四国電力の電気料金の計算方法は?電気代を安くする方法も解説

何気なく払っている電気料金ですが、四国電力の電気料金はどのように請求額が決定されているのでしょうか?初めて四国電力を申し込む場合も四国電力と長いお付き合いの方も、四国電力の電気料金の計算方法を一緒に確認してみませんか?
- 四国電力の電気料金は、「最低料金」プラス「電力量」料金の2つがポイント。
- 最終的な電気料金は、電気の使用量(kWh)と電力会社が設定している電気料金によって決まります。
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四国電力の電気料金プラン
まずは、四国電力の「電気料金プラン」の確認をしましょう。四国電力の電気を利用中の方で一般家庭の方の場合は、「四国電力・従量電灯プランA」というプランを契約していると考えられます。
四国電力では、オール電化向けのプランも提供していますが、オール電化の家庭はそうでない家庭に比べるとかなり少数です。大多数のご家庭・事務所などが「四国電力・従量電灯プランA」を申し込んでいます。
そのため、ここでは四国電力・従量電灯プランAを例にとって四国電力の電気料金の計算方法を確認してみましょう。(ちなみに、どのプランを契約しているかは、「検針票」や「請求書」を見れば確認することができます。)
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四国電力の電気料金の中身
四国電力へ毎月支払っている電気料金(従量電灯Aの場合)は、以下の要素によって構成されています。ポイントは「最低料金」と「電力量料金」です。以下にもう少し詳しく説明します。
この2つがよく分かっていれば、四国電力の電気料金の計算方法はばっちり理解できます。
1. 最低料金 (基本料金) |
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---|---|---|
2. 電力量料金 |
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(その他) | 燃料費調整額 |
|
再生可能エネルギー発電促進賦課金 | 四国電力が再生可能エネルギーで発電された電気を買い取る際に生じたコストを負担するための税金。 |
四国電力 - 最低料金(基本料金)と電力量料金
電気料金の計算や比較においてポイントになるのは、「最低料金」と「電力量料金」です。ちなみに、この部分の料金が電力会社によって異なります。例えば、四国電力より安い電気料金を探したいとなった場合もこの「最低料金」と「電力量料金」を見る必要があります。
それでは、四国電力の電気料金の計算でキーポイントとなる「最低料金」と「電力量料金」についてもう少し詳しくチェックします。
(「燃料費調整額」は四国電力管内であればどこの電力会社でも同じ金額です。「再生可能エネルギー発電促進賦課金」は税金ですので、消費税のように全国共通となっています。)
1. 最低料金
四国電力の従量電灯Aでは、11kWhまでの使用分が最低料金として設定されています。ですから、仮に5kWhしか電気を使用しなかったとしても、この料金はかかります。四国電力に関わらず大手電力会社では、このような最低料金(基本料金)が定められていることが一般的です。(新電力の中には最低料金がないところもあります。)
2. 電力量料金
電力量料金は電気の使用量に対してかかる料金ですので、使用量が増えれば、料金も増えます。また、四国電力の場合、最低料金の中に11kWhまでの電気の使用分が含まれているので、電力量料金の項目で計算すべき電気料金は、その月のトータルの電力消費量マイナス11kWh(キロワットアワー)になります。
四国電力 - 従量電灯Aの料金表
それでは実際に四国電力・従量電灯Aの「最低料金」と「電力量料金」の分かる料金表を見てみましょう。「最低料金」は何度もお伝えの通り、11kWhまでの電気の使用にかかる固定料金で変わりないことが分かりますね。一方、「電力量料金」も1kWhあたりの料金とはなっているものの、電気の使用量によって3段階に分かれていることが分かります。ややこしいですね。
最低料金 (11kWhの使用まで) |
411.40 円 | ||
---|---|---|---|
電力量料金 (1kWhあたりの料金) |
11 - 120kWh(1段階目) | 20.37円 | |
120 - 300kWh(2段階目) | 26.99円 | ||
