電気代を払い忘れたら?(電気代支払期限・電気代滞納)

電気代をうっかり払い忘れてしまった場合、電気代は、そして電気の供給はどうなるのでしょうか。延滞金はかかるの?ペナルティーについてもまとめました。
電気の再契約のお申込みは、セレクトラのらくらく窓口「050-3668-6851」で承っています。
▷セレクトラのらくらく窓口(営業時間:毎日 9時~19時)
引越し後あわただしくしていて電気料金の振込用紙をなくしてしまった、自動引き落としにしていたけど口座に十分な金額が入っていなかったなどなど、電気代の支払いを忘れてしまうことは起こりえます。支払いが遅れるとどうなるのか、どのように対応したらよいのか、説明します。
電気料金の支払い期限
▷大手電力会社の場合
契約者が最も多い大手電力会社・従量電灯プランの支払い期日は、検針日から30日目です。毎月届く検針票(もしくは利用している電力会社のマイページ等)にて、支払い金額や支払い期限を確認することができます。
この期日を過ぎても電気料金が支払われない場合、延滞利息が発生することになります。これが延滞利息制度です。ただし、大手電力会社の従量電灯プランでは、支払い期限を過ぎてさらに10日間、つまり検針日から30~40日目まで、支払い猶予期間が設けられています。
40日後になっても電気料金を支払わないと、1日当たり約0.03%の延滞利息がかかります。
▷新電力の場合
新電力の支払い期日もだいたい検針日から1か月程度であることが多いと言えます。
例えば、楽天でんきの支払い期限は「請求を行った月の翌月1日」となっています。
ただし、新電力では滞納に対する条件が大手電力会社よりも厳しく設定されており、支払い期日を過ぎるとすぐに利息がかかる場合がほとんどです。
滞納による電気停止日
▷大手電力会社の場合
大手電力会社の従量電灯プランを利用している場合、支払い期限から20日後、つまり、検針日から50日後が最終の支払い期限となります。
これを超えると電気供給の停止予告が行われ、電気が停止されます。停止予告は停止日の5日前に行われることとなっています。
停止予告の文書にしたがって支払いを済ませれば、電気を切られることなく利用を続けることが可能です。
通常の支払い期限 |
検針日から30日目 |
最終の支払い期限 |
検針日から50日目 |
供給停止 |
検針日から51日目以降 (送電停止の5日前に通知) |
強制解約 |
供給停止後に定められた期日を超える場合 |
2025年4月時点の約款情報から
▷新電力の場合
新電力の場合、大手電力会社よりも電気が止められるまでの猶予期間が短くなっています。
例えば、楽天でんきでは、支払い期限(請求を行った月の翌月1日)を過ぎたらすぐに電気供給停止の対象となります。電気供給の停止の5日前までに通知が行われ、その期日までに支払いがない場合に電気が停止されます。
通常の支払い期限 |
請求を行った月の翌月1日 |
最終の支払い期限 |
請求を行った月の翌月1日 |
供給停止 |
最終支払い期日経過後 (送電停止の5日前に通知) |
強制解約 |
最終支払い期日経過後 (15日前までに解除日を明示して解約) |
2025年4月時点の約款情報から
電気料金の支払い方法
電気料金を期限内に支払わないと、延滞利息がかかりますし、最終的には電気を止められてしまします。支払いを忘れてしまった場合は早急に電力会社に連絡し、支払いを済ませることが肝要です。しかし、このような事態を避けるためにも、電気料金の支払いは毎回支払い用紙を使って支払うよりも、自動引き落としにしておいたほうが安心です。
多くの電力会社が勧めている口座振替の場合は、電力会社によって口座振替割引を受けられる場合があります。ただし、口座振替の場合は電気料金支払い期限がさらに10日早まる場合がほとんどです。
クレジットカード支払いにした場合は、クレジットカード会社のポイントを貯めたり、キャッシュバック制度を利用することで、最終的によりお得になることがあります。
いずれの場合がよりお得かは、毎月の電気料金の額や、カードの場合はその他のカード支払い総額などによって変わってきますので、チェックしてみましょう。
- 電気料金の支払い忘れを防ぐには、支払用紙を使用しての支払ではなく、口座振替・クレジットカード払いにすると便利です。
電気の再契約のお申込みは、セレクトラのらくらく窓口「050-3668-6851」で承っています。
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電気代を払い忘れたら?- よくある質問

電気代の支払いが1日でも遅れたら電気を止められてしまうの?

ありがたいことに支払い期限をすぎてもすぐに電気を止められてしまうということはありません。ただし、いつまでも支払が行われない場合は、通知が来て最終的には電気の供給がストップします。

電気料金の支払い方法は?どの支払い方法が便利?

電気料金の支払方法は、電力会社によって異なりますが、大手電力会社では、払込用紙、口座振替、クレジットカード払いから選べる場合がほとんどです。一方、新電力では口座振替かクレジットカード払いの二択が一般的で、払込用紙を利用できる電力会社はごく少数です。
以下に電気料金の支払い方法と特徴についてまとめました。
支払方法 | メリット | デメリット | 注意点 |
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支払用紙 |
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クレジット カード |
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口座振替 |
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電気料金の支払いを忘れたときの延滞料金はどのくらい?

電気料金の支払い期限を過ぎても電気料金を払わなかった場合、大手電力会社の従量電灯プランでは、1日につき0.03%(年利10%)の延滞利息金がかかります。仮にその月の電気料金が5000円で支払期限から30日遅れて支払った場合は、
- 5000円 x (0.03% x 30日)= 5000 x 0.9 = 45円
45円の延滞料金がかかります。延滞金としては少額ですが、いつまでも電気料金を支払わないでいると最終的には送電停止されてしまいますので、期限内にきちんと支払うことに限ったことはありません。

電気料金の支払用紙を失くしてしまったら?

電気料金の支払用紙をなくしてしまった場合は、各電力会社に連絡をすると再発行をしてくれます。