Looopでんき:電気料金プラン - ビジネスプラン

Looopでんき:新料金プランへの移行【2022年12月】 Looopでんきを契約中の方の電気料金プランは、2022年12月より「スマートタイムONE」プランに移行されます。「スマートタイムONE」プランの詳細についてはこちらからご確認ください。
「スマートタイムONE」プランとは?メリットデメリットを徹底解説
基本料金が0円、電力量料金が1段階でシンプルなLooopでんきの電気料金プラン。電気を一度に多く使う、店舗・事務所・商店や大型住宅向けにはビジネスプランがあります。その特徴と申し込み方法について紹介します。
大型住宅・商店・事務所・店舗向けの電気料金プラン

Looopでんきのビジネスプランは商店・事務所・店舗向けと言われていますが、そもそも一般家庭向けの電気料金プランと何が違うのでしょうか? Looopでんきのおうちプランとビジネスプランとの違いから解説します。
Looopでんきのおうちプランは主に一般家庭向けの電気料金プランになっており、それぞれの地域の大手電力会社でいいうアンペア制の従量電灯B(北海道電力・東北電力・東京電力・中部電力・北陸電力・九州電力)や最低料金制の従量電灯A(関西電力・中国電力・四国電力)に該当します
アンペア制・最低料金制のいずれの場合も一度に流せる電流の強さは6kVA(60A相当)までとなっており、それ以上の電流が一度に必要な場合は、Looopでんきのビジネスプランのようにより多くの電流を流す契約が必要になります。
一般家庭における電流(アンペア)については、おおよそ60A以内に収まります。ですが、商店や小規模の事務所、飲食店などでは、より多くの電力が必要になります。
例えば電力消費の激しいサーバーやパソコンを多く揃える事務所や、洗濯機やバリカンを使う美容室、大型の冷蔵庫や冷凍庫や電子調理器が必要な飲食店、医療機器を使うクリニックや医院、また多くの店舗で店内の照明や空調も営業時間中はずっと付けっ放しになりますので、一度に多くの電流が必要になります。
そういった商店や事務所向けの電気料金プランがLoooopでんきのビジネスプランになります。もちろん、一般家庭でも一度に60A以上必要な大型住宅では、このLooopでんきのビジネスプランを利用することができます。
- 家庭向けと店舗・商店・事務所・医院向けは一度に使えるアンペア数が異なる
一般家庭向けのおうちプランとの違いが理解できたところで、いよいよビジネスプランの詳細についてみていきましょう。
Looopでんきビジネスプランの対象と料金表
基本料金0円、電力量料金が1段階のLooopでんきのビジネスプラン、気になる対象地域と地域別の料金表はこちらになります。
- ビジネスプランの対象
- 契約キロボルトアンペア数が、6kVA(60A相当)以上の従量電灯C(北海道電力・東北電力・東京電力・中部電力・北陸電力・九州電力)、もしくは従量電灯B(関西電力・中国電力・四国電力)を利用中のご家庭、店舗、事務所など。
- 沖縄および離島を除く全国、ただし各地域によって従量料金は異なります。下の価格表で確認してください。
エリア | 基本料金 | 従量料金(税込) |
---|---|---|
北海道電力(北海道にお住まいの方) | 0 円/月 | 31.50円/kWh |
東北電力(東北にお住まいの方) | 0 円/月 | 27.50円/kWh |
東京電力(関東にお住まいの方) | 0 円/月 | 27.50円/kWh |
中部電力(中部にお住まいの方) | 0 円/月 | 27.50円/kWh |
北陸電力(北陸にお住まいの方) | 0 円/月 | 22.40円/kWh |
関西電力(関西にお住まいの方) | 0 円/月 | 23.40円/kWh |
中国電力(中国地方にお住まいの方) | 0 円/月 | 25.40円/kWh |
四国電力(四国にお住まいの方) | 0 円/月 | 25.40円/kWh |
九州電力(九州にお住まいの方) | 0 円/月 | 24.40円/kWh |
※実際の料金は上記の電力量料金(従量料金)に加えて、大手電力会社と同じ燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金が別途加算されます。
Looopでんきビジネスプランの特徴
