簡単&効果的な節電方法まとめ【エアコン・冷蔵庫・照明・給湯・テレビ・待機電力】
少しでも電気代を安くしたい方のために、家庭で今すぐできる簡単な節電方法を徹底解説!
電気代節約を目的に、家庭内で効率的に節電するには、以下の節電方法が有効です。
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今すぐできる!家庭での簡単な節電方法
家庭で効果的に節電を行うためには、まず以下の2点をチェックする必要があります。
- 【重要!】節電前のチェック項目
- 毎月の電気使用量をチェック
- 消費電力の多い家電をチェック
「電気代を少しでも安くしたい」「環境のために省エネに貢献したい」など、節電の目的が違っても、節電に効果を求めるなら上記の2STEPは外せません。
STEP①毎月の電気使用量をチェック
節電対策で真っ先に行うべきは「毎月の電気使用量」のチェック!実際に、毎月どのくらいの電気を使用しているのかを把握することです。
また、ご自宅の電気の使用量が平均よりも多いのか少ないのか、1ヶ月あたりの電気使用量の平均値をおおよその目安として確認しておくといいでしょう。
以下に、「一戸建て」「集合住宅」のそれぞれの1ヶ月あたりの電気使用量の平均を世帯人数別にまとめました。
※出典:東京都環境局「東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査報告書」
自宅の電気使用量が平均よりも大幅に高い場合は、電気を無駄使いしている可能性があります。
ただし、電気の使用量は季節によっても異なる点に注意しましょう。
下記は、2023年1月~12月にかけて調査された全国の一般家庭の【季節別】1ヶ月あたりの電気代平均です。
※総務省統計局「家計調査 家計収支編」を基に作成(小数点以下切り捨て)
上記から、暖房などで電気を長時間使う冬の電気代が突出して高いことがわかります。
冬の電気代が高いということは、それだけ冬の電気使用量が高いということ。つまり、電気使用量が多い冬に節電をすることは、他の季節よりも節電効果が出やすく、電気代を安くできる可能性も高いということがわかります。
そのため、できれば季節別に電気の使用量をチェックして、季節によってどれだけ変動があるか、節電の見込みがあるかも確認するとよいでしょう。
電気使用量と電気代の密接な関係
なお、電気代は、約9割*が「電力量料金」で占められています。
※東京電力「従量電灯」の場合。電気代は、基本料金と電力量料金の合計(税込)で、燃料費調整額および再エネ賦課金は含まない計算。
電気の使用量によって決まる「電力量料金」は電気代の中で大きな割合を占めているため、暖房をたくさん使う冬のように、電気の使用量が増えれば増えるほど、電気代は高くなります。
逆に、節電で電気の使用量を抑えることができれば、それだけ電気代も節約できるということです。
近年の電力受給ひっ迫を受けて、節電を呼び掛けている電力会社も多く、電力会社の中には節電関連のお得なキャンペーンを実施する会社も増えています。
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STEP②消費電力の多い家電をチェック
電気の使用量を抑えるために必要なのは、家にある電化製品の中で消費電力の多い家電をチェックすること。
なぜなら、「最も消費電力が大きい家電から対策する」ことが節電に一番効果があるからです。
最も消費電力の高い家電は?
※出典:資源エネルギー庁「省エネルギー政策について」
最も消費電力が多く、特に夏の間は全電力消費の50%以上を占めるのが「エアコン」と「冷蔵庫」です。
つまり、「エアコン」と「冷蔵庫」を中心に節電対策を行うのが最も効果的な節電方法です。
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💡電気代節約に効果的な家電の節電方法【徹底解説】
- 【家電別】効率的な節電方法は?
- エアコン【電気節約度★★★★】
- 冷蔵庫【電気節約度★★★】
- 照明【電気節約度★★】
- 給湯【電気節約度★★】
- テレビ【電気節約度★】
- 待機電力【電気節約度★】
家庭でできる節電対策の中で、最も効果的な家電の節電方法を消費電力・電気代の節約度が高い順に解説します。
エアコンの節電方法【節約度★★★★】
家庭の電化製品のうち、エアコンは最も電気使用量が大きな家電です。特に、夏・冬はエアコンの電気使用量を抑えることが節電に効果的です。
エアコンの節電方法のポイントは次の4点です。
エアコンの節電方法①部屋に熱をためない
エアコン使用前に部屋を換気する
エアコンは「起動後に設定温度までに室温を下げる時」に最も多くの電力を消費します。
そのため、帰宅後など、たまった熱気をそのままに部屋をエアコンで冷やすと「電気を無駄に消費」していることになります。
エアコンを使う前に換気をすることで、たまった熱気を余計な電気を使わずに簡単に逃がせます。
遮光カーテン、ブラインド、すだれ等を使う
そもそも部屋に熱をためない工夫をしておくことで、無駄な消費電力を抑えることができます。
例えば、遮光性の高いカーテンやブラインド等を使用し、日中の熱気が部屋にたまるのを防ぐとよいでしょう。
また、日本古来の「すだれ」や「よしず」も断熱に効果があります。
すだれ、よしずのメリットは?
