WiMAX(ワイマックス)はおすすめ? - 評判・メリット・デメリットを調査

モバイルWi-Fiサービスの代表格であるワイマックス(WiMAX)。最近はポケットWiFiやソフトバンクエアー、ドコモhome 5Gなど類似のサービスも増えている中で、ワイマックスは本当におすすめなのでしょうか?ワイマックスの具体的なメリット・デメリットを具体的に解説します。
ワイマックス(WiMAX)はおすすめ?他のモバイル回線と比較
下記にて、WiMAX(ワイマックス)を含む各モバイル回線(無線回線)の特徴を比較しています。(星の数はおすすめ度)
それぞれメリット・デメリットが異なるため、どれが一番おすすめかどうかは人によって異なります。
WiMAX+5G | ドコモhome 5G (5G) |
ソフトバンクエアー(5G) | ポケットWiFi(LTE) | |
---|---|---|---|---|
最大通信速度 下り/上り |
2.7Gbps/183Mbps (★★★★★) |
4.2Gbps/218Mbps (★★★★★) |
2.1Gbps/94Mbps (★★★★☆) |
150Mbps/50Mbps (★★☆☆☆) |
データ容量 | 無制限 (★★★★★) |
無制限 (★★★★★) |
無制限 (★★★★★) |
30~200GB (★★★☆☆) |
通信制限の条件 | 一定期間で大量のデータ通信をすると混雑時間帯に制限の可能性あり (★★★★★) |
直近3日間のデータ利用量が特に多いと制限の可能性あり (★★★★★) |
混雑時間帯に速度低下する可能性あり (★★★☆☆) |
データ容量超過すると128kbpsに制限 (★★☆☆☆) |
月額料金* | 3~4千円台 (★★★★☆) |
4,950円 (★★★☆☆) |
4,180円 (★★★★☆) |
2~4千円台 (★★★★★) |
端末代金 | プロバイダによっては無料 (★★★★★) |
39,600円** (★★☆☆☆) |
71,280円** (★☆☆☆☆) |
無料レンタル (★★★★★) |
契約期間 | 1~3年 (★★★☆☆) |
なし (★★★★★) |
なし (★★★★★) |
1ヵ月~ (★★★★★) |
解約金 | 約千円~3万円程度 (★★★☆☆) |
なし (★★★★★) |
なし (★★★★★) |
なし (★★★★★) |
エリアの広さ | WiMAX/5G/4G (★★★★★) |
5G/4G (★★★★☆) |
5G/4G (★★★★☆) |
4G (★★★★☆) |
ルーター持ち運び | 可能 (★★★★★) |
不可 (★☆☆☆☆) |
不可 (★☆☆☆☆) |
可能 (★★★★★) |
*キャンペーン適用後の料金です。
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そもそもWiMAX(ワイマックス)とは?
WiMAXは、KDDIグループ企業のUQコミュニケーションズが回線を提供している無線データ通信サービスです。スマホやタブレット、パソコンなど複数の機器をWi-Fi接続でき、大容量データ通信も快適にこなせます。
2009年のサービス開始時には下り最大速度40Mbpsでしたが、現在のWiMAX+5Gは下り最大2.7Gbpsと飛躍的にスピードアップ。無線でありながら光回線を凌ぐ最大速度*を誇っています。
現在は5G通信対応のWiMAX+5Gルーターが主流になっています。一部のプロバイダでは、在庫がある限り4G通信対応WiMAX2+ルーターも引き続き提供されています。
WiMAXには据え置きタイプ(ホームルーター)と持ち運びタイプ(モバイルルーター)があり、好きな方を選べます。光回線の代わりに家やオフィスで使いたいならホームルーター、外出時にも使いたいならモバイルルーターを選ぶといいでしょう。
*最大速度は理論値であり、実際の使用時にはそれよりも速度が落ちます。

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WiMAX2+とWiMAX+5Gの違いは?
