UQモバイルとIIJmio:どちらがお得か徹底比較!メリット・デメリットも解説
格安SIMの中でも顧客満足度が高く人気のUQモバイルとIIJmio。格安SIMの乗り換え、どちらにしようか迷っている方も多いことでしょう。
実際に、どこがどう違うのか気になるところですが、この記事ではUQモバイルとIIJmioの違いを徹底比較していきます。
最初に各項目での比較結果を総合すると、UQモバイルとIIJmioで迷っている場合、次のように決めるとよいでしょう。
UQモバイルとIIJmio:比較結果の要点 |
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以下では各比較項目を検討して、UQモバイルとIIJmioであればおおざっぱにはこのように選ぶとよいということを確認していきます。
UQモバイルとIIJmio比較
料金プラン
それではまず、UQモバイルの料金表を見てみましょう。
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auPAY残高還元
auPAY残高還元
UQモバイルの「くりこしプランS/M/L+5G」は、データ容量3GB、15GB、25GBから選べます。
IIJmioの料金表を見てみましょう。
音声 | SMS | データ*1 | データ*1(eSIM) | |
---|---|---|---|---|
2GB | 850円 | 820円 | 740円 | 440円 |
4GB ↓ 5GB*2 |
990円 | 1,045円 | 900円 | 660円 |
8GB ↓ 10GB*2 |
1,500円 | 1,470円 | 1,400円 | 1,100円 |
15GB | 1,800円 | 1,780円 | 1,730円 | 1,430円 |
20GB | 2,000円 | 1,980円 | 1,950円 | 1,650円 |
データ追加 | 220円/1GB(最大20GBまで) | |||
公式 | IIJmioの公式サイトを見る |
*1データSIMとeSIMはドコモ回線のみの提供になります。
*2すでに利用中の方は2023年4月1日から自動的に新しいデータ容量に移行します。
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IIJmioは、データ容量は、2GB、4GB、8GB、15GB、20GBから選ぶことができます。UQモバイルの割引なしの状態と比べると、IIJmioの方がかなり安くてお得になっています。他方で、自宅セット割がある場合には、料金の差はそこまで大きくはないとも言えます。
データ容量 | UQモバイル (割引なし) | UQモバイル (自宅セット割) | IIJmio |
---|---|---|---|
2GB | 850円 | ||
3GB | 1,628円 | 990円 | |
4GB | 990円 | ||
8GB | 1,500円 | ||
15GB | 2,728円 | 2,090円 | |
20GB | 2,000円 | ||
25GB | 3,828円 | 2,970円 |
ちなみに、IIJmioでは、今ならキャンペーン期間で最大6か月間月額440円割引を行っています。
IIJmioへの申し込みを迷っている人は、今のうちに申し込むとよいでしょう。
通話料金と通話オプション
次に通話料金と通話オプションを見てみましょう。
電話を良く使う方にとっては、月額料金だけでなく、通話料金とどんな通話オプションがあるかも気になりますよね。
それでは、次の比較表をご覧ください。
UQモバイル | IIJmio | |
---|---|---|
基本通話料 | 22円/30秒 | 11円/30秒 |
国内通話オプション | 毎月60分:月額550円 10分かけ放題:月額880円 かけ放題:月額1,980円 60歳以上通話割:880円 | 5分かけ放題:500円 10分かけ放題:700円 かけ放題:1,400円 |
SMS送信料 | 3.3円/70文字 | 3.3円/70文字 |
まず、基本の通話料金がUQモバイルは30秒で22円、IIJmioは30秒で11円となっており、UQモバイルの方が2倍高くなっています。
通話オプションに関しては、UQモバイルには、5分のかけ放題がなく、60分の通話が月額550円となっています。
1回当たり5分以内の通話を週に3回以上利用する方でしたら、IIJmioの5分かけ放題のプランにする方がお得ですね。
10分かけ放題もかけ放題も、やはりIIJmioの方が安くなっています。
しかしUQモバイルは、60歳以上を対象に「60歳以上通話割」というオプションがあり、60歳以上の方のかけ放題が永年割引で月額880円(税込)です。