カーテンは日よけとして使う場合にカーテン自体が熱を帯び、室内に熱を発してしまうというデメリットがあります。
一方、すだれやよしずの場合は室外に設置するため、余計な熱を室内に伝えません。
また、素材である木には熱を伝えにくい空気が含まれているため、高い断熱性能があり、熱を防ぐのに効果的です。
空気の循環を良くする
エアコン使用時に空気の流れを良くし、効率的に部屋を冷やすことも重要です。
※出典:ダイキン工業株式会社「エアコン節電情報」
冷たい空気は下にたまりやすい性質があります。
風向きを下に設定していると部屋の上側の空気が暖かいままで冷却効率が落ちてしまうため、風向きは上方向か水平方向に設定し、部屋全体の空気をまんべんなく冷やせるようにしましょう。
また、エアコンからの冷気がなかなか部屋全体に行き渡らない時は、サーキュレーターや扇風機を併用するのが効果的です。
エアコンの冷気をスムーズに遠くまで届けることができます。
エアコンはつけっぱなしの方が節電にいい?
前述したように、エアコンで最も電力を使うタイミングは「起動後、設定温度にまで室温を下げる時」です。
そのため、短時間の外出時などでスイッチのオン・オフを繰り返していると、その度にたくさんの電力を使うことになります。
外出時などのエアコン節電には、30分程度の短い外出時はエアコンをつけっぱなしにし、長時間の外出では外出前に早めに電源を切り、プラグも外すと効果的です。
エアコンの節電方法②適切な設定温度で使う
エアコンの設定温度を適切な温度に保つことも、節電に重要です。
例えば、夏の冷房使用時は、エアコンの設定温度を1℃上げるだけで、約13%もの消費電力が削減できます。
エアコンで効果的に節電したい場合は、夏の冷房時の室温は28℃を目安にし、タイマーなども利用して必要な時間に必要な分だけ冷却するとよいでしょう。
エアコンの節電方法③エアコン掃除で冷却効率を上げる
エアコンは、部屋の暖かい空気を吸い込み、内部で冷やして吐き出すことで部屋の温度を下げています。
そのため、エアコンのフィルターが目詰まりすると、吸い込める空気の量が少なくなり、多くの電気が必要になります。
空調専業メーカー「ダイキン」の試算によると、フィルター掃除をしないことで冷房時に必要となる電力量が25%も高くなると言います。
※出典:ダイキン工業「シーズンの合間、今のうちにエアコンのお掃除を!」
2週間に一度程度フィルターを掃除することで、できるだけ少ない電気で効率的に部屋を冷やせるようにしておくと節電に効果的です。
また、年に一度は、プロのハウスクリーニング業者にエアコンクリーニングをお願いし、フィルターだけでなくエアコンの内部まで徹底的に洗浄してもらうと、風量が強まり、パフォーマンスが上がることで更に節電・電気代の節約が見込めます。
エアコンの節電方法④室外機の設置環境を工夫する
エアコンの電気代には室外機の設置環境も影響します。エアコンを節電したい場合は、以下の点に注意しましょう。
- 【エアコンの室外機】節電ポイント
- 室外機の温度が高くならない環境を作る
- 室外機の周囲に物を置かない
室外機の温度が高くならない環境を作る
室外機や周囲の温度が高くなると、エアコンの冷房効率が悪化して電気を無駄に使ってしまいます。
室外機の温度が高くならないようにするために、下記の工夫でエアコンの冷房効率をキープすることをおすすめします。
- 直射日光が当たらない場所に置く
- 日差しが強い場所に置く際は、カバー等で覆いをする
- 夏の暑い時期は、背面のアルミフィンに水をかけて室外機を冷やす
室外機の周囲に物を置かない
室外機が吸い込む空気の温度が低いほど冷房効率が高くなるため、エアコンの室外機の周囲には物を置かないことも大切です。
特に、室外機の吹出口や吸込口周辺を塞いでしまうと電気を無駄に消費することに!
エアコン本体だけでなく室外機の周囲環境を整えることで、より効果的にエアコンの節電が行えます。
冷蔵庫の節電方法【節約度★★★】
節電のために、エアコンの次に対策すべき家電は冷蔵庫です。冷蔵庫は、家庭の電化製品全体のうち約15%もの電力使用量を占めます。
冷蔵庫の節電方法のポイントは次の3点です。
冷蔵庫の節電方法①周囲環境を工夫する
冷蔵庫は消費電力が大きいため、冷蔵庫自体に熱がこもりやすくなっています。そのため、冷蔵庫の周囲には物を置かず、隙間を作って設置することが重要です。
周囲の壁から側面・背面の間隔を約5~10cm空けて、スムーズに放熱できるようにしましょう。
同様に、冷蔵庫の上に直接、物を置くことも避けましょう。物を置く必要がある場合は、ラック等を使って隙間を確保することをおすすめします。
また、直射日光やガスコンロ等、気温が高くなりやすい場所に冷蔵庫を設置するのも避けましょう。
「日本電気工業会」の実験によると、周囲の温度が30℃から35℃に5℃上がっただけでも消費電力が約47%も増加します。
冷蔵庫の節電方法②扉の開閉を減らす
冷蔵庫の扉の開け閉めをすると、その度に冷蔵庫内の温度が上がり、それを冷やすために更に電気が必要となります。
必要以上に開閉したり、扉を開けっぱなしにすることを避けるだけでも節電には効果的です。
冷蔵庫の節電方法③庫内の冷気を循環させる
冷蔵庫内での冷気の循環を良くし、スムーズに食品を冷やせるようにすることも大事です。
- 熱いものは冷ましてから入れる
- 冷蔵室には物を詰め込みすぎない(※全体の70%を目安に!)
