悪質・申し込んではいけない光回線プロバイダの特徴とは?どんな光回線がいい?

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悪質・申し込んではいけない光回線の特徴 - どんな光回線がいい?

光回線の訪問営業や電話勧誘は申し込んでも大丈夫なのでしょうか?この記事では、申し込まないほうがいい光回線のケースを紹介します。悪質な光回線に申し込んでしまった場合の対処法も解説。

逆に、優良で安心して申し込めるおすすめ光回線も紹介しています。

申し込んではいけない悪質な光回線プロバイダとは

結論から言うと、総務省から行政指導・業務改善命令を受けているネット回線や光回線のプロバイダ、そして販売代理店は申し込まない方が安全です。

最近行政指導がされたプロバイダの一例を掲載します。

こういった行政指導で目立つのは、マンションの管理会社やNTTなど有名会社をかたってネット回線の勧誘をするなどといった勧誘時のルール違反です。

また、契約更新時期のお知らせ、解約したくてもできないなど、契約者に不利になる状況を作り出すといったものも該当します。

▼悪質かもしれない勧誘のうたい文句の例

  • プロバイダを変更すると月々の料金が安くなります
  • 有料のセキュリティサービスに申し込まないと危険です
  • プロバイダを変えるとネットが速くなります

こういったケースに出会ってしまったとしても、使ったお金と時間は戻ってくるとは限りません。消費者として「見る目」を養うのが大切です。

▼契約トラブルを回避するために注意する点

  • その場(電話口)で絶対に返事をしない
  • 住所や生年月日など個人情報を教えない
  • 相手の身分・会社をハッキリ確認する
  • 興味がないなら「いらないです」とハッキリ伝える
  • 詳しい人に相談する

ページ下部では、実際に詳しく調査して信頼できると判断したネット回線を紹介しています。下のボタンを押すとジャンプします。

電話勧誘からそのまま契約もおすすめしません

同時に注意しなければいけないのが、販売・契約方法です。大きく分けるとオンライン窓口(公式サイト、代理店サイト)と営業販売(訪問営業、電話勧誘)がありますが、特に訪問・電話勧誘による営業販売には注意が必要です。

ウェブ申し込みはユーザーが自分の意思で申し込めますし、契約する前にじっくり時間をかけてサービス内容を調べることができます。

その一方で、訪問営業や電話による勧誘は、こちらの意思とは別に光回線の契約や乗り換えを勧めてきたり、その場で詳しくない人をその場で言いくるめて契約させるなど、悪質なものが多い傾向にあります。

「申し込んだつもりが無いプランに申し込んだことになっていて料金を請求された」といったケースは、光回線の契約でよくあるトラブルで最もよく起こるパターンの1つです。

⚠️悪質な営業電話があることも覚えておこう

特にインターネットや光回線に詳しくない人は、訪問営業や電話勧誘を受けて光回線を契約するのは止めたほうがいいでしょう。営業マンはインターネットの知識がない人を見分けて契約に持っていくのが上手だからです。

もちろん、訪問営業・勧誘電話の事業者すべてが悪質とは限りません。しかし裏では売り上げやノルマが関係しているため、契約者を半ば騙して契約させようとしているセールスマンがあるのも事実です。

実際、公式サイトから申し込むよりも不利な条件で契約させられたり、不要なオプションを付けられたりする場合もあります。そのため、Webサイトから自分で申し込むほうが安全です。

悪質な訪問営業や電話勧誘の手口

光回線の契約もしくは乗り換えを勧誘してくる業者の代表的な手口を紹介します。よくある手口を知っておけば、いざという時にあせらずに済みますよ。

手口①「NTT東西」の名前を出す

業者がNTT東日本NTT西日本と名乗ったが、実際にはNTTではなく別会社(ネット回線販売代理店)の営業マンだったというパターンです。

「今契約中のNTTのプラン変更で必要な手続きがある」と説明され、指示通りに手続きを進めたらいつの間にか全然関係ない光回線プランを契約していた、という事例が報告されています*1

業者が代理販売している光回線サービスがNTTフレッツ光を使用しているのなら、NTTの名前を出されても嘘とはいえないでしょう。また、知られていない販売代理店の名前よりも、誰もが知るNTTの名前を出されるほうがユーザーとしては安心してしまいますよね。

*1:国民生活センター「光回線サービスの卸売に関する勧誘トラブルにご注意!第2弾」(平成30年7月26日)より、「.....(1)NTT東西と誤認させ、別業者との契約になることを認識させていない」を参考

