初心者のためのインターネット契約・選び方ガイド

初心者のためのインターネット契約・選び方ガイド

初心者のためのインターネット契約・選び方ガイド

インターネット回線の選び方がよくわからないという、インターネット契約初心者の方に向けた完全ガイドです。インターネットに詳しくなくても、ご自分に最適のインターネット回線プランやプロバイダーが選べるよう、わかりやすく説明しています。

  • インターネット回線の種類や特徴から契約時の落とし穴まで、インターネット選びに必要な知識を調べました。
  • 初めてのインターネット契約でも迷わないように、自分にあった回線を選ぶポイントもお伝えしています。

インターネット回線の種類と特徴

インターネット契約初心者の方は、まずはインターネット回線の種類とそれぞれの特徴を知っておくと、スムーズにインターネット選びが出来ます。

インターネット回線には、ご自宅まで有線で繋がっている有線タイプとワイヤレスな無線タイプの2種類があります。家ではワイヤレスで使っていても、ご自宅までインターネットが有線で来ているのであれば、有線回線です。それぞれの回線の種類と特徴を簡単にまとめました。

インターネット回線の種類と特徴
回線の種類 特徴 回線速度 お申し込み先
有線 光回線
  • 最も通信速度が速い回線と言われています。
  • 安定性とスピードを兼ね備えています。
  • 提供しているプロバイダー数も多く、選択肢が最も豊富です。
  • 導入時に光ファイバーケーブルを引く工事が必要です。
1Gbps, 2Gbps, など
(1Gbps=1000Mbps)
ADSL
  • 通信速度が遅いものの、料金が安めなのが特徴です。
  • 既存の電話の回線を使います。
1Mbps~50Mbps
無線 
WiMAX
440Mbps、370Mbps、220Mbps
(ご契約のエリアと機器によります。)

有線回線(光回線、ADSL)

有線回線は、回線が固定されているので、固定回線とも呼ばれます。有線、固定回線といっても、「無線LANルーター」という機器を使えばご自宅の中ではWi-Fiでインターネットを使う事が出来ます。

有線回線の中には、光回線とADSL回線の2種類があります。

光回線

初心者インターネット回線の種類と特徴

光回線は、この図のように線を引き込みます。LANケーブルの代わりに無線LANルーターを使えば、家の中ではWi-Fiでインターネットを使えます。(出典:NTT東日本)

光回線は、現在最も普及しているスタンダードなインターネット回線です。多くの人に選ばれている回線なので、初めて契約する方でも安心して申し込めるでしょう。数ある回線の中で通信速度が最も速く通信も安定しているため、ご家族で使うのにはぴったりの回線です。

光回線は、光ファイバーケーブルをご自宅に引くための工事が必要になります。工事の内容や費用は既に光回線を引いた事があるかどうかやご自宅の構造により異なります。工事費用は工事の内容や契約するプロバイダーによって異なります。

光回線の申し込みをするなら、光コラボと呼ばれるタイプがおすすめです。光コラボは、今まで別々だった回線の契約とプロバイダー契約が一つになったもので、申込みも支払いも一か所で済むので初心者の方にとても便利です。

大手の会社が提供している、光コラボとしては、以下のようなものがあります。

プロバイダー名 特徴 申込先
OCN光
  • プロバイダー・シェアNo.1のOCN
  • 安心のNTTの系列企業です。
OCN光の公式サイト
So-net光
  • シェアNo.2のソネットです。
  • 安心のソニー系列企業

So-net光の公式サイト

SoftBank光

SoftBank光の公式サイト

excite光

  • 解約金のないシンプルなプランです。
  • 検索エンジンからスタートしたエキサイトが運営しています。
excite光の公式サイト

ADSL回線

ADSL回線は、今既にお使いになっている自宅の電話線を利用した回線です。そのため、ご自宅で内の工事は必要ありません。NTT収容局で、ADSLを申し込んだ人インターネットを使えるようにするための工事が行われます。もうちょっと賢そう

