ソフトバンクの光BBユニットとは? - 光回線・ソフトバンク光

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ソフトバンクのBBユニットとは? - 光回線・ソフトバンク光

ソフトバンクの光回線インターネットで登場する光BBユニットとはなんでしょうか?ソフトバンク光をおうち割で安く使いたいなら必ずチェックしておくべき光BBユニットのポイントをおさらいします。安くお得にインターネットを使いたいソフトバンクのスマホユーザーは必見です。

  • 光BBユニットは、ソフトバンクのBBフォン、光電話/ホワイト光電話、Wi-Fiマルチパックを利用するときに必ず必要になるものです。
  • 光BBユニットは一般的にルーターと呼ばれているものに該当します。

光BBユニットとは?

まず初めに、光BBユニットの基本情報を解説します。

光BBユニットの仕様・見た目

光BBユニットとは、ソフトバンクが提供している機器の名称です。一般的には「ルーター」と呼ばれるものにあたります。最近は、下の写真のような白い本体で側面にSoftBankのロゴ入りのものが一般的です。(側面にYahoo!BBのロゴが入ったタイプも存在します。)

光BBユニット自体にWi-Fiを飛ばす機能はありません。光BBユニットに加え、オプションのWi-Fiマルチパックを申し込むとWi-Fiが使えるようになります。

光BBユニット

光BBユニットの仕様は以下のとおりです。本体のサイズは一般的なルーターとほぼ変わりません。

光BBユニット2.4(最新モデル)の仕様
LANポート インターフェース 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T
LANポート 伝送速度 1Gbps
LANポート 4ポート
無線LAN規格 IEEE 802.11b/g/n/a/ac/ax
無線LAN波数帯 2.4GHz帯/5GHz帯
無線LAN伝送速度 最大 2.4Gbps
最大接続数 有線 253
最大接続数 無線 64
USBポート 2ポート
電話機ポート 1ポート
電話回線ポート 1ポート
電源 ACアダプタ
入力 AC100V、50/60Hz
外形寸法 高さ252mm×横幅183mm×奥行45mm
本体重量 約720g

一番上を見ると、1000BASE-Tという表記があります。この「○○BASE-XX」というのは、伝送帯域を表しています。伝送帯域とは、データの通り道の幅のことで、これが大きければ大きいほど道が広くなり、沢山のデータを早くやり取りすることができます。ルーターとパソコンを繋ぐLANケーブルもこれに対応した規格のものを使う必要があります。1000BASE-Tは最大速度1Gbpsの光回線に使われるもので、現在もっとも普及しています。標準的な機能のルーターだと考えて良いでしょう。

また、本体の大きさも市販のルーターとそれほど変わらないため、光BBユニットにしたせいで特段場所を取ってしまうという心配も必要ありません。

BBフォン、光電話、Wi-Fiマルチパックを使うには光BBユニットが必須

ソフトバンクの光BBユニットは、BBフォン、光電話、Wi-Fi マルチパックといったオプションサービスを契約する際に必要になる機器です。この機器があることによって、Wi-Fiや電話のオプションサービスが利用できるようになります。この機器をレンタルしない限り、ソフトバンク光をWi-Fiで利用したり、電話サービスを利用したりすることはできません。

ソフトバンク光(もしくは光 with フレッツ、光フレッツコース)を契約し、さらにオプションとして以下の3種類、1.「Wi-Fiマルチパック」、2.「BBフォン」、3.「ひかり電話」のいずれかを追加契約したい場合には、BBユニットもレンタルする必要があるというのはそういった理由があります。

サービスごとの加入が必要になるオプション
欲しいサービス 加入必須オプション
光電話 光BBユニット+電話サービス
Wi-Fi 光BBユニット+Wi-Fiマルチパック
おうち割光セット 光BBユニット+Wi-Fiマルチパック+電話サービス

また、この1.「Wi-Fiマルチパック」、2.「BBフォン」または3.「ひかり電話」は、おうち割光セットを適用するために必須のオプションです。簡単に言えば、割引をしたいならソフトバンクの光BBユニットもレンタルしなければいけないということになります。

