ドコモ光からぷららへ光乗り換え手続き - 料金・お得度比較・注意点も

ドコモ光からぷらら光へ簡単に乗り換える「事業者変更」の方法について解説します。乗り換えにかかる費用やメリット・注意点なども案内しています。

ぷらら光よりもっとお得な光コラボ「とくとくBB光」も紹介します。ドコモ光からの乗り換え候補として検討してみてください。

ドコモ光⇒ぷらら光へ乗り換えは工事不要

どちらもNTTフレッツ光を回線に使用するドコモ光・ぷらら光間での乗り換えは「事業者変更」となり、簡単かつスピーディーな乗り換えが可能です。

ドコモ光⇒ぷらら光に事業者変更手続きすると、同じ回線設備を使用するため工事が不要。また、ぷらら光開通と同時にドコモ光が自動的に解約扱いになるので、面倒な解約手続きも必要ありません。

ドコモ光・ぷらら光は「光コラボ」 光コラボ（光コラボレーションモデルの略）とは、プロバイダが回線設備をNTT東日本/NTT西日本から借り受けて、自社のインターネット接続サービスとして提供するタイプのこと。光コラボ間での乗り換え手続きのことを事業者変更といいます。

フレッツ光以外の回線に乗り換える場合との違い

ドコモ光⇒ぷらら光に乗り換える場合（事業者変更）と、ドコモ光⇒フレッツ光以外の回線に乗り換える場合との違いは以下のとおりです。

費用をかけず気軽に光回線を乗り換えたいなら、フレッツ光を使用する光コラボ間の事業者変更がおすすめですよ。

*主な独自回線：NURO光、auひかり、コミュファ光、eo光、ピカラ光、メガ・エッグ、BBIQ
**回線工事は原則不要ですが、回線最大速度をアップさせる場合は品目変更工事が必要になります。

ドコモ光⇒ぷらら光：乗り換え手続きの手順

ドコモ光からぷらら光への乗り換え（事業者変更）は、以下の流れになります。

1. ドコモにて事業者変更承諾番号を取得する
2. ドコモ光にWEBで申し込む
3. ぷらら光契約内容の連絡
4. 回線切り替え後にネット開通

①ドコモにて事業者変更承諾番号を取得する

事業者変更手続きに必要な「事業者変更承諾番号」をドコモから取得します。

事業者変更承諾番号とは 事業者変更承諾番号は、アルファベットと数字で構成される11ケタの番号です。
例）F0375000100
ドコモ光の場合、事業者変更承諾番号の有効期限は発行日から15日間となっています。

事業者変更承諾番号の取得方法

ドコモ光では、事業者変更承諾番号の取得方法が次の3通りあります。

Web申込み

ドコモ光のお手続きページにアクセスして「事業者変更する」を選択します。事業者変更承諾番号は受付翌日以降にSMSまたはメールで届きます。

 

電話申込み

ドコモインフォメーションセンターにダイヤルし、音声ガイダンスが流れたら➐→➊→➌をプッシュします。

 

ドコモショップで申込み

最寄りのドコモショップに行って、事業者変更承諾番号を取得したい旨をスタッフに伝えます。

 