比較的古くからある回線の種類なため、インターネットのスピードは劣りますが、ADSL回線の値段は光回線に比べて安いのが特徴です。インターネットはメールか検索程度で動画はあまりみなかったり、家ではあまりインターネットを使わないようであれば、ADSLでも十分かもしれません。

契約者数の減少に伴い、ADSL回線が申し込めるプロパイダーは減ってきていますが、So-netBiglobeYahoo!BB@nifty楽天ブロードバンドなどで申し込む事ができます。

ADSLは電話回線を使用 ADSLは既存の電話回線を使います。つまり現在ご自宅に電話回線がない場合は、電話を引くところから始めなければならず割高になります。ご自宅に電話線がない場合は他の回線を検討した方が良いでしょう。

無線回線

初心者・インターネット契約・ガイド

初心者にも使いやすいWiMAXは、契約件数が増加を続けています。(出典:総務省)

かつては、モバイル回線は持ち歩けるメリットがあるものの速度が遅く料金が高めな回線という位置づけでした。しかしながら、WiMAXと呼ばれる無線規格を使用したモバイル回線が登場してからは、速いスピードのモバイル回線を手頃な料金で利用できるようになりました。

モバイル回線の大きなメリットは、工事が必要ないため、買ってすぐにインターネットができる事です。工事費用も必要ありません。初めてインターネットを契約する方や1人暮らしの方、お引っ越しが多い方にはおすすめの回線です。

WiMAX(ワイマックス)は規格名でもあり、商品名でもあります。WiMAX(ワイマックス)は、ルーターを持ち運ぶことで、自宅でも外出先でも高速インターネットを利用することができます。外出することが多い一人暮らしの社会人や学生の方には家でしか使えない光回線やADSLよりも便利でしょう。

また、SoftBank Airのように、機器を買ってコンセントに差し込めばすぐに使えるタイプのモバイル回線もあります。

無線インターネット回線の種類、メリットとデメリット
種類 メリット デメリット
WiMAX(ワイマックス)
  • 専用の機器を購入もしくはレンタルしたらすぐにインターネットが使えます。
  • 家で使える他、機器を持ち歩けば、外出先や旅行先でも使用できます。
  • ルーターを外出先に持ち出すと家で使う事ができななくなります。
SoftBank Airなど宅内専用タイプ
  • 専用の機器を購入/レンタルし、コンセントに差し込めばすぐに使えるので初心者向け。
  • ご自宅の中でのみインターネットが使えます。
  • 自宅以外では使えません。

初めてのインターネット契約・自分にあった回線を選ぶポイント

インターネット回線は種類が多くありますが、何を基準に選ぶのか、を決めると選びやすくなります。ここでは、初心者の人がインターネット回線を選ぶ時の基準としてあげられる事の多い「契約件数の多さ」「通信速度」「申し込んですぐ使えるかどうか」「料金」について、それぞれ選ぶポイントを解説します。

ポイント1: 契約件数の多さで選ぶ

初めてのインターネット契約方法

光回線の契約は圧倒的に多いのがわかります。ただし今後はワイヤレスの契約も徐々に増えていくものと予想されています。(出典:MM総研)

契約件数の多さで選ぶなら、やはり光回線です。上の表でもわかるように光回線(FTTH)は契約件数が最も多く、今後もそれは変わらないと予測されています。初めてのインターネットは契約者が多い回線がやっぱり安心、という方は光回線が良いでしょう。

一方、表からはワイヤレスの回線が徐々に増えている事がわかります。

ちなみにCATVとはケーブルテレビのことです。ケーブルテレビの回線を利用したインターネットで、通常ケーブルテレビとセットで契約をします。以前から一定のシェアがあり、今後も変わらないものと予想されています。

  • 契約件数の多さで選ぶならこのプロバイダー
  • OCN 光(光回線シェアNo1)
  • So-net光(光回線シェアNo2)
  • SoftBank光(光回線シェアNo3)

