海外ローミングを使える格安SIMを料金とサービスで徹底比較 | 楽天モバイル、ahamo、UQモバイル、povo

※本記事は2025年3月5日時点の情報をもとに執筆しています。詳細は各公式サイトをご覧ください。
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海外旅行や海外出張中でもスマホをいつも通り使いたいですね。
「海外でスマホを使うと高くつく」「高額請求が怖い」と思っている方は多いと思いますが、海外利用に最適な格安SIM・携帯キャリアがあります。
この記事では、海外ローミングがプランに含まれている格安SIMや、特定の国がお得になるサービスなどスマホを海外でも安く使える方法を紹介します。
海外で携帯を使うとなぜ高くなるのか?
海外で自分のスマホで電話やインターネットを使用すると、後でとんでもない高額請求をされる可能性があります。
それは、基本的に日本で契約している料金プランや定額サービスが海外では適用されないからです。
まず、スマホを国内と同じように海外で使用するには、基本的にスマホの「データローミング機能」をオンにする必要があります。
データローミングとは? データローミング(data roaming)とは、契約している携帯電話会社の電波が届かない所では、提携している現地の電話会社の電波をひろって通信できる機能のことです。
データローミング機能が働くのは、①契約会社の電波が届かない②海外の携帯電話会社の電波が届く、という2つの条件が重なった場合のみです。
ですので、国内にいる状態でデータローミングがオンになっていたとしても、基本的に支障はありません。ただし念には念を入れて、普段からデータローミング機能をオフにしておくほうがいいでしょう。
実は、このデータローミングが高額請求の原因となっているのです。自分ではほとんど使用していないように思えても、ちょっとしたアプリの自動アップデートやメールのやり取りだけで、思った以上に料金がかさむことがあるからです。
果たして「海外に行っても、料金を抑えながらスマホを快適に使用したい」というユーザーの願いは可能なのでしょうか?
結論からいうと可能です。スマホを適正に設定することで高額請求を避けることができます。さらに格安SIMであれば、海外でも安心してお得にスマホを使えるようなサービスも用意されているのでおすすめです。
格安SIM海外ローミング比較表
セレクトラ編集部が選んだ海外ローミングが利用できるおすすめの格安SIMランキングがこちらです。
順位 | 格安SIM | 海外ローミング料金 |
---|---|---|
1位 | 楽天モバイル | 2GBまでプラン月額料金で利用可能(1,078~3,278円) |
2位 | ahamo | 30GBまで(最大15日間)プランの月額2,970円で利用可能 |
3位 | UQモバイル | プラン月額料金+国内事前予約で800~1,000円/日(使い放題) |
4位 | LINEMO | プラン月額料金+980円/日(3GB) |
5位 | ワイモバイル | プラン月額+980円/日(3GB) |
番外 | ソフトバンク | 「アメリカ放題」でアメリカなら電話もネットも無料(契約プランの月額料金のみ) |
海外で使うのにおすすめの格安SIMの中で、プラン料金に海外ローミングが含まれているのが楽天モバイルとahamoです。
楽天モバイルとahamoなら、別途で海外ローミングの手続きをする必要がなく、どちらも現地到着後に海外ローミングをONにするだけでいつものスマホを海外(対象国)で利用できます。
短期で海外旅行や海外出張に行く機会が多い方なら、楽天モバイルとahamoがおすすめです。
一方、渡航先がアメリカで固定している方なら、ソフトバンクが断然にお得です。
「アメリカ放題」というサービスで、アメリカ本土とハワイなど対象エリアでの通話とデータ通信を事前申し込み不要・無料(プラン料金込み)で利用できます。
海外ローミングがあるおすすめ格安SIM
楽天モバイル - 2GBまで申し込み不要・無料
楽天モバイルでは、月額1,078円(税込)で海外の対象国と地域で2GBまで4Gの高速通信が利用できます。ちなみに海外ローミングの申し込みは必要なく、契約したらそのまま海外で利用することができます。
サービス内容 |
|
---|---|
申し込み | 必要なし |
追加料金 | 不要 |
利用方法 | スマホで「設定>モバイル通信>通信のオプション」から「データローミング」をONにする |
注意事項 |
|
2GBを使い切った後は、通信速度が128kbpsに制限されます。128kbpsに通信速度が下がった後でも、海外利用分として請求されるので注意が必要です。
2GBを超えたら、海外用のデータチャージができます。1GBあたり500円(不課税)で5GBまで追加できます。有効期限は購入から31日間です。
