光コンセントとは?確認方法・光コンセントがあれば、本当に工事は不要?

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光コンセントとは? - マンションで光回線が工事済みか確認する方法

「光コンセントがすでにあるなら光回線がすぐ開通する可能性が高い」ため、光回線の申し込み予定のある人は、光コンセントがついているかどうか確認しましょう。ここでは、そ光コンセントが設置済みかどうか確認する方法を紹介します。本当に光コンセントがあれば派遣工事が不要なのかも分かります。

監修者:横山 満(株式会社 縁人、代表取締役社長)
縁人は、2008年より光回線インターネットenひかりを提供する事業者です。(電気通信事業者届出番号 A-23-11925)

光コンセントとは?

光コンセントとは、その名前の通り光回線用のコンセントです。外から建物に引き込まれた光回線の、宅内での接続口のことを指しています。

この光コンセントがすでに設置されているなら、過去にその場所で光回線が開通していたことになります。つまり、新たに光回線の派遣工事がいらない可能性が高いので、その場合通常10日間前後で無派遣工事日(開通予定日)を設定可能です。

  • 「派遣工事」と「無派遣工事」とは?
  • 派遣工事:宅内での工事(屋内配線工事など)が必要なもの。工事担当者が来て工事を行う。
  • 無派遣工事:NTT局舎内での工事のみ。工事担当者が家に来ることはない。(ユーザー目線では工事不要となる)

無派遣工事の場合、工事代は手数料程度ですむので、工事代を気にかける必要もありません。

光コンセントあり・なし - 工事費
 光コンセントがある
(派遣工事不要)
ない場合
(工事が不要)
工事費用安く済む
2,200円程度
工事費がかかる
16,500円~(相場)

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光コンセント どんな風についている?

光コンセント どんな風についている
赤で囲んだ部分が光コンセント。このように壁の下部にコンセントがあれば、基本的な工事は済んでいるということ。(出典:NTT東日本)

光コンセントの差込口にLAN光ケーブルを挿してONU(光回線終端装置)につなぐと、ネット接続できるようになります。もちろん、プロバイダ(接続事業者)に申し込まないと光回線インターネットサービスは使えません。

かんたん解説:ONU(光回線終端装置)とは? ONU(Optical Network Unit)は、光信号とデジタル信号を相互に変換する機器です。光回線を通してインターネットするには、光ファイバーが伝える光信号と、パソコンが理解できるデジタル信号を相互変換しないといけません。ONUはその役割を担う装置というわけです。
詳しくは ⇒ 光回線終端装置(ONU)って何?初心者にも分かりやすく解説

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光コンセントがあれば基本的に工事不要

もし引越し先のマンション等に既に光コンセントが設置されていたら、以前の住人が光回線をすでに使っていた、つまり工事は完了している、と考えられます。たいていの場合は設備がそのまま残されるため、新たな住人も工事なしで光回線を使えるようになります。

厳密にいうと、NTT局内での無派遣工事は行われますが立ち合いが不要なため、ユーザー目線では工事不要といえるわけです。

ドコモ光申し込み 光コンセント
部屋にすでに設置されていた光コンセントの写真。「NTT」と「光」という文字があるのが分かる。光コラボ(フレッツ光)が派遣工事なしですぐ開通する可能性が高い。(セレクトラ社員の自宅で撮影)

ただし状況によっては、光コンセントがあるのに派遣工事が必要になることがあります。コンセントはそのままでも壁内部の配線が撤去されていたり、ケーブルが断線している場合などです。

これは外観からは確認することができません。工事担当者に確認をしてもらう必要があります。

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光コンセントの所有者は回線業者によって異なる

光コンセントは回線事業者の所有物です。すでに設置されている光コンセントを利用して光回線を使えるようにしたいなら、その回線事業者、またはそのプロバイダに申し込む必要があります。

もし光コンセントにNTTという表記があれば、それはNTTの設置したものです。そして、NTTの提供する光回線は、フレッツ光となります。

ですから、この場合はフレッツ光を利用した光コラボ(フレッツ光を利用したプロバイダ一体型プラン)申し込めば、すぐに光回線が使えるようになります。

いっぽう、例えば、KDDIという表記が光コンセントにあればauひかりの基本的な工事が済んでいるということになります。しかし、このようなケースは稀です。

ほとんどの場合、NTTの光回線つまりフレッツ光の光コンセントが導入されているケースがほとんどです。

関連記事:光コラボのおすすめは?