逆に言うと、SoftBank光の契約をしても、このようなオプションを全く契約しない・おうち割も不要であれば、「光BBユニット」のレンタルをする必要はありません。その場合、代わりに市販のWi-Fiルーターを使用しても問題ありません。

光BBユニットのレンタル料

光BBユニットのレンタル料は、月額513円です。オプション料金にプラスする形でこのBBユニットのレンタル料がかかります。

光BBユニットのレンタル料 513円/月(税込)

市販のWi-Fiルーターと光BBユニットは何が違う?

違い

Wi-Fiルーターなら、市販のルーターと一緒じゃないの?と思う人もいるかもしれませんが、市販のWi-Fiルーターと光BBユニットの間には2つの違いがあります。

  1. 市販のルーターでは光電話が利用できない
  2. 光BBユニットの代わりに市販のルーターを使った場合、おうち割が適用されなくなる

インターネットの利用のみでいうと、光BBユニットの性能は市販のルーターとそれほど変わりません。そのため、単にルーターの機能だけあれば良いという場合は市販のWi-Fiルーターを買っても問題ないでしょう。

ただ、おうち割を適用するには光BBユニットのレンタルは必須の条件ですので、おうち割を使いたいのであれば市販のルーターではなく光BBユニットを使いましょう。

 ソフトバンク光オプション - BBフォンとは?

BBフォンとは、一般的にIP電話と呼ばれる電話と同じものです。

「固定電話」「IP電話」「光電話」の違いは?「IP電話」の正式名称は、「インターネットプロトコル (Internet Protocol) 電話」です。従来の固定電話は誰かと電話でつながるためにインターネットではなく電話交換機と基地局を経由しますが、IP電話は主にADSLのインターネット回線を経由します。「光電話」もインターネットを使用する電話ですが、ADSLではなく光回線を使用するという点がIP電話と異なります。

今使用している電話機をあの白い本体の光BBユニットにつなげるだけで、もし先方もBBフォンを契約していれば、通話料がいつでも24時間0円になります。さらに、ソフトバンクの携帯・スマホにかける場合も通話料が安くなるというオプションサービスです。

BBフォンはIP電話ですので、電話番号は050で始まります。さらに、お引越しをしてもずっと同じ番号を使うことができます。

ちなみに、普通の固定電話への通話料金は、距離に関わらず3分8.79円です。通常の固定電話から固定電話への通話料金は距離が延びると料金も高くなりますが、BBフォンなら一定などで長距離電話をかけることが多い人はお得です。

BBフォンの利用には通話料金以外は月額料金はかかりません。BBユニットのレンタル料だけでBBフォンを申し込むことが可能です。(ただし、転送サービスなど、"BBフォン"のオプションを追加した場合はそのオプション料金がかかります。)

 ソフトバンク光オプション -  光電話(N)/ホワイト光電話

次に、光電話(N)とホワイト光電話です。

光電話(N)

光電話(N)とは、SoftBank光を契約中の方が申し込める、NTTの光回線を使用した電話サービスです。(N)は、NTTのNのことで、NTT提供のサービスということを表しています。すでにNTTの固定電話の番号を持っていれば同じ電話番号を引きつぐことが可能です。また、通常は今までの電話機をそのまま使うことができます。

光電話(N)の契約には、基本料金が毎月かかります。基本プランであれば550円、スマート基本プラン(転送サービスなど6つのオプションサービス付き)ならば1,650円です。

これに加えて、電話かけたごとにかかる通話料金がかかります。通話料金は、固定電話ならば、全国どこにかけても8.8円/3分です。通常の固定電話ですと、距離が離れると料金があがりますが、ひかり電話の場合は一律です。また、BBフォンのようなIP電話と違い、ひかり電話は110番、118番、119番といった緊急通報の電話も可能です。

