インターネット回線の乗り換え - インターネット回線を乗り換えるメリットとデメリット

インターネット回線の乗り換え - インターネット回線を乗り換えるメリットとデメリット

インターネット回線の乗り換え - インターネット回線を乗り換えるメリットとデメリット

どのインターネット回線を選んだらいいのか分からないという人のために、各インターネット回線のメリット・デメリットを解説します。

  • インターネット回線の種類と特徴を確認します。
  • メリット・デメリットを理解して回線タイプの変更へすすみましょう。

インターネット回線の種類

インターネット回線の種類はいくつかあります。おおまかに分けると、固定回線(有線)と無線に大別されます。

現在主に利用されている固定回線には、光回線とADSLの2つがあります。一昔前にはISDNというダイヤルアップ接続方式の回線もありましたが、インターネットを使えば使うほど電話代がかかり通信速度も非常に遅いため、もはや利用されていません。

無線タイプはWiMAX(ワイマックス)が代表格です。WiMAXルーターは持ち歩いてどこでもインターネットにつなげるため、モバイル回線と呼ばれることもあります。

下記に、インターネット回線のそれぞれの特徴を簡単にまとめてみました。

インターネット回線の種類
回線の種類 特徴
固定回線(有線) 光回線 ・光回線の設置工事が必要
・通信速度は一般的に最大1Gbpsと最速レベル
ADSL ・既存の電話回線を利用するため工事不要
・通信速度は最大50Mbps程度
ISDN ・既存の電話回線を利用するため工事不要
・ダイヤルアップのため利用時間によって電話代がかかる
・通信速度が64~128Kbpsと非常に遅いため利用されていない
無線 WiMAX ・モバイルWi-Fiルーターを持ち歩くことで外出先でもインターネット通信が可能
・通信速度は下り最大220Mbpsなど、ADSLよりも速い
SoftBank Airなど ・専用機器をコンセントに差し込むだけで使える
・宅内でインターネット利用が可能

上記のインターネット回線の中で、主に現在利用されている光回線、ADSL回線、モバイル回線(WiMAX)について、メリットとデメリットを見てみましょう。

光回線

国内で最も主流となっているのが光回線インターネットです。総務省の発表によると、2018年には光回線の契約件数は3,000万件を超えました。この数字は、他のインターネット回線を圧倒しています。

光回線の契約者が増加するにつれて、通信事業者各社もサービスの量や質を高めてきています。そのため、光回線は今一番魅力的なインターネット回線といえるでしょう。

光回線に乗り換えるメリット

光回線に乗り換えるメリットはいくつもありますが、主な2つのメリットを取り上げます。

 光回線は通信速度が非常に速く、通信品質も高い

光回線の最大のメリットは、通信速度が他のインターネット回線とは比較にならないほど速い、ということです。

NTTのフレッツ光およびフレッツ光を利用した光コラボなどは、下り最大1Gbpsというスピードを誇っています。これは、ADSL回線の最大50Mbpsと比べると約20倍の差があります。

もちろん、この下り1Gbpsというのは理論上の最大値なので、実際にはそれよりも落ちることになります。それでも、インターネットの通常利用においてはストレスを感じることはまずないでしょう。

また、電話回線を利用しているADSLとは異なり、光回線は通信専用の光ファイバーケーブルを利用しています。光ファイバーケーブルは通信品質があまり落ちないという利点もあり、通信品質が安定しているというのも特筆すべき点です。

 光回線はサービスや割引が充実している

2015年から登場するようになった「光コラボ」では、数々のプロバイダーが競ってサービスや割引の充実を図っています。

光コラボとは、NTTの光回線「フレッツ光」を借り受けたプロバイダーが、光回線とインターネット接続をセットにして提供するサービスのことです。これにより、プロバイダーが単独でサービス展開をすることが可能になり、様々な独自のサービスや特典を打ち出すようになりました。

ユーザーからすると、光回線に申し込むことで月額割引や数万円もの現金キャッシュバックなど、魅力的な特典が受けられるようになったわけです。光コラボ各社については、他の記事で詳しく解説しています。

光回線に乗り換えるデメリット

光回線に乗り換えるデメリットとしても2つ取り上げます。

 光回線を設置するための工事費用がかかる

光ファイバーケーブルを宅内に引き込むためには工事が必要です。実際の工事は1時間程度で終わりますが、工事の日程調整から工事日まで通常1~2ヵ月かかります。

工事費用は一般的に、マンションなら15,000円(税抜)、戸建てなら18,000円(税抜)かかります。初期費用がかさむのはちょっと痛いですよね。

ただし、光コラボによっては工事費が無料になるキャンペーンを実施していることがあります。または、キャッシュバックによって工事費を相殺できる場合もあります。

 月額料金が他のインターネット回線よりも高め

光回線インターネットは通信速度が非常に速い代わりに、月額料金も高めになっています。NTTのフレッツ光であれば、割引適用したとしても月額5,000円を超えます。

しかし、光コラボであれば月額料金が安いサービスを見つけることも可能です。マンションタイプであれば月額3,500円程度のプロバイダーもありますので、このデメリットは小さくなってきているといえるでしょう。

ADSL回線

光回線の登場により影が薄くなってきているADSL回線ですが、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?

ADSL回線に乗り換えるメリット

 工事不要ですぐに始められる

ADSL回線はNTT電話回線を利用するため、自宅に電話をつないでいる場合は工事不要でインターネットを始めることができます。自宅に電話線が来ていない場合は、ADSL専用線を引き込むことで利用できますが、月額料金は高くなります。

 月額料金が安い

ADSL回線は月額料金が安いというメリットがあります。平均すると、電話線がある場合は月額2,000円程度、電話線がない場合は月額3,500円程度です。

インターネットの通信速度よりもとにかく料金の安さを重視するなら、ADSLも視野に入れてもいいかもしれません。

ADSL回線に乗り換えるデメリット

 通信速度が遅い

最大のデメリットは、通信速度の遅さです。通信速度は下り最大50Mbpsのプランが最速で、その他に最大39Mbpsプラン、最大12Mbpsプランとあります。

これは、光回線にはもちろん、モバイル回線のWiMAXにも劣る通信速度です。インターネットの利用はメールやGoogle検索、たまにYouTubeを見たりする程度、という人なら支障はないでしょう。

モバイル回線(WiMAX)

無線モバイル回線の代表格であるWiMAXには、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

モバイル回線に乗り換えるメリット

 工事不要で気軽に始められる

WiMAX(ワイマックス)を利用するには、プロバイダーのホームページから申し込んでWi-Fiルーターが届くのを待つだけです。申し込んでからたったの2,3日でインターネットを始めることができます。工事がないので、初期費用も事務手数料のみと少なく済みます。

 外出先でもインターネットが使える

WiMAXでインターネットをするのに必要なのは、専用のモバイルWi-Fiルーターだけです。ポケットサイズの小型ルーターなので、どこにでも持ち歩けます。家でも外出先でも、場所を選ばすにインターネットを利用できるのはうれしいですね。

モバイル回線というと、通信速度が遅いイメージがあるかもしれませんが、WiMAXはADSLよりもかなり速く、最大220Mbpsと快適なインターネットが可能です。

モバイル回線に乗り換えるデメリット

 建物や地下などインターネットにつながりにくい場所もある

モバイル回線は無線なので、無線が届きにくい場所では通信速度が遅くなったり、通信できなかったりすることもあります。

住んでいる場所でインターネットがつながらないと困りますよね。でも、そんな事態を予測してモバイル回線サービス業者は、本契約に進む前に自宅でつながるかを確認できるサービスを提供していたりします。

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