60歳以上のシニアへの割引があるのはUQモバイルなので、60歳以上の方はUQモバイルがおすすめです。
通信速度
通信速度についても比較すると、もし安定した通信環境と通信速度の速さを求めるのであれば、UQモバイルをおすすめします。
UQモバイルは、auのサブブランドなのでau回線で早い通信環境を維持しており、格安SIMの中でもトップクラスです。
通信速度が早く、回線品質も安定しているので、格安SIMの中で顧客満足度1位を何度も獲得しています。
auPAY残高還元
auPAY残高還元
これに対して、IIJmioは、他の格安SIM同様、昼間や通勤時間での通信速度の低下があり、少し不便な時が出てきます。
通話定額・月額割引+端末特価
通話定額・月額割引+端末特価
データ繰り越し
データ繰り越しに関しては、UQモバイルもIIJmioも翌月末までのデータ繰り越しが可能となっています。
データ繰り越しのシステムがあると、余ったデータを無駄なく利用できるのでお得ですね。
eSIMの対応
eSIMの対応は次のようになっています。
UQモバイル | IIJmio | |
---|---|---|
eSIM | データ・通話eSIM | データ通信専用eSIM |
UQモバイルもIIJmioもeSIMに対応はしていますが、UQモバイルはデータ・通話ができるeSIMに対して、IIJmioはデータ通信専用のeSIMで通話はできません。
eSIMとは? スマホの端末内にSIMが内蔵されている「本体一体型のSIM」のことで、SIMカードの挿入する必要はなく、オンラインで手続きをすれば利用できるシステムです。
UQモバイルは、申し込みの時点でSIMカードかeSIMを選択できるので、デュアルSIMにすぐ対応できます。
IIJmioもデュアルSIM使いはできますが、通話はできないので、合わせるSIMは通話ができるSIMカードを選びましょう。
デュアルSIMに関しては、こちらの記事を参考にしてください。
セット割
家のインターネットと合わせて申し込めば安くなる「セット割」は、UQモバイルでもIIJmioでも行っています。
UQモバイル:自宅セット割 | IIJmio : mio割 | |
---|---|---|
月々の割引額 | 638~858円 | 660円 |
UQモバイルの「自宅セット割」では、くりこしプランS/Mは月額638円、くりこしプランLは月額858円の割引となっています。
このUQモバイル「自宅セット割」の割引を適用させるには、申し込みが必要になります。「自宅セット割」の申し込みを忘れないようにしましょう。
一方で、IIJmioのセット割「mio割」は、IIJmioひかりとSIMを両方契約すれば、割引を適用するのに申し込みは必要ありません。これはとても便利ですね。
店頭サポート
店頭サポートに関してですが、UQモバイルは全国に2,700店舗以上があり、店頭でのサポートが充実しています。
一方で、IIJmioは店頭でのサポートはありません。契約・解約で分からないことがあれば、オンラインか電話の対応となっています。
格安SIM初心者で、まだオンラインのみでの対応は不安という方は、UQモバイルをおすすめします。
スマホ販売
UQモバイルでは、「おトク割」といてAndroidもiPhoneもかなり安く販売しています。Androidは500円〜5,000円で販売しており、5G対応のスマホも取り揃えています。
iPhoneに関しては、iPhone SEと中古のiPhoneがかなりお得に購入できるようになっています。
IIJmioも多くのスマホを取り扱っており、同じく5,000円以内で変えるスマホがたくさんあります。
一つ異なる点として、支払い回数が、IIJmioは24回分割か一括払いのみになりますが、UQモバイルは、24回・36回・48回払い・一括払いから選べることです。
24回以上の分割払いを考えている方は、UQモバイルをおすすめします。
auPAY残高還元
auPAY残高還元
通話定額・月額割引+端末特価
通話定額・月額割引+端末特価
支払い方法
支払い方法は、UQモバイルはクレジットカードと口座振替に対して、IIJmioはクレジットカードのみの受け付けとなっています。
また、UQモバイルでは、キャリア決済の「auかんたん決済」でも支払いをすることができます。
支払い方法の選択肢があって便利なのはUQモバイルですね。
手数料
UQモバイルとIIJmioの各種手続きは、以下のようになります。
UQモバイル | IIJmio | |
---|---|---|
契約事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 |
契約時SIMカード発行手数料 | 0円 | 433円 |
SIMカード再発行手数料 | 3,300円 | 2,200円 |