基本料金もひかり電話の方が、通常の固定電話よりも安いので、固定電話をよく使う、しかも長距離が多いという方は、固定電話からソフトバンクの光電話にすると通話料が安くなります。

また、すでに解説の通り、光電話のオプション契約を申し込んだ場合、光BBユニットのレンタルが必要になります。

ホワイト光電話

ホワイト光電話は、光電話(N)と同様にSoftBank光を契約の人が、申し込める光回線を使った電話のオプションサービスです。光電話と(N)と似たサービスですが、「ホワイト光電話」はソフトバンクが提供しており、「光電話(N)」はNTTの提供です。どちらも固定電話の番号が使えます。ホワイト光電話も110番、118番、119番といった緊急通報の電話が可能です。

基本プラン(月額:513円)を申し込めば、ひかり電話のように、固定電話に一律どこでも8.79円/3円で電話をかけることができます。加えて、相手もBBフォンやホワイト光電話を使っていれば通話料は24時間無料になります。

ホワイト光電話にはプランが3つあり、通話料金は光電話(N)よりもさらに魅力的な設定となっています。

ホワイト光電話をオプション契約する場合も、BBユニットのレンタルが必要になります。

結局、BBフォン/光電話/ホワイト光電話は何が違うの?

SoftBankの提供する3つの電話サービスを表にまとめて整理しましょう。

オプションで電話の申し込みが必要だけど、どのように選べばいいのかと迷うかもしれません。簡単に言うと、

・電話料金は払いたくない・電話はそんなに必要ない・・・BBフォン
・固定加入電話の番号をそのまま使い続けたい・・・光電話(N)
・固定加入電話の番号をそのまま使い続けたい&お得な料金で電話を利用したい・・・ホワイト光電話
を選ぶのがおすすめです。

下の表で各電話サービスの特徴もチェックしましょう。

  BBフォン 光電話(N) ホワイト光電話
月額基本料金 無料 基本プラン(550円)
スマート基本プラン
(1,650円)
基本プラン(513円)
基本プランα(1037円)
だれとでも定額for光電話(1,551円)
電話番号種別 050からはじまる
IP電話の番号を付与
一般加入電話と同じ番号 一般加入電話と同じ番号
他社から番号引き継ぎ ×
FAX利用
番号追加 ×
最大5番号まで利用可
×
緊急通報への発信
(110番、119番、118番)
×
フリーダイヤルへの発信 ×
BBフォンと併用 ×
工事の立ち会い 不要 立ち会いが必要な場合あり 不要
提供元 SoftBank NTT SoftBank

 ソフトバンク光オプション - Wi-Fiマルチパック

Wi-Fiマルチパックって何が入っているの?と思う人もいるかもしれませんが、実は「パック」と言っても何か機器が送られてくる訳ではありません。簡単に言うとWi-Fiを利用する権利だけを買うようなイメージです。光BBユニットのみの場合、PCと光BBユニットをLANケーブルで繋いでのインターネット接続しかできません。もちろんWi-Fiを使うこともできません。しかし、このWi-Fiマルチパックに申し込めばWi-Fiが利用できるようになります。そのため、この「光BBユニット」と「Wi-Fiマルチパック」は一緒に申し込む必要があります

Wi-Fiマルチパックの使用料として、光BBユニットのレンタル料と、光BBユニットの無線LANカードのレンタル料(1,089円)がかかります。

光回線を契約するだけでは、ワイヤレスでインターネットはできません。 光回線は固定回線です。ワイヤレスでインターネットする場合は、自分で無線LANルーターを購入してご自身で設定をするか、プロバイダーからレンタルをする必要があります。市販の無線LANルーターは、家電量販店などで入手できます。最近では初期設定も自分で簡単に行える機種が多いです。

オプション契約することでソフトバンクの「おうち割」が適用できる

おうち割

「おうち割」とは?

