【実測】オクトパスエナジーは一人暮らしでも安い?実際の電気代で検証(関東・東京エリア編)
「オクトパスエナジーって一人暮らしでも安くなるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
電気の使用量が少ない一人暮らしの場合、「切り替えてもあまり差が出ないのでは?」と不安に感じる人も少なくありません。
そこで本記事では、東京都内・一人暮らし・月200kWh前後というリアルな条件で、実際の請求データをもとに検証しました。
さらに、東京電力の従量電灯Bと同条件でシミュレーション比較することで、「本当に安くなるのか?」を明確にしています。
結論から言うと、オクトパスエナジーは一人暮らしでも電気代が安くなる可能性が高いことが確認できました。
特に月180〜250kWh程度使う人は、毎月しっかり差額が出る傾向があります。
「自分の場合はどうなのか?」が気になる方は、記事内のデータと照らし合わせながらチェックしてみてください。
結論:オクトパスエナジーは一人暮らしでも安くなる可能性あり!
実際に切り替えて請求額を検証した結果、一人暮らしでも電気代が安くなるケースを確認できました。
今回のように、 月200kWh前後の使用量がある場合は、しっかりと差額が出る傾向が見て取れます。
※本結果は「30A・月180〜250kWh・東京電力エリア」のケースです。同条件なら同様の傾向になりやすいでしょう。
検証条件(検証者のプロフィール)
今回の検証は、以下の条件で行いました。
東京都内、つまり「東京電力EP」の地域にお住まいの、一人暮らし会社員男性が検証者です。
東京電力の従量電灯Bからオクトパスエナジーの「グリーンオクトパス」にFacebookの広告をきっかけに切り替えを行ったそうです。
| 住まい | 東京都内 |
|---|---|
| 世帯 | 一人暮らし・一般的なワンルーム・1K |
| 電気・ガス使用状況 | 電気と都市ガス |
| 以前使っていた電力会社・プラン | 東京電力・従量電灯B |
| アンペア数 | 30A (平均的) 一人暮らしの平均は186kWh/月と比べると若干多め (参考:「電気代節約に最適なアンペア容量と選び方」) |
| 電気の使用量 | 190~250kWh(季節によって変動あり) 一人暮らしの平均は186kWh/月と比べると若干多め (参考:「一人暮らしの電気代&光熱費平均 調査結果」) |
実際の電気代を公開【切り替え後の請求データ】
実際にオクトパスエナジーにしてからの毎月の請求額を見ていきましょう。
この間、政府からの補助金が出ていた月がありました。それに関しては備考で掲載し、その最終的な請求額も確認できます。
(この政府からの補助金は、どの電力会社にも一律的に適用されるものです。)
| 請求月 | 使用量 | 請求額 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2025年8月の請求書 | 198 kWh | 6,491円 | 2円/kWhの補助あり 最終的な請求額:6,095円 |
| 2025年9月の請求書 | 199 kWh | 6,442円 | 2.4円/kWhの補助あり 最終的な請求額:5,964円 |
| 2025年10月の請求書 | 162 kWh | 5,219円 | 2円/kWhの補助あり 最終的な請求額:4,895円 |
| 2025年11月の請求書 | 197 kWh | 6,307円 | - |
| 2025年12月の請求書 | 229 kWh | 7,251円 | - |
| 2026年1月の請求書 | 263 kWh | 8,313円 | - |
| 2026年2月の請求書 | 310 kWh | 9,787円 | 4.5円/kWhの補助あり 最終的な請求額:8,392円 |
| 2026年3月の請求書 | 199 kWh | 6,305円 | 4.5円/kWhの補助あり 最終的な請求額:5,409円 |
切り替え前の電気代【同時期でシミュレーション】
切り替え前に契約をしていた東京電力EPの「従量電灯B」の請求額と比較をしてみましょう。
すでに切り替えてしまっているため、実際の請求額ではなく、シミュレーションになります。
※本シミュレーションは、各月の使用量をもとに、東京電力の公式単価(基本料金・従量料金・燃料費調整額)を適用して算出しています。燃料費調整額は各月の公表値を使用しています。
| 請求月 | 使用量 | 請求額 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2025年8月の請求書 | 198kWh | 6,702円 | 2円/kWhの補助あり 最終的な請求額:6,306円 |
| 2025年9月の請求書 | 199kWh | 6,686円 | 2.4円/kWhの補助あり 最終的な請求額:6,208円 |
| 2025年10月の請求書 | 162kWh | 5,444円 | 2円/kWhの補助あり 最終的な請求額:5,120円 |
| 2025年11月の請求書 | 197kWh | 6,591円 | - |
| 2025年12月の請求書 | 229 kWh | 7,626円 | - |
| 2026年1月の請求書 | 263kWh | 8,732円 | - |
| 2026年2月の請求書 | 310 kWh | 10,307円 | 4.5円/kWhの補助あり 最終的な請求額:8,912円 |
| 2026年3月 | 199 kWh | 6,668円 | 4.5円/kWhの補助あり 最終的な請求額:5,772円 |
参照元:東京電力エナジーパートナー > 燃料費調整単価等一覧
差額まとめ - どのくらいお得になった?