一般家庭むけのおうちプランと同じく、何と言っても基本料金が0円というのが最大の特徴になります。でもどうして、そこが重要なのでしょうか?まずは、大手電力会社の基本料金を見てみましょう。
キロボルトアンペア数 | 1kVA 契約は6kVA以上から |
6kVA | 8kVA | 10kVA | 12kVA |
---|---|---|---|---|---|
東京電力 従量電灯C ![]() |
280.8円 | 1684.8円 | 2246.4円 | 2808円 | 3369.6円 |
関西電力 従量電灯B ![]() |
388.8円 | 2332.8円 | 3110.4円 | 3888円 | 4665.6円 |
中部電力 従量電灯C ![]() |
280.8円 | 1684.8円 | 2246.4円 | 2808円 | 3369.6円 |
九州電力 従量電灯C ![]() |
291.6円 | 1749.6円 | 2332.8円 | 2916円 | 3499.2円 |
北海道電力 従量電灯C ![]() |
334.8円 | 2008.8円 | 2678.4円 | 3348円 | 4017.6円 |
東北電力 従量電灯C ![]() |
324円 | 1944円 | 2592円 | 3240円 | 3888円 |
北陸電力 従量電灯C ![]() |
237.6円 | 1425.6円 | 1900.8円 | 2376円 | 2851.2円 |
中国電力 従量電灯B ![]() |
399.6円 | 2397.6円 | 3196.8円 | 3996円 | 4795.2円 |
四国電力 従量電灯B ![]() |
367.2円 | 2203.2円 | 2937.6円 | 3672円 | 4406.4円 |
※上記は2019年5月現在の料金
このように、各電力会社によってばらつきがありますが、例えば8kVA契約の場合月々2000円-3000円程度、また12kVA契約の場合だと月々3000円-4500円程度基本料金がかかります。これがLooopでんきのビジネスプランだと全て無料になるのです。重要性がお分かりいただけかと思います。
ビジネスプランにはもう一つ特徴があります。電気を使った量に対して支払う電力量料金が1段階でシンプルということです。では、そもそも他の電力会社では何段階になっているのでしょうか?こちらも大手電力会社の料金プランから見てみましょう。
キロワットアワー数 | 120kWhまで | 120kWhから300kWhまで (北海道電力のみ120kWhから280kWhまで) |
300kWh以上 (北海道電力のみ280kWh以上) |
---|---|---|---|
東京電力 従量電灯C ![]() |
19.52円 | 26円 | 30.02円 |
関西電力 従量電灯B ![]() |
17.59円 | 20.82円 | 23.77円 |
中部電力 従量電灯C ![]() |
20.68円 | 25.08円 | 27.97円 |
九州電力 従量電灯C ![]() |
17.14円 | 22.64円 | 25.58円 |
北海道電力 従量電灯C ![]() |
23.54円 | 29.72円 | 33.37円 |
東北電力 従量電灯C ![]() |
18.24円 | 24.87円 | 28.75円 |
北陸電力 従量電灯C ![]() |
17.52円 | 21.33円 | 23.02円 |
中国電力 従量電灯B ![]() |
17.76円 | 23.74円 | 25.58円 |
四国電力 従量電灯B ![]() |
16.66円 | 22.09円 | 24.96円 |
※上記は2019年5月現在の料金
このように、北海道電力を除く大手電力会社は8社は使用量が0-120kWhの部分、120kWhから300kWhの部分、それから300kWh以上の部分で電力量料金が異なっており、複雑な料金体系になっています。北海道電力も同じく3段階ですが、2段階目と3段階目の使用量区分が異なっております。電力自由化以降電力事業に参入した新電力会社の電気料金プランも、基本的にはこの大手電力会社の電力量料金体系を踏襲しています。
一方、Looopでんきのビジネスプランは各地域ごとに価格の違いはありますが、kWhごとの電力量料金は一律となっています。
- ビジネスプランは基本料が無料
- 電力量料金は1段階でシンプル
Looopでんきのビジネスプラン実際に使うとどれくらい節約できるの?
