auでんきとソフトバンクでんきならどっちがおトク?

大手通信事業者のKDDIが展開するauでんきと、同じく大手通信事業者ソフトバンクのソフトバンクでんき、果たしてどちらがおトクなのか、調べてみました。
auでんき VS ソフトバンクでんき
- auでんきは全国区(沖縄を除く)、ソフトバンクでんきは激戦区(関東・中部・関西)で電力を販売。
- auでんきもソフトバンクでんきもオール電化や時間帯別メニューは無し。
- auでんきは従量電灯がベース、ソフトバンクは東京電力の新料金メニューがベース。
- auでんきもソフトバンクでんきも、安くなるかどうかはセット割の割引額で決まる。
- 電力使用量が月300kWh未満の場合は、auでんきの方が安くなる可能性大(関西電力エリアを除く)。
- auでんきの契約期間は最低1年、解約違約金は2,000円。ソフトバンクでんきの契約期間は最低1~2年(供給エリアによる)、解約違約金は0~5,540円(供給エリアによる)。
- ソフトバンクでんきのおうち割引には、1000円につき5ポイント(1ポイント1円相当)のTポイントがつく。auでんきはポイントサービス無し。
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ここに注目!
auでんきとソフトバンクでんきの違い
auでんきとソフトバンクでんき、どちらも通信大手による電力小売ブランドであるという点は共通していますが、販売方法には大きな違いが見られます。どちらがどれだけおトクかを吟味するため、まずはどこがどのように違っているのかを知ることが第一です。
供給エリア
auでんきは沖縄電力エリアを除くそのほか全ての地域で電力を販売しています。一方のソフトバンクでんきは、関東、中部、関西の電力自由化の3大激戦区のみで電力小売を開始しています。ですから、この3地域外にお住まいの方は、おのずとソフトバンクでんきの対象外となります。

auでんきは沖縄を除く全国区、ソフトバンクでんきは関東・中部・関西の3大激戦区で電力販売。
もちろん、今後、ソフトバンクでんきもauでんきも販売地域を広げていくかと思われます。セレクトラでは随時ニュースをアップデートしていきますので、お見逃しなく!
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料金メニューの種類とベース
auでんきとソフトバンクでんきの違いは、電気料金メニューの種類とベースとなっている料金体系においても全く異なります。auでんきが各電力販売地域をこれまで独占的に管轄してきた大手電力会社の従量電灯をベースした料金メニューで電力を提供しているのに対して、ソフトバンクでんきは業務提携している東京電力が関東、中部、関西で展開しているそれぞれ3種類の新しい電気料金メニューをベースとしています(関東エリアに関しては東京電力のオール電化および時間帯別メニューを除く)。