契約解除料 | 0円 | 0円 |
MNP転出手数料 | 0円 | 0円 |
UQモバイルは、契約時の初期費用が、契約事務手数料のみに対し、IIJmioでは、契約事務手数料に加えてSIMカード発行手数料として433円がかかってきます。
つまり、初期費用では、IIJmioの方がUQモバイルよりも433円高くなっています。
契約時に無駄な費用がない点では、UQモバイルがおすすめです。
また、解約に関しては、UQモバイルもIIJmioも契約解除料はなく、MNP転出手数料もかかりません。
乗り換えには費用がかからず負担がなく、とりあえずお試しで利用することもできるので安心ですね。
さらに注意したい点が、SIMカードを紛失した時に再発行手数料がかかることです。
このSIMカード再発行手数料が、UQモバイルは3,300円(税込)と高くなっており、IIJmioも2,200円(税込)かかってくるので注意しましょう。
キャッシュバック
IIJmioでは、契約後のキャッシュバックキャンペーンは行っていませんが、UQモバイルでは契約後に最大で約1万~2万円相当のau Pay残高還元があります。
UQモバイルに回線のみ乗り換えでau PAY残高へ最大10,000円⇒4/1まで20,000円相当のキャッシュバックキャンペーンを実施中です。
以下の条件を達成すると、最大還元額の20,000円相当のキャッシュバックをもらうことができます。
7か月間無料となる「増量オプションII」を申し込み時に追加することがポイントです。
- 他社からのMNP乗り換え(プラン指定なし、au/povoは除く)
- 申込時に「増量オプションⅡ」を追加(7か月無料キャンペーン実施中、無料終了後は月額550円、無料期間中の解約可)
- 【au PAYご利用キャンペーン】2024年5月1日~5月31日の期間中、25,000円以上のau PAY 残高支払いを利用した場合(※利用額に応じて還元額が変わります)
家族みんながお得になる「UQ親子応援割」も実施中。UQモバイルに申し込みなら、キャッシュバックでお得なオンラインショップを利用しましょう。
※2024年3月15日時点での情報です。最新の情報はUQモバイル公式サイトをご覧ください。
4/1まで最大20,000円相当!「au PAY残高還元」キャンペーンをもっと見る
このキャンペーンは、増量オプションⅡのありなしで還元額が変わってきます。
今なら増量オプションⅡの月額料金550円が7か月無料になるキャンペーン実施中です。7か月内にオプションを解約すれば料金が発生しないので、UQモバイルに申し込みの際は増量オプションⅡを追加しておきましょう。
なお、新規契約の場合はプランや増量オプションに関係なく3,000円相当の還元となります。
加入プラン | 増量オプション | |
---|---|---|
あり | なし | |
ミニミニ/ トクトク/ コミコミ |
10,000円 | 6,000円 |
注意事項 |
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詳細 | UQモバイルのサイトを見る |
期間 | 2024年3月15日から2024年4月1日まで | |
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条件と特典 |
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還元額 |
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対象店舗 | au PAY (コード支払い/請求書払い)が使えるお店 ※au PAY (ネット支払い/カード支払い)は対象外 |
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詳細 | UQモバイルのサイトを見る |
データシェア(テザリング)
自分のパソコンやタブレット、家族や友人とデータシェア(テザリング)をしたいという方もいるでしょう。
その場合、UQモバイルではデータシェア(テザリング)のサービスは行っていません。
一方で、IIJmioでは、手続きが必要となりますが、最大10回線までデータシェア(テザリング)を行うことができます。
データシェアを利用したいという方は、IIJmioがおすすめです。
UQモバイルのメリット
以上の比較から、UQモバイルのメリットをまとめると次のようになります。
- UQモバイルのメリット
- 格安SIMトップクラスの通信速度と回線品質
- 「60歳以上通話割」で60歳以上はかけ放題が永年月額880円(税込)でお得
- 余ったデータ容量を翌月末まで繰り越しできる
- 通話・データが使えるeSIMに対応している
