エアコンを増やすなら確認しよう - アンペア容量
エアコンを増やすと、今のままのアンペア容量ではブレーカーが落ちてしまう可能性があります。エアコンを増やすタイミングで、アンペア容量についても見直してみましょう。
- 契約アンペア数が高いなら電気の基本料金が高くなります。
- 基本料金が安くなるになる料金プランを選ぶと電気代を節約できます。
- 電気料金プランの新規お申し込みなら、03-4520-9550(セレクトラのらくらく窓口)でも承っています。
💡光熱費節約 最新情報🔥
マッチングサイト"ユアマイスター"で地元のプロフェッショナルを探そう!
公式サイトを見る
アンペア(A)って何?
アンペアとは、電気が流れる量の単位です。家で電化製品を使うとき、一度に必要になる電気の量を特定するために用いられるのが、アンペアの大きさ=アンペア容量です。複数の部屋で同時に電化製品を使う場合や、消費電力量の大きい電化製品を使う場合には、一度に流れる電気の量(アンペア容量)を大きくしておかなければなりません。
電気のアンペア容量を考える上で重要なポイントとなるのは、「アンペア=一度に流れる電気の量」という点です。アンペアは累積の電気の量ではなく、一度に必要となる電気の量を表します。つまり、多くの電化製品を使用していても、それを一度に使うのでなければ大きなアンペア容量は必要ありません。しかし、短時間であっても同時にたくさんの電化製品を使用するなら、アンペア容量を大きくしておく必要があるのです。
電気契約・ガス契約に関してお悩みですか?らくらく窓口なら電気代平均6%削減、最短5分で最適プランが見つかります。
電話で相談する(03-4520-9550)
らくらく窓口の営業時間・ご利用方法についてはこちら
エアコンを増やしても大丈夫?増設に必要なアンペア数は?
家族が大勢いる場合、エアコンを複数の部屋で同時に使用することも多いでしょう。そのため、エアコンを増設する場合には特に、アンペア容量を事前に確認しておくことが大切になります。これまでエアコンを設置していなかった部屋にエアコンを増設する場合はもちろんですが、使用していたエアコンをより冷房暖房能力の高い製品に買い替える場合にもアンペア容量を確認しましょう。
まずは自宅の契約アンペア容量をチェック
エアコンを増設するときは、まず自宅がどれくらいのアンペア容量で契約しているのかを確認しましょう。確認方法はいろいろありますが、最も簡単なのは電力会社から届く検針票で確認する方法です。検針票が紙で届くなら、必ず契約アンペア数が記載されているはずです。もし紙で検針票が届かない場合には、契約中の電力会社に電話で確認するか、会員専用WEBページなどで確認しましょう。
検針票が見つからない方や、すぐに確認したいという方は、お家に設置されている分電盤でも確認できます。分電盤を開けてアンペアブレーカーに書かれている数字によって、契約中のアンペア容量が分かります。
契約アンペア数がどこにも書いてない?大手電力会社のうち北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、九州電力は電気契約にアンペア制を採用しているため、検針票や分電盤で契約アンペア数が確認できます。しかし、アンペア制を採用していない電力会社もあります。大手電力会社10社のうち、関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力ではアンペア制ではなく、最低料金制が採用されています。最低料金制では、例えば「最初の15kWhまでは○○円」というように一定の電力量料金を含んだ最低料金が設定されています。そのため、アンペア容量を選択する必要がありません。これらの電力会社では契約アンペア数の記載もありません。
電気とガスの使用量や請求額をお知らせください。らくらく窓口なら電気代平均6%削減、最短5分で最適プランが見つかります。
電話で相談する(03-4520-9550)
らくらく窓口の営業時間・ご利用方法についてはこちら
エアコンに必要なアンペア容量とは?