②ぷらら光にWEBで申し込む

ぷらら光公式サイト上から申し込みます。お客様情報の入力、希望するぷららメールアドレス、支払い方法を入力します。

事業者変更承諾番号を別途登録する場合は、手続き後に届く「申込受付のお知らせメール」に記載されている「転用/事業者変更の登録」から登録します。

ちなみに、ぷらら光に申し込む時点で事業者変更承諾番号の有効期限が7日以上ないといけません。

③ぷらら光契約内容の連絡

申込が完了したら、ぷらら光の契約内容がメールまたは書面にて届きます。IDやパスワードも記載されているので大事に保管しましょう。

④回線切り替え後にネット開通

利用開始予定日になると契約サービスがぷらら光に切り替わります。ドコモ光は自動的に解約扱いになるので、解約手続きは必要ありません。

ひかりTVを申し込んだ場合は、テレビとぷらら光回線、チューナーを登録して、メールにて案内されるエントリーコードを設定します。

ドコモ光⇒ぷらら光：乗り換え費用

ドコモ光からぷらら光に乗り換えるにあたって、ドコモ光側で発生する費用をご案内します。

※ぷらら光の申込は事務手数料無料です。

事業者変更事務手数料

ドコモ光から他の光コラボに乗り換える際、事業者変更事務手数料3,300円がかかります。

なお、2022年7月1日以降にドコモ光に申込み・プラン変更した場合には、事業者変更事務手数料はかかりません。

解約手数料

ドコモ光の定期契約プランを更新期間以外*で解約すると、下記の解約金がかかります。

*更新期間とは・・・契約満了月の当月・翌月・翌々月

工事費の残債

ドコモ光の回線工事費の分割払いが続いている場合、乗り換えにともなって工事費用の残額を一括で支払わないといけません。

レンタル機器の返送費

ドコモ光のプロバイダにルーターなどレンタル機器を返却する際、返送費用が自己負担になる場合があります。

ドコモ光⇒ぷらら光への乗り換えはどんな人におすすめ？

ドコモ光からぷらら光に乗り換えるといいのは「スマホをドコモから格安SIMに乗り換えた＆通信速度よりも安さ優先」の人です。

下記で具体的に比較しますが、ぷらら光はドコモ光よりも基本料が安く解約金もありません。そのため安さを求めるなら、ぷらら光は１つの選択肢になります。

とはいえ、ぷらら光にはキャッシュバックや割引などの特典がありません。また、ぷらら光より安くて速度も速い「とくとくBB光」といった光コラボも存在します。とくとくBB光については、記事後半で紹介するので参考にしてみてください。

プラン比較：ドコモ光 vs ぷらら光

ぷらら光のプラン料金は、ドコモ光に比べて月々440円安くなります。契約期間の定めもないので、気軽に乗り換えることが可能です。

ただし、ぷらら光にはスマホとのセット割がありません。スマホをドコモから他のキャリアに乗り換える場合、そのキャリアのスマホ割がある光回線がいいのなら、ぷらら光ではなく他の光コラボを検討しましょう。

お得度比較：ドコモ光 vs ぷらら光

下記を見ると分かるように、ドコモ光からぷらら光に乗り換えると1年間で約5千円、2年間で約1万円お得になります。

ドコモ光⇒ぷらら光：乗り換えのメリット

ドコモ光からぷらら光に乗り換えるメリットは以下の4つです。

1. 最低利用期間も解約金もない
2. ひかりTVがセット割でお得
3. Wi-Fiルーター無料レンタル
4. セキュリティ対策ソフトが24ヵ月無料

メリット①最低利用期間も解約金もない

ぷらら光は契約の縛りのない、いわゆる“縛りなし”光回線です。いつ解約しても違約金がかからないので気軽に申し込めます。

それに対して、ドコモ光は2年の定期契約となっていて、もし契約期間中に解約すると約1ヵ月分の月額料金の違約金が発生します。

もし契約に縛られるのが嫌なら、ぷらら光のような縛りなしの光回線を選ぶといいでしょう。

※ひかりTVのセット割を利用している場合は、2年以内の解約時に違約金が発生します。詳細は、注意点の項目で解説しています。

メリット②ひかりTVがセット割でお得

ぷらら光とひかりTV*の同時加入、および2ねん割を適用することにより、ひかりTVをお得なセット割価格で利用できます。

*ひかりTVとは？・・・NTTドコモが運営するアンテナ不要の映像配信サービス。80以上の専門テレビチャンネルと、HDハイビジョンや4K動画などのビデオオンデマンドを提供しています。

たとえば「ひかりTVテレビおすすめプラン」は通常月額2,750円ですが、ぷらら光とのセット割+2ねん割で月額990円に割引されます。

※ひかりTVセット割は2022年9月以降は申込できません。詳細は後述しています。

メリット③Wi-Fiルーター無料レンタル

ぷらら光に申し込むと、IPv6対応の高性能Wi-Fiルーターが無料レンタルされます。Wi-Fiルーターがない人、古い型のルーターを使っている人には嬉しい特典といえるでしょう。

メリット④セキュリティ対策ソフトが24ヵ月無料

ぷらら光申込み時にセキュリティ対策ソフト「マカフィーfor plala」に申し込むと、通常407円/月のところ、最大24ヵ月無料で利用できます。

インターネットウイルスや個人情報の流出が心配な方も、ぷらら光ならセキュリティ万全なので安心ですね。

マカフィーfor plalaのサービス内容：

• 最新のウイルス対策
• マルチデバイス保護（10台まで）
• なりすましサイトをブロック
• フリーWi-Fi利用時のプライバシー保護
• IPアドレスを隠して個人情報を保護
• 仮想VPNスポット接続

