固定電話のお引越し(移転)の手続き方法
引越しに伴って、NTTの固定電話(加入電話)を移転するにはどうしたらいいのでしょうか?ここでは、固定電話の移転手続きと移転費用を案内します。もっとお得な光電話についても紹介しています。
NTT固定電話 - 引越し(移転)手続き方法
引越しに伴ってNTT固定電話を移転する手続きには、電話かインターネットの2通り方法があります。
NTT東日本エリア | NTT西日本エリア | |
---|---|---|
電話 | 固定電話:局番なし116 携帯電話:0120-116-000 受付時間9:00-17:00(土日祝日も営業) | 固定電話:局番なし116 携帯電話:0800-2000116 受付時間9:00-17:00(土日祝日も営業) |
インターネット | 電話のお引越し手続きガイド | 各種お申し込み・お手続きページ (項目「電話サービスのお申し込み」) |
電話手続きは、オペレーターの案内で手続きを進めることができ、細かな状況や気になる点も相談できるというメリットがあります。
インターネット手続きは、24時間受付でいつでも手続きできるというメリットがあります。自分の都合に合う方法を選ぶといいでしょう。
なおこのページでは、インターネット上での固定電話の移転手続きを紹介します。
NTT東日本/西日本のエリア【NTT東日本エリア】
北海道・青森県・岩手県・秋田県・宮城県・山形県・福島県・茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・山梨県・長野県・新潟県
【NTT西日本エリア】
福井県・石川県・富山県・愛知県・岐阜県・三重県・静岡県・兵庫県・京都府・滋賀県・大阪府・奈良県・和歌山県・島根県・鳥取県・岡山県・山口県・広島県・愛媛県・香川県・高知県・徳島県・福岡県・大分県・宮崎県・佐賀県・長崎県・熊本県・鹿児島県・沖縄県
ここから、具体的に固定電話の移転手続きの流れを見ていきましょう。
※このページでは、光電話ではなくNTT加入電話の引越し手続きを案内しています。光電話の場合は、光回線インターネットの引越し手続き時に同時に処理されます。
固定電話引越し手続きの流れ - NTT東日本/西日本エリア内の引越し
NTT東日本エリア内またはNTT西日本エリア内で引っ越す際の、固定電話の移転手続きを説明します。
NTT東日本エリア | NTT西日本エリア | |
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① | 電話お引越し手続きガイドにアクセスする | 加入電話のお引越しのお手続きにアクセスする |
② | 「電話のお引越し申込フォーム」をクリック | 「お申し込み」をクリック |
③ | お客様情報・移転先情報の入力 | お客様情報・移転先情報等の入力 |
④ | 支払方法を選択する | オプションサービスを選択する |
⑤ | 新番号を選択する | アンケート内容を選択する |
⑥ | 開通日を選択する | 申込内容を確認する |
⑦ | 申込内容を確認する | 完了 |
⑧ | 完了 |
固定電話引越し手続きの流れ - NTT東日本/西日本エリアをまたぐ引越し
NTTの管轄エリアをまたいで引っ越す場合、引越し手続き先が次のようになります。
引越しのケース | 引越し手続き先 |
---|---|
NTT東日本エリア⇒NTT西日本エリア | NTT西日本の申し込み窓口 |
NTT西日本エリア⇒NTT東日本エリア | NTT東日本の申し込み窓口 |
NTT固定電話 - 引越し(移転)にかかる費用
NTT固定電話の引越し時にかかる費用は次の通りです。
NTT東日本 | NTT西日本 | |
---|---|---|
NTT局内工事(訪問不要の場合) | 2,000円前後 | |
訪問工事 | 10,000円前後 |
借家・マンション・アパートは電話の移転費用2,000円
すでに電話線が引かれている建物なら、現地での工事は不要でNTT局内工事だけとなり、費用も2,000円程度です。
マンションやアパート、中古の一戸建てや借家は、固定電話の移転費用は2,000円程度で済むと考えていいでしょう。
