1か月の電気代平均は?世帯・地域・季節別にみる電気代平均

「うちの電気代って平均より高いのかな?」と気になっている方のために、電気料金の平均を整理しました。あなたの状況に応じた電気代の平均をご覧になることができます。電気代を安くする方法についてもご紹介します。
- ポイント
- 1か月の電気料金の平均をご紹介します。
- 電気料金の平均は、世帯構成やお住いの地域、さらには季節により異なります。本記事ではこれらの項目ごとの電気代の平均をご紹介します。
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1か月の平均的な電気料金は?
「1か月の電気代、他の家庭ではどれくらい払っているのだろう?」一度は気になったことがある方も多いのではないでしょうか。
そこで、総務省の実施する家計調査のデータをもとに、平均的な1か月あたりの電気代がいくらかを調べてみました。世帯人数別の平均、地域・季節別の平均をそれぞれ確認していきましょう。
世帯人数別の電気代平均
世帯人数別の平均的な1か月あたりの電気代は以下の表のとおりです。2020年の全国における年間平均を表しています。
世帯人数別:1か月あたりの平均的な電気代(2020年)
参考:総務省統計局「家計調査 家計収支編 総世帯」
世帯人数が増えるほど、電気代も高くなっていることがわかります。それと同時に、ある程度人数が多くなると電気代の増加は比較的緩やかになることが見て取れます。これは家庭内で共有するスペースや電化製品も多くなることが要因だと推測することができます。
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地域・季節別の電気代平均
続いて、地方別の電気料金の平均を、季節ごとに確認してみましょう。こちらは、世帯人数関係なくすべての世帯の平均を表しており、およそ2人世帯の平均的な電気代になっています。
地域 | 4~6月 | 7~9月 | 10~12月 | 1~3月 |
---|---|---|---|---|
凡例 | 全国で一番低い | 全国平均より高い | 全国で一番高い | その地域で一番高い |
全国平均 | 9,010 | 8,480 | 7,972 | 10,520 |
北海道 | 11,323 | 8,368 | 8,101 | 13,119 |
東北 | 10,066 | 7,587 | 7,801 | 12,300 |
関東 | 8,925 | 7,960 | 7,857 | 10,707 |
北陸 | 10,060 | 8,801 | 8,818 | 12,455 |
東海 | 8,681 | 8,935 | 8,205 | 10,673 |
近畿 | 8,549 | 8,406 | 8,158 | 10,223 |
中国 | 9,253 | 7,885 | 7,465 | 10,262 |
四国 | 9,423 | 8,908 | 8,962 | 10,544 |
九州 | 7,950 | 8,119 | 7,148 | 9,422 |
沖縄 | 5,872 | 9,833 | 7,204 | 5,499 |
参考:総務省統計局「家計調査 家計収支編 総世帯」
多くの地域において、冬の電気代の平均が高くなっていることがわかります。特に北海道や東北などでは冬の電気代の高さが顕著です。これは、エアコンなどの空調が調整しなければならない室外気温と室内気温の差が大きく、電気をたくさん消費するためです。
これと同じ原理で、温暖な沖縄では夏場の電気代が特に高い傾向があります。逆に、沖縄においては、冬場は比較的暖かいため、冬の電気代の平均が他の地域よりも低くなっていることが特徴的です。
このように気候によって地域ごとの電気料金の平均に傾向が生まれますが、電気料金は電力会社により異なり、料金体系は地域ごとに異なることにも留意しなければなりません。さらに、地域ごとの料金傾向があるため、このことも、電気代平均の地域ごとの差に影響を与えています。
電気代の高い・安いを決める要因は?
1か月の電気代平均を確認して、「うちの電気代は平均より安いけど、果たして私が毎月払っている電気代は適正なのか?」逆に、「平均より高いけど、大丈夫なのか?」そんな風に思っている方もいるかもしれません。
毎月支払う電気代は、「毎月どれくらいの電気使用量(kWh)があるか」と「基本料金・電力量料金の金額」によって決定されます。この2つのしくみがが分かっていれば、自宅の電気代が適正かどうか、払いすぎていないかどうか判断しやすくなります。
もう少し詳しくみてみましょう。
電気の使用量(kWh)
ご自宅の電気の使用量は、一軒一軒に取り付けられいてる電力メーターが、その家庭の電気の使用量を測定しています。毎月検針日になると、各電力会社の検針員がメーターを読み取って、電気料金使用のお知らせ(検針票)を発行して、各契約者に請求のお知らせをしています。(最近は、スマートメーターと呼ばれる、遠隔地で電気の使用量の把握できるメーターも普及しています。)
そして、電気消費量(kWh)が多ければ、当然1か月の電気代も高くなります。それでは、電気消費量の多い少ないには何が関係しているのでしょうか。
- 世帯人数
世帯人数が増えれば、当然使用する電化製品も増えますし、使う時間帯も増えます。 - 在宅時間
自宅にいる時間と人数が多い家庭ほど、電気の消費量(kWh)は増えます。 - 冷暖房を必要とする面積
特に暖房は電気を多く使用します。このため暖房を必要とする面積が多いと電気の消費量(kWh)も増えます。 - 家の密封性
断熱性・断冷性の高い家は効率よく暖房器具が使えます。木造の家か否かなども、電気の使用量(kWh)に関係します。 - 電気器具の数やその消費電力(W)
使用している電化製品の数や、その電化製品を動かすの必要とする消費電力(W)ももちろん電気の消費量に関係します。例えば、IHクッキングヒーターを使っている家庭とそうでない家庭では電気の使用量も大きく変わります。
電気とガスの使用量や請求額をお知らせください。らくらく窓口なら電気代平均6%削減、最短5分で最適プランが見つかります。
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基本料金・電力量料金
電気消費量(kWh)に加えて、「基本料金」と「電力量料金」の料金設定が、最終的な1か月の電気の請求額を決定します。
- 基本料金
電気の使用量にかかわらず、毎月支払う料金 - 電力量料金
電気の使用に応じてかかる料金。1kWhあたりの電気使用につきx円、という風に単価が設定されている
1か月の電気代=基本料金+電力量料金の単価 × 電気使用量
(※ここに、燃料費調整額と再エネ賦課金が加わります)
基本的に、電気料金プランはこの2つの要素で構成されていますが、電力会社ごとに金額の設定が異なります。
したがって、単価が安い電力会社に切り替えれば、電気使用量を減らさなくても、電気代を安くすることができます。
以下でおすすめ電力会社と料金比較をエリア別にまとめています。ぜひ参考にご覧ください。