auでんきは基本料金+3段階電力量料金制の従量電灯がベース、
ソフトバンクでんきは基本料金(プランによる)+2段階電力量料金制の東京電力新料金メニューがベースに。
それぞれの違いをあげると、基本料金に関してはauでんきが大手電力会社の従量電灯は契約アンペア別の定額制をとっているのに対して、ソフトバンクでんきは東京電力の新電気料金メニュー同様、メニューによって定額制だったりスマート契約だったりと異なります。電力量料金に関しても、auでんきが大手電力会社の従量電灯に倣って3段階の電力量料金を設定しているのに対し、ソフトバンクでんきは東京電力の新電気料金メニュー同様、2段階制をとっています。
したがって、auでんきとソフトバンクでんきの電気料金に差をもたらすことになるのは、これらのベースとなっている電気料金メニューの基本料金および料金単価の違いによるものとなります。
電力量料金単価のみを概観した場合、従量電灯の電力消費量単価が極めて高い関西電力エリアでは、これを料金メニューのベースとしているauでんきがソフトバンクでんきに比べてかなり不利になりますが、その他の地域では、月の電力消費量によって、そしてソフトバンクでんきのどの料金メニューを選ぶかによって、どちらが絶対におトクとは断言しがたいと言えます。
何故かが分かるauでんきの関西電力エリア限定の還元率12%特典キャンペーン auでんきでは、関西電力エリアに住んでいるauスマホ・ケータイ利用者が、5月31日までにauでんきの申し込みをすませると、それから1年間の電気料金キャッシュバック率が12%にまでアップするという地域限定キャンペーンを実施しています(電気料金が月8,000円以上の場合)。
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セット割引の仕組み
auでんきとソフトバンクでんきでは、携帯電話などの通信サービス契約とのセット割の割引方法も大きく異なります。auでんきでは電気代の額面によってau WALLETへの還元率が異なってくるのに対し、ソフトバンクでんきでは契約する電気料金プランによって実際の額面として割引額が異なってくる仕組みです。
月額電気料金 | 還元率 |
---|---|
~4,999円 | 1% |
5,000~7,999円 | 3% |
8,000円~ | 5% |
でんき料金プラン | 割引額(2年間) | 2年間での割引額 |
---|---|---|
スタンダードS/X/L | 100円/月 | 2,400円 |
バリュープラン | 200円/月 | 4,800円 |
プレミアムプラン | 300円/月 | 7,200円 |
このようにセット割の仕組みそのものが異なるため、比較は容易ではありません。たとえば、電力使用量が少なく、電気料金が5,000円にも満たない場合、auでんきからの還元率は1%にすぎないので、ソフトバンクでんきのスタンダード契約で得られる100円の半額にもなりません。だから明らかに不利なように見えるのですが、本当にソフトバンクでんきの方がおトクかといえばそうでもないのです。というのも、電気料金が5,000円にも満たない場合は、ソフトバンクでんきのスタンダードS契約よりも東京電力の従量電灯Bの方が最終的な電気料金が安くなるので、その場合は数十円でも還元されるauでんきの方が安くなる計算になるのです。
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このように、両者の比較は一筋縄ではいかないのです。これに携帯電話代などを加えて試算しようものなら、個別にシミュレーションするしか、判断のしようがなくなりそうです。このような場合にこそ、セレクトラのような比較サイトが役立ちます。
auでんきとソフトバンクでんき、どちらが誰にとっておトクか?
auでんきとソフトバンクでんきはどちらが安いかというのは、さまざまな要因によってどちらがおトクかそうでないかが決まってきます。幾つかの判断材料を挙げると以下のようになります。
- auでんき、ソフトバンクでんきともに、それぞれau、ソフトバンクと通信サービス契約を結んでいないかぎり、全くメリットがありません。
- 供給エリア外にお住まいの方は、対象外となります。
- 電力使用量がそれほど多くなく、今現在従量電灯契約を結んでいて、なおかつauと携帯電話などの通信サービス契約を結んでいて、その契約を継続する意志のある場合は、auでんきを利用するメリットはあると言えるでしょう。
- 電力使用量がゆうに月300kWhを超え、ソフトバンクと携帯電話など通信サービス契約を結んでいて、その契約を継続する意向である場合、ソフトバンクでんきを利用するメリットがあると言えるでしょう。
- 関西電力エリアに関しては、関西電力の従量電灯の電力量料金単価が高いため、auでんきはソフトバンクでんきに比べて不利になります。
- ソフトバンクでんきの供給エリアは関東・中部・関西の3大激戦区なので、もしかしたらソフトバンクでんきよりもお得なメニューを提供している新電力があるかも知れません。
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このほか、携帯電話など通信サービスにかかる費用そのものが格安スマホの普及などで大きく変わろうとしていますので、通信サービスおよび電気料金の両方から見ておトクな契約を見定めることも重要となります。セレクトラのような比較サイトを利用して、じっくり自分に一番合った電気料金メニューを見つけたいものです。
燃料価格が高騰している間、燃料費調整額に上限を設けていない電力会社では、大手電力会社の規制料金プラン(従量電灯)と比べて電気代が高くなる可能性があります。申し込み前に、燃料価格の動向と燃料費調整額の単価をご確認ください。
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