ポケット型WiFiとテザリングを比較|どっちがおすすめ?便利性・料金を比較して解説

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ポケット型WiFiとテザリングを比較|どっちがおすすめ?便利性・料金を比較して解説

この記事では、ポケット型WiFiとテザリングがどう違うのか、どっちがお得でおすすめなのかを徹底比較してみました。ポケット型WiFiにするか、テザリングにするか、悩んでいる方はこの記事を読んで自分に合った方法を選んでくださいね。

ポケット型WiFiとテザリングはどちらがおすすめ?

結論からいうと、外出先でもデータ容量をたくさん使う方にはポケット型WiFiがおすすめです。理由はというと、ポケット型WiFiの方が、大容量を安く使えて通信速度もテザリングよりかは速い傾向にあるからです。

テザリングとは?テザリングとは、モバイルデータ通信ができる端末(スマートフォンなど)を利用して、パソコンやタブレットなどをインターネットに接続することです。周りにWiFiがない場合でも、スマホをルーター代わりにしてネット接続ができるようになります。

ポケット型WiFiがおすすめな人

  • 大容量を使いたい人
  • 通信制限を気にせずネットを使いたい人
  • テレワークをする人
  • スマホの通信量プランは最小限にしたい人
  • 営業先、出張先でも使う人

外出先でもインターネットをたくさん使う人にはポケット型WiFiがおすすめです。ポケット型WiFiは大容量のプランを提供している事業者が多いので、データが足りないということがテザリングに比べると少ないでしょう。

テレワークが多い方や学校での授業を受ける方の場合、大容量プランを提供しているポケット型WiFiにしておくと安心でしょう。

テザリングがおすすめな人

  • 端末を複数持つのが嫌いな人
  • 月々の通信費用を抑えたい人
  • 利用する頻度は低いが、たまに外出先でも使う人

端末を何個も持つのが面倒だという方、外出先で大容量を使う予定がない方にはスマホ1台で使えるテザリングはおすすめです。最近ではテザリングを出来るように、大容量を提供している通信業者は多いのですが、電池の消費が早いので外出先で長時間でのテザリングはおすすめしていません。

ポケット型WiFiとテザリングの比較

女性がパソコンを使っているイラスト

ポケット型WiFiとテザリングをデータ容量、料金、通信速度の項目で比較してみましょう。

データ容量(ギガ)の比較

データ容量はプランによって異なります。ポケット型WiFiの場合、20GB、50GB、100GB、200GBといった容量プランを用意している事業者が多いです。

スマホの場合、10GB以下の小容量プランが多いのが目立ちます。最近では、無制限プランや100GBまで使えるプランも出てきたので、スマホでも大容量が使えるようになりました。

携帯3大キャリアでは、ドコモが唯一テザリング無制限、auとソフトバンクは30GBまでの制限があります

料金の比較

料金の比較を2社ずつしてみました。格安SIMと呼ばれるahamo楽天モバイルと比較した場合、そこまでの差はないので、スマホ1台でインターネットが使える方が良いという方にテザリングはおすすめと言えるでしょう。

月額料金の比較(100GBの場合)
  事業者名 月額料金
スマホ ahamo 4,950円
楽天モバイル 3,278円
ポケット型WiFi AiR-WiFi 3,278円
モンスターモバイル 2,948円

3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の場合、料金がかなり高くなります。また、auとソフトバンクの場合、テザリング時は30GBまでの制限があるため、容量は無制限であってもテザリングは30GBまでしか出来ないので注意が必要です。

3大キャリアの料金
キャリア名 月額料金
ドコモ 7,315円
au 7,238円
ソフトバンク 7,238円

通信速度の比較

通信速度はポケット型WiFiの方が速い傾向にあるようです。平均値でみると、以下のようになります。通信速度は少しでも速い方がいい、という方はポケット型WiFiがおすすめです。

通信速度の比較
種類 通信速度
テザリング 約10~20Mbps
ポケットWi-Fi 約30~40Mbps

最新のiPhoneを使った5Gのテザリングの場合、100Mbps以上が出る場合もあります。速度は利用する環境や端末によっても左右されることを覚えておきましょう。

ポケット型WiFiのメリット・デメリット

天秤のイラスト

ポケット型WiFiのメリット・デメリットを実際のユーザーの口コミを参考にしながら確認していきましょう。

ポケット型WiFiのメリット

  • 大容量が使える
  • テザリングよりも通信速度が速い
  • 充電を気にせず使える
  • 海外でもそのまま使える

①大容量が使える

ほとんどのポケット型WiFiは100GBを提供しています。その為、普段使いには十分な容量になります。毎日何時間もNETFLIX鑑賞を楽しみたい、動画を見るといったヘビーユーザーの方には、500GBといった大容量プランを提供している大容量WiFiがおすすめです。

