしょう。
楽天モバイルがおすすめなのは「スマホを快適に使えればいい」人
ここまで楽天モバイルの通信速度、楽天モバイルの通信の特徴を見てきました。
冒頭の結論で申し上げた通り、楽天モバイルの速度は「スマホを日常使いするのに問題ない」程度です。
サイトを閲覧したり、Youtubeの動画を視聴したりといった使い方に支障はありませんが、外出先でビデオ会議が多かったり、大量のファイルをダウンロードしたりという使い方のためには安定性に欠けます。
ドコモ・au・ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える場合は、通信速度に違和感があるかもしれません。
それでも、余り大きなデータ通信をしない方なら楽天モバイルの速度で十分スマホを楽しめます。
また、楽天モバイルには通話アプリ「Rakuten Link」を使用した国内通話が無料、iPhone購入で高額楽天ポイント還元、楽天モバイルユーザーは楽天ポイントが貯まりやすい、といったメリットが満載です。
通信速度重視のおすすめ格安SIM3選
楽天モバイルの価格は魅力的だけど、まだ生活圏が楽天回線でカバーされていない・やはり通信速度を重視したい、という場合は以下の格安SIMがおすすめです。
- 通信速度重視の格安SIM3選
- LINEMO(ラインモ):3GBと20GBから自分に合ったプランを選べる!しかもLINEギガフリー。
- ahamo(アハモ):通信速度は格安SIM最速!5分かけ放題込で通話もカバー。
- ワイモバイル:家族割で大幅割引!MNP乗り換えでお得な端末セット割引も。
どれも3大キャリアのオンラインプランまたはサブブランドです。MVNOのように回線を間借りしているわけではないので、キャリア品質の通信速度を誇ります。
LINEMO(ラインモ)

ソフトバンクグループになったLINEMO(ラインモ)。だからキャリア品質。LINEのデータ消費がカウントフリー(LINEギガフリー)。データ容量使い切ってもLINEの通信速度はそのまま。いまなら、通話オプション(5分)が契約から7か月目まで無料!
LINEMOは、ソフトバンクのオンライン専用プランです。
ソフトバンク品質をキープしつつスマホ代はぐっと抑えることができます。
平均Ping値 | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 |
---|---|---|
40.16ms | 64.71Mbps | 15.67Mbps |
参照:みんなのネット回線速度(2023年2月時点)
LINEMOは3大キャリアにないお得な小容量のミニプラン(3GB)とまとまったデータ使用がある方も安心のスマホプラン(20GB)があります。
更にLINEギガフリーで、LINEのトークと通話が使い放題です。月間データ容量を使い切った後でもLINEは通常通り使えるところもイチオシの理由です。
ミニプラン | スマホプラン | ||
---|---|---|---|
基本データ容量 | 3GB | 20GB | |
月額料金 | 990円 | 2,728円 | |
基本データ容量超過時 節約モード時 |
最大300Kbps | 最大1Mbps | |
データ量の追加購入 | 550円/1GB | ||
国内通話 | 30秒ごとに22円 | ||
通話オプション | 通話準定額:550円/月 (5分/回以内の国内通話無料) → LINEMO契約から7か月目まで無料 通話定額:1,650円/月(国内通話が完全無料) → LINEMO契約から7か月目まで1,100円 |
||
LINEギガフリー | 対応 | ||
5G | 対応 | ||
公式サイト | LINEMO(ラインモ)のサイトを見る |
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ahamo(アハモ)

ドコモのオンライン専用格安プラン。ドコモの高品質通信でのデータ容量20GBに5分以内無料通話がついて月額料金2,970円。5Gにも対応しており、海外での利用も無料。dカード・dカード GOLDと組みわせるとデータ容量が増えさらにお得に。
ahamoの魅力は何といっても、キャリアのオンラインプランを含めた格安SIMの中で最速の通信速度です。さすがのドコモ品質ですね。
ahamoなら速度が遅い、つながらない、といった心配はなさそうです。
平均Ping値 | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 |
---|---|---|
48.97ms | 152.73Mbps | 16.85Mbps |
参照:みんなのネット回線速度(2023年2月時点)
料金プランは、シンプルなワンプランです。20GBが足りない場合は、オプションで80GB足すことも可能です。
この価格で5分以内の国内通話かけ放題が含まれているのも大変お得ですね。
月額料金 | 2,970円(機種代⾦別途) |
---|---|
通信規格 | 4G・5G |
データ容量 | 20GB |
海外ローミング | 海外82の国・地域での20GBまで無料(1) |
通信速度 容量超過時 |
最大1Mbpsで通信可能 |
国内通話 | 5分以内の国内通話無料 超過後は30秒22円(2) |
オプション | 24時間かけ放題:1,100円/月 |
1GBデータ追加:550円 | |
ahamo大盛り(80GBデータ追加):1,980円/月 | |
サポート | 原則オンラインのみ ドコモショップでのサポートは税込3,300円: ・ahamo Webお申込みサポート(3) ・ahamo WEBお手続きサポート(4) |
(1) 15⽇を超えて海外で利⽤される場合は速度制限がかかります。国内利⽤と合わせての容量上限です。
(2) 「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料⾦ がかかります。
(3) ahamo専⽤サイトからのお申込みの補助を受けられるサービス。ただし、端末の操作自体は自分で行う必要あり。
(4) ahamoアプリおよび専⽤サイトからのお⼿続き補助を受けられるサービス。ただし、端末の操作自体は自分で行う必要あり。
ahamoについての注釈を見る ahamoについての注釈を閉じる
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ワイモバイル

