光回線の料金が高い理由と対策

光回線の料金が高い理由と対策

光回線の料金が高い理由と対策

光回線インターネットは料金が高いと感じる人も少なくありません。ここでは、光回線の料金が高い4つの理由とその対策を取り上げます。

光回線の料金プランは高い?

現在、光回線インターネットを利用している人であれば、料金が高いと感じたことがあるかもしれません。

一般的な光回線の料金は、戸建てタイプであれば月々5,000~6,000円程度、マンションタイプなら月々4,000~5,000円程度となります。これは、光回線の前世代のADSLに比べると高い金額といえます。

光回線とADSLの違いとは光回線インターネットは、光ファイバーケーブルを用いてレーザー光通信をします。特色は、大量のデータのやり取りができること、外部要因による損失が少なく安定していることです。
ADSLインターネットは、電話回線を用いて電気通信をします。特色は、電話回線さえあればすぐにインターネットを始められることです。
ただし、NTTは2023年1月末にADSLサービスの提供を停止することを発表しました。また、ADSLを最後まで提供していたヤフーが新規申込受付を2019年2月末に終了したため、現在はADSLに申し込めません。

大手の光回線プランと、ADSLの料金差を比較してみましょう。

光回線とADSL – 料金比較一覧(税込)
プラン 月額料金 下り最大通信速度 契約年数
ADSL(Yahoo! BB バリュープラン) 2,564円 50Mbps -
So-net光プラス
So-net
6,026円 1Gbps 3年
ビッグローブ光ファミリータイプ
ビッグローブ
5,378円 1Gbps 3年
@nifty光ホームタイプ
ニフティ
5,616円 1Gbps 3年
OCN光ファミリー
OCN
5,508円 1Gbps 2年
So-net光
SoftBank
5,616円 1Gbps 2年

※すべて各種割引前の料金です。条件は東京住まい、戸建てタイプの場合

上記を見ると、光回線の料金プランは全て5,000円超なのに対してADSLは2,000円台です。たしかに、光回線はADSLよりも料金が2倍程度高いことが分かります。

ただし、ADSLと光回線を料金面だけで比較することはあまり意味がないのも事実です。なぜなら、通信速度は圧倒的に光回線のほうが速いからです。

ADSLの最高通信スピードが50Mbpsなのに対して、光回線は1Gbps(約1,000Mbps)です。つまり、光回線はADSLより速度が20倍も速いわけです。

  • 光回線インターネットはADSLよりも料金が約2倍高く、通信速度は約20倍速い

光回線の料金が高い理由と対策

光回線インターネットの料金が高い理由は、次の4つ挙げられます。

  1. 料金が高いプロバイダーを選択しているため
  2. 様々な有料オプションが付いているため
  3. 割引や特典が付いていないため
  4. 光回線設備にお金がかかっているため

では、それぞれの理由と対策を具体的に考えてみましょう。

料金が高い理由①プロバイダー料金が高い

光回線の料金が高いと感じる理由の一つは、高いプロバイダーを選択しているからかもしれません。

プロバイダーとは?インターネットサービスプロバイダーのことを略してプロバイダーといいます。インターネット接続サービスを行う事業者のことを指しています。
接続サービスのみを行っているプロバイダーもいれば、光回線をNTTから借り受けて回線+接続サービスをまとめて提供するプロバイダーもいます。さらには、自社の回線を所有して接続サービスも提供している事業者も存在します。

インターネットを利用するには、光回線と接続サービスの両方が必要です。当然、回線に支払う料金と接続サービスに支払う料金は別々に発生します。

そのうち、接続サービスを提供するプロバイダーに支払う料金が高いと、光インターネットの合計料金が高くなってしまうわけです。プロバイダー料金は、だいたい月々500~1,200円程度となります。

 料金対策:

安いプロバイダーを選ぶのもいいですが、もっと根本的な料金対策は「光コラボ」を選ぶことです。

光コラボとは、プロバイダーが回線事業者のNTTから光回線を卸購入して、回線も接続サービスもまとめて提供するインターネットサービスのことです。

光コラボプランでは料金が一つにまとまるため、支払いがスムーズになります。それだけでなく、料金もNTTフレッツ光に比べて割安になるんです。

以下に、料金が低めのお得な光コラボプランの一例を紹介します。

光コラボ – 月額基本料一覧(税抜)
光コラボ名 戸建てタイプ マンションタイプ
エキサイト光
エキサイト
4,360円 3,360円
DTI光
DTI
4,800円 3,600円
ぷらら光
ぷらら
4,800円 3,600円

 

