ソネット光プラスからドコモ光への乗り換え - 手続きの分かりやすい解説・無料で乗り換える方法
ソネット光プラスからドコモ光への乗り換え(事業者変更)の手続きや費用を案内します。ソネット光プラスからドコモ光に乗り換えるメリットや注意点、どちらがお得なのかまで徹底比較しています。
ソネット光プラスからドコモ光乗り換えは工事不要
ソネット光プラス(So-net光プラス)からドコモ光への乗り換えは「事業者変更」となり、解約手続き・工事が不要です。そのため、簡単かつスピーディーに乗り換えることができます。
ソネット光プラスとドコモ光は、NTTフレッツ光を回線に使用する光コラボ同士*。乗り換え後も引き続き同じ回線設備を使用するため、工事不要というわけです。
また事業者変更手続きをすると、開通と同時にソネット光プラスが自動的に解約扱いになるので、面倒な解約手続きも必要ありません。
*ひとこと解説:光コラボとは? 光コラボ(光コラボレーションモデルの略)とは、プロバイダが回線設備をNTT東日本/NTT西日本から借り受けて、自社のインターネット接続サービスとして提供するタイプのこと。ソネット光プラスは、SONY系列のプロバイダSo-netが提供する光コラボです。
フレッツ光以外の回線に乗り換える場合との違い
ソネット光プラス⇒ドコモ光に乗り換える場合(事業者変更)と、ソネット光プラス⇒フレッツ光以外の回線に乗り換える場合との違いは以下のとおりです。
ソネット光プラス⇒ドコモ光 (事業者変更) |
ソネット光プラス⇒独自回線* | |
---|---|---|
回線工事 | 不要** | 必要 |
工事費 | 発生しない | 発生する |
解約手続き | 不要 | 必要 |
開通までの時間 | 平均1~2週間 | 平均2~3ヵ月 |
*主な独自回線:NURO光、auひかり、コミュファ光、eo光、ピカラ光、メガ・エッグ、BBIQ
**回線工事は原則不要ですが、回線最大速度をアップさせる場合は品目変更工事が必要になります。
ソネット光プラスからドコモ光:乗り換え手続きの手順
ソネット光プラスからドコモ光への乗り換え(事業者変更)は、以下の流れになります。
- ソネット光プラスにて事業者変更承諾番号を取得する
- ドコモ光にWEBで申し込む
- 電話が来たら事業者変更承諾番号を伝える
- 回線切り替え後にネット開通
①ソネット光プラスにて事業者変更承諾番号を取得する
ソネット光プラスの窓口に電話して、事業者変更承諾番号を発行してもらいます。発行手数料はかかりません。
申込から2時間程度で、メールおよびSMSにて通知が来ます。記載されているURLからマイページにアクセスすると、事業者変更承諾番号を確認できます。
なお、場合によっては事業者変更承諾番号の払い出しができないことがあります。記事後半の注意点を参考にしてください。
電話番号 | 0120-45-2522 |
---|---|
受付時間 | 9時~18時 年中無休 |
事業者変更承諾番号とは 事業者変更承諾番号は、アルファベットと数字で構成される11ケタの番号です。
例)F0375000100
有効期限は発行日から15日間となっています。有効期限を過ぎると失効するため再度取得しないといけません。
②ドコモ光にWEBで申し込む
ドコモ光に申し込むには別途プロバイダを選ぶ必要があります。おすすめなのは魅力的な特典が多いGMOとくとくBB。そのメリットは後半でくわしく紹介しています。
GMOとくとくBB×ドコモ光の申込フォームでは、名前・電話番号・連絡希望日時・メールアドレスを入力するだけ。1分程度であっという間に完了します。あとは電話がくるのを待ちましょう。
無料で乗り換えたいならドコモ光×GMOとくとくBBのキャッシュバックを活用しよう このページからドコモ光×GMOとくとくBBに申し込むと、オプション条件なしで45,000円のキャッシュバックがもらえます。ソネット光プラスの解約金が発生しても、キャッシュバック分を充てることで十分に無料乗り換えが可能です。
③電話が来たら事業者変更承諾番号を伝える
連絡を希望した日時にGMOとくとくBBのオペレーターから電話が来ます。「事業者変更」をしたい旨を伝え、ソネット光プラスが発行した事業者変更承諾番号を伝えましょう。
後日、最終確認のため電話が来たら申込は完了となります。
④回線切り替え後にネット開通
利用開始予定日になると、契約サービスがドコモ光に切り替わり、それに伴ってソネット光プラスは自動的に解約扱いになります。
ソネット光プラスからドコモ光:乗り換え費用
ソネット光プラス⇒ドコモ光に乗り換える際、発生する可能性がある費用をご案内します。
解約金(ソネット光プラス)
ソネット光プラスを契約更新期間以外*で解約すると、下記の解約金がかかります。
*契約更新期間とは・・・2年契約だと24~26ヵ月目、3年だと36~38ヵ月目
申込日 | 解約金(不課税) |
---|---|
2022年6月30日以前 | 20,000円 |
2022年7月1日以降 | 戸建て:4,580円 マンション:3,480円 |
工事費の残債(ソネット光プラス)
ソネット光プラスの回線工事費の残債があると事業者変更手続きができません。まずは残債を支払ってから事業者変更承諾番号の取得に進みましょう。
契約事務手数料(ドコモ光)
ドコモ光に申し込むと、初期費用として契約事務手数料3,300円かかります。
月額基本料* | セット割引金額 | ||
---|---|---|---|
irumo | 9GB | 3,377円 | -1,100円 |
6GB | 2,827円 | -1,100円 | |
3GB | 2,167円 | -1,100円 | |
0.5GB | 550円 | 割引なし | |
eximo | 4,565~7,315円 | -1,100円 | |
5Gギガライト/ギガライト | ステップ4:~7GB | 6,765円 | -1,100円 |
ステップ3:~5GB | 5,665円 | -1,100円 | |
ステップ2:~3GB | 4,565円 | -1,100円 | |
5Gギガホ プレミア | 5,665~7,315円 | -1,100円 | |
ギガホ プレミア | 7,205円 | -1,100円 | |
5Gギガホ | 8,415円 | -1,100円 | |
ギガホ | 7,865円 | -1,100円 |
ソネット光プラス⇒ドコモ光への乗り換えはどんな人におすすめ?
