NURO光から乗り換えるなら?事業者変更と方法 乗り換え先のおすすめ光回線

NURO光から他の光回線への乗り換えるなら、解約したい時期の約1ヶ月前から行動開始するとスムーズです。乗り換える際には、できるだけ費用をかけないで解約できるテクニックを使うのがポイント。事業者変更はできる?費用はいくらかかる?といった気になるポイントから、無料でNURO光から乗り換える方法や乗り換え先におすすめの光回線も紹介。
NURO光から乗り換える方法
NURO光から乗り換えるには、一度NURO光を解約した後に別の光回線プランで新規契約を結びます。ポイントは、NURO光の解約前に新規契約の申し込みをするという点です。
NURO光からの乗り換えの流れ
では、実際の詳しい手順を解説します。
①乗り換え先の光回線契約を行う
まずは、乗り換え先として新規契約したい光回線に申し込む所からスタートです。
公式サイトから申し込み手続きを行いましょう。申し込みの時点では、NURO光を解約する必要はありません。
②工事日程を調整
新規で契約する光回線を導入するには、開通工事が必要になることがほとんどです。工事には立ち合いが必要な場合があります。新規契約先のプロバイダと工事の日程を調整しましょう。
③NURO光を解約
新規契約先での申し込み手続きを終えたら、NURO光を解約しましょう。解約の際には、解約違約金の支払いや工事費の残債の一括支払いが必要になる場合があります。ここまで来たら乗り換え完了まであと少しです。
④新規で契約した光回線が開通
NURO光の解約が済んだら、今度は新規契約先の光回線の開通工事を行います。開通工事が終われば、NURO光からの乗り換えが完了します。
NURO光は事業者変更(工事不要の乗り換え)ができない
NURO光から他の光回線に乗り換える際、いわゆるフレッツ光回線で行うような工事不要の契約切り替え(事業者変更や転用)はできません。NURO光はフレッツの設備を使わない光回線のため、一度解約して再度新しいプランと新規契約が必要になります。
NURO光の解約方法
NURO光の解約は、ウェブから行うことができます。まずはNURO光公式サイトから解約申請フォームに入力します。入力項目は以下のとおりです。
- 氏名
- 解約日(翌日か月末から選択)
- 解約理由
- メールアドレス
- 生年月日
- 連絡先電話番号
- 集荷日への同意(解約した月の翌月4日頃レンタル機器の集荷が来ます。問題なければ同意を選択。)

解約日は、翌日と月末の2パターンから選ぶことができます。翌日を選択した場合も、月末解約を選んだ場合も解約月1ヶ月分の料金が請求されます。
また、契約住所と集荷の住所が異なる場合は集荷に来て欲しい住所を入力します。集荷する住所がまだ決まっていない場合は解約申請ができません。その場合、どこに集荷を依頼するか決まったら解約申請を行いましょう。
NURO光からの乗り換えに掛かる期間

NURO光からの乗り換えにかかる期間は、1ヶ月前後です。
NUROの解約には最短で1週間ほどかかり、新規契約には大体3週間前後かかるためです。2月~4月の引っ越しシーズンにはもう少し長くかかる場合もあります。
NURO光からNTTフレッツ系の光回線に乗り換える場合は工事が必要
また、NURO光はNURO独自の特別な光ファイバーケーブルを使っているという点も覚えておいて損はありません。
これにより、NUROの光ファイバーではなくNTTフレッツの光ファイバーを使用する光回線を契約するとなると、別途NTTフレッツの光ファイバーを引き込む導入工事をする必要があります。
乗り換え先の大体の光回線はNTTフレッツの光ファイバーを使用していますので、立ち合い有りの導入工事が必要になることがほとんどだと考えて良いでしょう。
NURO光から乗り換える際の注意点

NURO光から乗り換える際の注意点は3つです。
- 解約月の利用料金は日割り計算されない
- 解約証明書はウェブでのみ閲覧可・紙で発行されない
- 当月末解約はギリギリで申請できない
解約月の利用料金は日割り計算されない
NURO光では、解約月の利用料金が日割り計算されません。
NURO光の解約申請フォームでは、解約のタイミングを「解約申請の翌日」、または「解約申請月の月末」の2つから選ぶことができます。どちらを選んだ場合も解約月の料金は1ヶ月分請求されます。翌日に解約を選択した場合も、利用料金は日割り計算されないことに注意です。
解約証明書はウェブでのみ閲覧可・紙で発行されない