回線事業者やプロバイダが直接勧誘することはない

訪問営業・電話勧誘してくるのは光回線サービスの販売代理店です。回線事業者であるNTTや接続サービスを提供するプロバイダが直接営業をかけてくることはありません。

手口②今契約しないと損すると思わせる

営業マンは今すぐに契約すればお得になる、今契約しないと損してしまうと思わせるセールストークをしてくる場合があります。期間限定のキャンペーンがあるのかもしれませんが、断っても異様に契約をせかしてくるのは営業マン自身の売り上げやノルマのためと考えて間違いないでしょう。

実際、光回線の割引や申込キャンペーンは常に実施されています。光回線業界のユーザー獲得競争は激しく、どの光回線プロバイダも新規ユーザーを獲得するため常に魅力的な特典を用意しています。

ですから、ユーザー側が光回線の契約をあせる必要はありません。

手口③今より安くなると言う

ユーザーがすでに光回線を利用しているとしても、訪問営業や電話勧誘してくる業者は「乗り換えれば今より安くなりますよ」と言ってくることがあります。

たしかに、勧誘してくる光回線の料金は今の料金より多少安いかもしれません。しかし、光回線の乗り換えには手数料がかかるほか、新たに契約する際にも事務手数料などが発生します。現在のプロバイダ側で契約解除料が発生する可能性もあります。

そのような出費を考えると、光回線を乗り換えても結局コスパ的にあまり変わらない場合も。表面的な月額料金の安さに惑わされないようにしましょう。

手口④今よりネットが速くなると言う

光回線の営業マンが、光回線を乗り換えれば現在の光回線より通信速度が速くなると言ってくる場合があります。

これは、ユーザーがNTTフレッツ光または光コラボ*を契約していて、営業マンがNURO光もしくはauひかりの販売代理店というパターンが大半です。

光コラボとは?

光コラボ(光コラボレーションモデル)とは、プロバイダが回線サービス(NTTフレッツ光)と接続サービスを一括提供するタイプのインターネットのことです。ドコモ光やソフトバンク光、ビッグローブ光などは光コラボになります。

たしかに、NURO光とauひかりはフレッツ光・光コラボよりも平均速度が上です。とはいえ、一般的なインターネット利用であれば速度の違いを実感することはまずありません。

また、NURO光やauひかりの回線はNTTフレッツ光とは異なる自社回線なので、乗り換えには回線工事が必要になります。その場合、3~4万円超の工事費が発生します。

それでも通信スピードを向上させたいなら、NURO光公式サイト、もしくはauひかり正規販売代理店webサイトをチェックするのがおすすめです。ほとんどの場合、飛び込みの営業よりお得に申し込めますよ。

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悪質な光回線プロバイダでも8日以内なら初期契約解除できる

もし上記のような手口によって光回線を契約してしまった場合でも、契約書の受領日から8日以内なら初期契約解除することが可能です。

初期契約解除はクーリングオフに似た制度で、電気通信事業法に定められている消費者救済措置のひとつです。理由を問わずユーザーの都合で解約できるのが特徴となっています。

なお、初期契約解除することで免除されるのは違約金のみで、事務手数料や解約までに利用したサービス料、工事費は発生します。自己負担金を極力抑えるためにも、なるべく早く初期契約解除に申し込むといいでしょう。

関連記事:初期契約解除の方法と手続き - 電気通信サービス

その他、光回線の契約でよくあるトラブルも別の記事でまとめていますのでご覧ください。

>>光回線の契約でよくあるトラブルは?事例と対策方法

光回線にオンライン申込する際の注意点

光回線の訪問営業や電話勧誘のように悪質ではないとしても、オンライン申し込みにも注意するべきポイントがあります。

光回線の公式サイトや販売代理店サイトにアクセスすると、まず目に飛び込んでくるのは特典やキャッシュバックなどお得な情報ですよね。ただし、気を付けたいのは契約にともなう条件です。

本契約に進む前に必ずチェックしておきたい条件を見ていきましょう。

注意①契約期間の縛り

光回線によっては2~3年の契約期間が定められていることがあります。その期間中にサービスを解約すると違約金(契約解除料)が発生するため、この条件を「契約縛り」ともいいます。

