北陸電力:電気料金の計算方法と支払い方法

北陸電力の電気料金のしくみと支払い方法についてまとめました。契約数の一番多い従量電灯プランでどのように計算をするか確認をしてみましょう。
北陸電力の電気料金のしくみ
北陸電力の電気料金は、「基本料金」と「電力量料金」、そして国の「再生可能エネルギー発電促進賦課金」の3つの料金によって構成されています。
基本料金 | 契約プランによって異なります。北陸電力の契約プランには、最もベーシックな従量電灯、従量電灯に深夜電力を合わせたプラン、エコキュートなどの夜間蓄熱式機器の利用者向けエルフナイト3種類(10、10プラス、8)があります。 |
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電力量料金 | (電力量料金単価x1か月の使用電力量)+/- (燃料費調整単価*x1か月の使用電力量)で算出。北陸電力の単価は契約プランにより異なります。 |
再生可能エネルギー発電促進賦課金 | 再生可能エネルギー発電促進賦課金単価x1か月の使用電力量(kWh)で算出。 |
基本料金と電力量料金
北陸電力の基本料金と電力量料金の単価は、契約プランによって異なります。
北陸電力では、下記のように世帯の人数やライフスタイルなどに合わせて選ぶことができる、さまざまな契約プランを用意しています。
毎月の電気代を大きく左右する基本料金と料金体系が決定される契約プランは、家族の人数や電力消費の多い時間帯などと照らし合わせながら、じっくりと検討して決めましょう。
従来電灯 | 深夜電力 | エルフナイト10 | エルフナイト10プラス | エルフナイト8 | |
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基本料金 | 従量電灯Bの場合はアンペア別(10アンペア237,60円~60アンペア1425,60円)、従量電灯Cの場合は1kVAにつき237,60円。 | 1kWにつき259,20円。 | 10kVAまで3024,00円、10kVAを越える1kVAにつき302,40円。 | 6kVAまで1188,00円、6kVA~10kVAは1620,00円、10kVAを越える1kVAにつき237,60円。 | 6kVAまで1188,00円、6kVA~10kVAは1620,00円、10kVAを越える1kVAにつき237,60円。その他、通電制御型割引あり。 |
電気量料金 |
最初の120kWhまで17,48円、120~300kWhまで21,29円、300kWh越22,98円。 |
深夜電力B(23時~7時)の場合7,60円/kWh。 | 8時~22時の料金は夏季(7~9月)23,91円、その他の季節(10~6月)21,78円、夜間(22時~8時)7,73円。 | 平日:朝夕21,11円、昼間は夏季33,26円、冬季3028円、夜間7,73円、日祝日:朝夕21,11円、夜間7,73円。 | 7時~23時:最初の90kWhまで21,42円、90kWh~230kWh26,55円、230kWh越28,68円。 |
再生可能エネルギー発電促進賦課金
2011年8月26日に成立した「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」によって、電気事業者は太陽光や風力などによる再生可能エネルギーによって発電された電気を一定期間、固定価格で買い取ることを義務付けられました。
北陸電力が再エネ買い取りに要した料金を、「再生可能エネルギー発電促進賦課金」として北陸電力の電気の利用者が負担します。
同賦課金の単価は全国一律で、2015年5月~2016年4月までの同単価は158銭/kWhです。
北陸電力の電気料金の支払い方法
北陸電力の電気料金の支払い方法は、下記の3種類の中から選ぶことができます。
口座振替支払い
北陸電力の口座振替を申し込むには、「口座振替依頼書」に必要事項を記入し、金融機関への届け印を押して返送する必要があります。
依頼書は下記の方法で手に入れることができます。
- 北陸電力の事業所窓口
- お近くのお取り扱い金融機関窓口
- 北陸電力のホームページ
- 北陸電力のフリーダイヤル電話窓口
北陸電力の電気料金の支払い方法を口座振替にすると、月額50円の割引サービス「にこにこふりかえプラン」が受けられます。
ただし、振替指定日に引き落としがされなかった場合には、割引は適用されません。
北陸電力の電気料金の支払い振替日は、検針日に届けられる「電気ご使用量のお知らせ」に記載してあります。
クレジットカード支払い
北陸電力の電気料金をクレジットカード支払いにする場合は、「クレジットカード支払い申込書」を取り寄せて必要事項を記入の上、返送します。
クレジットカード会社によっては、ホームページで直接申し込むことも可能です。
振り込み用紙支払い
北陸電力の電気料金を振込み用紙支払いにする場合は、北陸電力より届く振込用紙を指定の金融機関またはコンビニへ持参してお支払いください。
北陸電力の支払い期限と延滞利息について 2015年現在、北陸電力では、検針日の翌日から20日目までに支払うと「早収料金」で支払いができ、それ以降に支払うと「遅収料金」となるシステムをとっています。北陸電力では2016年4月分の電気料金から延滞利息制度を導入する予定で、支払い期日(検針日の翌日から30日)を過ぎてしまうと1日につき約0.03%(年10%)の延滞利息金がかかるようになります。