容量を気にせずインターネットを朝から夜まで使いたい、オンラインゲームを四六時中していたい、という方にはポケット型WiFiは向いていません。そういう方に向いているのが、通信速度が早く安定している光回線です。光回線であれば、容量制限もないので心行くまでインターネットを楽しめるでしょう。

②テザリングよりも通信速度が速い

上の章でも紹介しましたが、通信速度はテザリングよりポケット型WiFiの方が速い傾向にあります。テザリングでももちろんインターネットを快適に利用できるレベルではありますが、通信速度は少しでも速い方がいいという方にはポケット型WiFiはおすすめです。

③充電を気にせず使える

ポケット型WiFiの場合、スマホの別に端末があるので、スマホの充電は減ることはありません。テザリングを使用する場合、スマホを使用して繋げるのでどうしてもスマホの電池の消耗が早くなってしまいます。外出中の場合、スマホの電池がなくなるということにもなりかねません。

④海外でもそのまま使える

クラウドSIMを使ったポケット型WiFiの場合、端末を持っていくだけでそのまま海外でも使えます。事前に面倒な手続きもなく、海外で端末の電源を入れるだけでWiFi環境が整います。海外旅行が好きな方や海外にいく予定のある方には嬉しいメリットですね。

クラウドWiFi公式ページ海外利用

※画像引用:クラウドWiFi公式サイト

ポケット型WiFiのデメリット

  • 端末が増えてかさばる
  • 場所やエリアによっては通信品質が悪くなる

①端末が増えてかさばる

テザリングの場合、スマホ1台でインターネット環境が作れますが、ポケット型WiFiの場合、ポケット型WiFi用の端末が必要となるため、端末がもう1台増えます。その為、端末が増えてかさばるというデメリットがあります。

②場所やエリアによっては通信品質が悪くなる

ポケット型WiFiは、回線の種類によって繋がりにくいことがあります。都心部であれば、問題なくても、郊外や山間部の場合はエリア外となる場合もあります。

うちの田舎今使ってるポケットWiFiのエリア外なの辛すぎる…帰って速攻パケット使い果たす…3年間帰ってなかったから忘れてたわ…

— (@mthroikw_love) December 27, 2022

テザリングの場合、大手キャリアの回線を利用するので全国エリアをカバーしており、どこでも繋がりやすいでしょう。エリアによって通信速度が遅くなったり、通信品質が悪くなってしまうという点はポケット型WiFiのデメリットになります。

テザリングのメリット・デメリット

スマホのイラスト

テザリングのメリット

  • スマホがあればインターネット接続が出来る
  • 複数の端末を持ち歩かなくてよい
  • コストを抑えられる可能性がある

①スマホがあればインターネット接続が出来る

テザリングのメリットは何といってもスマホ1台でどこでもインターネット接続が出来る、といったところでしょうか。手軽にいつでもインターネットを楽しめるテザリングは強い味方ですね。

テザリングの説明

※画像引用:ソフトバンク公式サイト

②複数の端末を持ち歩かなくてよい

スマホ1台あればインターネット接続できるので、ポケット型WiFiのように端末を持ち歩かないで済みます。大事な時に忘れてしまった、充電し忘れた、といったトラブルもなく済みますね。

③コストを抑えられる可能性がある

テザリングはスマホがあれば使用できます。ポケット型WiFiの場合は新たに回線を契約する必要があり、スマホ代+ポケット型WiFiの費用がダブルでかかってしまいます。大容量が必要ない方は、スマホのギガだけで足りる可能性があります。その場合、スマホ代のみとなるのでコストを抑えられる可能性が高いです。

テザリングのデメリット

  • バッテリーの消費が早い
  • バッテリーの寿命が短くなる
  • 通信速度が遅い
  • テザリングオプションに料金がかかる場合がある
  • データ通信量の消費が激しくなる
  • 通話中は利用できない

①バッテリーの消費が早い

テザリングをしているとスマホの電池の消費が早くなります。テザリングは親機となるスマホとテザリングで接続するデバイスの両方でデータ通信を行っています。そのため、通信量が多くなり、スマホの電池消費が激しくなります。

仕事で携帯のテザリング使いまくってたせいでスマホの電池をかなり消費したらしく、仕事終わりにコンビニで楽天Payのバーコード読ませた瞬間電源切れた。あぶな。

— (@mI2502nttr) May 31, 2023

外出先でテザリングする場合は、充電器を忘れないようにしましょう。

②バッテリーの寿命が短くなる

テザリングがバッテリーの寿命を短くするわけではありません。しかし、テザリングをしているとどうしても電池消費が激しくなります。そのため、テザリングを長時間することでバッテリーに負担がかかり、結果的にはバッテリーの寿命が短くなってしまう理由になります