ソフトバンクのサブブランド。通信品質トップクラス。新プラン「シンプルS/M/L」なら家族割(2回線目以降)または光回線とのセット割の割引で3GB 月額税込990円。10分かけ放題・24時間かけ放題もあり。iPhone12シリーズも取り扱い中。
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドです。
通信速度はLINEMOと同じくらいで、やはり格安で高品質のデータ通信ができることで人気の格安SIMです。
平均Ping値 | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 |
---|---|---|
42.72ms | 56.64Mbps | 12.99Mbps |
参照:みんなのネット回線速度(2023年2月時点)
ワイモバイルの通常料金は格安SIMの中では割高ですが、家族割引または対象のインターネットサービスとのセット割で最安級の料金となります。
家族割引の適用は2回線目からで、主回線は通常料金となりますが、家族全員で見ればスマホ代の大幅節約になります。
インターネットとのセット割は主回線から割引になりますが、始めやすいのは家族割引ではないでしょうか。お子さまのスマホデビューや結婚などをきっかけに乗り換えを考えているのであれば、おすすめの格安SIMです。
シンプルS | シンプルM | シンプルL | |
---|---|---|---|
高速データ通信容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
月額料金(税込) | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
割引適用* | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
割引条件 | 家族での利用、もしくはSoftBank光/SoftBankAirの利用 | ||
容量超過後の通信速度 | 最大300Kbps | 最大1Mbps | |
データ増量オプション | データ容量を追加:1年間無料、その後月額料金550円(税込) | ||
+2GB | +5GB | +5GB | |
データ くりこし |
翌月加入のプランのデータ容量(データ増量オプションによる増量分を含む)まで翌月にデータくりこし | ||
通信方式 | 4G・5G | ||
通話料 | 30秒22円 10分かけ放題:770円(税込) 24時間かけ放題:1,870円(税込) |
||
公式サイト | 公式サイト |
*家族割の場合は適用は2回線目以降
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ソフトバンクの高品質通信LINEMOから3GBプラン登場!

- 3GB990円 + LINEでのギガ消費ノーカウント
- LINE MUSIC6か月間無料
- 5分定額1年間無料!24時間かけ放題も1,100円で利用可能(1年間)
楽天モバイルの通信速度が心配…なら試してみる方法も
楽天モバイルの通信事情は分かったけれど、まだ乗り換えを迷っている…という方へ。「とりあえずモバイルWiFiを契約してみる」ことをおすすめしています。
その理由は、現在楽天モバイルでWiFiポケット端末を実質0円で購入できるというキャンペーンを実施しているからです。
このキャンペーンでは、初めて楽天モバイルの料金プラン「Rakuten最強プラン」を契約する人が、割引と楽天ポイント還元で、「Rakuten WiFi Pocket 2B/2C」を実質0円で購入できるという内容です。「Rakuten最強プラン」はいつでも解約可能なので、WiFiルーターで一度楽天モバイルの通信速度をお試しできます。
また、楽天モバイルの速度に関する悪い口コミがある一方、これがお住まいの地域や自宅の状況にそのまま当てはまるわけではないので、こちらも「お試し」をしない限り、実際どうなのかは分かりません。特に、地方都市と呼ばれるような埼玉、神奈川、大阪、愛知、福岡に住んでいる方で、「田舎でも都会でもないので、生活圏内に楽天モバイルの自社回線が通っているか微妙…」という場合は必ず事前に試して、口コミを検証することをおすすめします。
例えば屋内で繋がりにくいといっても、自宅の建物の材質やお住まいの地域での楽天モバイル回線の整備状況によって接続の良さはかなり左右されます。
このような理由で、セレクトラではまず楽天モバイルのポケット型WiFi「Rakuten WiFi Pocket 2B/2C」をお試しで使うことをおすすめしています。「お試し」で楽天モバイルのエリア・電波に関する「悪い評判」をしっかり検証した結果、快適に使うことができることが分かれば、楽天モバイルで大幅な節約がかなうはずです。
モバイルWiFi 実質1円
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楽天モバイルのポケット型WiFi「Rakuten WiFi Pocket 2B/2C」に関してはこちらの記事も参考にしてみてください。
まとめ - 楽天モバイルの通信速度は満足できる速さ
今回の検証ではっきりしたように、楽天モバイルの自社回線エリアであれば、通常のインターネット検索や動画音楽視聴などは問題なくできてしまいます。ほとんどの人にとって、楽天モバイルの通信速度で十分でしょう。
楽天モバイルの自社エリアもどんどん拡大を続け、2022年10月には人口カバー率98%を達成しました。以前は楽天回線でカバーされていなかった、という地域も今はつながるようになっているかもしれません。楽天モバイルが気になっているが、以前はエリアの問題で諦めていたという方も、一度公式サイトを確認してみる価値ありです。
楽天モバイルに乗り換えてみたいけれど、悪い口コミがどうしても気になる場合、ポケット型WiFiを使って試すとリスクなしでおすすめです。
スマホの通信速度は日常使いができれば十分、という方は、楽天モバイルに乗り換えでお得にスマホを使いましょう。
おすすめSIM会社

iPhone購入とプラン契約で最大24,000円分ポイント還元。繋がり易くなったRakuten最強プランではデータ使用量に応じて月額料金が変わり、3GBまでならかけ放題で1,078円。

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通信品質トップクラス。新プラン「シンプルS/M/L」では、家族割(2回線目以降)または光回線とのセット割の割引で3GBなら月額990円に(税込)。

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