ソネット光プラスからドコモ光に乗り換えがおすすめなのは、ドコモのスマホユーザーです。
すでにドコモスマホを使っているか、これからドコモスマホに乗り換えを検討しているのなら、光回線もドコモ光にするとお得になる可能性があります。
逆にいうとドコモのスマホユーザー以外は、ドコモ光よりも他の光コラボに乗り換えるほうがメリットも大きくなります。他の光コラボへの乗り換えも検討してみるといいでしょう。
プラン比較:ソネット光プラスとドコモ光
ソネット光プラスとドコモ光の一番大きな違いは、スマホセット割の内容です。
ソネット光プラスは、auスマホ料金が一台あたり最大1,100円割引されます。いっぽうドコモ光は、ドコモのスマホ料金が一台あたり最大1,100円割引されます。
ソネット光プラス | ドコモ光×GMOとくとくBB |
---|---|
使用回線 | |
NTTフレッツ光 | NTTフレッツ光 |
最大速度 | |
1Gbps | 1Gbps |
契約期間 | |
2年/3年 | 2年 |
月額基本料(税込) | |
戸建て:6,138円 マンション:4,928円 |
戸建て:5,720円 マンション:4,400円 |
スマホセット割 | |
・家族全員のauスマホが一台につき毎月最大1,100円割引 ・UQモバイルが毎月最大858円割引 |
家族全員のドコモスマホが一台につき毎月最大1,100円割引 |
お得度比較:ソネット光プラスとドコモ光
ソネット光プラスからドコモ光に乗り換えると、どれくらいお得になるのか下記で比較してみました。
そもそも、ドコモ光のほうがソネット光プラスより基本料が安くなっています。それに加えて、GMOとくとくBB×ドコモ光だと45,000円のキャッシュバックがあるので、ソネット光プラスよりかなりお得になります。
ソネット光プラス | ドコモ光×GMOとくとくBB |
---|---|
戸建て | 戸建て |
1年間総額:73,656円 2年間総額:147,312円 | 1年間総額:68,640円 (キャッシュバック込みで23,640円) 2年間総額:137,280円 (キャッシュバック込みで92,280円) |
マンション | マンション |
1年間総額:59,136円 2年間総額:118,272円 |
1年間総額:52,800円 (キャッシュバック込みで7,800円) 2年間総額:105,600円 (キャッシュバック込みで60,600円) |
ソネット光プラスからドコモ光:乗り換えのメリット
ソネット光プラスからドコモ光に乗り換えるメリットは以下の7つあります。
※以下のうち④~⑦は、プロバイダGMOとくとくBB限定の特典です。
- ドコモ携帯料金が毎月割引される
- dカードGOLDでポイント10倍たまる
- dポイント2,000ptプレゼントされる
- 45,000円のキャッシュバック
- Wi-Fiルーターレンタルが無料
- セキュリティーサービスが1年間無料
- 訪問サポート1回無料
メリット①ドコモ携帯料金が毎月割引される
ドコモのスマホユーザーがドコモ光を契約すると、ドコモ光セット割が適用されてスマホ料金が1台あたり最大1,100円割引されます。なお、同居家族だけでなく離れて暮らす家族も割引対象になります。
割引対象となるのは、ドコモ光の契約者または同じファミリー割引グループ内の、ドコモギガプランを契約している家族全員です。別住所の家族でも、主回線から三親等※以内なら割引の対象になります。
※ドコモが定める三親等の定義とは? 血縁上の三親等に加えて、法律上の結婚のみならず互いに婚姻の意思を持って夫婦として生活している場合(いわゆる事実婚や同性パートナー)も含みます。
月額基本料* | セット割引金額 | ||
---|---|---|---|
irumo | 9GB | 3,377円 | -1,100円 |
6GB | 2,827円 | -1,100円 | |
3GB | 2,167円 | -1,100円 | |
0.5GB | 550円 | 割引なし | |
eximo | 4,565~7,315円 | -1,100円 | |
5Gギガライト/ギガライト | ステップ4:~7GB | 6,765円 | -1,100円 |
ステップ3:~5GB | 5,665円 | -1,100円 | |
ステップ2:~3GB | 4,565円 | -1,100円 | |
5Gギガホ プレミア | 5,665~7,315円 | -1,100円 | |
ギガホ プレミア | 7,205円 | -1,100円 | |
