インターネットの速度が遅い5つの原因と対策方法

インターネットの通信速度が遅くなる原因を4つの項目に分けて詳しく解説。すぐに試すことのできる対策方法も紹介しています。
- 通信速度が遅くなる原因4つを解説
- 原因別に通信速度が遅い時の対処法を紹介
一番速い光回線プラン - どこのプラン?プロバイダー?(記事)
インターネットが家に届くまで - どこに問題があるのか?
インターネットは、大まかに分けて以下のような経路を辿ってご自宅、そして自分の端末までたどり着きます。インターネットが遅い、と感じた時はどこに問題があるのか1つずつ分けて考えると原因を特定しやすいでしょう。

自分の身近な箇所から1つずつ、問題はないか確認していきましょう。インターネット接続の調子が悪いからと言って、すぐにインターネットプロバイダや事業者を変えるのはちょっと待ちましょう。事業者の変更を考える前に、できることはないかチェックします。
原因①使用しているパソコン側に問題がある

インターネットに問題があるのではなく、お使いのパソコンやスマホなどデバイス側の原因で動作が遅くなっているという可能性もあります。デバイス側(端末)が原因の場合、主に以下のようなケースが考えれます。
バックグラウンドで起動中のソフト・アプリがパフォーマンスを低下させている
セキュリティソフトやその他の常駐ソフトが多く起動しているとパソコン自体の情報処理スピードに影響を及ぼし、「インターネットが遅い」と感じる原因になるかもしれません。使用していないソフトやアプリは一旦閉じてみるのがおすすめです。
対策
Windowsであれば「タスクマネージャ」、Macであれば「アクテビティモニタ」を開いて、今確実に使用していないのに動いているアプリが無いかチェックします。もし起動中の不要なアプリがあれば終了しましょう。1つ1つアプリを終了するほか、パソコンを再起動しても同じ効果が期待できます。
同じネットワークに接続する人数が多い
1つのインターネット回線のキャパシティには限度があります。家族やシェアハウス等で、数人で大人数で同じインターネット回線を使用している場合には、通信速度が遅くなってしまう場合があります。
特に、誰かがNETFLIXなどをストリーミング動画を観て、また別の誰かが大量のデータをダウンロードするなどヘビーな使い方をしている場合は特にキャパオーバーになる可能性が高いです。
対策
まずは使用人数を減らして、通信速度が回復するか確認しましょう。同時に接続する人数が多いことが原因の場合は、使用する時間帯をずらすなどして工夫することも有効な対策になります。
また、どうしても全員が同時に活動をしなければならず解決が難しい場合は、帯域が広い(通信速度が速い)インターネットに乗り換えるのも1つの手です。一般家庭向け・個人ユーザー向けのおすすめは、NURO光です。最大通信速度がフレッツ光の通信速度の約2倍あるため、ヘビーユーザーでも安心です。

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原因②接続環境・周辺機器(ルーターなど)