300kWh以上(3段階目) | 30.50円 |
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四国電力の料金を実際に計算してみる

さて、四国電力の電気料金の中身・しくみが分かったら、四国電力・従量電灯Aを実際に計算してみることにしましょう。ここでは仮に今月の電気の消費量が511kWhだったとします。
まず、「最低料金」がかかります。そして、11kWhまでは、最低料金でカバーされていますので、電力量料金としては、残りの500kWhを計算します。まずは、1段階目、109kWh(=120-11)に1段階目の1kWhあたりの料金単価を掛けます。
次に、2段階目に該当するのは500kWhのうち180kWh(=300-120)ですから、これに2段回目の1kWhあたりの料金単価を掛けます。そして最後3段階目は、残りの270kWhに3段階目の料金単価を掛けます。これを全部足したものが四国電力から請求される電気料金になります。もし、一か月の電力消費量が120kWhと控えめだった月ならば、電力量料金は1段階目だけを計算します。
- 最低料金
- 電力量料金(1段階目を計算、2段階目を計算、3段階目を計算)
燃料調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金・・・燃料調整額は、発電のための燃料の価格や為替ルートの変動を電気料金に調整するためのもので、毎月マイナスになったりプラスになったりと、変動します。燃料費調整額は、燃料費調整単価 × 電力使用量(1か月の電気使用料:1kWh)で算出されます。再生可能エネルギー発電促進賦課金は、再エネ発電促進賦課金単価(円/kWh)× 電力使用量(1か月の電気使用料:1kWh)で算出します。最終的な電気料金は、上記の「最低料金」「電力量料金」にこれらが加えられたものです。
四国で電気料金を安くする
四国電力の電気料金の計算方法を知りたいと思った方は、電気料金がなんだか高い・・・と思ったのがきっかけの方かもしれません。それとも、ちょっと気になって調べてみた。という方でしょうか。
どちらの場合でも、読んで損はしない「四国で電気料金を安くする方法」をご紹介します。
毎月の四国電力からの請求額を決定するのは、あなたが毎月消費する「電力消費量(kWh)」と「四国電力の設定している電力料金」です。毎月の「電力消費量(kWh)」は、節電を心がければ少し下げることができるでしょう。これ以上節電はできない、そんな方は、四国電力より安い料金を設定している電力会社に申し込めば、単純に電気料金は安くなります。
四国エリア内で他の電力会社を選んだら「最低料金」と「電力量料金」にどれくらい差があるのか調べてみました。四国には他にも新電力が存在しています。是非チェックしてみてはいかがでしょうか。
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基本料金(最低料金) | |||||
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四国電力 従量電灯A ![]() |
リミックスでんき 従量電灯A ![]() |
Looopでんき おうちプラン ![]() |
HTBエナジー プライムプラン ![]() |
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411.40円 最低料金(最初の11kWhまでを含む) |
390.83円 最低料金(最初の11kWhまでを含む) |
0円 | 205.70円 基本料金(月額固定) |
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電力量料金 | |||||
電力使用量 | 四国電力 従量電灯A |
リミックスでんき 従量電灯A |
Looopでんき おうちプラン |
HTBエナジー プライムプラン |
|
120kWhまで | 20.37円 (11kWh以上120kWhまで) |
19.35円 (11kWh以上120kWhまで) |
24.40円 | 23.54円 | |
120kWh超えて300kWhまで | 26.99円 | 25.64円 | |||
300kWh超える | 30.50円 | 28.97円 |