かんたん解説:光コラボとは? 光コラボ(光コラボレーションモデルの略)とは、プロバイダが回線設備をNTT東日本/NTT西日本から借り受けて、自社のインターネットサービスとして提供するタイプの光回線です。 キャリア系ならドコモ光ソフトバンク光、格安系ならenひかりGMOとくとくBB光などが光コラボとして知られています。

光コンセントが設置されているか確認する方法は以下のとおりです。①→②→③の順に試してみてください。

光コンセントの形状は2種類ある

光コンセントの形状には、一体型と分離型の2種類あります。いずれにしても光コンセントは形状が通常のコンセントと違うのに加え、「光」または「光コンセントSC」と表記されているのですぐに分かります。

光コンセント
光コンセントの見た目。光コンセントには2種類あります。(出典:NTT東日本)
光コンセントの種類
一体型タイプ分離型タイプ
通常の電源コンセントと一体になっているタイプです。電話線の配管を利用するため光ケーブルが露出しておらず、通常のコンセントとワンユニットなので見た目もスッキリしています。

光コンセント自体は右端か左端に位置しており、縦に長く凸状になっています。LAN光ケーブルの差込口は下部に付いており、上に差し込む形になります。

比較的新しいマンションは光回線の使用が前提で建てられているので、この一体型光コンセントが一般的になっているようです。

光コンセント単体の箱型ユニットのことを分離型光コンセント、もしくは光ローゼットといいます。エアコンのダクトや壁に穴を開けて光ケーブルを引き込んだ場合、この分離型光コンセントが用いられます。

光ケーブルが壁をつたって露出しています。築年数が経っている戸建てや中古マンションでは、この分離型光コンセントがよく見られます。

①電話コンセント周りを探す(一体型)

「一体型光コンセント」は電話線の配管を利用するため、電話のモジュラージャックと一体になっている場合がほとんどです。電話モジュラージャックがあるリビングなどを探してみましょう。

コンセントの左端または右端が凸状に隆起していて「光」と表記があれば、それが光コンセントです。

マンションがLAN配線方式またはVDSL方式の場合 マンションがLAN配線方式かつ光回線が工事済みなら、LANケーブルの差込口があり「LAN」という表記があります。
光コンセントとLANコンセントがなく、モジュラージャックのみであればVDSL方式となります。
ただ、単なる電話線差込口と見分けがつきにくいため、VDSL方式かどうかは、NTTまたは光コラボレーション事業者、もしくは管理会社に確認するといいでしょう。

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②エアコンダクト付近を探す(分離型)

光コンセント 分離型
光コンセント 分離型(出典:NTT東日本HP)

もし電話コンセント周りに光コンセントがなければ、エアコンダクト付近に「分離型光コンセント」がないか探してみましょう。

もともと光回線の利用が想定されていなかったマンションなどでは、多くの場合、光回線工事の際にエアコンダクトを通して光ケーブルを引き込んでいます。

分離型コンセントは、壁に沿ってケーブルが露出しているか、配線カバーがあるため見分けやすくなっています。

③NTTに問い合わせる

光コンセントを自分で探しても見つからない、または引っ越す前に転居先で光コンセントがあるか知りたい場合は、回線事業者のNTTに問い合わせるのが確実です。

マンション名と部屋番号まで伝えることで、その住所で光コンセントが設置済みか(光回線が工事済かどうか)確認することができます。

問い合わせ先(NTT東日本/NTT西日本共通)

サービス全般に対応する窓口:0120-116116
受付時間9:00~17:00

管理会社・大家さんは光コンセントを把握してないこともある 物件が光回線導入済みかどうかは、不動産屋や大家さんも知るところです。ただ、光コンセントの古さや配線が撤去されているかどうかなど、技術的なことまでは把握していないことが少なくありません。そのため、回線事業者のNTTに問い合わせるのが確実といえます。

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光コンセントがあれば開通までが速い - その理由

上記でも触れましたが、光コンセントがあれば、すぐに光回線が使える可能性が高いと言えます。光コンセントがあるということは、過去に光回線が屋外から建物に引き込まれており、配線も一度は完了していることを意味するためです。