今回のケースでは、月額平均330円、年間で計算すると約3,960円の節約となることが分かりました。
一人暮らしでも無視できない差額が出ている点は注目です。
※同一条件で比較しているため、純粋な料金差のみを反映しています。
| 月 | 使用量 | 東京電力 従量電灯B |
オクトパスエナジー グリーンオクトパス |
差額 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年8月の請求書 | 198 kWh | 6,702 円 | 6,491 円 | -211 円 |
| 2025年9月の請求書 | 199 kWh | 6,686 円 | 6,442 円 | -244 円 |
| 2025年10月の請求書 | 162 kWh | 5,444 円 | 5,219 円 | -225 円 |
| 2025年11月の請求書 | 197 kWh | 6,590 円 | 6,307 円 | -283 円 |
| 2025年12月の請求書 | 229 kWh | 7,626 円 | 7,251 円 | -375 円 |
| 2026年1月の請求書 | 263 kWh | 8,732 円 | 8,313 円 | -419 円 |
| 2026年2月の請求書 | 310 kWh | 10,307 円 | 9,787 円 | -520 円 |
| 2026年3月の請求書 | 199 kWh | 6,668 円 | 6,305 円 | -363 円 |
東京電力とオクトパスエナジーの料金の違い
なぜこのような差が出るのか、2社の料金構造の違いを見ると確認することができます。
基本料金と従量料金
以下の料金表を見ると分かるように、基本料金と従量料金は、いずれの場合もオクトパスエナジーが安く設定されています。
このように、低アンペア、低使用量帯でも単価メリットがあるため、一人暮らしでも差額が出やすい設計になっています。
※オクトパスエナジーの基本料金は日割りとなります。
一方、従量料金の方に注目してみてください。300kWh以上になると、オクトパスエナジーの安さが目立ちます。300kWh以上使う家庭ならばメリットがさらにあることを表しています。
燃料費調整額
燃料費調整額は、毎月変わります。この額は各社、ホームページ上で更新され、新しい単価が決定されるごとに掲載をしています。
この燃料費調整額は、比較期間をみてみるとオクトパスエナジーの方が高いことが分かりました。
しかしながら、この調整額の高い分よりも、オクトパスエナジーの「基本料金」と「従量料金」の安さが上回っているため、毎月これだけ差額が出る結果となっています。
再エネ賦課金や政府からの補助額
再エネ賦課金の額は、全国一律ですので、オクトパスエナジーでも東京電力でも変わりありません。
また、政府からでる補助に関しても、全国一律同じようにでます。ですから、この2点は比較対象にはなりません。
オクトパスエナジーが一人暮らしでも安くなる理由
なぜ、オクトパスエナジーは一人暮らしでも料金が安くなるでしょうか?理由は以下に要約されます。
オクトパスエナジーは、使用量が少ない一人暮らしでも料金メリットが出やすいよう、基本料金が東京電力より安く、従量料金も120kWh以下の段階で安く設計されています。
使用量が少なくても安くなる新電力は少ない
多くの新電力は「たくさん使う人は安いが、使わない人は安くならない」という設計が多いのですが、オクトパスエナジーは「少なくても安くなる」のが強みです。「節電して150kWhくらいになってしまった月でも、損をしない」という安心感があります。
一方、電気の使用量が多い場合は、さらにメリットが出やすい傾向があります。使用量別に燃料費調整額も含め、シミュレーションを行った結果は、セレクトラの地域別の比較記事で確認することができます。
▷ オクトパスエナジー vs 東京電力EP | ▷オクトパスエナジー vs 東京ガス | ▷オクトパスエナジー vs 中部電力| ▷オクトパスエナジー vs 九州電力 | ▷オクトパスエナジー vs 中国電力
オクトパスエナジーのデメリット
一方で、注意点もあります。
燃料費調整額に「上限」がない
オクトパスエナジーを含む多くの新電力は、燃料費調整額に上限を設定していません。
一方、東京電力の昔ながらのプラン(従量電灯B)には、燃料価格が異常高騰した際に、利用者が支払う調整額をストップさせる「上限」が設けられています。
- 燃料安・安定時: 基本料金と単価が安いオクトパスエナジーが圧倒的に有利。
- 歴史的な燃料高騰時: 上限がないため、東京電力の「従量電灯B」よりも調整額が高くなるリスクがある。
オクトパスエナジーはこんな一人暮らしの人におすすめ
一人暮らしの平均的な電気の使用量、180kWh以上のある人ならば、同じようなメリットが得られるためおすすめできます。
- 電気使用量がある程度ある人
- 電気代を少しでも安くしたい人
今回の検証期間(2025年〜2026年)のように、燃料価格が落ち着いている状況であればメリットは大きいですが、世界情勢によって電気代が跳ね上がるリスクがあることは覚えておきましょう。
今回の検証データでも、燃料費調整額単体では見ると東京電力よりオクトパスの方が高いことが確認ができました。それでもトータルで安くなっているのは、それ以上に「基本料金」と「電力量料金(単価)」が安く設定されているからです。
おすすめしない人
一方、オクトパスエナジーをおすすめしない人は、規制料金(東京電力の従量電灯)を使い続けたい人、燃料費調整額が高騰するのが心配な人です。
また、オクトパスエナジーにはポイント還元はありませんので、ドコモや楽天などの経済圏にいて、ポイントを集めている人にも不向きです。
- 規制料金の電気料金を使いたい
- 価格変動リスクを避けたい人
- ポイ活をしている人
まとめ
オクトパスエナジーは、一人暮らしでも電気代を抑えられる可能性のある電力会社です。
特に、使用量やライフスタイルが今回の実録に似ている人ならば、十分にメリットを感じられるでしょう。
実際の電気代をもとに、自分に合うかどうかを判断するのがおすすめです。