従来の「WiMAX2+」と、5G通信対応の「WiMAX+5G」は特徴が異なります。下記の表にて双方の特徴を比較しています。
WiMAX+5Gのほうが優れていることは一目瞭然なので、これからワイマックスに申し込むのであればWiMAX+5G(プラン名:ギガ放題プラス)がおすすめです。
【5G対応】WiMAX+5G | 【5G非対応】WiMAX2+ | |
---|---|---|
最大通信速度 下り/上り |
2.7Gbps/183Mbps | 1.2Gbps/75Mbps |
通信回線 |
|
|
スタンダードモード(通常モード)で利用できる回線 |
|
|
月間データ容量 | 上限なし | 上限なし |
プラスエリアモード*の月間データ容量 | 15GB | 7GB |
プラスエリアモードの月間データ容量超過時 | 月末まで最大128kbpsに制限(スタンダードモードは制限されない) | 月末まで最大128kbpsに制限(スタンダードモードも含む) |
通信制限の条件 | 一定期間内に大量のデータ通信をすると混雑時間帯の通信速度を制限する可能性あり | 3日間で10GB以上通信すると翌日18時~翌々日2時頃にかけて概ね1Mbpsに制限 |
*より電波が繋がりやすい通信モードのこと
これから、それぞれのメリット・デメリットを具体的に解説します。ユーザーの関連口コミも紹介するので参考にしつつ、比較検討してみてくださいね。
WiMAXのメリット・デメリット一覧(WiMAX2+とWiMAX+5G)
WiMAX2+のメリット | WiMAX2+のデメリット |
---|---|
|
|
WiMAX+5Gは、WiMAX2+よりも優れた特徴があります。これから申し込む場合は、WiMAX+5G(プラン名:ギガ放題プラス)を優先的に検討することをおすすめします。
WiMAX+5Gのメリット | WiMAX+5Gのデメリット |
---|---|
WiMAX+5Gだけのメリット
WiMAX2+と共通のメリット
|
|

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WiMAX2+のメリット
ここではWiMAX2+のメリットを紹介しますが、WiMAX+5Gと共通しているメリットも少なくありません。
メリット①工事不要ですぐに使い始められる(WiMAX+5Gと共通)
真っ先に挙げられるWiMAXのメリットは、工事不要なのでルーターが届いたらすぐに高速データ通信を使い始められることです。
いっぽう光回線は最初に工事が必要で、工事費がかかったり立ち合いのために自宅にいる必要があったりします。すでに居住する建物に回線設備があるならいいですが、もし申し込むサービスが独自の回線を使用する光回線の場合は、新たに開通工事が必要になります。
WiMAXにはこのような煩わしさがなく、手軽に利用できるという点が強みといえるでしょう。
WiMAX- 良い評判・ポジティブな口コミ
WiMAXは工事不要ですよ!持ち運びできるんですけど邪魔だから家に置いてました😇
— みかん (@ame_yuki1010) February 28, 2022
私もしょっちゅう充電してます💦外出中に電池が減ると焦りますよね。充電器は必要ですね……
まあ本当に工事したくないならUQ WIMAXがマシみたいなとこあると思う
— Art (@Art60101322) March 2, 2022
メリット②持ち運んでどこでも使える(WiMAX+5Gと共通)
WiMAXのモバイルルーターはポケットサイズで、気軽に持ち歩きが可能。どこででも高速インターネットができます。無料Wi-Fiスポットを探す必要がなく、好きな場所でリモートワークや勉強、動画鑑賞などできるのはとても便利ですよ。
WiMAXのバッテリーですが、通常利用なら約10時間以上充電なしで使用することができます。心配なら、モバイルバッテリーを使うことで充電の問題は解決します。
もし固定回線の代わりとして自宅やオフィスで使用するのであれば、据え置きタイプのホームルーターを利用する方がいいでしょう。もちろん開通工事などは不要です。
WiMAX- ネガティブな評判・口コミ
工事不要の回線ならWiMAXかなぁ。
— セバ@謎 (@seva_famicom) January 5, 2022
持ち運びできたらキャリアのデータ容量を節約できるし。
この辺りが使い放題のエリアに入ってるかどうかによるけど😞
ネット契約だと端末代無料かつ特典付きみたいだけど、店頭でエリアの確認をしてみたほうがいいかな。
うちにWi-Fiは無い。
— km (@kmkmtkyt) June 16, 2020
異動があるから、持ち運びに便利なWiMAXを契約している。
もし、オンライン授業してくださいと言われたら、Wi-Fiを契約しないといけない。
そうなったら、Wi-Fi手当とか出ないんですか…?
