北海道電力:電気料金の計算方法

私達が普段払っている電気料金ですが、この毎月の電気料金は北海道電力ではどのように計算されているのでしょうか?北海道電力の電気料金の構成要素と計算方法を詳しくご紹介します。
北海道電力の電気料金プラン
北海道電力(ほくでん)は、様々なニーズに合わせた複数の電気料金プランを販売しています。北海道電力の電気料金の計算をするためには、まず自分が契約しているのがどの電気料金プランなのか確認しましょう。
契約プランは、毎月紙で届く「検針票(電気ご使用量のお知らせ)」、または北海道電力の会員制Webサービス「ほくでんエネモール」などで確認することができます。
ここでは、北海道電力でもっとも一般家庭の契約者が多いと考えられる「従量電灯B」を例にとって電気料金の計算方法を確認します。別の電気料金プランをご契約の場合も、基本的な電気料金の構成や計算方法は同じですので、ぜひ参考にご覧ください。

北海道電力の電気料金表を見てみよう
では、例として北海道電力の一般家庭向け電気料金プラン「従量電灯B」の料金表を見てみましょう。
基本料金 | ||
---|---|---|
アンペア 容量 |
10A | 402.60円 |
15A | 603.90円 | |
20A | 805.20円 | |
30A | 1207.80円 | |
40A | 1610.40円 | |
50A | 2013.00円 | |
60A | 2415.60円 | |
電力量料金(1kWhあたりの値段) | ||
電力消費量(kWh) |
0 - 120kWh | 35.35円 |
120 - 280kWh | 41.64円 | |
280kWh以上 | 45.36円 |
「基本料金」は、毎月かかる固定料金で、使用量によって変動がありません。基本料金の金額は、基本的に電気の契約容量*によって決まります。
*一度に使用できる電気の最大容量(A、kVA)をあらわす。従量電灯Bの場合はA(アンペア)の大きさで決まる。
「電力量料金」は、電気の使用量に応じてかかる料金です。電気の使用1kWhに対する単価が決まっていて、毎月の電力量料金は電気使用量にこの単価をかけて決まります。従量電灯Bの場合、単価は電気の使用量が増えるにつれて3段階で高くなっていることがわかります。
北海道エリアのおすすめ新電力は?
北海道エリアでは、北海道電力以外の電力会社も選ぶことができます。
自分のライフスタイルに合ったプランを選ぶことで、今よりぐっと電気代を節約できる可能性があります。

