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中部電力の電気料金早見表:使用量別の目安
中部電力ミライズの一般家庭向け規制料金プラン「従量電灯B」を例に、契約アンペア数・使用量ごとの1ヵ月の電気料金の目安をまとめました。
中部電力「従量電灯B」:使用量別の電気料金早見表(税込・目安)
| 使用量の目安 | 1ヵ月の電気料金(目安) |
|---|---|
| 一人暮らし:30A・約200kWh | 約6,125円 |
| 二人暮らし:40A・約300kWh | 約9,295円 |
| ファミリー世帯:50A・約400kWh | 約12,760円 |
| 大家族:60A・約500kWh | 約16,225円 |
※従量電灯Bの基本料金・電力量料金と、2026年8月分の燃料費調整単価(-1.36円/kWh)、2026年度の再エネ賦課金(4.18円/kWh)をもとに試算した目安です。実際の金額は季節や契約内容により異なります。プラン一覧の全体は「中部電力ミライズの電気料金一覧・会社概要」で確認できます。
中部電力の電気料金:従量電灯プラン
中部電力ミライズ(旧称:中部電力)の電気料金プランのうち、最も契約数が多いプランは「従量電灯」です。
一般家庭の契約者で以下のようなケースに当てはまる方は、通常「従量電灯B」を利用していると考えられます。
- 2016年の電力自由化以前から中部電力の電気を契約している
- 今まで電気料金プランを一度も変更したことがない
中部電力・従量電灯のプランは、それぞれ契約対象のアンペア数の違いに応じて、以下のように分けられています。
電気契約における契約アンペア数とは、「一度に使える電気の量」を表す数値です。契約アンペア数が大きいほど、より多くの家電を一度に使うことができます。
- 従量電灯A:5A
- 従量電灯B:10A~60A
- 従量電灯C:6kVA以上50kVA未満
一般家庭においては、「従量電灯B」プランを契約されている場合がほとんどです。
現在ご契約中の電気料金プランがわからない場合は、以下のような方法で現在の契約プランを確認できます。
- 中部電力から届く「検針票」や「請求書」で確認
または - 中部電力のWEBサービス「カテエネ」上で確認
(「手続き・変更」タブ > 「ご契約情報の新規登録、追加、削除」で確認できます)
この記事では、契約者の最も多い中部電力の電気料金プラン:「従量電灯B」の電気料金の計算方法について詳しく解説します。
契約アンペア数とひと月の使用量を入力するだけで、ご自宅の電気料金の内訳がすぐにわかります。
自動計算ツールで今すぐ電気料金をチェック中部電力の電気料金の内訳
中部電力ミライズ(旧称:中部電力)の従量電灯プランは、大きく分けて、以下のように「基本料金」「電力量料金」「その他の料金」の3つから成り立っています。
以下では、各項目ごとに各費目の詳細を解説します。
中部電力の基本料金
中部電力ミライズ(旧称:中部電力)の「従量電灯B」プランでは、契約アンペア数ごとに基本料金が設定されています。基本料金は契約アンペア数が上がるにつれて金額が高くなるように設定されています。
中部電力「従量電灯B」:基本料金
| 契約アンペア数 | 基本料金(円)(税込) |
|---|---|
| 10A | 321.14円 |
| 15A | 481.71円 |
| 20A | 642.28円 |
| 30A | 963.42円 |
| 40A | 1284.56円 |
| 50A | 1605.70円 |
| 60A | 1926.84円 |
基本料金は、契約アンペア数が小さければ小さいほど安くなります。しかし、同時に使用する電化製品の消費電力量に対して契約アンペア数が小さすぎると、ブレーカーが落ちてしまうなどの不具合が生じるリスクもあるため、適切なアンペア数を選ぶことが重要です。
なお、適切なアンペア数の目安は、世帯人数によって異なります。アンペア数を変更したい場合や新たに契約する際は、以下の表を参考にしてアンペア数をお選びいただけます。
- 一人暮らし:30A
- 二人暮らし:40A
- ファミリー世帯:50A以上
中部電力の電力量料金