5Gギガホ | 8,415円 | -1,100円 | |
ギガホ | 7,865円 | -1,100円 |
メリット②dカードGOLDでポイント10倍たまる
dカードGOLDを持っていると、ドコモ光およびドコモスマホ料金に対して通常の10倍のdポイント、つまり利用料金1,000円(税抜)につき100ポイント貯まります。
ドコモ光申し込みと同時にdカードGOLDを新規発行すると、年会費11,000円分のポイントが還元されるため、最初の1年は実質無料です。
ちなみに、月々の支払いがドコモスマホとドコモ光を合わせて9,000円以上なら、年会費の元が取れる計算になります。
dカードGOLDの注目ポイント:
- ドコモ光・ドコモスマホ利用料金の10%ポイント還元
- ドコモ携帯電話を購入から3年間最大10万円補償(紛失や水濡れ・全損など)
- 海外旅行保険が最大1億円補償
- 日本国内・ハワイの主要空港欄時利用無料
メリット③dポイント2,000ptプレゼントされる
ドコモ光1ギガに乗り換えると、dポイント(期間・用途限定)が2,000ptプレゼントされます。利用開始から4ヵ月後にプレゼントされ、有効期限は進呈月を含む6ヵ月間となります。
メリット④45,000円のキャッシュバック
GMOとくとくBB×ドコモ光に当ページから申し込むと、45,000円の高額キャッシュバックがもらえます。しかも、オプション申込は不要です。
※キャッシュバック特典は2023年1月時点で継続中です。予告なく終了または変更する場合があります。
一般的にキャッシュバック特典は、回線工事ありの新規申し込みの場合にキャッシュバック額が高く、事業者変更だとキャッシュバック額は低くなるもの。
それに対してGMOとくとくBBは、事業者変更でも新規申し込みとキャッシュバック額が変わりません。事業者変更でドコモ光に乗り換えるなら、GMOとくとくBBが間違いなく魅力的といえるでしょう。
メリット⑤Wi-Fiルーターレンタルが無料
GMOとくとくBB×ドコモ光に申し込むと、v6プラス対応の高性能Wi-Fiルーターを0円でレンタルできます。Wi-Fiルーターがない人、古い型のルーターを使っている人には嬉しい特典といえるでしょう。
メリット⑥セキュリティーサービスが1年間無料
GMOとくとくBB×ドコモ光に申し込むと、インターネットセキュリティサービス「マカフィーマルチアクセス」(月額550円)が1年間無料になります。
マカフィーマルチアクセスの注目ポイント:
- スパイウエア・ウイルス・セキュリティ・迷惑メール対策
- 最大3台のパソコン・スマホを守る
- スマホの紛失・盗難対策ができる
- パスワードが不要になる自動ログインサポート
メリット⑦訪問サポート1回無料
GMOとくとくBB×ドコモ光なら、初回の訪問サポートを無料で利用できます。Wi-Fi設定やメール設定などを専門スタッフにしてもらえるので、インターネット初心者でも安心ですね。
ソネット光プラスからドコモ光:乗り換えの注意点
ソネット光プラスからドコモ光に乗り換えるにあたって、以下の点に注意しましょう。
- オンライン申込はドコモスマホ契約が必須
- 事業者変更完了月のソネット光プラス料金は日割りされない
- 未払いの利用料金があると事業者変更承諾番号が発行されない
オンライン申込はドコモスマホ契約が必須
ドコモ光にオンラインで手軽に乗り換えたいなら、ドコモのスマホ契約が必須になります。
ドコモのスマホを契約していない場合、ドコモショップでドコモ光に申し込むことは可能です。ただしドコモのスマホユーザーでないなら、ドコモ光に乗り換えるメリットは大きくありません。
事業者変更完了月のソネット光プラス料金は日割りされない
月途中にソネット光プラスから他の光回線に事業者変更した場合でも、事業者変更月の月額料金は全額かかります。
もし月の初めに回線を切り替えると、その月はソネット光プラスをほとんど使っていないのに、無駄に1ヵ月分の料金を支払わないといけません。乗り換え先の光回線の初月料金と重複してしまうので、もったいないですよね。
そのため、できればドコモ光の利用開始希望日を月末近くに設定するのがおすすめ。ソネット光プラスを月末ギリギリまで利用することで無駄をなくせますよ。
未払いの利用料金があると事業者変更承諾番号が発行されない
So-netに料金未払いがあると、事業者変更承諾番号を発行してもらえません。未払いの料金を先に支払ってから、事業者変更承諾番号の取得に進みましょう。