メリット③最大通信速度は440Mbps
WiMAXは、他のモバイル回線サービスと比べて通信速度が速いのが大きなメリットです。WiMAX2+の最大通信速度が440Mbpsなのに対して、スマホの4G通信やポケットWiFiなどは最大150Mbps程度。WiMAXの通信スピードは約3倍も速いわけです。
なおWiMAX2+の平均速度ですが、ルーター機種NEXT W06の場合は下り38.2Mbps・上り6.7Mbpsとなっています。参照:みんなのネット回線速度(2022年3月時点)
高画質動画の視聴や大容量ファイルのダウンロードには20Mbpsもあれば十分とされているため、WiMAX2+は普段使いには十分といえるでしょう。
WiMAX- ネガティブな評判・口コミ
wimax2+速いやんけ。ADSLの3倍速度出てるわ
— ナナリー・ヴィ・ブリタニア (@NunnallyViBrita) July 26, 2018
来月末で解約予定のWiMAX2+。
— Noppy ~( ´艸`)~ (@noppy1204) November 28, 2021
下り171.64Mbps(かなり速い)
上り3.15Mbps(かなり遅い)
ADSL回線に比べれば、かなり速い。(^_^;)💦

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速度制限(最大1Mbps)されても普段使いは可能
詳しくは後述のデメリット欄で説明しますが、WiMAX2+は通信量が一定値を超えると、翌日の夜間に最大1Mbpsに通信速度制限されます。とはいえ、速度制限されたとしてもブラウザ閲覧やYouTube再生などは普通にできます。
ちなみに、他のLTE系ポケットWiFi(どこよりもWiFi、縛りなしWiFiなど)は一定のデータ容量を超えると、月末まで最大128kbpsに制限されます。これはブラウザ閲覧すら厳しい遅さで、ほぼネットが使えない状態になってしまいます。
WiMAXは速度制限されても普通に使えるので、データ量超過をそこまで気にする必要はありません。
WiMAX- ネガティブな評判・口コミ
wimax2+速度制限かかっててもポケットwifiに比べたら桁違いに早い。
— ペトもどき (@I8oWm) January 20, 2019
タブレットの画面サイズなら、WiMAX2+ の速度制限 1Mbps でもそれなりの画質で観られる
— KenG619 (@KenG619) July 26, 2021
23インチの外部モニターでは物足りなかったけど、高画質での配信はできないんだろうな...
メリット④最新ルーターが無料(WiMAX+5Gと共通)
カシモWiMAXやとくとくBBなど一部のプロバイダでは、最新ルーターの端末代無料キャンペーンを実施しています。通常は2万円ほどかかる端末代金が無料なのは助かりますね。
さらに、大半のWiMAXプロバイダでは顧客向けとして、2年に1回最新ルーターに無料で機種変更できるサービスをしています。時間経過と共にバッテリーが弱くなったり電波が届きにくくなったりしても、無料で最新ルーターを貰えるので安心です。
WiMAX- ネガティブな評判・口コミ
WiMAXルーターがクッソ遅くてイライラしてたけど、無料機種交換できる時期だったのでホームルーターにしたら4倍のスピードになったw
— K3@FGO残5 (@K3flick) July 7, 2018
WiMAXのルーターは2年に1回無料で最新機種に交換できるのが地味に便利だなぁ・・・。今回も新機種への変更案内来てくれた(・ω・)
— がるか (@Galka) July 22, 2018

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メリット⑤スマホ料金割引がある(WiMAX+5Gと共通)
WiMAXはKDDI系列のポケットWiFiなだけあって、auおよびUQモバイルのスマホ月額料金がセット割引されます。ワイマックスユーザー名義のauスマホは最大1,100円引き、UQモバイルは最大858円の値引きです。
とはいえ、スマホの料金プランによっては割引されないなど条件があるので、事前に確認しておきましょう。
WiMAX- ネガティブな評判・口コミ
いままでwimaxでauスマホ割あるの知らなくてずっと損してた😭😭
— 🌞 (@ij_616) March 25, 2019
WiMAX契約した時に
— minto (@cookie329sugar) March 25, 2020
auユーザーだから
安易にauスマホ割を選んだら
プラン的に適用ならず...
え?マジか、、、、
何も得なかったーー
そもそもWiMAX持ちながら
スマホプランを20G以上契約する人
っているん?
