※UQでんきは2021年11月16日をもって受付終了しています。UQモバイルをお使いの方はお得な割引のあるauでんきへのご加入がおすすめです※
電力の自由化によってバリエーション豊かなプランが用意され、私たちの選択の幅も広がりました。現在、電気とガスの併用でお得になるプランなどが多く提供されていますが、でんきをまとめるプランはインターネット事業やモバイル事業にも広がっています。今回はUQでんきの特徴と便利な申し込み方法などを解説します。
- UQでんきのポイント
- UQでんきの料金は大手電力会社の従量電灯プランとほぼ変わらない。
- UQでんきを利用するPontaポイントが還元がある。
- UQでんきは6月から開始されたUQモバイルとのセット割引の対象
- 電気料金の見直し・切り替えなら、セレクトラのらくらく窓口(03-4540-6619)がおすすめ。
UQの電気サービス「UQでんき」とは?
UQでんきは、人気格安SIMのUQモバイルと同じくKDDI株式会社による新電力です。
新電力とは?
新電力は電気の小売りを行う事業者であり、大手電力会社にはこれまでなかったような自由な電力プランを設定し、消費者に提供しています。新電力が担っているのは、あくまでも電力の小売りであり、発電や送電は大手電力が行っているため、新電力に変更しても電気の質は変わりません。また、送配電網も新電力と大手電力会社で共有しているので、新電力に変更したから頻繁に停電が起きることはありません。
UQでんきはどのような新電力?
UQでんきは2019年8月28日から全国エリアでの電気サービスを開始しました。各エリアの旧電気事業者と提携して電気を供給しています。
事業者がKDDI株式会社であることからUQモバイルユーザーはもちろん、auユーザーにもポイント還元があり、スマートフォンやインターネット契約と合わせて使うことができるのが大きな魅力です。また、2021年6月に開始されたUQでんきを契約すると、UQモバイルのでんきセット割を利用することができるので、非常にお得です。
UQでんきの料金
UQでんきの料金は、大手電力会社と同様に、1. 基本料金または最低料金、2.電力量料金(1kWhあたりの料金単価)、3.燃料費調整額、 4.再生可能エネルギー発電促進賦課金で構成されています。
また料金に関しては、大手電力会社と同じ設定になっています。このため、UQでんきの契約でお得になるのはポイント還元分やUQモバイルのでんきセット割の割引金額ということになります。
UQでんきMプラン該当プラン | UQでんきLプラン該当プラン |
---|---|
従量電灯Bおよび従量電灯A(関西・中国・四国エリアの場合) | 従量電灯C(関西・中国・四国エリアの以外) |
UQでんきの特徴
UQでんきには次のような特徴があります。
UQでんきの特徴 |
---|
UQでんきの電気料金は大手電力会社と変わらない
すでに確認したように、UQでんきの電気料金は大手電力会社と変わりません。このため、UQでんきへの切り替えで電気料金自体が安くなるわけではありません。しかし、言い方をかえれば、現在大手電力会社を使っている方であれば、UQでんきに切り替えることにより電気代が高くなることはなく、むしろポイント還元を受けられたり、UQモバイルの料金が安くなるため、総合的には固定費の削減につながります。
UQでんきはUQモバイル併用でポイントがたまる
UQでんきの魅力の一つはでんきを使用することでポイント還元が受けられることです。
このポイント還元は電気料金に合わせて還元率が設定されており、毎月の電気料金が高くなるほど、ポイント還元率も高くなります。
UQでんきを使用することによって貯まるポイントとは、Pontaポイントです。Pontaポイントとは、KDDIグループを中心として展開しているポイントシステムで、auの携帯電話、スマートフォン、auひかりなどのインターネットサービスでもポイントを貯めることができます。また、提携アプリのダウンロードやクレジットカードのポイントをPontaポイントに変換することで貯めることも可能です。
でも、せっかく貯めたポイントの使い道があまりなかったという経験があるという方も多いのではないでしょうか。Pontaポイントはこの使い道という点でも貯めるメリットがあります。UQでんきで貯めたPontaポイントを電子マネーとしてPonta残高にチャージすれば、決済アプリau PAYでコンビニやスーパーなどでいつものお買い物に使用することができます。また、auが展開するネットショッピングサイトau Wowma(ワウマ)で日用品や家電などさまざまな商品の購入に利用することが可能です。
UQでんきのポイント還元の仕組み
まず前提として、UQでんきのポイント還元を受けるためには、UQモバイルを使用しており、UQ モバイルが登録されたau IDを用意しなければなりません。つまり、UQモバイルを使っていて、それと同じau IDを使ってUQでんきの申し込みをしなければならないということです。
ポイント還元率は、以下の通りとなっています。月額利用料金のうちの基本料金(または最低料金)と電力量料金の合計金額(税別)のみが対象となります。
- 5000円未満・・・・・・・1%
- 5000円~8000円未満・・・3%
- 5000円~8000円未満・・・5%
実際にどれだけのポイントが期待できるのか、一覧にしてみました。先に述べた通り、UQでんきのポイント還元の対象となる電気代は、電力会社から提供される検針票に記載されている最終請求金額ではなく、月額利用料金のうちの基本料金(または最低料金)と電力量料金の合計金額(税別)のみである点に注意しましょう。
毎月の電気料金 | ポイント還元率 | 獲得ポイント(月) | 獲得ポイント(年) |
---|---|---|---|
5000円 | 1% | 50p | 600p |
7000円 | 3% | 210p | 2520p |
10000円 | 5% | 500p | 6000p |
UQでんきとUQモバイルを一緒に使うとUQモバイルの料金が超格安に
UQでんきの最大の魅力は、UQモバイルとセットで使った場合のセット割引「でんきセット割」です。
UQモバイルとは?