1,078円で2GBまで、1GBを追加して3GBにしても1,578円(税込)なので、海外wifiを利用するよりもずっと安くなりますね。wifiルーターをわざわざ持ち運ぶ必要もないので、かさばらず荷物になりません。
海外ではカフェ等にフリーwifiが設置されており、短期の滞在なら3GBでも十分足りるでしょう。普段日本で使うのも、海外でも格安な楽天モバイルは多くの方におすすめです。
また、Rakuten Linkの通話アプリを使えば、海外からでも国内への通話は何時間でも無料となっています。これはとてもお得ですね。
ahamo - 30GBまで申し込み不要・無料
海外によく行く機会があるという人であれば、ahamoに乗り換えるのもオススメです。
ahamoでは、30GBまでの海外ローミングがプランに入っています。このため、追加料金を払うことなく、最大15日間はahamoのスマホを海外の対象国でそのまま使うことができます。
サービス内容 | 海外91の国・地域でデータ通信が30GBまで可能 |
---|---|
申し込み | 必要なし |
追加料金 | 不要 |
利用方法 | スマホの「データローミング」を「オン」に設定する |
注意事項 |
|
ahamoの海外ローミングのうれしいポイントは、申し込みも追加料金もなしで、30GBという大満足な容量をいつものスマホそのままで使えることです。
海外に行く際には、いくら慣れていても準備が大変です。旅行先でも、もちろん空港内なら無料のWi-Fiがありますが、電車でWi-Fiがないということはしばしばあります。また、いちいち無料Wi-Fiを見つけるのも面倒です。
しかしahamoなら、2週間以上の長期滞在でない限り、30GBのデータを使えるため、快適な海外旅行をサポートしてくれるのでおすすめです。
外での地図やネット検索だけでなく、wifiなしでSNSや動画視聴をしたりしてデータ容量をたくさん使う方であれば、15日以内の旅行ならahamoがおすすめです。
UQモバイル - 国内事前予約でお得
UQモバイルでは、auの「au海外放題」を利用することができます。
なお2024年10月29日より、「世界データ定額」は新規受付終了となりました。
auの「au海外放題」について
特定地域以外 | 特定地域 * | |
---|---|---|
通常(予約なし) 1~8日コース |
1,200円/日 | |
予約割 1~30日コース |
1,000円/日 | 800円/日 |
利用方法 | 「海外スマホ利用」アプリから日本国内で事前に予約設定、または海外現地にて「海外スマホ利用」アプリもしくはブラウザから「利用開始」ボタンを押す |
*特定地域:アメリカ(本土/アラスカ)、ハワイ、カナダ、韓国、台湾、香港、タイ、フィリピン、ベトナム、シンガポール、マレーシア、インドネシア、カンボジア、ラオス、マカオ、プエルトリコ
以下にau海外放題のポイントをまとめます。
- 利用開始する1時間前までに日本国内で事前予約すると、800円または1,000円/日に割引
- 1日使い放題のプランのみ
- 予約割は「海外スマホ利用」アプリが必要
UQモバイルでは「海外ダブル定額」も利用することができますが、その場合は「au海外放題拒否オプション」へのお申し込みが必要です。
ただし、海外ダブル定額は「約24.4MBまで最大1,980円/日、どれだけ使っても最大2,980円/日」という料金なので、海外放題の方が安くなります。
人気の渡航先は事前予約で1日800円で使い放題のため、海外でも安心してスマホを使えます。
LINEMO - ソフトバンクの「海外あんしん定額」
LINEMOで海外ローミングを利用する際は、ソフトバンクの「世界対応ケータイ」サービスに申し込みます。(申し込みは無料)
その後、「海外あんしん定額」または「海外パケットし放題」のプランを選びます。
「世界対応ケータイ」サービスへの申し込みをせずに海外ローミングを利用すると、高い請求額が後から届くことがありますで、忘れないように注意しましょう。
ただし、LINEMOに新規契約(新しい番号)で申し込んだ場合、課金開始から5か月目からしか「世界対応ケータイ」サービスに申し込みができません。
他社からMNP乗り換えであればすぐに申し込みが加入です。海外渡航前にLINEMOを新しい番号で契約しようとする方は注意しましょう。
1日3GBで足りるなら人気の渡航先は980円/日(3GB)の「海外あんしん定額」がおすすめ、3GB以上使うなら最大2,980円/日の「海外パケットし放題」を選びましょう。
海外あんしん定額
渡航先として人気の国が多い「定額国L」であれば、多くの方にとって海外あんしん定額で十分でしょう。