もし契約に縛られたくないなら、縛りのない光回線を選ぶといいでしょう。記事後半で詳しく紹介しますが、エキサイトMEC光enひかりが代表的な縛りなし光回線です。

注意②実質無料の工事費

光回線によっては、新規契約時の工事費を実質無料としています。ただし、この「実質」というのがくせものなんです。

実質無料の仕組みは、工事費を24回もしくは36回に分割して、毎月の支払額分を割引するというもの。2年もしくは3年後には工事費が完全無料になる仕組みです。

しかし、もし途中で光回線を解約もしくは他社に乗り換えると、工事費の残債は一括請求されます。つまり、ユーザーからするとこれもある意味縛りシステムといえます。

それが嫌なら、工事費が本当に完全無料のエキサイトMEC光がおすすめですよ。

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注意③キャッシュバックの時期がはるか先のこともある

光回線の魅力的な特典の1つはキャッシュバックですが、ここにも注意したい点があります。キャッシュバックを受け取れるのがいつなのかということです。

よくあるのが、申込みから約1年後にキャッシュバック受け取りというもの。忘れた頃にもらえるのもアリかもしれませんが、できればもっと早く恩恵を受けたいと思う人も少なくないでしょう。

さらに、キャッシュバック受け取り手続きを特定期間中にしなければならず、その期間を逃すとキャッシュバック自体もらえなくなります。また、キャッシュバックを受け取る前に光回線を解約したり乗り換えたりしてもキャッシュバックはもらえません。

このようにキャッシュバック特典は魅力的でも、受け取れないリスクが存在します。そのため、キャッシュバックより最初から安い光回線を選ぶのも選択肢といえるでしょう。

注意④有料オプション

光回線には有料オプションがいくつもあります。本当に利用するオプションならいいですが、不要なオプションにお金を支払うのは避けたいですよね。

ここで気を付けたいのは、申込特典の条件として有料オプション加入が必須になっている場合です。後でオプションを解除しても特典をもらえるのか、条件をよく確認しましょう。

光回線のクーリングオフ

申し込みから一定期間であれば契約のクーリングオフができる可能性があります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
>>インターネットの契約はクーリングオフできるの?

次の章からは、正直ここなら親にも勧められると本気で思っている光回線を紹介します。

親にも勧められる光回線①エキサイトMEC光

エキサイトMEC光の公式サイトの画像

実は筆者である私も契約中の、エキサイトMEC光(excite MEC光)。シンプルに安く通信スピードも優れた光回線です。縛りがないこと、工事費が完全無料なことも注目したいポイント。

なんと言っても、初期費用が本当に0円です。「初期費用0円!」というと、「ただし...」と3年継続契約が必須になっているパターンが多いですが、エキサイトMECはガチで0円でした。

実際の請求書はこちらで公開中👇

>>エキサイトMEC光を実際に契約してみた!請求書大公開

「名前を聞いたことがないけど大丈夫?」と思う人もいるかもしれません。エキサイトMEC光は1997年設立のエキサイト株式会社が提供しています。たしかな実績を積み上げてきた中堅プロバイダです。

エキサイトMEC光はユーザーからも良い評判を得ています。レビュー記事も参考にしてみてくださいね。

エキサイトMEC光の料金(税込)
 マンション戸建て
月額基本料~12ヵ月目まで:3,355円
13ヵ月目以降:3,850円
~12ヵ月目まで:4,428円
13ヵ月目以降:4,950円
ルーターレンタル料(任意)264円264円
契約事務手数料1,100円→無料
開通手続き料3,300円→無料(またはWiFiルータープレゼント)
標準工事費最大22,000円→無料

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親にも勧められる光回線②enひかり

enひかりのウェブサイトの画像

enひかりを提供するのは株式会社 縁人(えんじん)です。あまり知名度は高くないですが、正直なサービス設計、ユニークで柔軟なサービスにファンが多い光回線です。

10年以上の光回線運営実績もある老舗プロバイダ。ハッキリ言って、有名どころと違って派手なキャッシュバックや大幅割引もありません。ただ、とにかく料金が安いので気になりません。そして、「きっと、そこまで宣伝しなくても一定数の顧客がいるから派手な客引きは必要ないんだろうなあ・・・」という印象。

長く使える堅実なプランをお探しの方へ。

enひかりの料金(税込)
 マンション戸建て
月額基本料3,520円4,620円
ルーターレンタル料*(オプション)330円330円
v6プラス**(オプション)198円198円
契約事務手数料3,300円
標準工事費無派遣工事:2,200円
訪問工事あり・屋内配線新設なし:8,360円
訪問工事あり・屋内配線新設あり:16,500円

*ホームゲートウェイ(無線LAN機能付き)のレンタル
**IPv6(IPoE)接続

他にも、ライトユーザー向けのさらに安い「enひかりLite」、速さに特化した「enひかりクロス」プランがあります。詳細は下記の関連記事リンクからご覧ください。

関連記事:enひかりの評判は?メリット・デメリットやプラン詳細・キャンペーン情報

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