NURO光から乗り換える際に発行される解約証明書は紙で発行されません。ウェブ上でのみ閲覧が可能です。
乗り換え先の光回線が、他社サービス解約時にかかる違約金を負担してくれるキャンペーンを実施している場合があります。その場合、解約時に発行される解約証明書と、各解約費用の支払い通知書などが必要になります。
乗り換え先のプロバイダに解約証明書や各種証明書類の提出が必要な場合は、マイページで閲覧できる証明書類や明細をスクリーンショットして、印刷する必要があります。紙での発行はできないことを覚えておきましょう。
当月末解約はギリギリで申請できない
NURO光から乗り換える際、NURO光を当月末で解約したいなら月末日の17:59までに解約申請を行う必要があります。それ以降の解約の場合、翌月の料金が発生します。
引っ越し等で忙しい時期だと時間が過ぎるのも早いですよね。あと2日、3日ある気がしていたのに「気づいたら今日で2月最後だった!」なんてこともよくあります。
NURO光を解約する際は、解約のタイミングを「翌日」か「月末」から選べますので、スケジュールが分かったら早めに手続きを行いましょう。NURO光から乗り換えるなら、まずは乗り換え先の光回線の新規契約申し込みからスタートです。
NURO光からの乗り換えにかかる費用
NURO光からの乗り換えにかかる費用はいくらなのでしょうか?
乗り換え時にかかる費用は、ざっくり言うと【NURO光の解約費用】+【乗り換え先での新規契約費用】となります。モデルケースを用いてどれくらいの費用がかかるのかをシミュレーションします。
GMOとくとくBBでは違約金負担キャンペーンがありますので、キャンペーン特典を適用した場合を想定しています。
NURO光 | |
---|---|
GMOとくとくBB光 | |
違約金 | 10,450円 |
工事費残債 | 14,664円 |
新規工事費 | 工事費(キャンペーン利用で0円) |
契約手数料 | 3,300円 |
他社違約金負担キャンペーン利用 | +21,000円 |
負担額 | 7,400円 |
NURO光 | |
---|---|
GMOとくとくBB光 | |
違約金 | 3,850円 |
工事費残債 | 14,664円 |
新規工事費 | 工事費(キャンペーン利用で0円) |
契約手数料 | 3,300円 |
他社違約金負担キャンペーン利用 | +21,000円 |
負担額 | 814円 |
NURO光から無料で乗り換える方法

前の章で、NURO光の解約にかかる費用を解説しました。でも、かかる費用を見て「無料で解約ってできないものなの?」と考えた方もいるのではないでしょうか?
結論から言うと、NUROからの乗り換えの際にNURO光を無料で解約することは可能です。
では、具体的な方法を解説します。
解約月(更新月)に解約する
NURO光2ギガプランには、2年自動更新と3年自動更新のプランがあります。それぞれ、2年目と3年目にある「無料解約期間」と呼ばれる契約更新期間に解約することで違約金0円で解約が可能です。
契約プラン | 定期契約期間 | 契約解除料 |
---|---|---|
NURO光 2ギガ(3年契約) | 3年(2周目以降は2年ごと) | 3,850 円 |
NURO光 2ギガ(2年契約) | 2 年 | 3,740 円 |
▼2022年6月以前のプラン | ||
NURO光 G2T | 3年 | 10,450 円 |
NURO光 G2D | 2年 | 10,450 円 |
NURO光 G2V | 2年 | 10,450 円 |
更新月以外のタイミングで解約すると、上の表のような解約金がかかります。
2年プランの最初の更新月は24~26ヶ月目、3年プランの最初の更新月は48~50ヶ月目です。この間に解約すると、解約金がかかりません。
図にするとこのようになります。最初の契約満了月を含めた3ヶ月間が無料解約期間です。以降2年ごとに無料解約期間がやってきます。

下の図は、3年プランの無料解約期間です。
3年プランの場合は1周目のみ3年に1回の契約満了、その後は2年に1回の契約満了(2年に1回の無料解約期間)となります。

乗り換え先のプロバイダで違約金負担キャンペーンを利用
乗り換え先のプロバイダで違約金負担キャンペーンを利用することで、NURO光で契約解除料がかかっても無料で乗り換えることができる可能性があります。もしくは、発生した違約金を100%カバーはできなくても、自己負担額の軽減が期待できます。
違約金負担=乗り換え先のプロバイダが相当額をキャッシュバック
こういった違約金負担キャンペーンは、簡単に言うと、NURO光の解約にかかった違約金の額と同じ額を新規契約先がキャッシュバックする仕組みです。乗り換えてから数ヶ月後に違約金補填金が振り込まれます。自分の代わりに新規契約のプロバイダが解約金を払ってくれる訳ではないという点を覚えておきましょう。
なお、乗り換え後に違約金負担キャンペーン申請の際には、NURO光で発行された解約証明書や支払い証明書、明細が必要になります。証明書類は大切に保管しておきましょう。
NURO光からの乗り換え先におすすめな光回線