WiMAX2+のデメリット
次にWiMAX2+のデメリットを解説しますが、最新のWiMAX+5Gではこれらのデメリットはすべて改善されています。
\WiMAX申し込むならWiMAX+5Gがおすすめ!/
デメリット①3日間10ギガ超で通信制限がある
WiMAX2+には通信制限があります。具体的には、直近3日間でデータ利用量が計10GBを超えると、翌日の18時~翌々日2時まで最大1Mbpsに速度制限されます。
3日間で10GBという容量がどれ位なのか気になるかもしれませんが、高画質動画を毎日数時間見ると超えてしまう可能性があります。
インターネットを使う時間帯は主に夜という人にとって、この通信制限はきついでしょう。NETFLIXなどの動画配信サービスを利用したりオンラインゲームをする場合、1Mbpsではスピードが全然足りないからです。
WiMAX- ネガティブな評判・口コミ
18時過ぎたとたん、WiMAX2の速度制限でクルクルタイムになる。
— 藤川オレンジーナ (@Forangina) May 6, 2020
う〜ん、wimax18時以降、極端に速度遅くなる時がある速度制限、なんとかなってほしいな。
— シエン(動画編集者) (@85uruta) February 28, 2022
光回線だと、極端にネット速度が落ちるということはないんだろうか。
デメリット②電波が障害物に弱い
WiMAXは高速での通信を可能にするため、周波数の高い電波を使用しています。高周波数の電波は、障害物があると通りにくくなるという弱点を持っています。そのため、コンクリート製の建物内部や地下鉄などでは電波が届きにくくなってしまいます。
家など室内で使用する場合は、なるべく窓に近い場所にルーターを設置したり、電波が入りやすい場所を探したりする必要があります。
WiMAXの電波が届かない場所では、プラスエリアモード(4G LTE通信)に切り替えることで快適な通信ができるようになります。ただしプラスエリアモードの利用は、後述するデメリット⑤にあるようなリスクもあるので注意が必要です。
WiMAX- ネガティブな評判・口コミ
おはようございます😊
— ワイワイ先生 (@pocketwifi_pro) March 21, 2021
WiMAXが使用している回線は「WiMAX2+回線」と「auLTE回線」の2種類です✌️
「WiMAX2+回線」の特徴は、通信速度は早いですが、室内で利用する際や窓から離れた場所で利用すると電波の入りが少し弱くなる特徴があります⚡️
それでもWiMAXを選ぶ人は多いですよ✨
WiMAXのホームルーター電波弱すぎて寝室まで電波届かないよぉ
— こじまみ (@kojimami2525) March 4, 2022
Wi-Fiと4Gを行ったり来たり。。
今月には解約して光回線にするからいいけどさぁぁ
光回線でも電波良くなかったら中継器買わないと
デメリット③対応エリアが狭い
WiMAX2+の対応エリアは都市圏はほぼカバーしているものの、スマホキャリアのLTEと比べると狭いのは否めません。そのため、WiMAXに申し込む際には必ず自宅や生活圏がWiMAXの対応エリアになっているか確認することをおすすめします。
もしWiMAXを契約してルーターが届いた後に、自宅でWiMAXがまともに使えないことが判明したなら、初期契約解除制度を使って契約をキャンセルすることも可能です。
WiMAX- ネガティブな評判・口コミ
WiMAXのエリアはめちゃめちゃ狭いです!
— もんもん (@monmon_game_28) January 10, 2022
通信モード設定で「ハイスピードプラスエリア」にするとauの回線でつながるかもですが、ゲームするには少し弱いです。あと契約プランによっては帯域制限あるかもです。
ワーケーションをしてみたくてBroad WiMAXのモバイルルータをレンタルして山形県内をウロウロ。接続スピードは満足、エリアはやっぱり狭いかなあ。海や山で使いたいという用途が特殊なのだと思うけど。
— 高橋 剛|ぬるま湯♨️社長 (@256design) September 11, 2021