ポイント2: 通信速度で選ぶ

インターネットを選ぶ基準で次に多いのが、通信速度です。インターネットの速さは気にはなるけれど書いてある事がよくわからない、という初心者の方に通信速度についてご説明します。

通信速度で使われるMbpsとは? インターネットの通信速度は、実は車のスピードのような「速さ」ではなく1秒間にどれくらいの量の情報を送ることが出来るかという「量」を速度としています。よく使われる単位は、Mbps(メガビット毎秒)やGbps(ギガビット毎秒)です、1Gbpsの場合、1秒間に1Gb(ギガビット)のデータを送る事が出来ます。

光回線のプランの説明のところに、1Gbps(毎秒1ギガ)という単位がよく書かれていますが、1Gbps(=1000Mb)という速さで、どのようなことができるのでしょうか。YouTubeのHD画質モードの最高画質見るのに必要な速度が、だいたい2Mbpsです。つまり、1Gbpsでは、4分ほどのYouTubeの動画約34本分の量になります。

1Gbpsの速さの光回線ならば、家族の人数が多く高画質の動画をそれぞれが鑑賞するような場合でも、十分な速さを提供してくれると判断することができます。このような形で、家庭でどれくらいの通信速度が必要か判断してみてください。

インターネット回線ごとの通信速度の違い

それでは、インターネットの通信速度は回線によってどのように違うのでしょうか。最も通信速度があるインターネット回線は、光回線です。次にWiMAXなどのモバイル回線が速く、ADSL回線の速度は小さくなっています。それぞれの回線の通信速度を一覧表にしてみました。

ただし、これらの数値はあくまで「ベストエフォート」という最大限の努力をした時に出る速度です。実際の通信速度は、回線の込み具合、自宅で何人が同時にネットを使っているか、お使いのパソコンやスマホの機能などによっても変化します。

インターネット回線の通信速度
固定回線 モバイル回線
光回線 ADSL WiMAX
1Gbps(=1000Mbps),100Mbps 12Mbps, 39Mbps, 50Mbps 440Mbps、370Mbps、220Mbps
通信速度は最も速い回線 速度は遅いものの、選択肢は多め エリアやプランにより速度は異なります

ちなみに、インターネットを使っている時に、一般的に必要とされる速度は以下の通りです。

  • サイトの閲覧のみや、メールを見るのが中心の場合:1Mbps - 10Mbps
  • 画像の多いショッピングサイトを見たり、動画や画像が含まれるサイトをよく見る場合:10Mbps - 30Mbps
  • ストリーミングで高画質映画をみたり、オンラインゲームをよくする場合:30Mbps - 60Mbps
  • 通信速度で選ぶならこのプロバイダー
  • NURO 光 (最大通信速度2Gbpsの光回線)
  • DMM光 (光回線の中でも速いv6プラスを選べる)

ポイント3: 申し込んだらすぐ使えるインターネットを選ぶ

インターネット回線を手軽さ、簡単さで選ぶなら、やはりWiMAXなどのモバイル回線がオススメです。申し込んだらすぐにインターネットを始めたい、そんな願いをかなえるのがモバイル回線です。

モバイル回線の場合、機器を購入もしくはレンタルしたら、あとはルーターの設定したりコンセントに差すだけでインターネットが使えます。ルーターがお手元に届いたその日からインターネットに繋げられるのがメリットです。

光回線やADSL回線のように、申し込んでから使えるようになるまで数週間もかかり、インターネットが使えない期間も出てくるという問題が起こりません。

  • すぐネットを使いたいならこのプロバイダー
  • WiMAX(ワイマックス)(外出先でも高速インターネット可能)
  • SoftBank Air(インターネット開通までがとにかく簡単)