料金が高い理由②様々な有料オプションが付いている

光回線が高く感じる別の理由として、基本料金に加えて有料オプションが複数付いている場合が挙げられます。

有料オプションには、次のようなサービスが含まれます。

  • セキュリティサービス
  • IP電話
  • 顧客サポートサービス
  • 迷惑メールブロック
  • クラウドバックアップ
  • 端末補償サービス

これらの有料サービスにすべて加入すると、それだけで2,000~3,000円程になってしまうこともあり得ます。

また、有料オプションには「最初の〇ヵ月間は無料」というものもあります。それで気軽に申し込んだものの後で忘れてしまい、以降ずっと料金がかかってしまうということも考えられます。

料金対策:

あると助かるサービスでも、必須というわけではないかもしれません。自分にとって無いと困るサービスなのかどうか吟味したうえで、価値あるオプションにだけ加入することで料金を抑えることができるでしょう。

また、最初は無料というオプションであっても、実際に利用することがあまりないのであれば申し込まないほうが無難かもしれません。または、無料期間が終了する前に思い起こせるようにアラームなどを設定しておくのも手です。

料金が高い理由③割引や特典が付いていない

各社の光回線プランには、様々な割引や特典、キャッシュバックなどが実施されていることがあります。このような特典は金額に換算すると数万円、場合によっては10万円以上もお得になることも。

それらを見過ごしてしまうと、本来もっと安くなるはずなのに割引前の料金を支払うことになってしまいます。

料金対策:

光回線を検討しているのであれば、各社の割引や特典内容を比較してお得度が高いところを選ぶといいでしょう。以下に、よく見かける特典の一例を挙げます。

  • 新規申し込みで工事費無料
  • 月額料金から24ヵ月間割引
  • 無線LANルータ無料レンタル
  • 提携キャリアのスマホ料金割引
  • 〇万円の現金キャッシュバック
  • タブレットPCプレゼント
  • プレイステーション4プレゼント
  • 〇万円分のポイントプレゼント

これらのうち一つだけ取っても金額換算で大きくお得になりますが、光回線によっては複数の特典が適用されることもあります。そのため、内容をしっかりと比較することが大事になります。

キャンペーンや特典は終了したり変更になることもあるため、まずは最新の情報を各社ホームページで調べることをおすすめします。

さらに、大手キャリアのスマホを利用している人であれば、キャリア系の光回線プランを選ぶことで携帯電話料金が割引になることも見逃せません。

キャリア系の光回線 – セット割引一覧
  月々の割引額 条件
ドコモ光(セット割)
ドコモ
100~3,500円(代表回線のみ) ドコモスマホの指定プランに加入していること
auひかり(auスマートバリュー)
au
500~2,000円(全回線対象) 固定電話サービス・auスマホの指定プランに加入していること
ソフトバンク光
SoftBank
500円か1,000円(全回線対象) ソフトバンクスマホの指定プランに加入していること

上記はスマホ料金からの割引です。これとは別に光回線プランにも割引や特典が適用されるので、ダブルでお得といえるでしょう。

料金が高い理由④光回線設備にお金がかかっている

光回線インターネットは、日本全国に張り巡らされた光ファイバー網を使用します。

ADSLの場合は、すでに存在する電話回線を利用するため経費が安く済んでいました。しかし光回線は、新たに莫大なコストをかけて設備投資する必要があったわけです。

そのため、光回線インターネットの料金には設備コストも上乗せされていると考えられます。

料金対策:

光回線の料金がどうしても高いと感じるのであれば、光回線以外の高速インターネットサービスを検討するといいでしょう。それが、光回線より安くて速度も十分なレベルの「WiMAX」です。

WiMAXとは?WiMAX(ワイマックス)とは、無線通信サービスの一つの規格のことです。携帯可能な小型ルーターの中に、携帯電話と同様のSIMカードが挿されています。これにより、家だけでなく外出先でもWi-Fi接続でスマホやタブレット、パソコンなどの機器をインターネットに接続することができます。

WiMAXのおすすめプランには以下のようなものがあります。

WiMAX - 料金プラン(税抜)
提供会社(プラン名) 月額料金 最大通信速度(下り) 契約年数
GMOとくとくBB(ギガ放題プラン) 3,480円(3年間) 440Mbps 3年
Broad WiMAX(ギガ放題プラン) 3,411円(2年間) 440Mbps 3年

 

WiMAXは光回線よりも月々1,000~2,000円程度安く、通信速度は約1/2くらいになることが分かります。速度を何よりも重視する人でない限り、WiMAXは料金と通信速度のバランスが取れたインターネットサービスといえます。

どこにでも高速インターネットを持ち運べるのも、光回線にはない特徴です。光回線の料金がネックになっている人は、WiMAXを検討してみることをおすすめします。

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