インターネットの速度が遅い - 5つの原因と対策方法

インターネット 通信速度 遅い

インターネットの速度が遅いと感じたり速さに満足出来ない場合、どのような点を確認すれば良いでしょうか。1つずつポイントを絞って調べてみましょう。原因を把握すれば、有効な対策を取ることができるはずです。すぐに試すことのできる対策方法も紹介しています。

インターネットが家に届くまで - どこに問題があるのか?

インターネットは、大まかに分けて以下のような経路を辿ってご自宅、そして自分の端末までたどり着きます。インターネットが遅い、と感じた時はどこに問題があるのか1つずつ分けて考えると原因を特定しやすいでしょう。

  1. プロバイダー
  2. 回線(光回線・ADSL回線)
  3. 接続環境(ルーターなど)
  4. 自分の利用している端末(パソコン・スマホなど)

自分の身近な箇所から1つずつ、問題はないか確認していきましょう。プロバイダーや事業者を変えるのには、ある程度時間や労力がかかります。事業者の変更を考える前に、できることはないかみて行きます。

使用しているパソコン側に問題がある

インターネットが遅い原因 - それは使用しているパソコンにあるかもしれません。

インターネットに問題があるのではなく、お使いのパソコンやスマホなどデバイス側の原因でインターネットが遅くなっているという可能性もあります。デバイス側(端末)が原因の場合、主に以下のようなケースが考えれます。

使用している機器が古い

古い端末を使っていると、端末がインターネットのスピードについていけない事があります。CPUやメモリーに代表されるようなパソコンのスペック自体が低すぎることが問題かもしれません。

例えば、メモリーであれば4Gは最低欲しいところです。また、パソコンが古い場合は、排熱がうまくいかない場合などもあります。

OSが古い

OSが最新の状態になっていなとインターネットの速度が遅くなることもあります。パソコンのOSを最新のものにアップデートされているか確認しましょう。

不要なソフトが起動している

セキュリティソフトやその他の常駐ソフトが多く起動していると速度に影響を及ぼします。最低限のものだけを動かさない、いらない常駐プログラムは解除してみることをおすすめします。

保存容量

保存容量がいっぱいになっている状態かもしれません。その場合、その端末で何をするのも遅くなります。もう必要ない動画やアプリを削除してみましょう。

また、稀ではありますが、最悪の場合は、お使いのPCがウイルスにかかっているのということも考えれます。ウイルスに端末が感染すると、インターネットの通信速度が遅くなる事があります。

ウイルスに感染すると、パソコンの正常な機能を阻害する他、ウイルスがパソコンの中にある情報を外部に送信してしまうなどの深刻な被害がでる可能性があります。ウイルスが大量のデータをインターネット上に送信して回線を圧迫してしまうため、インターネットのスピードが遅くなります。

インターネットの速度が自分の使用しているデバイス(端末)に関係するものかどうかは、複数の機器で同じインターネットに繋げてみることで特定することができるでしょう。

インターネットを利用している人数も関係するお家で、誰かがNetFlixなどを映画を観て、他の一人が、データをダウンロードしていたとします。このような場合、インターネットを利用している全員の通信速度に影響を及ぼします。使用人数が原因の場合は、使用する時間帯を工夫することも有効な対策になります。

接続環境(ルーターなど)

お使いの端末をインターネットにつないでいるLANケーブルや無線ルーターが原因で、インターネットが遅くなっている場合もあります。

LANケーブルにも、いくつか規格があり、通信速度や周波数、線の構造も異なります。せっかくASDLから光回線にしたとしても、スペックの古いLANケーブルのせいで、十分な通信速度が出ていないのかもしれません。LANケーブルは決して高いものではありませんから、買い替えてみても良いかもしれません。

もちろん、無線ルーター(Wi-Fiルーター)にも、その性能に大きな違いがあります。ルーターによって、通信速度に大きな違いがあります。せっかく光回線でも、無線ルーターから通信速度が低ければ意味がありません。ルーターの仕様もチェックしてみましょう。      

無線ルーターの種類と特徴
無線LAN規格 通信速度(最大) 周波数帯 電波干渉 障害物への強さ
IEEE802.11ad 6.7Gbps 60GHz帯 受けにくい 弱い
IEEE802.11ac 6.9Gbps 5GHz帯 受けにくい 弱い
IEEE802.11n 300Mbps 2.4G帯/5GHz帯 受けやすい/受けにくい 強い/弱い
IEEE802.11a 54Mbps 5GHz帯 受けにくい 弱い
IEEE802.11g 54Mbps 2.4G帯 受けやすい 強い
IEEE802.11b 11Mbps 2.4G帯 受けやすい 強い

