ENEOS(エネオス)でんき : 会社情報・プラン・電気料金・連絡先

東京電力エリアで申し込みが可能なENEOSでんき。ENEOS(エネオス)でんきはガソリンスタンドでおなじみのENEOSを運営するJXTGエネルギーによる家庭向け電力小売事業です。
ENEOS(エネオス)でんきはどんな会社?
ENEOS(エネオス)でんきは、ガソリンスタンドENEOS(エネオス)を運営するJXTGホールディングスが、電力自由化(2016年4月)よりスタートさせた家庭用電力小売事業です。

ガソリンスタンドENEOS(エネオス)で有名なJXエネルギーによる電気販売がENEOSでんきです。
JXTGホールディングスは、エネルギー事業を行う「JXエネルギー」と石油・天然ガス開発事業の「JX石油開発」、金属事業の「JX金属」からできています。エネルギー事業から資源・素材事業まで幅広く総合的に行う企業です。2017年4月に東燃ゼネラル石油を吸収合併しました。JXTGホールディングスは、世界14カ国で活動を行うグローバル企業で、石油元売としては世界第8位の規模を持つ企業となっています。
ちなみに、エネルギー事業に関してはグローバルですが、電気の販売(ENEOSでんき)の提供先は東京電力エリア限定となっています。
- ENEOSでんきは、JXTGエネルギーによる家庭向け電気販売事業です。
- 東京電力エリアにお住まいの方ならば、東京電力に代わり、ENEOSでんきを申し込みをすることができます。
ENEOS(エネオス)でんきの特徴・他社との対比
上記でも触れましたが、多くの新電力がほぼ全国に電気の販売を行っているのとは対照的に、ENEOSでんきを申し込み申し込みができるのは「東京電力エリア」つまり関東だけに限られます。
しかしながら、ENEOSでんきを申し込むとガソリン・軽油・灯油が安くなるという大きな特典があります。
JXTGホールディングスは、ENEOSというブランド名のガソリンスタンドもすでに良く知られていますね。納得の特典と言えるかもしれません。
また、純粋に電気料金だけを見てみても、東京電力より安い電気料金設定となっています。
- エネルギー会社という強みを生かして、ガソリン代や軽油が安くなるというプラスアルファの特典もあります。
- もちろん、東京電力の電気料金(従量電灯B)よりも、料金自体もも安く設定されています。
ENEOSでんきに申し込みができるのは東京電力エリアに住んでいる人、今現在、東京電力の電気を使っている人、もしくはこれからお引っ越しで東京電力エリア(関東)に住む予定の方が、ENEOSでんきを申し込みが可能です。
ENEOSでんきの発電について
ENEOS(エネオス)を展開するJXTGエネルギーは原油・天然ガスといった「1次エネルギー」を扱っている企業です。このため、電力が自由化(2016年)される前から、エネオス(JXTGエネルギー)の自社の製油所に自家発電施設をすでに所有していました。
そして、そこで発電した電気を、工場やビル、大規模商業施設などの大口需要家などに既に発売していました。そして、2016年に家庭向けの市場が自由化されたため、家庭向けへの電気の販売も開始しました。この家庭向け電気のブランドがENEOS(エネオス)でんきです。
ENEOSでんきは、石油や天然ガスを使用した火力発電が中心ながらも、自社の発電施設を全国に有しています。また、ENEOSでんきは、発電量で比べると、火力発電より少ないものの、水素エネルギー、風力発電、太陽光発電、といった再生可能エネルギー発電施設の開発にも取り組んでいます。メガソーラー発電だけならば、全国に10以上の施設があります。(ただし、ENEOSでんきがメガソーラー発電で発電した電力は、他の電力会社に販売しています。)
実際のENEOSでんきの電源構成は以下のグラフのようになっています。(期間:2015/4/1-2016/3/31)
- ENEOSでんきは、自社の発電施設をすでに所有しており、大口顧客に電気を販売している実績があります。
- ENEOSでんきの電源開発は、火力発電が中心ですが、再生可能エネルギーの発電開発にも積極的です。

液化天然ガス(LNG)の火力発電が電源構成の多くを占めるが、再生可能エネルギーにも力を入れているENEOSでんき
ENEOSでんきの送電に関して
上記までにENEOSでんきの発電と電源構成に関してご紹介しましたが、それでは、各家庭にに電気を届けているのはどこでしょうか?答えは東京電力です。ENEOSでんきの場合は、東京電力が送電・配電を行っています。
電力自由化により電気の販売会社がたくさん登場して、私たちも数ある新電力から色々選べるようになりましたが、送電・配電などを担当し、またそれに必要となる電線・電力メーターなどのインフラの管理を行っているのはまだ大手電力会社(東京電力)です。このしくみは、どこの新電力でも変わりありません。
ENEOSでんきの電気料金
ENEOS(エネオス)でんきの家庭向けの電気料金プランは、1種類のみ、Vプランのみです。
ENEOSでんきのVプランは、東京電力:従量電灯プランと同じ料金構成になっています。つまり、「基本料金」がアンペア契約(10A-60A)、そして「電力量料金」が使用量に応じた3段階制という形です。
ENEOSでんきは、基本料金は東京電力と同じですが、120kWh(キロワットアワー)以上の電力量料金が安くなっています。つまり、毎月120kWh以上電気を使用する人ならば、ENEOSでんきにすることで東京電力よりも必ず電気料金が安くなることを意味します。
検針票がお手元にありますか?毎月の電気の使用量(kWh)が分かれば、ENEOSでんきのシュミレーションは簡単です。⇒ ENEOSでんき公式サイトへ
基本料金 | ||
---|---|---|
契約アンペア数 |
東京電力 従量電灯B ![]() |
ENEOSでんき |
10A | 円 | 円 |
15A | 円 | 円 |
20A | 円 | 円 |
30A | 円 | 円 |
40A | 円 | 円 |
50A | 円 | 円 |
60A | 円 | 円 |
6kVA(=60A)以上の場合 | 円 | 円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金単価) | ||
最初の120kWh | 円 | 円 |
120-300kWh以上 | 円 | 円 |
300kWh | 円 | 円 |
東京電力からENEOSでんきに切り替え - 毎月120キロワットアワー以上電気を使うならお得。120kWhの使用までなら、東京電力と同じ料金ですが、それ以降ならENEOSでんきで電気料金がグッと安くなります。安くなっても高くなることはないから安心です。
ENEOSでんきの連絡先
ENEOSでんきへの問い合わせ・申し込みは、ENEOSでんきカスタマーセンターで受け付けています。休み明けの午前中は電話がかかりにくい場合がありますのでご注意ください。
またENEOSでんきの料金シュミレーションやENEOSでんきの申し込みは公式サイトからも簡単にお手続することが可能です。
ENEOSでんき カスタマーセンター ![]() |
0120-15-8704(フリーダイヤル) | |
---|---|---|
03-6627-1763(IP電話の場合) | ||
受付時間 | 午前9時-午後5時まで |
ENEOSでんきの公式サイトはこちらからご覧いただけます。