UQモバイルは格安SIMの中でも特に人気が高く、料金プランは安いにもかかわらず、通信速度が高速で安定していることで知られています。この理由は、UQモバイルがauと同じく、KDDIによって提供されており、その結果auと同等の通信品質を提供することができるからです。
また、2021年7月からは一部例外を除いて、基本的に全国各地のauショップにてUQモバイルも取り扱いが開始されました。このため、何か困ったことがあった場合にでもショップでサポートをうけることができるため安心です。
UQモバイルの「でんきセット割」
UQモバイルの料金プランを確認しましょう。
くりこしプランS+5G | くりこしプランM+5G | くりこしプランL+5G | |
---|---|---|---|
基本データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
月額料金 | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
自宅セット割適用* | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
割引条件 |
| ||
インターネットコースの対象 | 【光回線・光コラボ】 au ひかり*、auひかり ちゅら・コミュファ光・eo光・ピカラ光・メガエッグ・BBIQ・ビッグローブ光・So-net光・@nifty光・@T COMヒカリ・ひかりゆいまーる・ひかりJ 【ケーブルテレビ】 J:COM・提携先ケーブルテレビ | ||
データ容量超過時 節約モード時 | 最大300Kbps | 最大1Mbps | |
国内通話 | 30秒ごとに22円 | ||
通話オプション | 通話パック:550円/月 (最大60分 / 月の国内通話が定額) | ||
10分かけ放題:880円/月(留守番電話を含む電話きほんパック無料で利用可) | |||
24時間完全かけ放題:1,980円/月(留守番電話を含む電話きほんパック無料で利用可) 60歳以上の方の場合は880円/月 | |||
公式サイト | UQモバイルのサイトを見る |
* プロバイダは@nifty、@T COM、ASAHIネット、au one net、BIGLOBE、DTI、So-netに限る
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UQモバイルの最新料金プランは3GB・15GB・25GBのデータ容量に分かれており、割引がなくても3GBで1,628円と格安です。ちなみに、スマホユーザーの大半の月々のデータ消費量はせいぜい3GBという調査結果もあるので、大半の方はこの3GBプランで十分でしょう。
UQでんきを契約している場合は、この格安の料金からさらに割引がなされ、3GBであれば月々990円の基本料金でスマホを利用することができます。3GB990円というのは、現在の格安スマホ・格安SIM業界の中でも超格安の部類に入るため、UQモバイルとUQでんきをセットで利用するのは非常におすすめです。
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UQでんきなら電気使用量が見える「でんきアプリ」が使用可能
ポイントによる還元以外のUQでんきの特徴として、でんきアプリがあります。
これまでの電気料金は月に一度の検針票でしか電気使用量を確認することができませんでした。それでは、具体的にどんな場面で多く電気を使っていたのか、どんなところで電気を節約できるのかも分かりません。そもそも使い終わった後に届く検針票では、電気を使い過ぎてしまったとしても対策を講じるのが難しいという問題がありました。
しかし、でんきアプリを使用することで電気の使用量を毎日チェックでき、使い過ぎていないかどうか気を配ることができるようになります。また1日の電気使用量の変化を時間ごとに確認したり、家にある家電別に電気の消費量を比較したりすることも可能です。
機能の名前 | 機能の中身 |
---|---|
プッシュ通知 | あらかじめ設定しておくことで、電気を使い過ぎている時にお知らせしてくれる機能です。 毎日の生活の中で節電の意識を高めることにもつながります。 |
月末の電気料金予測機能 | 現在までの電気使用量から、月末に決まる電気料金を予測してくれる機能です。 月に一度の検針票だけだと今月は急に電気代が高くてビックリということもあり得ますが、でんきアプリを使うことであらかじめおおよその出費を計算しておくこともできるようになります。 |
料金明細 | でんきアプリでは、電気の請求金額だけでなくその料金の明細もチェックできます。 電気使用量だけでなく燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金など電気料金に関わる点に注意を向けることができます。 |