周波数帯の特徴

無線ルーターが古い、置いてある場所が悪い、そんな理由も考えれらます。

周波数は高くなればなるほど、障害物には弱くなるという特徴があります。ですから、60GHzは、部屋をいくつかまたぐような場合は少々不向きです。もちろん、メリットもあります。60GHzはあまり使用されていない周波数帯なので、家電といったその他の電波干渉を受けにくく、また電波の直進性が高いので、限られた室内での利用では効果的です。

周波数の低い、2.4GHzは障害物に強いため、屋外などでも安心です。ただし、他の電波と干渉しやすいという側面もあります。4GHz周波数帯は、電子レンジやBluetoothなどでも使用されているためです。

Netflixやアマゾンプライムなどストリーミングで映画を観る場合は、5GHz帯が良いされています。5GHzは無線LAN専用の周波数です。

Wi-Fiルーターを置く位置も影響します。電化製品のそば、鏡や水回りにWi-Fiルーターを置くとパフォーマンスに影響を及ぼすことがあります。できれば、部屋の中心、床に直接置かないなど工夫してみましょう。

Wi-Fiを利用していて遅い場合は直接ルーターにつなげる

ネットが遅いなら、無線接続をやめてLANケーブルをさして有線で試してみましょう。

無線ルーターでWi-Fi接続をしていて、ネットが遅いと感じたら、LANケーブルで直接パソコンとルーターを繋いでみましょう。有線でつなげる方が、無線よりも速度も速く、安定性も高いため、すぐに通信速度の問題を解決したい場合は試してみることをおすすめします。

また、無線ルーターのスイッチを一度切って、また電源を入れるという方法も馬鹿にはできません。インターネットが遅いと思ったら一度試してみることをおすすめします。

無線ルーターチェックポイント

  • Wi-Fiの電波を発するルーターから遠い場所にいたり、ルーターと自分の間に障害物がある。
  • 家族全員で複数台の端末を利用するなど、Wi-Fiに繋がっている端末が多すぎる。
  • ルーター本体に不具合がある可能性もあります。
  • Wi-Fiルーターの性能が古い

インターネット回線の速度自体が遅いのか、それともWi-Fiにからんだ問題なのかは、スピードメーターを利用すれば簡単にチェックすることができます。パソコンをLANケーブルで直接インターネットにつなぎ、スピードメーターの回転速度を見てみましょう。測定結果が問題ないようであれば、回線の問題ではなく、Wi-Fiが原因の可能性が高いと判断することができます。

回線(光回線・ADSL回線)に原因がある

インターネットの回線の種類に問題がある場合もあります。パソコンも新しい、無線ルーターの機能も問題ない、となるといよいよ回線の性能を疑った方が良いかもしれません。

具体的なケースとともに実行可能な改善方法についても見て行きます。

インターネット回線がADSL回線である

お使いのインターネット回線はADSL回線ではありませんか?有線のインターネットを使っていてかつ光回線にした記憶がなければ、昔ながらのADSL回線を利用している可能性があります。

ADSLは電話線を利用したインターネット回線で、光ファイバーを利用する光回線に比べて速度はかなり劣ります。ADSL回線が主流の時代は、文字テキストと画像程度のサイトがほとんどであったためADSLで何の問題もありませんでした。しかしながら、今は、YouTubeやネットフリック等に代表されるようにインターネットで動画を見る機会も増えています。

NTT東日本・NTT西日本のフレッツ・ADSLは2023年でサービスの提供が終了NTT東日本・NTT西日本のフレッツ・ADSLは2023年でサービスの提供が終了します。ヤフーBBなどもADSL回線の新規の申し込み受け付けを終了しています。このようにADSLは数年後に使用ができなくなってしまいます。

ADSLの回線速度では満足ができない場合は、光回線への切り替えを検討してみることをお勧めします。

一般的に必要とされている通信速度

  • サイトの閲覧のみや、メールを見るのが中心の場合:1Mbps - 10Mbps
  • 画像の多いショッピングサイトを見たり、動画や画像が含まれるサイトをよく見る場合:10Mbps - 30Mbps
  • ストリーミングで高画質映画をみたり、オンラインゲームをよくする場合:30Mbps - 60Mbps

ADSLと光回線の通信速度

  • ADSL回線:下り最大50.5Mbps
  • 光回線:下り最大1Gbps

ADSLから光回線にすれば、映画を観る場合も、複数人でインターネット利用する場合も、それをまかなう通信速度を得ることが可能です。

光回線なのに遅い理由

すでに光回線にしているという方はたくさんいるでしょう。光回線であるにも関わらず通信速度が遅いという場合は、以下のような理由が考えれれます。

インターネットの速度が遅い   -  5つの原因と、3つの対策方法

インターネットが遅いのは、回線が混雑しているからかも。

時間帯が理由

インターネット回線は、自分だけの専用の線があるわけではなく、一定の場所まで一つの回線を同じ回線会社を使う人と分け合って使っています。このため、特に夜の時間帯など、たくさんの人が同時にインターネットを使っていると、通信速度が遅くなることがあります。時間帯をずらして利用してみて、速度に違いがあるようであれば、混雑が1つの原因と考えられます。