デメリット④アップロード速度が遅い
WiMAX2+のダウンロード速度は最大1.2Gbpsと高速なのに対して、アップロード速度は75Mbpsとかなり控え目です。
SNSに画像をアップするくらいなら問題ありませんが、Zoomなどビデオ会議をしたり動画をアップロードしたりする場合は遅さが気になるかもしれません。下記の口コミも参考にしてください。
WiMAX- ネガティブな評判・口コミ
おはようございます☀️
— ワイワイ先生 (@pocketwifi_pro) March 26, 2021
WiMAXは、ダウンロード側の下り速度はどの時間帯においても圧倒的に速いのですが、アップロード側の上り速度は10Mbpsを下回るほど遅めです⚡️💬
しかし、アップロードには5Mbpsもあれば、SNS等へ画像をアップする際にも速度差はそれほど感じないはずです👍
WiMAX2+は上り速度が屋内だと非常に遅いです。
— GreenWaves(グリーンウェーブス)【公式】|回線サービス比較専門サイト (@DenpaNavi) May 10, 2021
Zoomなどオンラインミーティングに必要なビデオチャットのアップロード速度要件を満たせないケースが多いです。今契約するなら間違いなくWiMAX+5Gでしょう。前述の問題点を全て解消しています。WiMAXはテレワークにおすすめ!は一概には言えません。
デメリット⑤LTE通信の月7GB超で128kbpsに速度制限される
WiMAX2+のハイスピードプラスエリアモード(4G LTE通信)の利用が月間7GBを超えると、月末までスタンダードモード利用も含めて最大128Kbpsに速度制限されてしまいます。
通信制限がいったんかかると月末まで解除することはできず、解除する裏ワザもありません。そのため、ハイスピードプラスエリアモードを利用する際には7GBを超えないように注意が必要です。
なお、WiMAX+5Gではこのデメリットが大きく改善されました。後述のWiMAX+5Gのメリットで解説します。
WiMAX- ネガティブな評判・口コミ
ハイスピードプラスのLTEモードの罠を食らって、慌てて元に戻したけど月末までWiMAX2+の速度制限が確定してしまい死亡…あまりにも仕様が酷い。
— マサラ (@sioverlaP) August 7, 2020
速度制限中は128kbpsって書いてあるけど実測値10kbpsでてないぞ…
PCを用いてネットワーク通信を行う一切合切ができなくなってしまった…これはまずい…
なんでLTEで速度制限かかったら
— ひととせ (@hitotose220) February 26, 2019
Wimax2も速度制限かかるのよアホちゃう?
戻し忘れた俺が悪いんやけど
WiMAX+5Gのメリット
ここからは従来のWiMAX2+にはない、WiMAX+5Gならではのメリットを紹介します。
メリット①最大通信速度は超高速の2.7Gbps
WiMAX+5Gの最大通信速度は従来のWiMAX2+に比べて2倍以上と大幅にアップしています。下記の比較表の通り、平均速度でもスピードアップしていることが分かります。
WiMAX2+が苦手としているアップロードもWiMAX+5Gでは改善されており、10Mbpsの大台を超えています。これなら、オンラインゲームやSNSに動画をアップしたりするのもかなり快適になることでしょう。
WiMAX+5G(HOME 5G L11) | WiMAX2+(HOME 02) | |
---|---|---|
下り平均(ダウンロード) | 79.4Mbps | 42.1Mbps |
上り平均(アップロード) | 13.3Mbps | 5.8Mbps |
参照:みんなのネット回線速度(2022年3月時点)
WiMAX- 良い評判・ポジティブな口コミ
すげーな WiMAX+5Gに変えたらすげー早くなった
— 黄昏野良兎うさぴょんちゃん (@uOVavDsyivlYnMB) December 27, 2021
ぎり5G使えるエリアだった
なんて幸運なんだろう
WiMAX2+なんて目じゃねぇ
やったね!