「定額国S」の場合、次に紹介する海外パケットし放題がお得です。または、海外用のWi-Fiをレンタルするか格安SIM他社に乗り換えるのもよいでしょう。
対象国・地域 | タイ、台湾、中国、韓国、香港、モルディブ、ドイツ、フランス、イタリア、グアム、オーストラリア、カナダ、メキシコ、ブラジルなど |
---|---|
データ通信量・利用時間・料金 | 980円/3GB(24時間) 2,940円/9GB(72時間) |
申し込み | 必要 |
対象国・地域 | バハマ、パレスチナ、ジンバブエ、イラン、ミクロネシア、ジブチ、アンドラ、レバノン、ベリーズ、ニューカレドニアなど |
---|---|
データ通信量・利用時間・料金 | 1,980円/1MB(24時間) 9,800円/5MB(24時間) 19,600円/10MB(24時間) |
申し込み | 必要 |
利用できる環境 | 設備搭載機のみ |
---|---|
データ通信量・利用時間・料金 | 980円/50MB(1時間) 1,960円/100MB(5時間) 2,940円/150MB(15時間) |
申し込み | 必要 |
海外パケットし放題
海外パケットし放題は日本時間0時から23時59分59秒までを1日とします。
12.5MBまで | 0円~1,980円/日 |
---|---|
12.5MB以上 | 2,980円/日 |
1GB=1,000MBなので、いつも通りスマホを使えば、多くの場合は最大料金の2,980円に達してしまいます。
渡航先によって、海外あんしん定額か、海外パケットし放題かを選びましょう。
ワイモバイル - ソフトバンクの「海外あんしん定額」
ワイモバイルで海外ローミングを使う場合、LINEMOと同様にソフトバンクの「世界対応ケータイ」を申し込んで利用します。
「海外あんしん定額」は、料金も利用できる国も、先ほど説明したLINEMOと同じく、定額国Lなら3GB24時間で980円(税込)、9GB72時間で2,940円(税込)です。
「海外パケットし放題」も先ほどLINEMOで説明した通り、25MBまでなら1日あたり1,980円(税込)、25MB以上なら1日あたり2,980円(税込)です。25MBはスマホを普通に使うとすぐ超えてしまうので、1日2,980円かかると考えた方がよいです。
ソフトバンク - アメリカでの利用が抜群にお得
ソフトバンクのユニークなサービスに「アメリカ放題」があります。ソフトバンクを契約しているユーザーがアメリカ本土やハワイ滞在時に、通話もデータ通信もし放題になるサービスです。
データ通信をどれだけ使っても無料、電話はアメリカ国内だけでなく日本との通話も完全無料という、びっくりするほどお得なサービスといえます。
アメリカ放題の適用条件がこちらです。
- 対応機種であること(ソフトバンク公式サイトにて要確認)
- 「世界対応ケータイ」に加入していること(申し込みは無料)
対象エリア | アメリカ本土、アラスカ、ハワイ、プエルトリコ、バージン諸島アメリカ領(グアム・サイパンは除く) |
---|---|
対象事業者 | AT&T、T-Mobile USA、Union、CLARO PUERTO RICO |
無料対象サービス | 通話、SMS、S!メール(MMS)、データ通信 |
通話料 |
発信:対象エリアと日本は無料、その他の国・地域は210円/分 着信:無料 |
申し込み | 不要 |
現地到着時にソフトバンクからSMSが届いたら「アメリカ放題」が自動的に適用されます。難しい設定が不要なのも嬉しいポイントです。
例えば、5日間のロサンゼルス旅行で海外ローミングを利用すると考えると、「アメリカ放題」で電話もネットも無料となるので、基本料金の値段のみとなります。
つまり、ソフトバンクのミニフィットプラン+なら、基本料金の3,278円(税込)でデータ無制限で利用可能となります。
アメリカ旅行なら断然ソフトバンクがお得ですね。
povo 2.0 - 海外トッピングが登場
povo(povo 2.0)でも、海外160以上の国と地域で海外ローミングを利用できます。
povoでは、海外利用もトッピングを購入します。人気の渡航先である韓国、アメリカ、ヨーロッパ9か国などは特にお得なトッピングが揃っています。
povoは基本料金が0円なので、デュアルSIMでサブ回線として持っておき、海外に行くときにトッピングを購入する、という使い方もできます。
ただし180日間有料のトッピングを購入しない場合は利用停止や契約解除となるので、注意が必要です。
海外ででデータ通信する方法
海外旅行中、出張中、ご自身が日本で使っているスマホをインターネット接続(データ通信)させておくためには以下のような選択肢があります。
結論としては、おすすめは日本で使う普段のSIMカードをお得に海外ローミングが使えるものに切り替えておくことです。
- ホテルやカフェなど無料のWi-Fiを利用する