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北海道電力の電気料金の内訳は?
上記で北海道電力の従量電灯Bの料金表を確認しましたが、実際に請求される電気料金には、料金表以外の要素も含まれます。
電気料金の計算には上記で見た「基本料金」・「電力量料金」の他にどのような要素が加わるのか、以下で確認しましょう。
基本料金
- 電気使用量の多少にかかわらず、毎月必ずかかる固定料金
- アンペア数など、契約している電気の容量によって金額が決まる
電力量料金
- 電気の使用量(kWh)に対してかかる料金
- 「1kWhあたりいくら」という料金単価。使用した電気量(kWh)× 「1kWhあたりの料金」をかけて計算する
燃料費調整額
- 電気を作るのに必要な燃料(LNG、原油、石炭等)価格の変動を電気料金に反映するための料金
- 「1kWhあたりいくら」という料金単価。燃料費が下がればマイナスに、上がればプラスになる
- 単価は毎月変わる
燃料費調整額についてもっと詳しく:燃料費調整額は電力会社によって値段がばらばら?
「燃料費調整額」は、それぞれの電力会社が自由に設定できる料金です。そのため、電力会社が違えば燃料費調整単価が違うということもあり得ます。単価が違うのであれば、電気料金を比べる際に、燃料費調整額がいくらかということも考慮にいれなくてはなりませんね。
ただし、電力自由化以降に誕生したほとんどの電気料金プランは、料金比較を簡単にするため、同じエリアの大手電力会社の規制料金プラン(北海道ならほくでんの従量電灯等)と燃料費調整額の計算方法を同じにしていました。
そのため、これまではエリア内における燃料費調整単価に差が出ることはほぼありませんでした。
ですが、ここ最近の燃料価格の急激な高騰により、以下のように状況が少し変わっています。
- ほくでんの規制料金プランは、燃料費調整単価に上限設定を設けている。燃料価格が著しく高騰したことにより、燃料費調整単価がこの上限を突破。計算方法は同じでも、上限設定の有無によって、ほくでんの規制料金プランとそれ以外(ほくでんの自由料金プランや、新電力のプラン)に差額が生じるようになった
- 燃料価格高騰に伴って、ほくでんとは違う方法で燃料費調整単価を計算する新電力も出てきた
- 2023年6月、ほくでんは料金改定を行って燃料費調整額の算定基準も変更した。2023年6月時点においては、まだほくでんの料金改定に追随しておらず、引き続き旧ほくでんの算定基準で燃料費調整額を計算している新電力が多い
ほくでんの新しい燃料費調整額の算定基準においては、燃料費調整単価が以前よりも上限突破しづらくなっています。今後、他の新電力がほくでんに合わせて算定基準を変える場合、燃料費調整単価はまた以前のように「ほくでんも新電力も同額」という状況に戻ると予想されます。
例えば、エネワンでんきは2023年7月1日から料金改定を予定しており、燃料費の算定基準もほくでんに合わせたものに改定されます。
そうでない場合は、燃料費調整単価の差額によって電気料金の高い・安いが変わってしまう場合があります。電力会社の比較の際には忘れずに燃料費調整額の単価も確認するようにしましょう。

再生可能エネルギー発電促進賦課金
- 電気事業者が再生可能エネルギーで発電された電気を買い取る際に生じたコストを負担するための税金
- 「1kWhあたりいくら」という料金単価。単価は全国どの電力会社でも一律
- 国が1年ごとに単価を決定する
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北海道電力の電気料金を実際に計算してみよう
では、ここまでで見てきた北海道電力の電気料金表と電気料金の内訳をふまえて、実際にかかる電気料金を計算してみましょう。
例として、以下の前提を使用します。
- ある1か月の北海道電力の電気料金
- 契約している電気料金プラン:従量電灯B
- 契約しているアンペア容量:40A
- 電気を使用する月:2024年4月
- 使用した電気の量:300kWh
- 2024年4月分の燃料費調整単価:‐8.85円
- 2023年5月分~2024年4月分の再エネ賦課金単価:1.40円
①基本料金 |
---|
40Aなので1,610.40円 |
電力量料金 |
120kWh × 35.35円 + 160kWh × 41.64円 + 20kWh × 45.36円 = 11,811.6円 ※このように、各使用量の段階ごとに設定された単価をかけていく必要があります |
③燃料費調整額 |
300kWh × -8.85円 = ‐2,655円 |
④再生可能エネルギー発電促進賦課金 |
300kWh × 1.40円 = 420円 |
総額 |
① + ② + ③ + ④ = 11,187円 ※小数点以下切り捨て |
このように、北海道電力の毎月の電気料金は計算されています。

北海道エリアで電気料金を安くしたい?
ここまでで確認したとおり、電気料金の大部分は「基本料金」と「電力量料金」で決まります。特に割合の大きい「電力量料金」は電気の使用量で決まりますから、節電努力によって電気代を下げることも可能です。
とはいえ、電気の使用を減らせない場合ももちろんあります。そんな時は、「基本料金」や「電力量料金」の単価が安い電気料金プランに切り替えるのが効果的です。
北海道には、ほくでん以外にも選べる電力会社がたくさんあります。これらの電力会社を検討してみてはいかがでしょうか?
北海道で選べる新電力の一例をご紹介します。
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✎2025年5月9日更新