au wimax(UQ wimaxと同じ)で端末はgalaxy 5G mobile Wi-Fi です。
— makoto (@nijitokiryu) February 21, 2022
5G NR化で繋がる事が多いですが概ね下り100Mぐらいの時、上りは15〜25Mのようです。4Gだと下り40M上り4M〜10Mかな。speed checkとドコモスピードテストを使っての計測値です。5Gと4Gのエリアの境目だと不安定な気がします。
メリット②スタンダードモードでもLTE通信が使える
従来のWiMAX2+のスタンダードモード(通常の通信設定)では、エリアが狭いWiMAX2+通信しか使えませんでした。しかし、WiMAX+5GのスタンダードモードではWiMAX2+に加えて4G・5G LTEも使えるようになりました。
おかげでネットを使えるエリアが非常に広くなり、これまでWiMAXの電波が届かなかった室内や地下鉄などでも快適にネットできるようになりました。また、これまで自宅がWiMAXエリア外だったためWiMAXを諦めていた人でも、LTEが使えるため安心してWiMAX+5Gに申し込めます。
このメリットは非常に大きく、WiMAXユーザーからも沢山の嬉しい声が上がっています。
WiMAX- 良い評判・ポジティブな口コミ
WIMAX +5Gのプランって、Wimax2+プランと違ってスタンダードモードでも4G使えるんだよねー
— 廃棄予備軍オニオンリング @ナイセン団 (@tou112345678902) January 30, 2022
WIMAX2+のときは4G使った時点で(ハイスピードプラスエリアモード)追加料金と通信カウント入ってたからここも大きく違うわねー
今日からポケットWi-Fiを5Gにした。めちゃくちゃ快適。移動で地下鉄多い自分もストレスフリー。WiMAX2+だと地下は全然繋がらないことからの開放。WiMAX5G、実はエリア狭い5G が売りではなくauの4G回線が使い放題なのが一番。高い違約金免除キャンペーンに乗って正解だった。
— sakサック⭐⭐👑⭐🏆⭐@ユースにも生え抜きにも甘々なフロサポ (@sakfrontale) November 18, 2021
Wimax+5G、今までのWimaw2+では、電波が弱かった駅でも、ガンガン電波入った。使えるようになった4Gは一部であるとはいえ、エリアはだいぶ広いな。
— たっきー (@TackyYoji) October 21, 2021

月額料金最安級。分かりやすい料金体系で、契約時の”良く分からない”の不安なし。カスタマーサポートも電話で対応。長く利用する人に月額料金の安さで還元。最短当日発送。端末代金が無料!
メリット③通信制限の条件が緩和された
WiMAX+5Gは、従来のWiMAX2+に比べて通信制限の条件が大幅に緩和されています。WiMAX+5Gの通信制限は「一定期間内に大量のデータ通信をすると、混雑時間帯の通信速度が制限される場合がある」というものです。
つまり、WiMAX2+のように3日10GBなどの決まりがなく、1日に何十GBもの大容量通信をした場合でも、ネットワークの混雑状況次第では制限されない可能性もあるわけです。また、もし速度制限がかかったとしても最大1Mbpsの制限なので、まったくネットが使えなくなるということはありません。
簡単にいうと、WiMAX+5Gは短期間で極端に大量のデータ通信をしない限り無制限と考えていいでしょう。
WiMAX+5Gの通信制限は2022年2月以降に緩くなった WiMAX+5Gの通信制限の条件はもともと「3日15GBを超えると翌日の混雑時間帯(18時~翌2時)に速度が概ね1Mbpsに一律制限される」というものでした。しかし、2022年2月以降は3日15GBという“しきい値”が撤廃され、データ通信量を気にしなくてよくなりました。
WiMAX- 良い評判・ポジティブな口コミ
Wimax+ 5Gが来た!
— クリプトおやじ | 𝕔𝕣𝕪𝕡𝕥𝕠𝕟𝕖𝕧𝕖𝕣𝕕𝕚𝕖.𝕖𝕥𝕙 (@CoHForever) March 4, 2022
うちの周囲は、5Gが来ていないのでスピードは変わらずですが、通信使用量の制限が無くなったのが嬉しい。
さっそく、たまっていたアプリのアップデート!
Wimax+5Gに切り替えてから、住んでる場所ではダウンロード速度はやっぱり思った程出ないけど、2+のように3日間10GB制限がなくなるだけで、Youtubeを遠慮なく見たり、ダウンロードを遠慮したり…と自制する必要がなくなって、それだけでかなり精神衛生上いいね。
— ゆう (@youkun21) February 27, 2022
メリット④プラスエリアモードで15GB超過してもスタンダードモードは速度制限なし
WiMAX2+のデメリット⑤で解説したように、WiMAX2+のプラスエリアモードは月7GBを超えるとスタンダードモードを含めて月末まで問答無用で128kbpsに制限されます。
しかし、WiMAX+5Gのプラスエリアモードは月15GBまで使うことができます。月15GBを超過しても128kbps制限はプラスエリアモードだけで、スタンダードモードに戻せば制限はありません。