中部電力の従量電灯Bプランでは、1kWh当たりの料金単価は3段階に分かれています。使用電力量が増えるほど、1kWh当たりの料金単価は高くなります。
中部電力「従量電灯B」:電力量料金
| 電力消費量(kWh) | 1kWhあたりの値段(円)(税込) |
|---|---|
| 0 - 120kWh | 21.20円 |
| 120 - 300kWh | 25.67円 |
| 300kWh以上 | 28.62円 |
電力量料金は毎月の電気代の中でも最も大きな割合を占める部分です。電力量料金は【1kWh当たりの料金単価 × 使用電力量(kWh)】で計算されるため、1kWhあたりの差額は数円であっても、使用電力量を掛け算すると大きな差となります。
中部電力の従量電灯よりもお得になりやすい電力会社を探すには、1kWh当たりの「電力量料金単価」に注目するとよいでしょう。
中部電力の燃料費調整額
これまで中部電力のすべての電気料金プランでは「燃料費調整額」の上限が設定されていました。しかし、2022年12月分の電気料金から一部の料金プランで燃料費調整額の上限の廃止が決定されています。
燃料費調整額の上限が撤廃されることにより、「基本料金」や「電力量料金」の比較だけではどの料金プランがお得になるのか、分かりにくい状況が生じています。
なお、中部電力で最も利用者の多い従量電灯プランは、燃料費調整額の上限撤廃の適用外です。
燃料費調整額は、燃料の国際取引価格を電気代に反映させるための追加料金(※)と言えるものです。
※燃料取引価格が一定より高くなった場合はプラス調整、安くなった場合はマイナス調整となります
燃料費調整額の役目としては、
- 燃料費高騰における電力会社側の負担を軽減する
- 燃料費調整額に上限を設けることで、消費者の大幅な負担増を制限する
というものがあります。
通常、1kWhあたりの調整単価は、市場の価格変動に伴って毎月見直されます。このようにして算出される単価と使用電力量とを掛け算することで、燃料費調整額が決まります。
燃料費調整額は、燃料費が現在のように高騰する前は、同じ電力エリアであれば、大手電力会社と新電力の燃料費調整額が同額の設定になっていることが一般的でした。
ところが、世界的な燃料価格の高騰が続くことにより、経営に負担を強いられる電力会社が相次ぐようになりました。
その打開策として、今後も安定したサービスを提供するべく、燃料費調整額の上限を撤廃する電力会社が増加しています。
このような背景により、中部電力でも、2022年12月分の電気料金から一部料金プランの燃料費調整額の上限を撤廃するという決定を行いました。
そのため、中部電力の「従量電灯」プラン以外の新料金プランを契約する際は、燃料費調整額の上限の有無についても事前に確認しておくことが重要です。
中部電力の再エネ賦課金
再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)とは、再生エネルギーを普及させるためにそれぞれの各電力契約者が負担する費用のことです。全国一律(どこの電力会社でも同額)の料金設定となります。
意外と簡単?中部電力の電気料金を計算してみる
中部電力の電気料金を計算する上で大切な3つの要素を理解したところで、実際に電気料金を計算してみましょう。
例として以下の場合の電気代を計算します。
- 契約アンペア数40A
- 1ヵ月の使用電力量380kWh
- 燃料費調整額(2026年8月分)
- 「再生可能エネルギー発電促進賦課金」は全国一律
①基本料金を計算する
契約アンペア数40Aの場合、従量電灯Bの基本料金は【1284.56円】です。なお、基本料金は毎月固定であり、どれだけ電気を使ったかは料金に影響しません。
中部電力「従量電灯B」:基本料金
| 契約アンペア数 | 基本料金(円)(税込) |
|---|---|
| 10A | 321.14円 |
| 15A | 481.71円 |
| 20A | 642.28円 |
| 30A | 963.42円 |
| 40A | 1284.56円 |
| 50A | 1605.70円 |
| 60A | 1926.84円 |
②電力量料金を計算する