では実際に大手電力会社の規制料金からビジネスプランに切り替えた場合どれくらい電気料金を節約できるのでしょうか?6kVA〜12kVA、月々500kWHから2500kWh使用する想定で比較してみました。比較対象は東京電力、関西電力、中部電力、九州電力です。
6kVA契約 月500kWh |
8kVA契約 月1000kWh |
10kVA契約 月2000kWh |
12kVA契約 月2500kWh |
|
---|---|---|---|---|
関東エリア | ||||
東京電力 | 14,711円 | 30,283円 | 60,864円 | 76,436円 |
Looopでんき | 13,500円 | 27,000円 | 54,000円 | 67,500円 |
差額 | -1,211円 | -3,283円 | -6,864円 | -8,936円 |
関西エリア | ||||
関西電力 | 12,945円 | 25,608円 | 50,155円 | 62,818円 |
Looopでんき | 11,500円 | 23,000円 | 46,000円 | 57,500円 |
差額 | -1,445円 | -2,608円 | -4,155円 | -5,318円 |
中部エリア | ||||
中部電力 | 14,275円 | 28,822円 | 57,353円 | 71,900円 |
Looopでんき | 13,500円 | 27,000円 | 54,000円 | 67,500円 |
差額 | -775円 | -1,821円 | -3,353円 | -4,400円 |
九州エリア | ||||
九州電力 | 12,998円 | 26,371円 | 52,534円 | 65,907円 |
Looopでんき | 12,000円 | 24,000円 | 48,000円 | 60,000円 |
差額 | -998円 | -2,371円 | -4,534円 | -5,907円 |
※上記は2019年5月現在の料金
いずれの場合も、比較した大手電力会社よりもLooopでんきが安くなっていることがわかります。例えば、東京電力の従量電灯 Cで10kVA契約、月平均2000kWh使用した場合、月々7,426円、年間なら89,112円も電気料金を節約できる計算になります。ご家庭であれば浮いたお金を家計の足しにできますし、経営者なら設備投資に回せますね。
Looopでんきのビジネスプランに切り替えた方が良い?
上で比較したように、大手電力会社の規制料金プランからLooopビジネスプランに切り替えると基本料金が節約できます。加えて、極端に使用量が少ない場合を除いて(月1000kWh以下)、大手電力会社の規制料金より月々の電気料金が安くなり、電気料金を節約することができます。
またLooopでんきでは1時間毎の電力使用量や節約額、請求情報等をアプリで簡単に確認することができます。経営者の皆さんからすると使用量が見える化するので、従業員の皆さんに節電対策を呼びかける説得材料になりますね。
新電力だから不安という人もいるが...

新電力会社Looopでんきの電気の品質は、大手電力会社のものと変わりません。また電線もこれまで大手電力会社が設備・管理しているものを利用します。万が一、Looopでんきの発電設備に不具合が起きて停電などがあっても管轄の大手電力会社が不足分を供給するため常に安定して電力が供給されます。また多くの新電力会社と異なり、全国(一部離島を除く)で利用ができるというのも特徴です。
ビジネスプランに切り替え方法
ではLooopでんきのビジネスプランに切り替えたい場合はどうすれば良いのでしょうか?まずは公式サイトにアクセスして、シミュレーションしてみましょう。現在の契約と見比べてどれくらい安くなるか確認して、納得したら切り替えの申し込みに進みましょう。
Looopでんきの切り替えはオンラインから簡単に申し込むことができます。
- お申し込みに必要な情報
- 現在利用している電気料金プランの情報
- 電気を利用する場所の情報
- 契約者の情報(住所・氏名・連絡先)
- お支払い方法(クレジットカード決済のみ)
LooopでんきのWebサポートは、2019年5月にHDI格付けベンチマークで電力小売り業界の中で3星を獲得するなど、高い評価を受けております。なのでオンラインからでも安心して申し込むことができますね。