以下で紹介しますが、IPoE接続という方式で接続をすると、混雑をさけてインターネットに繋げることができます。

PPPoE方式で接続している

現在は、IPoE接続とよばれる新しい方式で接続が可能となっています。このIPoE接続は従来型のPPPoE方式よりも、通信速度・安定性に優れています。

従来型のPPPoE方式の場合、プロバイダーの提供するネットワーク終端装置(NTE)と呼ばれる通信回線とユーザーをつなぐ機器を必ず経由する必要があります。ただ、このネットワーク終端装置(NTE)の収容量に限界があり、ユーザーが増える時間帯は混雑して通信速度が遅くなります。一方、IPoE方式では大容量のルーターを利用するため、混雑が解消され、通信速度の低下も避けやすくなります。

IPoE接続に変更をすれば、夜間などの通信が混雑する時間帯、利用者の多い都市エリアでも安定した速度で通信できます。

配線方式が理由

VDSL配線方式だと途中から、回線が電話回線になってしまう。(出典:NTT東日本)

集合住宅にお住まいの方はこの配線方式の違いが通信速度に影響をしている可能性が考えられます。光回線(光ファイバーケーブル)の配線方式には、「光配線方式」や「VDSL配線方式」などいくつか種類があり、同じ光回線でも通信速度に差があるためです。

「VDSL配線方式」は、「光配線方式」と同等の速度は期待できません。なぜなら、VDSL配線方式では、光回線にも関わらず、外から引き込んだ光ファイバーケーブルが、その先、各部屋までは電話回線で配線されているためです。途中からADSLと同じように電話回線での接続になっているわけですので、通信速度は落ちてしまいうわけです。

配線方式のせいで通信速度が遅い場合は、NTTのフレッツ光以外の光回線に契約することで解決が可能です。例えば、NURO光ならばマンションであっても光配線方式で、自分の部屋まで光ファイバーケーブルを引き込んでくれます。

また通常、一軒家の場合は、配線方式による問題はありません。光配線とという方式で、宅内までちゃんと光回線が引き込まれています。

プロバイダー側の問題(通信障害)

また、インターネットが急激に遅くなった場合、通信障害などのトラブルが発生している事が考えられます。契約先のプロバイダーのホームページを確認してみましょう。もし何らかの障害が発生していれば、障害情報がわかりやすいところに書かれているはずです。

一次的な問題であれば、通信障害が解決されるのを待ちましょう。

まとめ - インターネットの速度を上げるにはどうすればいい

インターネットが遅くなる理由について、タイプ別に切り分けて、考えられる理由を紹介してきました。最後にポイントをまとめながら、具体的な対策についても提案していきます。

Wi-FiルーターやPCや新しくする

インターネット自体は問題がなくても、機器がそのスピードに対応していなければ、求めている通信速度を得ることはできません。上記までで紹介をした通り、Wi-Fiルーターの性能をチェックする、有線でつないでいる場合は、もう少しスペックの高いLANケーブルに変えてみるなど試してみましょう。

Wi-Fiルーターを置く場所を変える、有線でつなぐ

ストレスのないインターネット環境のためにできることは?

機器と無線ルーターの距離が近い、障害物がない、など、より理想的な場所にルーターを移動してみましょう。また一時的であれば、有線でつないで作業をすることで、通信速度をあげることができるでしょう。

インターネット回線を変える

使用している端末(PC、タブレット、スマホなど)や周辺機器も機能が大幅に劣るものではないにも関わらず通信速度がいまいち、という方は回線の変更を検討してみることをおすすめします。

ADSLを利用しているなら光回線へ

インターネット回線の中でも、最も通信速度が速く、安定しているのが光回線です。なぜなら、光回線に使われている光ファイバーケーブルは、高速で大容量のデータを送信できるという特徴があるからです。光ファイバーは、電磁波などの影響を受けることなく大容量のデータを長い距離に渡ってデータ損失がほぼなく送る事が出来るのです。

