従量電灯プランはどのような電気料金プランなのでしょうか? - 従量電灯の意味を解説。
「従量電灯」とは最も一般的な電気料金プランです。しかし従量電灯がどんな電気料金プランなのか知らない人は結構います。分かりやすく、詳しく説明します。
- 従量電灯は契約数が最も多いスタンダードな料金プランです。
- オール電化の家庭でなければ、従量電灯プランを契約している可能性が大。実際にどの電気料金プランを契約しているかは検針票を確認することができます。
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従量電灯は電気料金プランの1つ。
大手電力会社が一般家庭向けに提供している最もベーシックな電気料金プランの名前、それが「従量電灯」です。他にも、電気料金には「オール電化住宅」向けのプランや、深夜にしか電気を使わない場合のプラン(例えば街灯)、工場など特別に高い電圧が必要な場合のプランなどが存在します。
どうやって契約しているプランを確かめるか?毎月、電力会社から届けられる「検針票(電気使用のお知らせ)」や「請求書」に記載がありますので、そちらをチェックしてみましょう。
「従量電灯」とは堅苦しい名前ですが、まずは、「ほとんどの家庭で契約をしている一般的な電気料金プランの1つ」と理解してください。以下でもっと詳しく説明します。
従量電灯はどんな電気料金プランなのか
さて、この最もスタンダードな電気料金プラン、「従量電灯」はどようなプランなのか、もう少し詳しくみていきましょう。
まずはこの単語の意味から確認します。『三省堂 大辞林』によれば、「従量」とは、使用量に応じて課税・課金する方式のこと。
つまり、従量電灯とは、毎月の電気料金が「電気の使用量」によって料金が決定される電気料金プランということです。「使用する電気の”量”に”従”って課金される」んですね。なるほど。
ちなみに、従量電灯は「基本料金」と「電力量料金」で成り立っていますが、電気の使用量(kWh)によって課金されるのは、「電力量料金」の方です。このため、「電力量料金」をそのまま「従量料金」と呼ぶ場合もあります。
細かく説明しましたが、つまり使った分に応じて支払う、それが従量電灯プランなのです。
従量と相反するのは、料金が一定で変動しない「定額」。電力自由化以降、これまでにはなかった定額の電気料金プランも登場してきていますが、まだ少数派です。
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従量電灯はどうやって電気料金を計算する?
電気の使用量によって料金が加算される従量電灯では、毎月の電気料金はどのように計算されているのでしょうか?具体的にみてみます。
電力会社によって多少仕組みが異なるので、代表的な「東京電力の従量電灯B」と「関西電力の従量電灯A」をそれぞれご紹介します。
東京電力:従量電灯Bはこうやって計算する
従量電灯Bの内訳は、「基本料金(アンペア制)」と「基本料金」で成り立っています。これ以外にも税金等かかるのですが、分かりやすくするためにここでは省きます。もっと細かく理解したい場合は、「電気料金を計算する方法」を参照ください。
東京電力 - 従量電灯Bの計算方法 基本料金(契約アンペア数ごとに決定)+ 電力量料金(電気の使用量 × 1kWhあたりの料金)
料金は異なりますが、北海道電力、東北電力、東京電力、北陸電力、中部電力、九州電力も同じように計算します
ご自身が契約しているのが、東京電力の従量電灯Bの30Aなら、基本料金として935.25円がかかり、電力量料金は、もし今月115kWhまで電気を使用しなかったなら、120kWhまでの電気の使用は1kWhあたり29.80円ですので、これをかければOKです。
料金表をみると、kWhあたりの料金単価は電気の使用量によって3段階になっているのが分かりますね。もしその月使用した電気が300kWhならば120kWh × 29.80円、そして180kWh × 36.40円します。
東京電力:従量電灯B・基本料金 | |
---|---|
契約アンペア数 | 基本料金(税込) |
10A | 311.75円 |
15A | 467.63円 |
20A | 623.50円 |
30A | 935.25円 |
40A | 1247.00円 |
50A | 1558.75円 |
60A | 1870.50円 |
東京電力:従量電灯B・電力量料金 | |
---|---|
電力消費量(kWh) | 1kWhあたりの値段(税込) |
120kWhまで | 29.80円 |
120kWhを超えて300kWhまで | 36.40円 |
300kWhを超える | 40.49円 |
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関西電力:従量電灯Aはこうやって計算する!
関西電力の従量電灯Aの内訳は、「最低料金」と「基本料金」で成り立っています。これ以外にも税金等かかるのですが、分かりやすくするためにここでは省きます。もっと細かく理解したい場合は、「電気料金を計算する方法」を参照ください。
関西電力 - 従量電灯Aの計算方法 最低料金(一定の電気の使用にかかる料金)+ 電力量料金(電気の使用量 × 1kWhあたりの料金)
料金は異なりますが、中国電力、四国電力、沖縄電力も同じように計算します。
今月使用した電気のトータルが120kWhだとしましょう、15kWhまでは最低料金で支払っていますので、残りの105kWhに20.21(120kWhまでの場合の1kWhあたりの料金)をかければOKです。
料金表をみると、kWhあたりの電気料金は電気の使用量に3段階になっているのが分かりますね。もしその月使用した電気が多い場合は、それぞれの1kWhあたりの料金を段階ごとに変えて計算します。
関西電力:従量電灯A・最低料金(税込) | |
---|---|
1契約あたり (15kWhまでの電力量料金を含む) |
522.58円 |
関西電力:従量電灯A・電力量料金 | |
---|---|
電力消費量(kWh) | 1kWhあたりの値段(円・税込) |
15kWhを超えて120kWhまで | 20.21円 |
120kWhを超えて300kWhまで | 25.61円 |
300kWhを超える | 28.59円 |
新しい電気料金はどうなってるの?(新電力の場合)
従量電灯についてお分かりいただけましたでしょうか?。ところで、「電力自由化」以降の新しい電気料金はどのようになっているのでしょうか?
実は、ほとんどの新電力が、上記にあげたような大手電力会社の「従量電灯」をならった電気料金を発表しています。
なんだ!面白くない!と思った方もいるかもしれません。ただし、多くの新電力が料金体系として同じ「従量電灯」を採用しているものの料金そのものは大手電力会社よりも安くなるように設定しています。
以下の記事では、おすすめ新電力や料金比較をエリア別にまとめています。ぜひ参考にご覧ください。
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