- 海外旅行用のレンタルポケットWi-Fiを利用する
- 渡航先の現地のSIMカードを購入して利用する
- 【おすすめ】日本で海外ローミング対応のSIMカードを契約しておき、海外ローミングを利用する
こららの選択肢のポイントや注意点を一つずつチェックしてみましょう。
ホテルやカフェなど無料のWi-Fiを利用する
まず最初に旅行中なんとか公共のWi-Fiで乗り切ろうという考えもあります。しかし、これはあまりおすすめできません。
確かに、海外の一部の都市(例えばヘルシンキやフィレンツェなど)は公共のWi-Fiが発達しています。また、海外の観光地では日本よりもWi-Fi提供のあるカフェやレストランが充実しています。ですから、Wi-Fiのあるお店自体を探すのこと自体は困難ではありません。
しかしながら、ヨーロッパ等では、大都市以外にも有名観光地が地方にも多くありますね。地方や田舎ではWi-Fiがみつかる可能性は低くなります。また、Wi-Fiを利用するためだけに、カフェなどを利用するのも逆にお金ががかかるかもしれません。
時間に縛られない、自由度の高い観光であれば公共や無料のWi-Fiでも問題ないでしょう。ただし、観光スケジュールが詰まっている場合やお仕事の場合公共のWi-Fiのみでは厳しいでしょう。
海外旅行用のレンタルポケットWi-Fiを利用する
2番目の方法は海外旅行用のレンタルポケットWi-Fiを利用することです。数年前であればよい選択肢でしたが、これも2025年現在では優先的におすすめする方法ではありません。
この理由は、以下で見るようにスマホの海外ローミングが充実してきた今現在では、スマホの海外ローミングを使った方が安いうえに、圧倒的に便利だからです。
海外旅行用のレンタルポケットWi-Fiのメリットは日本で事前に準備でき、海外についてからすぐに使えるという点にあります。このメリットはスマホの海外ローミングでも同じですが、レンタルポケットWi-Fiは日本国内でレンタルの手続きをしなければならず、帰国後には返却の手続きもしなければなりません。
海外用レンタルWi-Fi | スマホの海外ローミング |
---|---|
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渡航先の現地のSIMカードを購入して利用する
3つ目の方法は渡航先の現地国でSIMカードを購入して利用することです。
ほとんどの海外諸国ではそもそもスマホのデータ通信代がかなり低価格です。ですから、期間限定のSIMカードを購入した場合もかなり安く利用ができます。
例えばヨーロッパでは、SIMカードはタバコ屋や宝くじなどを売っているキオスク、雑貨屋、携帯会社の店舗、スーパーマーケットや、雑誌・新聞を売るスタンドなどで簡単に手に入れることがあります。
プラン名 | 内容 | 料金 |
---|---|---|
Lebara (フランス) プラン名:Forfait Tout En Un illimité |
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全部込みで19.9ユーロ(約2,700円) |
Lycamobile(イギリス) プラン名:UK Plan Mega |
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全部込みで£20(約3,275円) |
*オンラインで購入した場合。オンライン以外での購入では11GB。
メリット | デメリット |
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海外のSIMカードが安い理由
2017年以降、EU圏内において各国の携帯サービス会社が違う国でユーザーが携帯を使用した場合に別途ローミング代(手数料)を取ることが禁止されています。このため、ヨーロッパ圏内であれば国をまたいで旅行したとしても、いったんSIMカードを購入すればどこの国でもその電話会社が提供する通話料でどこでも電話やSMSができるようになっています。
具体的に説明をします。とある携帯会社の提供するSIMカードをフランスで購入したとします。そのSIMカードを使ってフランス国内で電話をしてもスペインで電話をしてもその携帯会社の設定する1分あたりの料金は変わりません。
海外では特別な契約は一切なく、簡単にプリペイドのSIMカードを購入することができます。お使いのスマホがSIMフリーである必要がありますが、いったん購入したSIMカードをスマホにセットすれば後は簡単です。
【おすすめ】日本の海外ローミング対応のSIMカードを利用する
セレクトラおすすめの方法は、日本で海外ローミング対応のSIMカードを契約しておき、海外ローミングサービスを利用することです。