光回線は回線ケーブルを引き込む工事が必要ですが、いったん導入されれば、あとはイライラすることなく快適にインターネットを利用することができるでしょう。

光回線の申し込み先(一例)
自社回線
 
NURO光
03 4577 7766

コールバック希望

  • 下り速度最大2Gpbs。
  • 月額料金の中に無線ルーターが含まれる。
  • サービス提供エリア : 北海道/関東/東海/関西/九州(福岡・佐賀)エリア

NURO光の解説ページで詳細を知る

その他

  • 関西エリア/福井県 : eo光
  • 九州エリア : BBIQ光
en ひかり
  • スマホ・携帯にauを使っている人におすすめ。
  • プロバイダーを選ぶ必要があります。
  • 「auひかり x So-net光」や「auひかり x GMO」などがあります。
    auひかりの解説
フレッツ光
(光コラボ)

 ぷらら光
公式サイトから申し込む

  • NTT系列の老舗のプロバイダー。光回線はフレッツ光を使用
  • セット割でひかりTVを安く契約することができる。
その他、多くのプロバイダーで光回線にフレッツ光を利用した「光コラボ」プランを提供しています。

 So-net光プラス
公式サイトから申し込む

  • セキュリティ「カスペルスキー」が永年無料
  • IPv6接続対応ルーターのレンタル料金12ヵ月間無料

 en ひかり
公式サイトから申し込む

  • 業界最安値。光回線にはフレッツ光を使用。
  • 契約期間の縛りがなく、解約手数料がない。

光回線がフレッツ光なら他の回線を検討してみる

光回線といえば、NTTの提供するフレッツ光がまっさきにうかびますが、マンションの場合ですと、配線方式が理由で本来でるべきスピードが出ていないことがあります。

フレッツ光以外の独自の回線以外の回線を検討してみましょう。フレッツ光ではなく、自社の回線を持っているところにはいかのような事業者があります。

フレッツ光とは?NTTの提供する光回線をフレッツ光といいます。光コラボのインターネットプランでは、光回線そのものにフレッツ光を利用しています。

フレッツ光以外の光回線インターネット
全国対応の光回線 auひかり
J:COM
地域対応の光回線 北海道/関東/東海/関西/九州(福岡・佐賀)エリア NURO光
愛知県/岐阜県/三重県/静岡県 コミュファ光
関西エリア/福井県 eo光
山口県/広島県/岡山県/島根県/鳥取県 メガ・エッグ
四国エリア ピカラ光
九州エリア BBIQ光

IPv6(IPoE)接続サービスのあるプロバイダーにする

IPv6(IPoE)接続サービスなら、回線の混む夜の時間帯も快適です。

IPv6(IPoE)接続は、混雑をさけてインターネットに接続ができるしくみです。光回線でも、従来型の方式で接続をしている場合は、IPv6(IPoE)接続のプランに変更することで通信速度のアップが期待できます。

例えば、同じプロバイダーのエキサイトでも、IPv6(IPoE)接続が可能なプランは、「エキサイトMEC光」、従来型の接続方式の光回線プランは「エキサイト光」とプランが2種類に分かれている場合もあります。プロバイダーや事業者を変えずに、IPv6(IPoE)接続のプランに変えることも可能です。

すべてのプロバイダーIPv6(IPoE)接続の提供があるわけではありません。IPv6(IPoE)接続を提供しているプロバイダーを以下に紹介いたします。

光コラボの一例(IPv4 over IPv6対応)
サービス名 特徴 月額料金
戸建て 集合住宅
en ひかり en ひかり
公式サイト
  
  • 月額料金は業界最安値。
  • 契約の縛りや解約金がない。
4,300円 3,300円
エキサイトMEC光 エキサイトMEC光
公式サイト
      
  • 老舗のプロバイダー。
  • 契約の縛りや解約金がない。
エキサイトMEC光の解説ページ
4,500円 3,500円
ソフトバンク光 エキサイトMEC光
公式サイト
      
  • 大手キャリアのソフトバンク
  • ソフトバンクのスマホ/ケータイ料金が毎月割引
ソフトバンク光の解説ページ
5,200円
(自動更新)
3,800円
(自動更新)
GMOとくとくBBドコモ光 GMOとくとくBBドコモ光
公式サイト
       
  • ドコモのスマホ料金が毎月割引
  • IPv6接続対応ルーターのレンタルずっと無料
BBドコモ光の解説ページ
5,200円
(自動更新)
4,000円
(自動更新)
DTI光 DTI光
公式サイト
  • 契約の縛りがなく解約金もない
  • IPv6接続対応ルーターのレンタル料金12ヵ月間無料
DTI光の解説ページ
4,800円 3,600円
So-net光プラス So-net光プラス
公式サイト
  • セキュリティ「カスペルスキー」が永年無料
  • IPv6接続対応ルーターのレンタル料金12ヵ月間無料
So-net光プラスの解説ページ
3,780円
(自動更新)
2,780円
(自動更新)

更新日