- 「自宅セット割」でおうちのインターネットと合わせて月額638~858円の割引
- 実店舗で直接サポートが受けられる
- AndroidもiPhoneも安く販売している
- 増量オプションⅡのキャンペーンでデータ増量月額550円が7か月無料
- 支払い方法はクレジットカード・口座振替・au PAYから選べる
- 解約金や契約期間の縛りはない
- キャッシュバックがある
UQモバイルのデメリット
それでは、UQモバイルのデメリットもまとめてみましょう。
- UQモバイルのデメリット
- 月額料金が他の格安SIMと比べて割高
- 基本通話料金・通話オプションが割高
- 販売してるスマホは中古だったり種類に限りがある
- 契約事務手数料が3,300円(税込)かかる
- SIMカード発行手数料が3,300円(税込)と高い
- キャッシュバックはau PAYのみでの還元になる
- データシェア(テザリング)はできない
IIJmioのメリット
そして、IIJmioのメリットをまとめると次のようになります。
- IIJmioのメリット
- 月額料金が最も安い格安SIMの一つ
- 基本通話料金・通話オプションが安くてお得
- 余ったデータを翌月末まで繰り越すことができる
- データ通信のeSIMに対応している
- 「mio割」で自宅のインターネットとセットで月額660円(税込)の割引
- 電話でのサポートも受け付けている
- 販売しているスマホはかなり安くてお得
- 解約金や契約期間の縛りはない
- 最大10回線までデータシェアができる
IIJmioのデメリット
IIJmioのデメリットをまとめると次のようになります。
- IIJmioのデメリット
- お昼時や通勤時間に通信速度が下がる
- eSIMはデータ通信のみで通話はできない
- 実店舗がなく店頭でのサポートはない
- 販売しているスマホは中古だったり種類に限りがある
- 支払い方法がクレジットカードのみ
- 契約手数料が3,300円(税込)かかる
- 契約時にSIMカード発行手数料433円もかかる
- SIMカード再発行手数料が2,200円(税込)かかる
- キャッシュバックやキャンペーンはない
このようにメリット・デメリットを比較してみると、少し月額料金等が高いという難点はありますが、安定した通信速度と回線品質、店頭での充実した直接サポートがるUQモバイルが快適に利用できておすすめです。
また、UQモバイルは、キャッシュバック等のキャンペーンやセット割、60歳以上割を利用することで、実際の値段よりも安く利用できるようになるので、これらのキャンペーン・割引を見逃さないようにしてください。
UQモバイルとIIJmioの比較まとめ
それでは、以上のUQモバイルとIIJmioの比較から、それぞれがどんな人におすすめで、どんな人におすすめじゃないかをまとめてみましょう。
UQモバイルがおすすめな人・おすすめじゃない人
UQモバイルがおすすめな人、おすすめじゃない人は次のようになります。
- UQモバイルがおすすめな人
- キャリアに近い通信速度と回線品質を求めている人
- 格安SIM初心者で実店舗での直接サポートを受けたい人
- キャンペーンや割引の申し込みや併用が面倒でない人
- 月によって使うデータ容量が変わるので翌月に繰り越したい人
- デュアルSIM使いで通話もデータも利用できるeSIMを探している人
- スマホを安くお得に購入したい人
- au PAYを使っている人
- 支払い方法を口座振替やau PAYから選びたい人
- 60歳以上で電話をよく使う人
- UQモバイルがおすすめじゃない人
- とにかく安い格安SIMを探している人
- セット割やキャンペーンの申し込み等が面倒な人
- データ容量25GB以上のプランを探している人
- データシェアを使いたい人
- 豊富な料金プランから選びたい人
IIJmioがおすすめな人・おすすめじゃない人
IIJmioがおすすめな人、おすすめじゃない人は次のようになります。
- IIJmioがおすすめな人
- とにかく安い格安SIMを探している人
- データシェアをしたい人
- スマホを安くお得に購入したい人
- セット割やキャンペーンの申し込み等が面倒だけど安く利用したい人
- オンライン・電話のみのサポートで十分な人
- IIJmioがおすすめじゃない人
- キャリアに近い通信速度と回線品質を求めている人
- データ容量20GB以上のプランを探している人
- 格安SIM初心者で実店舗での直接サポートを受けたい人
- デュアルSIM使いで通話もデータも利用できるeSIMを探している人
- 支払い方法を口座振替やau PAYから選びたい人
自分のスマホの使い方をちゃんと知った上で、自分に一番合った格安SIM・プランを見極め、今よりもっとお得にスマホを利用してみましょう。