NTTの担当者から電話連絡があり、NTT局内工事の時間帯として午前か午後かを選びます。立ち合いはありませんが、局内工事中だけ電話がつながらなくなります。
新築戸建ては電話の移転費用10,000円
新築戸建てに引っ越す場合は電話線を新たに敷設する必要があり、工事費として10,000円程度かかります。
工事日当日はNTT工事担当者の訪問時に立会いが必要です。工事に要する時間は30分~1時間30分程度です。
工事の際には、モジュラージャック(電話線の差込口)までの通話試験も実施されるので、電話機を前もって用意しておきましょう。
固定電話から光電話に変えるメリット・デメリット
引越しに伴って、固定電話(加入電話)から光電話に切り替えを検討するのもいいでしょう。光電話に変えると、次のようなメリットがあります。
- 光電話は基本料も通話料も固定電話より安い
- 光回線インターネットと同時申込で工事費が安くなる
- 固定電話から切り替えても、番号・電話機はそのまま使用できる
- 緊急通報(110番/118番/119番)も使える
それに対して、光電話のデメリットには次のようなものがあります。
- 光電話単体の申し込みは不可(光回線インターネット契約が必須)
- 停電時には通話ができない
光電話は料金が固定電話よりもお得
光電話は固定電話に比べて基本料が毎月1,000円安く、通話料も最大20分の1程度安くなります。下記の表で金額を比較してみてください。
固定電話(加入電話) | 光電話 | ||
---|---|---|---|
基本料 | 1,450~1,950円 | 500円 | |
通話料※ | 固定電話へ(市内) | 8.5円/3分 | 日本全国一律 8円/3分 |
固定電話へ(市外~20km) | 20円/1.5分 | ||
固定電話へ(20~60km) | 30円/分 | ||
固定電話へ(60km~) | 40円/45秒 | ||
携帯電話へ | 16~17.5円/分 | 16円/分 |
※加入電話の通話料は昼間(午前8時~午後7時)の料金を記載しています。
そもそも、固定電話の通話料は料金体系が複雑で、時間帯や通話先との距離によって金額が上下します。60km以上離れたところに電話をかけると、1分あたり50円以上と高額です。
いっぽう、光電話は日本全国どこにかけても一律8円/3分と明快かつお得。これだけ見ても、光回線の魅力が明らかですね。
光電話は光回線インターネット契約が必須
光電話に申し込むには、まず光回線インターネット(NTTフレッツ光や光コラボなど)を契約する必要があります。光インターネットサービスのオプションとして光電話を付ける形です。
「光電話を使いたいけど光インターネットは不要」というのは、残念ながら通用しません。ただ、光インターネットにも様々なメリットがあるので、検討する価値は大いにあります。
さらに、現在ADSL回線を利用しているのであれば、乗り換え時期が迫っていることをご存知でしょうか?
NTT東日本/西日本は、2023年1月31日付でフレッツ光提供エリア内のADSL回線サービス提供を完全終了する予定です。それに伴って、プロバイダー各社もADSL接続サービスを次々に終了させています。
ADSLがなくなると固定回線インターネットは光だけになるので、今から乗り換えを検討するほうがいいでしょう。
固定電話から光電話に乗り換える流れ
固定電話から光電話に乗り換える流れは以下のとおりです。
光インターネットサービスに申し込む
主な光インターネットと光電話を下記に紹介します。セレクトラの光インターネット比較記事や紹介記事も参考にしてみてください。
ちなみに、光電話の料金は基本的にどこも同じです。
光電話オプションを付ける
光インターネット申込時にオプションを選択できるので、光電話オプションに申し込みます。
固定電話を解約する
下記の窓口にて固定電話の解約手続きをします。
NTT東日本エリア | NTT西日本エリア | |
---|---|---|
電話 | 固定電話:局番なし116 携帯電話:0120-116-000 受付時間9:00-17:00(土日祝日も営業) | 固定電話:局番なし116 携帯電話:0800-2000116 受付時間9:00-17:00(土日祝日も営業) |
インターネット | 電話の解約手続き案内ページ | 電話の解約手続き案内ページ |