北陸地方の大手電力会社である北陸電力の会社概要、沿革、事業内容、連絡先(カスタマーセンター)についてまとめました。北陸電力の電気料金プランの一覧と各料金プランの料金表も掲載しています。
北陸電力の電気料金プラン一覧
北陸電力では、最も一般的な電気料金プランである従量電灯プランから、オール電化向けのプランの提供があります。また電力自由化以降はサービス提供エリアの規制もなくなったため、従来の北陸エリアだけではなく、関東エリアで電気の販売を行っています。
各メニューボタンをクリックするとそれぞれの料金表を確認することができます。なお、料金表の金額以外に「燃料費調整額」、「再生可能エネルギー発電促進賦課金」が使用量に応じてかかります。
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夜間割引料金あり | ![]() |
季節料金あり |
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週末祝日料金あり | ![]() |
時間帯料金あり |
主な電気料金 メニュー |
概要 | |
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従量電灯B・C |
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従量電灯ネクスト |
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節電とくとく電灯 |
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くつろぎナイト12 |
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北陸エリアで選べる電気料金プラン 北陸電力以外にも北陸エリアで利用できる電気料金プランがあります。新電力の電気料金プランは、大手電力会社よりお得になるプランを見つけましょう。
北陸エリアで選べる電気料金プラン
主な電気料金 メニュー |
概要 |
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北陸かがやき契約 |
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北陸電力の従量電灯B・C
北陸電力:従量電灯Bの料金
従量電灯プランは、契約件数の多い最もスタンダードなプランです。電気でお湯を沸かす給湯器(エコキュートなど)を使用していない家庭であれば従量電灯を契約します。
従量電灯Bは電気を大量に必要としない一般家庭を対象とした料金です。
契約アンペア数 | 基本料金 |
---|---|
10A | 242.00円 |
15A | 363.00円 |
20A | 484.00円 |
30A | 726.00円 |
40A | 968.00円 |
50A | 1210.00円 |
60A | 1452.00円 |
電力消費量(kWh) | 1kWhあたりの値段 |
---|---|
最初の120kWhまで | 17.84円 |
120 - 300kWh | 21.73円 |
300kWh以上 | 23.44円 |
北陸電力:従量電灯Cの料金
従量電灯Cは、60A以上の電流を必要とする、電気をたくさん使うオフィスや店舗などを対象とした電気料金プランです。
契約kVA数 | 基本料金 |
---|---|
1kVAあたり | 242.00円 |
電力消費量(kWh) | 1kWhあたりの値段 |
---|---|
最初の120kWhまで | 17.84円 |
120 - 300kWh | 21.73円 |
300kWh以上 | 23.44円 |
北陸電力の従量電灯ネクスト
北陸電力の従量電灯ネクストは、従量電灯BおよびCと全く同じ料金体系になります。契約アンペア数に応じた「基本料金」と、使用量に応じて3段階に分かれる「電力量料金」から成り立ちます。北陸電力の従量電灯B・Cと比べると、全く同じ金額になっています。
契約アンペア数 | 基本料金 |
---|---|
10A | 242.00 |
15A | 363.00 |
20A | 484.00 |
30A | 726.00 |
40A | 968.00 |
50A | 1210.00 |
60A | 1452.00 |
6kVA以上(1kVAあたり) | 242.00円 |
電力消費量(kWh) | 1kWhあたりの値段 |
---|---|
最初の120kWhまで | 17.84円 |
120 - 300kWh | 21.73円 |
300kWh以上 | 23.44円 |
北陸電力の節電とくとく電灯
契約kVA数 | 基本料金 |
---|---|