電力量料金は使用電力量ごとに3段階に分かれています。それぞれの段階ごとに1kWh当たりの料金単価を掛け算して算出します。
中部電力「従量電灯B」:電力量料金
| 電力消費量(kWh) | 1kWhあたりの値段(円)(税込) |
|---|---|
| 0 - 120kWh | 21.20円 |
| 120 - 300kWh | 25.67円 |
| 300kWh以上 | 28.62円 |
- 1段階目(~120kWh):120 × 21.20 = 2,544円
- 2段階目(120~300kWh):180 × 25.67 = 4,620.6円
- 3段階目(300kWh~):80 × 28.62 = 2,289.6円
合計:9,454.2円
③燃料費調整額を計算する
- 1kWhあたり-1.36円
- 使用電力量380kWh ×(-1.36円)= -516.80円
④再生可能エネルギー発電促進賦課金を計算する
「再生可能エネルギー発電促進賦課金」は全国一律料金です。そのため、全ての電力会社で同じ価格となっています。
- 1kWhあたり4.18円
- 使用電力量380kWh × 4.18円 = 1,588.40円
⑤中部電力の電気料金
上記、①~④で計算した合計金額が、1ヵ月あたりの中部電力の電気料金です。
- 11,810円
※契約アンペア数:40A、使用電力量:380kWhの場合
自動計算ツールで簡単確認!自宅の電気料金の内訳
中部電力の従量電灯Bを契約している方は、以下のフォームに契約アンペア数とひと月あたりの電気使用量をご記入いただくと、詳しい内訳を含めたご自宅の電気料金がご覧いただけます。
中部電力・従量電灯Bの電気料金を計算
電気料金の内訳
| ① 基本料金 | |
|---|---|
| ② 電力量料金 | |
| ③ 燃料費調整額 | |
| ④ 再生可能エネルギー発電促進賦課金 | |
| 合計 |
※小数点以下は切り捨て |
このように、上記で説明した計算方法を使って、毎月の電気代を自分で計算することができます。
中部電力より電気代を安くするには?
昨今、燃料費高騰の影響を受けているのは新電力だけでなく、中部電力などの大手電力会社も同様です。
事実、上記でも述べたように、2022年12月以降、中部電力でも一部料金プランで燃料費調整額の上限撤廃が発表されています。
燃料費高騰が続く中で電気代を少しでも安くするためには、まずは、中部電力よりも「基本料金」と「電力量料金」が安い電力会社を選ぶことがポイントになります。
その上で、「燃料費調整額」の単価や「燃料費調整額」の上限の有無なども加味して検討することが大切です。
中部電力(従量電灯B)と新電力の料金比較
「料金比較のセレクトラ」では、中部電力よりもお得になりやすい電力会社を紹介しています。ぜひ電力会社選びの参考にして下さい。
【まとめ】中部電力の電気料金:計算方法
中部電力の電気料金について、よくある質問をまとめました。
よくある質問一覧
| 質問1:中部電力の電気料金プランで最も利用者が多いのは? |
|---|
|
回答1
中部電力の電気料金プランで最も利用者が多いのは「従量電灯」です。 中部電力の「従量電灯」プランにはA・B・Cがありますが、その中でも最も契約数が多いのは一般家庭向けの「従量電灯B」プランになります。 |
| 質問2:中部電力の電気料金の内訳は? |
|
回答2
中部電力の電気料金は「基本料金」「電力量料金」「燃料費調整額」「再生可能エネルギー発電促進賦課金」から成り立っています。 |
| 質問3:中部電力「従量電灯B」の基本料金とは? |
|
回答3
「基本料金」は、電気の契約に対して発生する固定の料金です。契約アンペア数ごとに料金が設定されています。 |
| 質問4:中部電力の「燃料費調整額」は電気代に影響する? |
|
回答4
中部電力では一部の電気料金プランにおいて、2022年12月の電気代から「燃料費調整額」の上限を撤廃することを決定しています。上限がなくなることにより、電気代がさらに高くなる可能性があります。 |
| 質問5:中部電力よりも電気代を安くするには? |
|
回答5
「基本料金」と「電力量料金」の安い新電力への切り替えがおすすめです。 |