高価なスマホを長く使う為にも、長時間・長期間でのテザリングは避けたいですね。

③通信速度が遅い

ポケット型WiFiに比べるとテザリングは少し速度が遅いです。通信速度は少しでも速い方がいい、という方はポケット型WiFiがおすすめです。遅いという口コミが何件も見つかりました。

WiFiが無かったら不便やなあ💦
テザリング遅い #ダウンロード

— (@kendamajackson) March 6, 2023

④テザリングオプションに料金がかかる場合がある

テザリングを使うためのオプションを用意しているキャリアもあります。au・ソフトバンクの場合、テザリングオプションとして550円がかかります

テザリングを利用したい場合、忘れずにオプションに加入しましょう。

!?テザリングオプション料!?そんなのかかるんだ〜😅 知らんかった😱

— (@yoshiics14) May 2, 2023

⑤データ通信量の消費が激しくなる

テザリングするということはスマホの月間データ容量を使うということ。油断してテザリングを長時間使用していると、月間データ量の上限を超過して通信制限にかかる可能性があります。月初めから使いすぎて通信制限がかかると月末までスマホが使えない状態になるので気を付けたいですね。

なんか今日スマホの通信が遅いな〜と思ってたらギガを使い果たして通信制限かかってた。
GWにテザリング接続で長男にスプラトゥーンやらせたからな。

— (@msys75) May 31, 2023

⑥通話中は利用できない

テザリング中に電話がかかってくるとテザリングが中断されてしまいます。電話をしながらメールチェックする、などということが出来ません。電話をしながらインターネットを使い資料作成やメールチェックをしたい、という場合にはポケット型WiFiの方がよいでしょう。

おすすめのポケット型WiFi 3選

大容量の100GBを使えるポケット型WiFiを紹介します。

おすすめのモバイルWiFi 3選
  モンスターモバイル
モンスターモバイルのロゴ
AiR WiFi
Air Wifiのロゴ
クラウドWiFi東京
クラウドWiFiのロゴ
料金 2,948円 3,278円 3,718円
容量 100GB
通信
速度
17Mbps(下り) 20Mbps(下り) 45Mbps(下り)
14Mbps(上り) 15Mbps(上り) 13Mbps(上り)

※速度はみんなのネット回線速度(2023年9月時点)より

 とにかく安いモンスターモバイル

モンスターモバイル公式サイト

モンスターモバイルは大容量の100GBだけでなく小容量の20GBや50GBも業界最安級で提供していてお得。事業者にこだわりはない、とにかく安いほうがいいという方にはおすすめです。

 お試し期間があるAiR-WiFi

Air-WiFi公式サイト

ポケット型WiFiを初めて使う方は、電波が入るか、通信速度は速いのかといった心配があるのではないでしょうか。AiR-WiFiはそんな心配を吹っ飛ばしてくれる、30日間のお試し期間があります。この期間に実際に試してみてポケット型WiFiの良さを体験してみてください。

 縛りなしのクラウド WiFi東京

クラウドWiFi公式ページ

クラウドWiFiは契約期間の縛りがなく、いつ解約しても違約金ゼロ。短期利用が出来るので人気。また、海外134ヵ国で使える端末を利用しているので、海外旅行や海外出張も端末を持っていけば面倒な手続きなくそのまま使えます。海外での利用時も低価格設定になっているところもおすすめポイントですよ。

テザリングにおすすめの通信業者 2選

テザリングにおすすめなスマホはテザリングでも大容量を使えるahamoと楽天モバイル。

①ahamo

ドコモのオンライン専用プランahamo(アハモ)は、大容量の100GBを月額4,950円で利用できます。テザリングも100GBまで利用可能なので、たくさん使いたい方にはおすすめ。

▶ ahamoの詳細は「ahamo(アハモ)の大盛りオプションで格安で100GB大容量プランの利用が実現」の記事より確認できます。

②楽天モバイル

20GB~無制限のプランが月額3,278円で使える楽天モバイル。3GBまでのプランは1,078円、20GBまでのプランは2,178円と全て低額設定。しかも嬉しいことに、自動的にその月の料金プランが決定するということ。テザリングをたくさん月とあまり使わない月がある、という場合にはお得に使えます。

▶ 楽天モバイルの詳細は「楽天モバイルの料金プラン:Rakuten UN-LIMIT VII」の記事より確認できます。

まとめ:ポケット型WiFiの方がおすすめ

ルーターのイラスト

この記事では、テザリングとポケット型の違いを見てきました。WiFiを使う機会が多い方、長期間使う方にはポケット型WiFiの方がおすすめです。おすすめの理由を再度確認してみましょう。

  • 大容量が使える
  • テザリングよりも通信速度が速い
  • スマホの充電を気にせず使える
  • 海外でもそのまま使える
  • スマホの利用料金も安くしたい人
更新日

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