10Aまたは1kVAにつき | 242.00円 |
電力消費量(kWh) | 1kWhあたりの値段 |
---|---|
最初の120kWhまで | 17.84円 |
120 - 300kWh | 21.73円 |
300kWh以上 | 23.44円 |
単位 | 料金単価 |
---|---|
割引節電電力量1kWhにつき | 129.60円 |
北陸電力のくつろぎナイト12(節電とくとくプラン)
契約kVA | 料金単価 |
---|---|
最初の10kVAまで | 1650.00円(1契約あたり) |
10kVAをこえる1kVAにつき | 237.60円(1kVAあたり) |
時間帯 | 1kWhあたりの値段 | |
---|---|---|
昼間(午前8時から午後8時まで) | 夏季(7月-9月) | 34.94円 |
その他季(10月-6月) | 25.06円 | |
ウイークエンド | 19.63円 | |
夜間(午後8時から午前8時まで) | 12.50円 |
- 時間帯区分は次のとおりとします。
- 昼間:午前8時から午後8時まで
- 夜間:午後8時から午前8時まで
- ウイークエンドとは以下の日をいいます。
- 土曜日、日曜日および祝日
- 季節区分は次のとおりとします。
- 夏季:7月1日から9月30日まで
- その他季:10月1日から翌年6月30日まで
北陸電力の北陸かがやき契約(関東エリア)
北陸電力の北陸かがやき契約は、関東エリアで利用できる電気料金プランです。東京電力の一般家庭向け電気料金プラン:従量電灯Bに相当します。東京電力の従量電灯Bと同様に、契約アンペア数に合わせた「基本料金」と使用量の応じて変化する「電力量料金」から成り立ちます。
東京電力の従量電灯Bと違い、北陸かがやき契約は「電力量料金」が4段階に分かれています。また契約アンペア数は30A以上となります。
東京電力の従量電灯Bと比べて、基本料金の金額は変わりません。一方、120kWh以上の電力料金は北陸かがやき契約の方が安くなります。
基本料金 | ||
---|---|---|
契約アンペア数 | 東京電力 従量電灯B ![]() |
北陸電力 北陸かがやき契約 ![]() |
10A | 286.00円 | 契約なし |
15A | 429.00円 | |
20A | 572.00円 | |
30A | 858.00円 | 858.00円 |
40A | 1144.00円 | 1144.00円 |
50A | 1430.00円 | 1430.00円 |
60A | 1716.00円 | 1716.00円 |
6kVA以上(1kVAあたり) | 286.00円 | 286.00円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金) | ||
東京電力 従量電灯B |
北陸電力 北陸かがやき契約 |
|
120kWhまで | 19.88円 | 19.88円 |
120kWh超えて300kWhまで | 26.48円 | 24.94円 |
300kWh超えて400kWhまで | 30.57円 | 26.18円 |
400kWh超える | 28.95円 |
北陸電力:アンペア容量の変更方法

今のアンペア容量では足りず、しょっちゅうブレーカーが落ちてしまうという方や、世帯人数が減り一度に使う電気の量が減った場合などは、アンペアを変更(アンペアアップ・アンペアダウン)することができます。
北陸電力・従量電灯Bの料金表を見ると分かるように、基本料金はアンペア容量によって、料金が変わりますので、適切なアンペア容量を選ぶことは大切です。
ただし一度アンペア容量を変更すると基本的に1年は再変更ができませんのであらかじめ理解しておきましょう。また、アンペアブレーカーの変更には立ち合いが必要ですのでスケジュールの調整も必要です。
北陸電力へのアンペア変更依頼は、お客様サービスセンターもしくは公式サイトのオンラインフォームより申し込みが可能です。
北陸電力の会社概要・沿革・事業内容
社名 | 北陸電力株式会社 |
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英訳名 | Hokuriku Electric Power rikuden |
本店所在地 | 〒7930-8686 富山市牛島町15番1号 |
設立 | 1951年5月1日 |
資本金 | 1,176.4億円 |
売上高 | 連結 596,283百万円(個別 549,148百万円)(2018年3月期) |
社員数 | 5,229人 |
(2018年3月末時点)
北陸電力・沿革
北陸地方は、戦前より中部山岳地帯に接している地理条件から水力発電開発が盛んであり、地方電力会社が多く存在すると同時に、廉価な電力を大量に供給することで、地域内に電気精錬などの電力多消費型産業の発達を促してきました。