四国電力、リミックスでんき、HTBエナジーは電気を全く利用しない時でも、最低料金(四国電力・リミックスでんき)もしくは基本料金(HTBエナジー)を支払う必要があります。一方、Looopでんきの「おうちプラン」は、電気を使った分に対して料金を支払うので、月の消費量が0kWh(キロワットアワー)なら、月額料金もゼロ円になります。
このように「最低料金」に差がある他、「電力量料金」の各段階ごとの1kWhあたりの料金単価が異なることも分かります。つまりどれだけご自身の電気料金が安くなるかは、毎月の電気の使用量によって異なるということを意味します。
これらの新電力の特徴をもう少し詳しく見ていきましょう。
基本料金(最低料金)がゼロ円のLooopでんき
Looopでんき:おうちプラン(関西エリア)は、基本料金がなんとゼロ円です。さらに、Looopでんきは、解約金もゼロ円です。
また従量料金(電力量料金)に注目すると、四国電力が3段階なのに対して1段階で120kWh以上だと安くなります。毎月300kWh以上利用するるような家庭ですと、四国電力から切り替えるだけでとてもお得です。
電気の使用量が少なくても5%安くなるリミックスでんき

リミックスでんきは、四国電力に比べて最低料金も従量料金(電力量料金)もそれぞれ一律で5%安くなります。電気使用量が少ない家庭でも切り替えるだけで確実に安くなるのが最大のメリットです。
月々の使用量が300kWh未満の方などは、着実に安くする手段として有効です。
消費量が多いとお得な幅も広がるHTBエナジー
HTBエナジーには大きく分けて二つのプランがあります。単身・二人暮らしなど消費量が少ない家庭向けのウルトラプランと、3人家族以上など消費量が多い家庭向けのプライムプランです。
ウルトラプランの場合は基本料金と従量料金(電力量料金)がそれぞれ四国電力よりも安くなり、最大9%お得になります。
プライムプランの場合は、上の比較表にもあるように、基本料金が半額になります。また従量料金(電力量料金)も1段階となり120kWh以上では、他の新電力と比べても安くなっています。
HTBエナジーでは四国電力エリア向けのプランとして、この他にも1日のうち2時間の電気料金が無料になる「ママとくプラン」があります。
オール電化住宅ならidemitsuでんき(出光興産)
上記では、四国電力の一般的な電気料金プラン:従量電灯Aとの比較を行いました。ただ、現在オール電化住宅の方は四国電力オール電化プラン「でんきeプラン」を利用されている方も多いでしょう。
この四国電力の「でんきeプラン」から基本料金が安くなるのが、idemitsuでんき(出光興産)の深夜におトクな「オール電化」プランです。
idemitsuでんき(出光興産)の電気は、この他にもカーオプションでガソリン代1リッターあたり2円割引(月100Lまで)なったり、電気自動車ユーザーでも毎月200円割引になるカーオプションがあります。
四国エリアの新電力一覧
他にも四国電力で選べる電力会社は色々あります。以下に一覧を掲載します。
四国エリアで選べる電力会社について、それぞれの特徴を一覧にまとめました。
なお、燃料価格が高騰している間、燃料費調整額に上限を設けていない電力会社では、四国電力の規制料金プラン(従量電灯)と比べて電気代が高くなる可能性があります。申し込み前に、燃料価格の動向と燃料費調整額の単価をご確認ください。
*リスト中の比較は四国電力従量電灯Aプランと比べたもの。燃料費調整額・再エネ賦課金は除く。2023年3月1日時点の料金に基づく
電力会社 | 特徴 |
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enひかり電気
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基本料金がゼロ円の料金プランがある新電力。契約アンペア数が大きいと、節約できる電気代が大きくなります。 | |
月300kWhなど決められた電気使用量の電力量料金が定額になるプランがある新電力。定額の電気使用量を超えると、大きく電気代を節約できます。 | |
再生可能エネルギーを利用した電気を利用できる新電力。 | |
オール電化向けの、深夜料金が安くなるプランがある新電力。対応している新電力はあまり多くありません。 | |
一般家庭向けの料金プランに対応した新電力。 | |
マンションや店舗などの、エレベーターや業務用空調機などに利用される動力プランがある新電力。 |
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