- 冷凍室には冷凍食品を隙間なく入れた方が節電に◎
- 冷蔵庫のファンの前に物を置かない
節電に最も効果的なのは【電力会社・電気料金プランの見直し】 電気代がお得になる電力会社をチェック!
照明の節電方法【節約度★★】
照明も、エアコン・冷蔵庫に次いで電力使用量が大きいです。
照明の節電方法のポイントは次の3点です。
照明の節電方法①こまめに電源を消す
照明で節電しようと思ったら、必要がない限り、こまめに照明を消す習慣を身に着けることが大事です。
また、照明の間引きや適正な照度調整をして、必要最小限の灯りを心がけましょう。
照明の節電方法②定期的に掃除する
ランプやシェードが汚れていると明るさが極端に低下します。
キッチン等、汚れやすい場所の照明器具を中心に、こまめに掃除を行うと節電に効果的です。
照明の節電方法③省エネ型照明に買い換える
※出典:一般社団法人・日本照明工業会「LED照明ナビ」
古い照明を使用している場合は、消費電力が大きく節電には不向きなものが多いです。
消費電力の少ないLED照明など、省エネ型の照明器具に買い換えましょう。
なお、光の明るさを変更できる「調光機能」付き照明もあります。必要最低限の明るさに設定して利用するのも節電に効果があります。
節電に最も効果的なのは電気料金プランの見直し 電気代がお得な電力会社をチェック!
給湯の節電方法【節約度★★】
「エコキュート」等の電気給湯器を使っている場合、給湯器の利用を見直すことで節電・電気代の削減につながります。
また、オール電化住宅にお住まいの方は、夜間の料金が安く設定されているオール電化向けプランを選ぶことで、電気代の節約がしやすくなります。
給湯の節電で効果的なのは、たくさんお湯を使う浴室での電気の節約です。
電気を多く必要とする浴槽の自動保温機能の使用は控え、給湯の設定温度を適切な温度に保ちましょう。
また、長時間使用しない場合は、こまめにスイッチを切り、省エネモードがある場合は省エネモードを使用することも大切です。
節電に最も効果的なのは電気料金プランの見直し 電気代がお得な電力会社をチェック!
テレビの節電方法【節約度★】
テレビも消費電力の大きい家電の一つです。テレビの節電方法のポイントは次の3点です。
テレビの節電方法①こまめに主電源を消す
テレビを見終わった後や見ない時は、リモコンでスイッチオフするだけでなく、テレビ本体の主電源も切りましょう。
また、長時間テレビを見ない場合は、プラグも抜くと節電に効果的です。
テレビの節電方法②適切な明るさ・音量に調節する
節電のためにも身体のためにも、テレビは適切な明るさ・音量で使用しましょう。
液晶画面を明るくしすぎたり、音量を大きくすればするほど、余計な消費電力がかかります。
テレビの節電方法③画面をキレイに保つ
テレビ画面は、静電気で埃がつきやすく意外に汚れています。
汚れで液晶画面が暗く見えると、不必要に明るさを上げてしまいがち。定期的に乾いた布で表面を拭くなどして、電気の無駄遣いを防ぎましょう。
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待機電力の節電方法【節約度★】
「待機電力」とは、電子機器を使用していない間でも消費される微小な電力のことです。
実は、待機電力は全体の電力消費量のうち約6%の割合を占めており、あなどれません。
待機電力をカットすることは、すべての電化製品において有効な節電方法なので、以下のことを実行するとよいでしょう。
- こまめに主電源を切る
- 長時間・長期間使用しない家電はプラグから抜く
コンセントを抜くのは面倒?毎回、コンセントをプラグから抜くのが面倒という場合は、「節電タップ」の使用がおすすめです。スイッチひとつで電源のオン・オフを管理できます。
節電に最も効果的なのは電気料金プランの見直し 電気代がお得な電力会社をチェック!
効率的な節電方法が一目でわかる!【家電別:節電ToDoリスト】
家庭で簡単にできる節電方法では「消費電力の大きい家電から節電に取り組む」のが最も効率的。
特に、電力消費の割合が大きい「エアコン」「冷蔵庫」を集中的に対策するのがベストです。
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エアコン【電気節約度★★★★】 |
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部屋に熱をためない 適切な設定温度で使う エアコン掃除で冷却効率を上げる 室外機の設置環境を工夫 |
冷蔵庫【電気節約度★★★】 |
照明【重要度★★】 |
給湯【重要度★★】 |
テレビ【重要度★】 |
待機電力【重要度★】 |
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