ドコモ光⇒ぷらら光：乗り換えの注意点

ドコモ光からぷらら光に乗り換えるにあたって、以下の点に注意しましょう。

ひかりTVセット割は2022年9月以降は申込できない

ぷらら光の公式サイトによると、ぷらら光とひかりTVのセット割は2022年9月までに申し込むことが必要で、それ以降はセット割の申込はできません。

そのため、ひかりTVのセット割を目当てにぷらら光に申し込むのは意味がないといえます。

ぷらら光にはスマホセット割がない

上でも触れましたが、ぷらら光にはスマホセット割がありません。家族みんな同じキャリアのスマホを使用しているのであれば、そのキャリアのスマホ割がある光回線を検討するといいでしょう。

もしあなたやご家族が格安SIM（格安スマホ）を使っているのであれば、スマホセット割は関係ありません。その場合は、以下で紹介する「とくとくBB光」のほうが、ぷらら光よりも安くて速いのでおすすめです。

解約月のドコモ光料金は日割りされない

月途中にドコモ光から他の光回線に事業者変更した場合でも、解約月の月額料金は全額かかります。

もし月の初めに回線を切り替えると、その月はドコモ光をほとんど使っていないのに、無駄に1ヵ月分の料金を支払わないといけません。乗り換え先の光回線の初月料金と重複してしまうので、もったいないですよね。

そのため、できればぷらら光の利用開始希望日を月末近くに設定するのがおすすめ。ドコモ光を月末ギリギリまで利用することで無駄をなくせますよ。

ドコモ光のおすすめ乗り換え先：とくとくBB光

とくとくBB光（GMO光アクセス）も、ぷらら光と同じく光コラボです。ただ、月額料金・通信速度・キャッシュバックの全てにおいて、ぷらら光を上回っています。

ここから、とくとくBB光がドコモ光の乗り換え先としておすすめといえる5つのポイントを紹介します。

ポイント①光回線の中でも最安クラス

とくとくBB光の通常月額は、戸建て4,928円・マンション3,883円と安いのですが、当ページから申し込むことでその金額からさらに110円安くなります。

ドコモ光と比較すると、戸建住宅なら年間1万円以上、マンションでも年間7千円以上は節約できる計算です。

ポイント②通信速度が速い

下記の速度比較を見ると分かるように、とくとくBB光の平均スピードはドコモ光やぷらら光よりも速いことが明らかです。

安いだけでなく通信速度も妥協したくないなら、とくとくBB光は魅力的な選択肢といえるでしょう。

参照：みんなのネット回線速度（2023年1月時点）

ポイント③他社の解約違約金をキャッシュバック

とくとくBB光は、他社の解約違約金の補助として30,000円キャッシュバックするお得なキャンペーンを実施中です。（2023年1月時点）

注目したいのは、違約金の金額にかかわらず3万円キャッシュバックされるということ。たとえば、ドコモ光の解除料が8,800円だったとしても、満額の3万円がキャッシュバックされるわけです。

このキャンペーンは1ヵ月ごとに実施され、翌月には終了する可能性もあります。ドコモ光の解約金が気になっている方は、とくとくBB光のキャンペーンを見逃さないようにしてくださいね。

ポイント④契約縛りなし＆解約違約金なし

とくとくBB光には契約縛りがなく、いつ解約しても違約金がかかりません。そのため、ドコモ光から乗り換えでも安心して申し込めます。

そもそも、とくとくBB光はコスパ抜群のうえ通信スピードも速いので、すぐに解約する理由はないでしょう。とはいえ、縛りがないのは安心感がありますよね。

ポイント⑤WiFiルーターのレンタル料0円

とくとくBB光でも、高性能WiFiルーターを無料レンタルしています。v6プラス対応なので安定して速いWi-Fi通信が可能。レンタルルーターを3年以上利用すれば、そのままプレゼントされます。

また、家の中でWi-Fiが届きにくい部屋があるなら、「おかわりルーター」として中継器を3,300円で購入できます。かゆい所に手が届くサービスといえるでしょう。