このため、無派遣工事の判定が出れば、「工事の日程を組んで、工事の人に来てもらい、工事に立ち合い・・・。」という一連の作業を省くことができるためです。

希望の会社にインターネットを申し込めば、特別な事情がない限り、10日前後で開通となります。

光回線・マンション・戸建て 配線工事
光コンセントがついているということは、光ファイバーケーブル(光コンセント)が棟内に引き込まれた後、各世帯まで配線が行われていることを意味する。(出典:NTT東日本)

光コンセントのメリット3つ

光コンセントがすでに設置されているなら、次のメリットがあります。

メリット①最短1週間でネットが開通する

繰り返しになりますが、光コンセントがすでに設置されている状態で光回線に申し込むと、工事工程が省略できるため(申込先で無派遣工事の判定が出た場合)、1週間以内、遅くとも2週間程度でネットが開通します。これは、ホームルーター(工事不要のインターネット)の導入と比べても十分スピーディーといえます。

ちなみに回線工事が必要な場合、光回線に申し込んでから開通するまで、工事の空き状況によりますが、通常1~2ヵ月かかります。引越し繁忙期で、光回線の申し込みが集中する3月・4月には、開通までさらに時間がかかる場合もあります。

それを考えると、光コンセント設置済みということで最短1週間でネット開通するのはありがたいですよね。

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メリット②工事に立ち会う必要がない

光コンセントが使える状態ですでに設置されていれば、光回線に申し込んでも派遣工事が不要なため、当然ながら工事に立ち会う必要もなくなります。

一方、光回線の派遣工事が必要な場合には、工事業者が指定の日時に訪問して宅内で光コンセント設置工事(1時間程度)を行います。工事は立ち合いのもとで行われるため、その時間帯には在宅している必要があります。

工事日時は事前に都合の良い日時を選べますが、土日祝日は工事料金が上乗せされます。平日に工事してもらう場合だと仕事を調整したり、予定を空けておかないといけません。また、業者とはいえ家の中に男性をあげたくない女性もいることでしょう。

このように、工事の立ち合いには多少なりともストレスを感じてしまうため、光コンセントが設置済みだと助かるのではないでしょうか。

メリット③工事費用を節約できる

初期費用を安く抑えられるのも、光コンセントが設置されている大きなメリットです。

光回線の派遣工事がある場合、通常、マンション16,500円・戸建て19,800円程度の工事費が発生します(NTTフレッツ光回線の場合)。それに対して、すでに工事済みで無派遣工事のみなら、工事費用は2,000円程度で済みます。

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メリット④管理会社の許可をとる必要がない

通常、ファミリータイプの工事が必要な場合は、管理会社やオーナーに対して工事の許可を取る必要があります。一方、すでに工事が済んでいるならば、許可をとる必要はありません。

光回線 - ファミリータイプとは? 光回線は通常「マンションタイプ」と「ファミリータイプ」の2つのタイプに分かれています。マンションにお住まいの方であれば、通常はそのマンションにすでに引き込まれている光回線を各戸へ配線する「マンションタイプ」のプランを利用します。ただし、その建物に光回線設備がない場合、または世帯数の少ない住宅の場合は、ファミリータイプを申し込まなければならない場合があります。ファミリータイプでは、光回線を直接屋内に引き込みます。

光コンセントがあっても工事が必要なケースもある

光コンセントの所有者は回線業者によって異なる」の箇所で説明しましたが、家に設置されている光コンセントがNTTのものであれば、配線されている回線は、フレッツ光です。

このため、フレッツ光以外の回線(独自回線などと呼ばれます。)を導入したい場合は、すでに設置されている光コンセントは使えません。別の光回線をひくために必ず工事が必要になります。

逆のケースも考えられますが、フレッツ光のシェアが圧倒的に高いため、そのようなケースは稀です。

ですから、「光コンセントがあれば工事不要」という場合、それは基本的にフレッツ光(光コラボ)のことをいっているのです。

なるべく速く光回線を利用できるようにしたい、という方は、光コラボ(フレッツ光を使ったプラン)から選んで申し込むことになります。

関連記事:光コラボのおすすめは?