NURO光からの乗り換え先におすすめの光回線を紹介します。
NURO光から別のプランへ乗り換えを検討される際、
- NURO提供エリア外へ引っ越すので引っ越し先で使えるネット回線が欲しい
- NURO光よりも安い光回線を契約したい
- NURO光では速度に満足できないためもっと早い光回線が良い
以上の3つの動機で乗り換えをされる方が多いかと思います。
そのため、この記事では乗り換え先の光回線として、NURO光より料金が安く、かつ全国エリアで申し込める光回線を紹介します。
NURO光からの乗り換えにおすすめ①【とくとくBB光】全国展開・安さ重視

auひかりからの乗り換え先におすすめな光回線総合1位は、とくとくBB光です。とくとくBB光は、大手プロバイダのGMOが提供する光回線プランです。
▼とくとくBB光のメリット
- 業界最安値レベルの月額料金の安さ
- 料金プランは1つだけしかないためシンプルで分かりやすい
- 日本全国で提供しているため、どのエリアにお住まいの方でも申し込める
- 工事費が実質0円
- 申し込みで現金キャッシュバック特典がある
月額料金は、マンションで3千円台からとかなりリーズナブルです。
ソフトバンクスマホのユーザーにもとくとくBB光が最適解

NURO光では、ソフトバンクスマホと光回線のセット割を利用していた方もいるかもしれません。NURO光の他にも、ソフトバンクスマホとのセット割が適用できる光回線があります。例えばソフトバンク光です。
しかしながら、ソフトバンクのスマホをお使いの方には、ソフトバンク光よりもとくとくBB光の方がおすすめです。
ソフトバンク光は言ってしまえばセット割を前提に考案されたプランのため、割引が無いと基本料金がそこまで安くなりません。しかも、ソフトバンクのセット割(おうち割)の適用には有料オプション加入が条件になっていますので、実際そこまでお得にならないケースも結構あります。
割引ナシでもお得に使いたい、分かりやすいプランが良いという方には、GMOとくとくBB光がおすすめです。
もしドコモユーザーで、家族に2~3人ドコモユーザーがいる方は次の章のおすすめ光回線も要チェックです。
NURO光からの乗り換えにおすすめ②【とくとくBB光10ギガ】NURO光より超高速
NURO光より通信速度が速い光回線が良いという方には、とくとくBB光10ギガがおすすめです。
NURO光は最大通信速度が下り2ギガ(2Gbps)であるのに対し、とくとくBB光10ギガは最大通信速度が10ギガ(10Gbps)です。
この「最大通信速度10ギガ」というのは理論上の数値ですが、NURO光に比べて格段に通信速度があがりますので、NURO光では満足できなかったという方におすすめです。
とくとくBB光10ギガのメリットは、低価格、特典の豊富さ、そしてWi-Fiルーターを0円でレンタルできるという点です。

月額料金は、マンション・戸建てともに5,940円となっています。基本料金が安いため、通信費を出来るだけ抑えたいという方にもおすすめの10ギガの光回線です。
- ▼とくとくBB光10ギガのメリット
- 契約の縛りがない(解約違約金なし)
- Wi-Fiルーターを0円でレンタルできる(とくとくBBだけ!)
- 料金が安い:5,940円~
- キャッシュバックキャンペーンがある
ファミリー(戸建て) | 5,940円(税込) |
マンション | 5,940円(税込) |
ルーターレンタル料 | 390円(税込) |
10ギガの光回線を利用するには、10ギガ専用のルーターを用意する必要があります。
他の10ギガ光回線の場合は、ルーターを有料レンタル・または自費で購入しなければいけないケースがほとんどですが、とくとくBB光10ギガならWi-Fiルーターを無料でレンタルすることができます。
さらに、このページに掲載しているリンク経由で申し込めば、キャッシュバックがもらえます。とくとくBB光10ギガには特典が満載です。せっかく申し込むなら特典がある方が嬉しいという方におすすめです。
NURO光からの乗り換えにおすすめ③【ドコモ光】家族にドコモユーザーが数人いるなら

今お使いのスマホがドコモで、かつ自分以外の家族または同居人にドコモユーザーがいるという方は、ドコモ光が一番お得に使えます。
ドコモ光は、ドコモスマホとのセット割を適用することで、月々のスマホ料金が1000円/台前後割引になります。ドコモ光をおすすめする理由は、ドコモ光ならセット割適用の条件は特に無いためです。
ソフトバンク光にあるような、「割引するためには有料オプション加入必須」等のルールもありません。ほぼ全員セット割の対象ということになります。
ただし、ドコモユーザーだが一人暮らしで家族にドコモユーザーが居ない方、ドコモ以外のスマホをお使いの方なら、やはりとくとくBB光の方がお得になります。