この歴史的背景のため、戦中戦後の電力統制下においても北陸地方は地方電力ブロックとして独立的な地位を保つことができ、1951年の電気事業再編時にも北陸電力は他ブロックから独立した企業として設立することができました。
1958年、北陸電力は9電力体制発足後の全国初となる水力発電所(五条方発電所)の運転を開始。
2001年7月以降、北陸電力は地球温暖化対策税(環境税)を段階的に電気料金に転嫁しており、例えば2016年4月に環境税の税率が引き上げられるのに伴い、同年6月より使用電力量1kWhあたり4銭を電気料金に上乗せしました。
地球温暖化対策税(環境税)とは?2000年10月に導入された、石油や石炭などの化石燃料に対し、二酸化炭素排出量に応じて課税される税制。2016年4月に最後となる3段階目の税率引き上げが実施されました。
北陸電力・事業内容
北陸電力の電力供給
販売電力量 | 電力 : 8,480百万kWh 電灯 : 20,183百万kWh 特定規模需要: 0百万kWh 合計 : 28,663百万kWh |
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北陸電力の発電事業
北陸電力は、事業地域内にある火力、水力、原子力、太陽光などによる発電所にて発電事業を行っています。
総出力 | 143ヵ所、8.068千kW | |
---|---|---|
電源構成比 | 火力発電所 | 6ヵ所、4,400千kW |
水力発電所 | 131ヶ所、1,928千kW | |
原子力発電所(志賀2号機において整流板を設置して運転の場合) | 1ヵ所、1,746千kW | |
新エネルギー発電所 | 4ヵ所、4千kW |
北陸電力の送電・変電・配電設備
送電設備 | 送電線こう長 3,320km(架空3,172km、地中146km) | |
---|---|---|
変電設備 | 出力 31,299千kVA | |
配電設備 | 配電線路こう長 43,417km(架空線41,984km、地中線1,433km) |
北陸電力:連絡先(カスタマーセンター)
北陸電力では、電気の申し込みや問い合わせの連絡先として、要件別に電話番号が用意されています。北陸電力の電気の使用開始もしくは使用停止の依頼は、北陸電力のホームページのオンラインフォームからも手続きすることが可能です。
詳しい電話番号と要件・注意点に関しては、北陸電力のコールセンターの電話番号ページでも確認することができます。ただし、名義変更や電気料金の支払い方法の変更は電話でしか対応していません。
北陸電力のお客様センター | 0120-776453 |
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停電・電気設備に関する問い合わせ | 0120-837119 |
電話で簡単&スピーディ!引っ越し先で使える新電力・新ガス会社への契約申し込み 電話で相談する(03-4540-6619)
らくらく窓口の営業時間・ご利用方法についてはこちら
北陸電力では、このページで紹介した家庭・店舗・事業所向けの低圧電力サービスの他に、官公庁・オフィスビル・学校・病院・工場向けの高圧・特別高圧の電力販売も行なっております。

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よくある質問一覧(北陸電力)
以下に、北陸電力に関するよくある質問をまとめました。
質問1:北陸電力にはどんな電気料金プランがあるの? |
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回答1
北陸電力には北陸エリアで利用できる電気料金プランと、関東エリアで利用できる電気料金プランがあります。 最も多くの家庭で利用されているのは電気料金プランは従量電灯プランです。 またその他に、夜8時から翌朝8時までの夜間がお得になるくつろぎナイト12プランなどがあります。 |
質問2:北陸電力の電話番号は? |
回答2
北陸電力では料金プランの申し込みや各種問い合わせなどを、北陸電力カスタマーセンターで受け付けています。 北陸電力のお客様センター:0120-776453 |
質問3:北陸電力から新しい電力会社に切り替えるには? |
回答3
1.同一住所で北陸電力から新しい電力会社で切り替える場合 ご利用になりたい電力会社に新規申し込みをするだけでOK。新しい電力会社が北陸電力への解約手続きを行ないます。 2.引越しなど別の住所で新しい電力会社に切り替える場合 現在利用している住所における北陸電力の電気料金プランは、北陸電力に連絡して解約する必要があります。新しい住所での電気の使用開始手続きは、利用したい電力会社に申し込む必要があります。 |
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