自宅の契約アンペア容量が確認できたら、エアコンがどれくらいのアンペア容量を必要とするのかを計算しましょう。アンペア(A)は電化製品の消費電力(W)と電圧(V)から簡単に計算することができます。必要となるアンペア数は以下の式で計算できます。
アンペア(A) = 電化製品の消費電力(W) ÷ 電圧(V)
例えば、14畳用のエアコン冷房(定格消費電力960W)を使用している場合、必要なアンペア数は960W÷100V=9.6Aとなります。ここでは電圧を100Vで計算していますが、エアコンには電圧200Vの製品もありますので、計算する際に確認しましょう。
しかし、エアコンの場合には消費電力は必ずしも一定ではありません。エアコンに表示されている定格消費電力というのは、平均的な消費電力を示すものです。そのため、室内温度と設定温度との差が大きければ、より多くの電力を消費します。
例に挙げたエアコンの場合も定格消費電力は960Wと記載されていますが、最小消費電力110W~最大消費電力1250Wまで幅をもって消費電力が記載されています。もちろん製品によっても異なりますが、一般的にエアコンは電源を入れたときに最も電気を消費します。つまり、電源を入れた時には、1250W÷100V=12.5Aが必要になる可能性もあるのです。エアコンは必要となるアンペアが変動するため、増設する際には最大消費電力を考慮しましょう。
アンペア容量が足りないとどうなる?
同時に使用している電化製品の消費電力量が契約しているアンペア容量を超えてしまうと、アンペアブレーカーが落ちてしまいます。
対処方法として、エアコンの他に電子レンジなど同時に使用していた電化製品の電源を切りましょう。電化製品を使うタイミングをずらして一度に使用する電力量を減らすことによって、アンペアブレーカーが落ちることを回避できます。しかし、契約しているアンペア容量を超えて電化製品を使用することはできないため、この場合では、エアコンと電子レンジは同時に使用することはできなくなってしまいます。頻繁にブレーカーが落ちる場合には、使用している電化製品に対してアンペア容量が慢性的に足りていません。
家の中ではエアコン以外にも多くの電化製品を同時に使用しているはずです。主な電化製品の消費電力と必要になるアンペア容量を確認しておきましょう。
製品名 | 消費電力目安 | アンペア容量目安 |
---|---|---|
テレビ | 液晶42型:210W プラズマ42型:490W | 液晶42型:2.1A プラズマ42型:4.9A |
冷蔵庫(450Lクラス) | 250W | 2.5A |
掃除機 | 弱運転:200W 強運転:1000W | 弱運転:2A 強運転:10A |
ドラム式洗濯乾燥機(9㎏) | 洗濯:200W 乾燥:1300W | 洗濯:2A 乾燥:13A |
炊飯器 | 1300W | 13A |
IHクッキングヒーター | 1400W | 14A |
ドライヤー | 600W~1200W | 6A~12A |
アイロン | 1400W | 14A |
電気代平均6%削減、最短5分で最適プランが見つかる「セレクトラのらくらく窓口」
セレクトラのらくらく窓口は、お客様に最適な電力・ガス料金プラン探しを無料でサポートします。
セレクトラのらくらく窓口
4.7/ 5
(ご利用者様の声はこちら)
電気代平均6%削減、最短5分で最適プランが見つかる「セレクトラのらくらく窓口」
セレクトラのらくらく窓口までご相談ください。お客様に最適な電力・ガス料金プラン探しを無料でサポートします。
セレクトラのらくらく窓口: 4.7/ 5 (ご利用者様の声はこちら)
電気代平均6%削減、最短5分で最適プランが見つかる「セレクトラのらくらく窓口」
セレクトラのらくらく窓口が、お客様に最適な電力・ガス料金プラン探しを無料でサポートします。申し込みフォームにご記入いただくと、らくらく窓口より折り返しお電話いたします。
セレクトラのらくらく窓口
4.7/ 5
(ご利用者様の声はこちら)
電気代平均6%削減、最短5分で最適プランが見つかる「セレクトラのらくらく窓口」
セレクトラのらくらく窓口が、お客様に最適な電力・ガス料金プラン探しを無料でサポートします。申し込みフォームにご記入いただくと、らくらく窓口より折り返しお電話いたします。
セレクトラのらくらく窓口: 4.7/ 5 (ご利用者様の声はこちら)
アンペア容量が余っているとどうなる?