お使いの端末をインターネットにつないでいるLANケーブルや無線ルーターが原因で、インターネットの通信が遅くなっている場合もあります。
ルーターにエラーが起きている
パソコン本体に問題が無く、ルーターやモデム等の機器と接続している場合は、それら周辺機器にエラーが起きてうまくインターネットに接続できなくなっている場合があります。
対策
ルーターやモデムなど周辺機器を一通り再起動してみましょう。機器によって再起動の仕方は様々ですが、電源ボタンが無い機器の場合はコンセントを抜いて10秒ほど待ってから再度電源に繋ぐ方法が一般的です。
ルーターやLANケーブルが古い
無線LANルーター(Wi-Fiルーター)を使用している場合、型番によって性能に大きな違いがあります。それが通信速度にも影響してくることが多いです。また、ルーターとパソコンをつなぐLANケーブルにもいくつか種類があり、それぞれ対応できる最大通信速度が異なります。
無線ルーターでWi-Fi接続をしていて、ネットが遅いと感じたら、LANケーブルで直接パソコンとルーターを繋いでみましょう。ルーター無しの時に通信速度が改善するようであればルーターに問題がある可能性が大きいです。
対策
ルーターやLANケーブルに原因があると分かった場合は、型番を調べて新しいものと交換してみるのも1つの手です。機器一式をプロバイダからレンタルしている場合はプロバイダが対応してくれる場合もあるので問い合わせてみましょう。
無線LAN規格 | 通信速度(最大) | 周波数帯 | 電波干渉 | 障害物への強さ |
---|---|---|---|---|
IEEE802.11ad | 6.7Gbps | 60GHz帯 | 受けにくい | 弱い |
IEEE802.11ac | 6.9Gbps | 5GHz帯 | 受けにくい | 弱い |
IEEE802.11n | 300Mbps | 2.4G帯/5GHz帯 | 受けやすい/受けにくい | 強い/弱い |
IEEE802.11a | 54Mbps | 5GHz帯 | 受けにくい | 弱い |
IEEE802.11g | 54Mbps | 2.4G帯 | 受けやすい | 強い |
IEEE802.11b | 11Mbps | 2.4G帯 | 受けやすい | 強い |
ひとくちメモ:周波数帯の特徴
周波数は、高くなればなるほど障害物に弱くなるという特徴があります。ですから、60GHzは、部屋をいくつかまたぐような場合や高いビルの間では少々不向きです。もちろん、メリットもあります。60GHzはあまり使用されていない周波数帯なので、家電といったその他の電波干渉を受けにくく、また電波の直進性が高いので、限られた室内での利用では効果的です。
周波数の低い、2.4GHzは障害物に強いため、屋外などでも安心です。ただし、他の電波と干渉しやすいという側面もあります。4GHz周波数帯は、電子レンジやBluetoothなどでも使用されているためです。
Netflixやアマゾンプライムなどストリーミングで映画を観る場合は、5GHz帯が良いされています。5GHzは無線LAN専用の周波数です。
Wi-Fiルーターを置く位置も影響します。
電化製品のそば、鏡や水回りにWi-Fiルーターを置くとパフォーマンスが低下することがあります。できれば、部屋の中心部に設置し、また床への直置きは避けるようにしましょう。
- 無線ルーターチェックポイント
- Wi-Fiの電波を発するルーターから遠い場所にいたり、ルーターと自分の間に障害物がある。
- 家族全員で複数台の端末を利用するなど、Wi-Fiに繋がっている端末が多すぎる。
- ルーター本体に不具合がある可能性もあります。
- Wi-Fiルーターの性能が古い
インターネット回線の速度自体が遅いのか、それともWi-Fiにからんだ問題なのかは、スピードメーターを利用すれば簡単にチェックすることができます。パソコンをLANケーブルで直接インターネットにつなぎ、スピードメーターの回転速度を見てみましょう。測定結果が問題ないようであれば、回線の問題ではなく、Wi-Fiが原因の可能性が高いと判断することができます。
原因③回線に問題がある(光回線)

インターネットの回線の種類に問題がある場合もあります。パソコンも新しい、無線ルーターの機能も問題ない、となると、インターネット回線そのものの性能に原因がある可能性が出てきます。
具体的なケースとともに実行可能な改善方法についても見て行きます。
エリア内ならNURO光も
光回線といえば、NTTの提供するフレッツ光だと物足りない人・とにかく通信速度で後悔したくない人はNURO光がおすすめです。エリアが限定されていますが、最大通信速度フレッツの2倍の下り最大2Gbpsのためフレッツ光よりも速い通信速度が期待できます。

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ADSLをお使いなら早めに光回線に切り替えよう
お使いのインターネット回線はADSL回線ではありませんか?有線のインターネットを使っていてかつ光回線にした記憶がなければ、昔ながらのADSL回線を利用している可能性があります。
対策
ADSLのインターネットを契約している場合は、できるだけ早く光回線への切り替えることをお勧めします。自分が契約しているインターネットがADSLかどうかは、契約書や請求書に明記されています。分からない場合はお手元の書類をチェックしてみましょう。(NTT東日本・NTT西日本のADSLのサービスは2023年でサービスの提供終了が予定されてします。)
参考:NTT東日本「フレッツ・ADSL」のサービス提供終了日および新規申込受付終了日等について
ひとくちメモ:一般的に必要とされている通信速度
- サイトの閲覧のみや、メールを見るのが中心の場合:1Mbps - 10Mbps
- 画像の多いショッピングサイトを見たり、動画や画像が含まれるサイトをよく見る場合:10Mbps - 30Mbps
- ストリーミングで高画質映画をみたり、オンラインゲームをよくする場合:30Mbps - 60Mbps
ADSLと光回線の通信速度
ADSL回線:下り最大50.5Mbps
光回線:下り最大1Gbps~
ADSLから光回線にすれば、映画を観る場合も、複数人でインターネット利用する場合も、それをまかなう通信速度を得ることが可能です。特に、数人でもサクサクネットを使いたいという方はNURO光などの通信速度が速いプランがおすすめです。