そもそも、WiMAX+5Gは上記のメリット④の通りスタンダードモードでもLTE通信が使えるため、プラスエリアモードを使う機会はあまりないでしょう。どうしても電波が届きにくい場合にのみ使えばOKです。
WiMAX+5Gの「プラスエリアモード」はauプラチナバンド回線が使える プラスエリアモードにすると、屋内でもっと繋がりやすくなるauプラチナバンド通信ができます。auプラチナバンドは障害物に強い低周波数帯(700〜800MHz帯)を使用するため、場所を問わずネット接続することが可能になります。
WiMAX- 良い評判・ポジティブな口コミ
【ギガ放題プラスの価値】
— タカさん@元エンジニアフリーターブロガー (@takafumi_net) November 21, 2021
WiMAX(ワイマックス)のギガ放題プラスは、5G に対応したことより、プラスエリアモードが使いやすくなったことに価値があると思う。
2月からWiMAX+5G通常モードは3日で15GBの制限が無くなり無制限に
— Rio10971 (@Rio10971) March 3, 2022
また、ハイスピードプラスエリア(プラチナバンドau回線)が15GB使用可
さらに、上限を超えて使用してもハイスピードプラスエリアモードだけが制限され、通常モードは以前のように制限されずに使用できるようになってる🥰最高👍
WiMAX2+5Gのデメリット
WiMAX+5Gにはデメリットが少なく、強いて挙げると以下の2つになります。
デメリット①5G対応エリアはまだまだ少ない
5G対応とはいえ、5G通信に対応しているエリアはまだまだ都市圏や県庁所在地の周辺に限られます。5G通信に対応していないエリアではWiMAX2+か4G LTEの通信になるため、スピード感としてはこれまでのWiMAXと変わりません。
5Gは今後モバイルデータ通信の主流になっていくため、対応エリアがさらに拡大することに期待しましょう。
WiMAX- ネガティブな評判・口コミ
WiMAXルーターを5Gに変更してから、妙に切れる事が多くてなかなかのストレスなのだけれど、調べてみたらウチの区域はギリ5Gエリアの縁にあって、つまりまだ4Gである、と。早くカバーしねぇかなー( ´Д`)
— Satoshi_M (@goat_yaroh) February 10, 2022
WiMAX5Gに切り替えようかと思ったけど全然対応エリアじゃなかったので解散
— ともな (@yuri981034) February 14, 2022
デメリット②月額料金が割高
WiMAX+5Gは月額料金が従来のWiMAX2+に比べて割高です。割引がない状態だと月々5千円程度と、光回線と同等かそれよりも高い料金設定になっています。
それに加えて、ルーター端末代金が別途発生する場合もあります。端末代金は約2万円で一括払いか分割払いを選べますが、いずれにしても痛い出費になってしまいますね。
とはいえ、WiMAXプロバイダによっては最初の2年間は月額割引があったり、端末代金が無料になる特典があったりします。なるべくお得なプロバイダを選ぶといいでしょう。
WiMAX- ネガティブな評判・口コミ
広島県でUQ WiMAX+5Gで繋がるエリアは狭い。5G契約すると、月額料金が上がる。どうするかね。
— yosfujii (@yosfujii) November 2, 2021
WiMaxから5Gに乗り換えいかがっすかメールがめちゃくちゃ頻繁に来るんだけど、乗り換えたら月額1000~1500円高くなるのは頂けないよねえ。
— ぐぅー助_twitch (@goosuke_twitch) January 17, 2022
乗り換えたいけど高すぎて乗り換えられませんよー😊
まとめ:ワイマックス(WiMAX)はこんな人におすすめ
従来の「WiMAX2+」と5G対応の「WiMAX+5G」それぞれのメリット・デメリットを見てきましたが、これから申し込むなら間違いなくWiMAX+5Gがおすすめです。
おすすめのWiMAX プロバイダ

\セレクトラおすすめ/月額料金最安級。分かりやすい料金体系で、契約時の不安なし。カスタマーサポートも電話で対応。長く利用する人に月額料金の安さで還元。

月額料金最安級。他社から乗り換え時の違約金最大19,000円まで負担。最新ルーター端末0円。解約違約金が0円になる「いつでも解約サポート」も。
WiMAX+5Gがおすすめな人
- 工事不要のネット回線を探している
- 一人暮らしなので光回線はもったいない
- 家でも外出先でも高速データ通信を使いたい
- 住所がこれまでWiMAXエリア外だった
- スマホのデータ料金を節約したい
- au・UQスマホのユーザー
WiMAX+5Gの注目ポイント
- 通信スピードがアップした(下り平均80Mbps・上り平均13Mbps)
- 対応エリアが非常に広がった(スタンダードモードでも4G LTE通信ができる)
- 極端に大容量のデータ通信をしない限り速度制限はない
- プラスエリアモードで15GB超過してもスタンダードモードは制限なし
- プロバイダによっては月額割引や端末代無料キャンペーンがある