フレッツ光「以外」の光回線とは? 有名なものだと、NUROひかり、auひかりが該当します。これらは、フレッツ光ではありません。地域の電力会社が自社で敷設した光回線を使ったプランもフレッツ光ではありません。

光回線導入済みでも光コンセントがついていない場合もある

光回線対応済みの戸建て住宅では、必ずといっていいほど光コンセントが設置されています。しかし、マンション・アパートなどの集合住宅では、光回線導入済みであっても光コンセントがあるとは限りません。

じつは、“光回線導入済みマンション”というのは、あくまでマンション共用部まで光回線が来ていることを指しているんです。共用部から各部屋までの配線方式は種類が異なり、それによってコンセントの種類も変わってきます。

マンション・アパートの光回線用コンセントは3種類

光回線導入済みのマンションやアパートなど集合住宅では、下記3種類の専用コンセントのうちどれかが設置されています。

それぞれ最大通信速度が異なります。光配線方式でない場合、満足できる通信速度が得られない可能性もあります。

どの部屋にどのコンセントがついているのか確認をしてみましょう。わからなければ、大家さんか管理会社に確認、それでも分からなければ、NTTに問い合わせる事になります。

コンセントの種類共用部から各部屋への配線方式最大速度
光コンセント光配線方式(光ケーブル)最大1Gbps/最大10Gbps
LANコンセントLAN配線方式(LANケーブル)最大100Mbps
モジュラージャックVDSL方式(電話回線)最大100Mbps

光コンセント

共用部から各部屋までの配線が光ファイバーケーブルであれば、光コンセントになります。賃貸物件に光コンセントが付いていれば、最大1Gbpsの光回線(フレッツ光クロス対応のエリアの場合最大10Gbps)を余すところなく使えます。新築マンションはもちろん、比較的新しい集合住宅では光コンセントが一般的になっています。

LANコンセント

共用部から各部屋までの配線がLANケーブルなら、部屋内ではこのLANコンセントが設置されています。ほとんどの場合は最大速度が100Mbpsと、光配線方式に比べて10分の1になります。

モジュラージャック

共用部から各部屋までの配線が電話ケーブル(VDSL)なら、部屋内にはモジュラージャックが設置されています。VDSL方式の速度はLAN配線方式と同じく最大100Mbpsです。(極稀に最大50Mbpsの物件もあり)

ただし部屋内にモジュラージャックがあったからと言っても必ずVDSL方式しか使えないというわけではありません。マンションには光配線方式が導入されているが自分の部屋までは引き込み工事が完了していないという場合もあるので、最新の設備状況はNTT又はコラボレーション事業者に確認しましょう。

光コンセントがないと工事が必要

部屋内に光コンセント(またはLANコンセント)がなければ、光回線の引き込み工事が必要になります。VDSL方式の場合、基本的に電話のモジュラージャックが設置されていますが、その電話線がNTTのVDSL装置につながっているかは見た目ではわからない為派遣工事が必要かは判断できません。派遣工事の有無はNTTやコラボレーション事業者にお問合せが必要です。

賃貸住宅であれば気を付けたい点ですが、ファミリータイプで派遣工事の判定が出た場合、光回線の工事をする前に管理会社や大家さんに了承をもらわないといけません。建物に付属物を取り付けることになるからです。

ここではNTTのフレッツ光、もしくはフレッツ光を使った光コラボを導入する場合の手順を紹介します。(NURO光のようなフレッツ光以外の光回線は工事が2回必要でさらに時間がかかります。)

光回線申し込みから開通までの手順

光回線の開通までの流れは次のようになります。一般的に、申し込みから開通まで10日~2ヵ月を要します。

①光回線の提供エリアを確認する
まずは、インターネットを利用する予定の住居が光回線の提供エリア内かを確認しましょう。各光コラボの公式サイトでもチェックできます。

②光回線に新規申込みする
光回線プロバイダの公式サイト上、または電話にて新規申し込みします。Web申し込みなら24時間受付なのに加えて、契約確定の前に折り返し確認の連絡があるため安心です。

③工事日の調整
光回線に申し込むと後日、契約内容の確認の電話があります。その際に、工事日の調整も行います。ここで工事種別も確認できます。オペレーターが工事可能日を教えてくれるので、自分の都合がつけやすい日時を選びましょう。

無派遣工事の場合でも無派遣工事日(開通日)を決める必要があります。無派遣工事の場合⑥へ

④光ファイバーケーブルを建物に引き込む
工事日当日に、工事業者が電柱から建物に光ファイバーケーブルを引き込みます。もしマンションの共用部まで既に光回線が来ているなら、共用部から部屋までの配線を行います。