SoftBank光を契約する動機として「おうち割」をあげる人も多いでしょう。「おうち割」は、いったん適用されると、、毎月のスマホ代、タブレット代、ケータイ代が550円 - 1,100円安くなるというものです。(実際の割引額は契約しているプランにもよります。)

このおうち割には、実は条件があり、「SoftBank光」の契約に加えて、追加でオプション加入が必要です。

SoftBank光の公式サイトでは以下のような記載があります。

【SoftBank 光/SoftBank 光 ファミリー・ライトの場合】
「光BBユニットレンタル」および、以下(1)、(2)のオプションサービスの契約成立、または申し込みをすること
(1)Wi-Fiマルチパック
(2)ホワイト光電話/ひかり電話(N)+BBフォン/BBフォンのいずれか

おうち割オプション

この必須オプションをすべて付けた場合、月額550円です。単品で付けるよりかなりお得なのは間違いありません。

おうち割でどのくらいお得になる?

おうち割でどれくらい安くなるかは、「おうち割」で安くなる分と、このオプション追加でプラスになる料金を計算してみる必要があります。そもそも家の固定電話は解約しようかな・・・と考えていた人には、料金の問題以上にいらない電話をおいておかなければいけないというデメリットも考える必要があるでしょう。

具体的な割引金額は携帯のプランにより様々です。例えば1人で申し込む場合、おうち割の割引額が550円で、オプションをおうち割のために550円で加入した場合には割引額とオプションで相殺されることになります。こういったケースではお得感がそんなに感じられないかもしれません。また、同じく1人で申し込む場合の例ですが、純粋に料金から1100円割り引かれるはずがオプションの料金550円を払うと最終的には割引額が550円だけ、というケースもあります。

ケース1:4人家族でデータプランメリハリ(おうち割の割引額1,100円)契約中のスマートフォン4台+ソフトバンク光

おうち割の割引額 オプション料金 実際の割引額
4,400円/月 550円/月 3,850円/月

ケース2:1人暮らしでデータプランメリハリ(おうち割の割引額1,100円)+ソフトバンク光

おうち割の割引額 オプション料金 実際の割引額
1,100円/月 550円/月 550円/月

おうち割は大人数で適用されればかなりお得ですが、少人数だとお得感を満喫できない可能性がありますのでそこだけ留意しましょう。

ちなみに、ソフトバンクでは、にSoftBank光以外にSoftBank Airという無線タイプの家庭用インターネット(ソフトバンク光とソフトバンクAirの違い)も提供していますが、SoftBank Airを申し込んだ場合は、追加オプションの契約なしで「おうち割」が適用されます。

光BBユニットにかんするよくある質問

よくある質問

ソフトバンク光を契約したら光BBユニットも必ず契約しなければいけませんか?

必ず契約する必要はありません。Wi-Fiルーターが欲しい場合は市販のものでも代用可能です。ただ、下の2つに当てはまる人以外は光BBユニットの契約が必要です。

  • おうち割光セットで割引を受けたい
  • 光電話を利用したい

どんな時に光BBユニットの契約が必要になりますか?

ソフトバンク光の契約におうち割光セットを適用したい時、またはソフトバンク光と一緒に光電話を利用したい時には光BBユニットの契約が必要になります。

光BBユニットのレンタル料はいくらですか?

光BBユニットは月額513円(税込)でレンタルできます。

ソフトバンクの光BBユニットとは?・まとめ

光BBユニット

ソフトバンクの光BBユニットとは、1.「Wi-Fiマルチパック」、2.「BBフォン」、3.「光電話/光電話ホワイト」を申し込んだ際に必要になるソフトバンク提供のルーターです。レンタル料がかかります。

1.「Wi-Fiマルチパック」、2.「BBフォン」、3.「光電話/光電話ホワイト」をソフトバンク光の契約に合わせてオプション追加をするとソフトバンクの「おうち割」が適用され、毎月のスマホ代、タブレット代、ケータイ代が安くなります。

おうち割のお得度をよく確認したいならば、光BBユニット+オプション料金に、安くなる分を引いて計算をしましょう。特に、家族のメンバーが多く、全員ソフトバンクユーザーならお得度はかなり高いと言えるでしょう。

更新日

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