数年前だと、「海外ローミングでパケットを使いすぎて高額請求を受けた」という事例がたびたび起こったため、海外ローミング=高いというイメージがあるかもしれませんが、現在では定額制のサービスやオプションがあるため安心です。
特におすすめなのは、ahamoと楽天モバイルです。ahamoと楽天モバイルでは海外ローミングのサービスが使いやすく、充実しています。また、国内のプランとしても安いので、海外に行く機会が多い方はahamoまたは楽天モバイルに乗り換えるのがおすすめです。
また、povo 2.0をサブ回線として持っておいて、海外に行くときだけトッピングを購入する選択肢もあります。
2週間を超えるような比較的長い滞在の場合は、現地でSIMカードを購入するとよいでしょう。海外ローミングを利用するための料金が高くなりますし、ahamoの場合でも15日を超過すると通信速度が最大128kbpsに制限されてしまうためです。
ドコモ、au、ソフトバンクの海外ローミング
この記事では格安SIMの海外ローミングをメインに紹介しましたが、ドコモ・au・ソフトバンクを契約している方が使える海外ローミングも紹介します。
ドコモの海外ローミング定額サービス
対象国・地域 | 200以上の国と地域 |
---|---|
サービス内容 | 日本で契約しているスマホプランのデータ容量を海外でもそのまま使える |
使えるデータ容量 | 日本で契約しているドコモのデータ容量 |
プラン | 料金 | 1日あたりの料金 |
---|---|---|
1時間プラン | 200円 | - |
24時間プラン | 980円 | 980円 |
3日間プラン | 2,480円 | 約827円 |
5日間プラン | 3,980円 | 796円 |
7日間プラン | 5,280円 | 約754円 |
関連記事:ドコモのスマホを海外で使う - 高額な請求を避ける方法
auの海外ローミング定額サービス
特定地域以外 | 特定地域 * | |
---|---|---|
通常(予約なし) 1~8日コース |
1,200円/日 | |
予約割 1~30日コース |
1,000円/日 | 800円/日 |
利用方法 | 「海外スマホ利用」アプリから日本国内で事前に予約設定、または海外現地にて「海外スマホ利用」アプリもしくはブラウザから「利用開始」ボタンを押す |
*特定地域:アメリカ(本土/アラスカ)、ハワイ、カナダ、韓国、台湾、香港、タイ、フィリピン、ベトナム、シンガポール、マレーシア、インドネシア、カンボジア、ラオス、マカオ、プエルトリコ
ソフトバンクの海外ローミング定額サービス
ソフトバンクの海外ローミングサービスで、価格的に使いやすいのが「海外あんしん定額」です。まずは「世界対応ケータイ」サービスに申し込むところから始めます。
対象国・地域 | タイ、台湾、中国、韓国、香港、モルディブ、ドイツ、フランス、イタリア、グアム、オーストラリア、カナダ、メキシコ、ブラジルなど |
---|---|
データ通信量・利用時間・料金 | 980円/3GB(24時間) 2,940円/9GB(72時間) |
申し込み | 必要 |
対象国・地域 | バハマ、パレスチナ、ジンバブエ、イラン、ミクロネシア、ジブチ、アンドラ、レバノン、ベリーズ、ニューカレドニアなど |
---|---|
データ通信量・利用時間・料金 | 1,980円/1MB(24時間) 9,800円/5MB(24時間) 19,600円/10MB(24時間) |
申し込み | 必要 |
利用できる環境 | 設備搭載機のみ |
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データ通信量・利用時間・料金 | 980円/50MB(1時間) 1,960円/100MB(5時間) 2,940円/150MB(15時間) |
申し込み | 必要 |
また、本記事内で紹介した「アメリカ放題」は、ソフトバンクならではのサービスでお得度が非常に高いです。
海外ローミングと海外データ通信のまとめ
この記事では、海外ローミングで海外でもデータ通信を行う方法とおすすめの格安SIMを紹介してきました。
まとめがこちらです。
- 2週間以内の滞在であれば、海外ローミングできるスマホプランを使うのが手軽でおすすめ
- 特に、ahamoと楽天モバイルがおすすめ。
- 2週間を超えるような滞在になると、ヨーロッパ現地でプリペイドのSIMカードを購入するのがおすすめ
節約だけのために無料WiFiに頼っているといざという時に困りますし、逆にWiFiを利用するために店舗を利用してかえって高くなる可能性もあります。計画的に考えて、快適な海外の旅をできるようにしましょう。
おすすめSIM会社

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