使用している電化製品それぞれの消費電力量を合計すると、必要なアンペア容量の目安を計算することができます。もし契約しているアンペア容量に余裕があれば、安心できるでしょう。しかし、アンペア容量があまりにも余っていると、不都合も生じ得ます。電気料金を必要以上に払い過ぎてしまっているかもしれないのです。
先にご紹介した通り、大手電力会社のうち北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、九州電力ではアンペア制を採用しています。これらの電力会社の電気料金は契約しているアンペア容量によって基本料金が決まります。基本料金は毎月定額で発生するもので、電気を使った量には関係ありません。また、基本料金はアンペア容量が大きくなればなるほど、高額になります。各大手電力会社の基本料金を見てみましょう。
例えば、東京電力の従量電灯Bで契約アンペア数60Aの場合、1,716円は使用電力量に関係なく毎月必ず掛かります。もし同時に使う電化製品が少なく、アンペア容量が30A程度で十分な場合に60Aで契約し続けていると、無駄に電気料金を高く払うことになるのです。
電化製品の消費電力や使用時間を考えてアンペア容量を選ぼう
使用している家電製品の消費電力(W)によって必要なアンペア容量は異なります。同居家族の人数や各人の電化製品の使う時間などを考慮して、てアンペア容量を選ぶことが大切です。契約アンペア容量ごとに、同居人数の目安やライフスタイルを一覧表にまとめました。季節や地域によっても使用する電化製品や消費電力は変化します。こちらの一覧表はあくまでも目安とお考えください。
アンペア容量 | 同居人数の目安 | ライフスタイル |
---|---|---|
10A~20A | 1人 | ✔ほとんど家にいない ✔電化製品が家にあまりない ✔同時に電化製品を複数使用することがない |
30A | 1人~2人 | ✔最も一般的で、契約数の多いアンペア容量 ✔テレビ、エアコン、冷蔵庫などの電化製品が揃っている ✔部屋数があまり多くない家に住んでいる |
40A | 2人~3人 | ✔ご夫婦や一人っ子のファミリー向け ✔料理をしながら洗濯するなど電化製品を複数同時に使用することも多い |
50A~60A | 4人以上 | ✔同居家族が多い ✔食洗器や衣類乾燥機なども使用している ✔部屋数が多く、同時にいろいろな場所で電化製品を使うことが多い |
60A以 | 大家族 | ✔二世帯住宅 ✔オール電化住宅 |
契約アンペア容量の変更方法
今契約しているアンペア容量が小さすぎたり、大きすぎたりする場合には、アンペア容量を変更しましょう。ほとんどの場合、アンペア容量の変更は無料で簡単に行うことができます。
アンペア容量を変更する場合には、契約している電力会社へアンペア変更の申し込みをしましょう。設置されている電気メーターがアナログ式の場合には、無料でアンペアブレーカーの取り換え工事を行ってくれます。アンペアブレーカーは屋内に設置されているため取り換え工事には立ち会いが必要です。すでにスマートメーターが設置されている場合には、申し込みをすれば遠隔でアンペア容量を変更してくれますので、工事の立ち会いは必要ありません。
便利なアンペア変更ですが、変更は一年に何度も頻繁に行えるわけではありません。原則アンペア変更を行ってから1年間は、そのアンペア容量を継続して利用しなければなりません。また、60Aを超えるアンペア容量にする場合や配線工事が伴う場合には、工事が有料になることもあります。有料の場合には、予算などもあらかじめ確認しておきましょう。
特にエアコンの利用頻度が高い夏や冬には電化製品を同時に使用するタイミングも多くなります。契約アンペア容量を変更する場合には、最も多く電化製品を利用するときのことを考えるようにしましょう。
光熱費(電気代・ガス代)をもっと安くしたいならば。らくらく窓口なら電気代平均6%削減、最短5分で最適プランが見つかります。
電話で相談する(03-4520-9550)
らくらく窓口の営業時間・ご利用方法についてはこちら
エアコンを増やしても電気料金を抑えるには?
エアコンを増やしても電気代を抑えたいと思ったら、今より安い単価の電気料金プランを提供している電力会社への契約切り替えをおすすめします。
電力自由化までは、地域の大手電力会社が独占的に電気の供給を行ってきました。2016年の電力自由化以降、大手電力会社よりもお得な価格の電気料金プランを提供する電力会社がたくさん登場しています。ご自身の生活スタイルに合ったプランに切り替えることで、電気使用を減らさなくても電気代を効果的に節約することが可能です。
以下の記事ではおすすめ電力会社とその料金比較をエリア別にまとめています。ぜひ参考にご覧ください。