⑤室内に光コンセントを設置する(立ち合い必要)
工事業者が室内に光コンセントを設置します。設置が完了すると、書類にサインして作業は終了となります。この際、ONU(光回線終端装置)を手渡されます。

⑥ONUを接続してネット開通
光コンセントとONUを自分でつなげば、光回線の開通完了です。有線LANでONUとパソコンをつなげば、すぐにでもネットが使えます。また、ONUにルーターをつなぐことでWi-Fi(ワイファイ)環境を作ることができます。

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光回線の工事費用

光回線の工事費用ですが、プロバイダによっても異なるため一概にはいえません。下記では、主な光回線の工事費用を例に挙げています。

なお、特典で工事費用が実質無料になることもあるため、各プロバイダの公式サイトでチェックしてみてください。

光回線の工事費用の一例(税込)
 戸建てマンション
ソフトバンク光
26,400円(屋外工事なし・宅内工事のみの場合10,560円)
とくとくBB光
26,400円(工事費実質無料)26,300円(工事費実質無料)

コンセント工事が無料の光回線プラン一覧

光コンセントの探し方・確認方法」の箇所を参考に、光コンセントを探してみたが見つからなかった場合、工事をしてもらわなくてはなりません。

開通工事には料金がかかることはすでに紹介しましたが、プロバイダの中には光コンセントがなくても、無料で設置工事をしてくれるところもあります。

工事が必要な方は、これらのプランから優先的に検討してみるとよいでしょう。以下のプランはいずれもフレッツ光を使った光回線になります。

 

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工事がいらないインターネットプラン

「家に光コンセントがなかった・・・しかし、工事は面倒!」という方や、以下に該当する方は光回線ではなくホームルーターやポケット型WiFiに申し込むのも選択肢となります。これらは、工事不要なので、申し込んで数日後にはネットが使えるようになるからです。

  • ネット開通まで長く待てない
  • ネットの同時利用は最大でも2人
  • ネット利用は動画やブラウザ閲覧など軽め
  • 引越しする頻度が多い

しかし、これらの無線回線は、通信速度と安定性に関しては、光回線には適いません。特にアップロードの速度を重視する、家族の人数が多い、そんな方は、工事をしてでも光回線を導入することをおすすめします。

ホームルーター

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関連記事:ホームルーター(置くだけWi-Fi)のおすすめTOP3

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関連記事:本当に安いモバイルWiFi・ポケット型WiFiは?

よくある質問:光コンセントについて

質問:
光コンセントがあれば工事は不要なの?
回答:
光コンセントがあれば、基本的には工事不要で光回線に申し込めます。ただし、光コンセントが古すぎたり、壁内部の配線が撤去されていたりする場合は工事が必要になります。また、その光コンセントの事業者とは別の事業者の光回線に申し込む場合も、新たに工事が必要です。だいたい、光コンセントが設置されていたお宅のうち8割が派遣工事なしで開通となっています。
質問:
光コンセントが見当たらない。どうすればいい?
回答:
マンションやアパートなら、光コンセントではなくLANコンセントまたはVDSLモジュラージャックが付いているか確認してみましょう。分からなければ、NTTに問い合わせてみてください。
質問:
光コンセントが付いている賃貸住宅を探しているが、どうしたらいい?
回答:
賃貸情報サイトで光対応のアパートを探して、不動産屋に問い合わせてみてください。もし判明しなければ、NTTの相談窓口(0120-116116)に電話して、該当物件の住所に光コンセントが付いているか聞いてみましょう。
質問:
光コンセントを自分で設置することはできる?
回答:
光コンセントは必ず回線事業者の手配で設置されるため、自分で取り付けることはできません。
質問:
賃貸住宅の退去時には光コンセントの撤去が必要?
回答:
賃貸契約では、原状回復(部屋を入居時の状態に戻すこと)が求められており、光コンセントの撤去が必要となります。撤去には費用がかかる場合がありますが、実際には撤去しなくていいことも多いので、まずは管理会社か大家さんに相談してみましょう。 その際、光コンセントが設置されているのはメリットであり、住宅の価値を高めてくれることを伝えるといいでしょう。