ポイント4: 料金で選ぶ

インターネットを選ぶ時に、最も気になるのはやはり料金でしょう。インターネットの料金は回線の種類によって様々です。光回線やモバイル回線は基本的に料金が高めです。

安い料金が良いなら、ADSLがなんといってもオススメです。 ADSL回線の値段は光回線に比べて安いのが特徴です。ただしADSL回線は通信速度が他の回線に比べて劣ります。動画やゲームなど大容量のインターネットを使う方よりも、自宅であまりインターネットをしないからとにかく安い回線がいい、という方に向いています。

光回線の料金は、戸建てかマンションかで料金が変わります。また契約している携帯電話会社とそのプランによっても金額が大きく変動します。このプランが安い、と一概には言えないため、初心者の方にとって光回線プランを料金で選ぶのはハードルが高い事となります。基本的には、ご自分の契約している携帯キャリアの光回線のプランが良いでしょう。

インターネット選びの落とし穴 - 解約条件に注意

初心者のためのインターネット契約・申し込み方法

インターネット契約でよくある「自動更新」。解約しない限り、自動的に2年、3年と契約が更新され続けます。

インターネット選びの際によく注意しておきたい点として、「解約時の条件」をあげることができます。解約条件をよく理解しないまま契約してしまい、望まない解約金を払わなければならなかったというケースが良くあります。

例えば、「複数年自動更新プラン」はよく理解しておきたい契約条件です。この契約プランでは、契約の更新月に解約の手続きをしない限り、2年や3年と契約が自動的に更新されるしくみとなっています。このプランの問題は、解約金なしで解約ができるのが、「更新月」と呼ばれる一ヵ月間のみであるという点です。この月を逃してしまうと、何年契約を続けていようが、解約時に「解約金」もしくは、「解約違約金」がかかってしまいます。

つまり、この自動更新プランでは、どれだけ長く契約を続けていても、更新月以外に解約をしようとすると、違約金を払わされるわけです。このため、長く利用しているユーザーほど不満に感じることが理解できます。ちなみに、この「自動更新契約」は、「しばり」とも呼ばれます。この通称名を聞いたことのある人の方が多いかもしれませんね。

もちろん、どこのプロバイダーも「自動更新」でないプランも提供しています。しかしながら、その選択肢を大々的に公表していないことや、「2年自動更新」、「3年自動更新」などの自動更新でないプランはうんと月額料金が高くなってしまうといった理由から複数年自動更新プランを選んでしまう契約者が多いのが現状です。

自動更新なしで解約金のないプランを提供するプロバイダーも存在します。インターネット選びが初めてで不安なのであれば以下のような自動更新なしのインターネットプランの中から選ぶと良いでしょう。

自動更新も解約金もないプラン ぷらら光 、excite光DTI 光 、DMM光は解約金がありません。

初心者のためのインターネット契約・申し込み方法

初めてインターネット回線を契約する方へ、申込み方法をご紹介します。

  1. 契約するプロバイダーを選ぶ。サービスオプションを選ぶ。
    インターネット回線の契約をするプロバイダーを選びましょう。回線と一緒に申し込めるプロバイダーもあれば、回線と別にプロバイダーを申し込まなければならない場合もあります。
    また、オプション(ひかり電話・テレビ・Wi-Fiなど)を申し込む場合は、そちらも決めておきます。
  2. 回線の契約を申し込む
    いよいよ、インターネット回線を契約します。契約の申し込み手続きは、各プロパイダーや回線会社ホームページの専用フォームに記入して送信します。その際、サービスエリアの確認、プロバイダーとオプションの申込み、利用する場所やご自分の情報、支払い情報などが必要になります。また、有線回線の場合工事の希望日も伝えましょう。
  3. 開通工事をする
    光回線やADSLなど有線回線の場合、申込時に決めた日程で開通工事が行われます。モバイル回線は工事の必要はありません。
  4. インターネット、開通。
    ルーターなどの端末をセットアップしたら、インターネットが使えるようになります。
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