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回線が混雑する時間帯に利用している
すでに光回線にしているという方はたくさんいるでしょう。光回線であるにも関わらず通信速度が遅いという場合は、以下のような理由が考えれれます。
インターネット回線は、自分だけの専用の線があるわけではなく、一定の場所まで一つの回線を同じ回線会社を使う人と分け合って使っています。このため、特に夜の時間帯など、たくさんの人が同時にインターネットを使っていると、通信速度が遅くなることがあります。混雑する夜間や昼の時間帯をずらして利用してみて、速度に違いがあるようであれば、混雑が1つの原因と考えられます。
次の項目で紹介しますが、IPoE接続という方式で接続をすると、混雑をさけてインターネットに繋げることができます。
PPPoE方式で接続している
現在は、IPv6・IPoEとよばれる新しい方式で接続が可能となっています。このIPoEは従来型のPPPoE方式よりも、通信速度が速いと言われています。
従来型のPPPoE方式の場合、プロバイダーの提供するネットワーク終端装置(NTE)と呼ばれる通信回線とユーザーをつなぐ機器を必ず経由する必要があります。ただ、このネットワーク終端装置(NTE)の収容量に限界があり、ユーザーが増える時間帯は混雑して通信速度が遅くなります。一方、IPv6・IPoEでは大容量のルーターを利用するため、混雑が解消され、通信速度の低下も避けやすくなります。
IPv6・IPoEに変更をすれば、夜間などの通信が混雑する時間帯、利用者の多い都市エリアでも安定した速度で通信できます。
配線方式が理由

集合住宅にお住まいの方はこの配線方式の違いが通信速度に影響をしている可能性が考えられます。光回線(光ファイバーケーブル)の配線方式には、「光配線方式」や「VDSL配線方式」といった種類があり、同じ光回線でも通信速度に差があるためです。
「VDSL配線方式」は、「光配線方式」と同等の速度は期待できません。なぜなら、VDSL配線方式は金属製のケーブルを使用するためです。光ファイバーに比べて金属のケーブルはデータの伝達効率が落ちるため、通信速度も劣ります。
また通常、一軒家の場合は、配線方式による問題はありません。光配線とという方式で、宅内までちゃんと光回線が引き込まれています。集合住宅の場合はVDSL配線方式の場合が多いです。
対策
配線方式のせいで通信速度が遅い場合は、NTTのフレッツ光以外の光回線に契約することで解決が可能です。例えば、NURO光ならばマンションでも戸建てでも光配線方式で、自分の部屋まで光ファイバーケーブルを引き込んでくれます。

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原因④プロバイダー側の問題(通信障害)
また、インターネットが急激に遅くなった場合、通信障害などのトラブルが発生している事が考えられます。契約先のプロバイダーのホームページを確認してみましょう。もし何らかの障害が発生していれば、障害情報がわかりやすいところに書かれているはずです。
一次的な問題であれば、通信障害が解決されるのを待ちましょう。
まとめ:インターネットの速度を上げるにはどうすればいい?

インターネットが遅くなる理由について、タイプ別に切り分けて、考えられる理由を紹介してきました。最後に対処法のポイントをまとめて紹介します。
パソコンの不要なアプリ・ソフトを終了する
インターネットが遅いのではなく、実はパソコンがキャパオーバーになって動きが鈍くなっている可能性も捨てきれません。バックグラウンドで起動中のアプリがあれば終了するか、またはパソコンを再起動してみましょう。
Wi-Fiルーターの再起動・機器やLANケーブルを新しいモデルに交換
パソコンに問題が無い場合は、周辺機器に問題が無いかチェックです。ルーターやモデムを使用している場合は再起動してみましょう。それでも変わらない場合は機器やLANケーブルを最新のものに交換すると通信速度が改善することがあります。
インターネット回線を変える
ここまで紹介してきた方法を試してみたけど改善されないという方、使用している端末(PC、タブレット、スマホなど)や周辺機器も問題ないのに通信速度がいまいち、という方は光回線の変更を検討してみましょう。
ADSLを利用しているなら光回線へ
インターネット回線の中でも、最も通信速度が速く安定しているのは光回線です。また、ADSLはもうすぐ提供が終了しますので、今ADSLをお使いの場合、この機会に光回線に変えるのがおすすめです。
おすすめの光回線としてここでは光コラボプランを紹介します。光コラボはNTTのフレッツ光を利用した光回線プラン。全国広く申し込みが可能で、工事も最小限で済むため導入までがとてもスピーディーです。
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