基本的にUQでんきとauでんきに違いはない
さてここまでUQでんきの特徴を見てきましたが、同じくKDDIによって提供されているauでんきとの違いがあるのか疑問に思ってらっしゃる方もいるでしょう。
結論からいうと、auでんきとUQでんきに電気料金やUQモバイルの割引セットに関して違いはありません。このため、究極的にはどちらを選んでも同じということになります。
UQでんきへ切り替えるメリット
以上で確認したUQでんきの特徴からもわかるように、UQでんきの主たるメリットはPontaポイントによる電気料金の還元とUQモバイルのでんきセット割です。
Pontaポイントについていうと、すでにUQモバイルを使用している方や他にもKDDIに関連した商品を購入する機会が多い方、また電気使用量が多い方にはプランの組み合わせ次第で大きなポイント還元を受けられる可能性があります。
でんきセット割に関しては、月々638円ないし858円の割引を受けられるのは大きいといえるでしょう。月々638円の割引は年間では7,656円です。さらに、家族でUQモバイルを使っている場合には、一人ひとりの月額料金が割引されます。このため、たとえば4人家族でUQでんきとUQモバイルを利用した場合には、年間3万624円の節約になります。
UQでんきへ切り替えるデメリット
ではUQでんきのデメリットはなんでしょうか?
電気料金自体は大きく安くならない
UQでんきは、電気代が安くなっているわけではありません。このため、電気使用量が少ない人の場合にはPontaポイントによる還元額も少ないため、単独ではあまり節約にはならないでしょう。
例えば一人暮らしの場合ですと、電気料金が5000円を超えることはほとんどありません。そうなるとポイントの還元率は1%にとどまり、年間を通しても取得できるポイントは僅かです。
紙の検針票は提供なし
スマホユーザーであれば、ほとんど気にならないかもしれませんが、UQでんきでは、紙の検針票は提供されません。電気の使用量(kWh)や請求内容は、でんきアプリで確認することになります。どうしても、検針票が必要な方にはデメリットとなるかもしれません。
UQでんきとUQモバイルのセットよりも安いスマホと電気会社の組み合わせがある
UQでんきとUQモバイルのセットでUQモバイルが安くなるといっても、UQモバイルの割引後と同じ程度、ないしそれ以上に安い格安SIMがあることも事実です。たとえば、HISモバイルであれば3GBを790円で利用することができます。このような超格安SIMを使う場合には、電気会社も電気料金そのものが安い会社にして、UQでんきとUQモバイルのセットよりもさらに固定費を削減することが可能です。
UQでんきの電気料金は基本的に大手電力会社と同じなので、UQでんきよりも電気料金が安い会社を探すには、お住いの地域の大手電力会社よりも安い電力会社を探せばよいことになります。各地域にてどこの電力会社を選べばよいかはセレクトラで紹介していますので、ぜひご参考にしてください。
UQでんきの申込み方法
UQでんきは、UQモバイルの店舗および、ご自身のmy UQ mobileのアカウントで申し込みができます。 いずれの場合も、「お客様番号」および「供給地点特定番号」が必要になります。どちらも、電気料金の明細(検針票)に記載がありますから、検針票を用意しておきましょう。 申し込みが済んだら、スマートメーターがまだ取り付けられていないご家庭であれば、まずは電力メーターが新しいスマートメーターと呼ばれるものに取り換えられ、以降UQモバイルに切り替えになります。 また、UQでんきの申し込みには初期費用や申し込み費用はかかりません。
スマートメーターの取り換え工事スマートメーターの取り換え工事は、大手電力会社の送電部門が行います。電力メーターが宅内にあるなど特殊な場合を除き、立ち合いは不要です。料金もかかりません。
UQでんきの解約方法
UQでんきを利用しており、同じ住所で、他の電力会社にする場合、もしくは大手電力会社をまた契約する場合であっても、UQでんきに対して解約の連絡は不要です。他の電力会社に切り替わった時点で、UQでんきの解約も同時に行われます。 ただし、引っ越しと同時に、UQでんきを解約する場合は、引越しで他社を申し込む場合であっても、KDDI お客さまセンターに電話で連絡が必要です。 KDDI お客さまセンター (でんき)の電話番号は、0120-925-438(無料)です。受付時間: 9:00~20:00、年中無休となっています。 UQでんきの申し込んだあとのキャンセルに関しても、同じくKDDI お客さまセンター (でんき)で受付を行っています。