関西電力の電気料金メニュー「eスマート10」とは?特徴を解説
供給件数160万件突破!大阪ガスの電気
- 関西エリアの新電力でNo.1*!電気の供給件数160万件突破**
- 大阪ガスで都市ガスと電気をセットにすれば、光熱費もまとめて管理ですっきり
*出典:電力・ガス取引監視等委員会「制度設計専門会合」第74回 配布資料(2022年3月末時点)。新電力とは旧一般電気事業者以外の小売電気事業者
**2022年2月11日時点
供給件数160万件突破!
大阪ガスの電気
- 関西エリアの新電力でNo.1*!電気の供給件数160万件突破**
- 大阪ガスで都市ガスと電気をセットにすれば、光熱費もまとめて管理ですっきり
*出典:電力・ガス取引監視等委員会「制度設計専門会合」第74回 配布資料(2022年3月末時点)。新電力とは旧一般電気事業者以外の小売電気事業者
**2022年2月11日時点
関西電力の電気料金メニュー「eスマート10」について解説します。eスマート10の料金表やプランの特徴、契約対象についてまとめています。
eスマート10とは?
eスマート10は関西電力の電気料金プランのひとつです。
従量電灯Aのような一般的な電気料金プランとは異なり、eスマート10では季節・時間帯によって電気料金の単価が異なります。
eスマート10は関西の以下のエリアで供給されています。
関西電力の供給エリア 京都府、大阪府、滋賀県、兵庫県(赤穂市福浦を除く)、奈良県、和歌山県および福井県(三方郡美浜町以西)、三重県(熊野市、南牟婁郡紀宝町、南牟婁郡御浜町)、岐阜県(不破郡関ケ原町の一部)
関西エリアのおすすめ新電力は?
関西エリアでは、関西電力以外の電力会社も選ぶことができます。
自分のライフスタイルに合ったプランを選ぶことで、生活がより便利になったり、電気代が節約できたり、という可能性があります。
関西エリアのおすすめ新電力は?
関西エリアでは、関西電力以外の電力会社も選ぶことができます。
自分のライフスタイルに合ったプランを選ぶことで、生活がより便利になったり、電気代が節約できたり、という可能性があります。
eスマート10を利用できるのは誰?
eスマート10の利用において、特別な条件はありません。関西電力の従量電灯Aと同じように、関西エリアで低圧*の電気供給を受けている方であれば、誰でも申し込むことができます。
*低圧=一般家庭であれば低圧です。逆に高圧はデパートや工場などで使われます。
ただし、お得になる人、ならない人がはっきりしているプランですので、誰でも申し込めるからと言ってやみくもに申し込むのはおすすめしません(詳しくは「eスマート10の特徴」で)。
関西電力の公式ホームページでは、以下のように対象者を説明しています。
低圧で電気の供給を受け、電灯または小型機器を使用されるお客さま
出典:関西電力>ご契約メニュー一覧>eスマート10(https://kepco.jp/ryokin/menu/esmart10/)
eスマート10の料金表
eスマート10の料金表は以下のとおりです。
基本料金 | ||
---|---|---|
最初の6kWまで(1契約につき) | 1302.40円 | |
6kWを超える1kWにつき | 416.94円 | |
電力量料金(円/kWh) | ||
デイタイム | 38.53円 | |
リビングタイム | 夏季 | 30.11円 |
その他季 | 27.36円 | |
ナイトタイム | 15.53円 |
※毎月の電気料金の計算には、上記の他に燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金が加わります。
eスマート10の時間帯の区切り ・デイタイム=夏季の平日午後1時~午後4時
・リビングタイム=毎日午前8時~午後10時、ただし夏季の平日は午前8時~午後1時と午後4時~午後10時
・ナイトタイム=毎日午後10時~翌日午前8時
・夏季=7月1日~9月30日/その他季=夏季以外
eスマート10の特徴
eスマート10の特徴とそれに関連したメリット・デメリットは以下のとおりです。
時間帯によって電気料金が変わる
料金表を見るとわかるとおり、eスマート10では1kWhの電気使用にかかる電気料金の単価が時間と季節によって異なります。
安い順に並べるとこうなります。
- 夜(午後10時~翌日午前8時):15.53円
- 日中(午前8時~10時、ただし夏の平日を除く):27.36円
- 夏の平日の午前・夕方(午前8時~午後1時、午後4時~午後10時):30.11円
- 夏の平日の昼間(午後1時~午後4時):38.53円
夜はぐっと電気代が安くなっていますが、日中の電気料金は高く、従量電灯Aなどと比べても高めです。特に夏の昼間は著しく単価が高くなっています。
仮に、「平日の日中は仕事などで家におらず、家事の大半はタイマーを活用するなどして夜間に済ませられる」というご家庭であれば、eスマート10で電気料金をぐっとお得にすることができるでしょう。オール電化住宅で、エコキュートなどを使用している場合もあてはまると言えます。
逆に、「平日昼間も在宅ワークで家にいる」などと言う場合、電気料金が大幅に高くなってしまう可能性があります。特に夏の昼間はエアコンの使用も避けられないためなおさらです。
電気の使用によって基本料金が変わる
eスマート10の基本料金は、契約電力によって金額が決まります。
契約電力は、そのひと月のうちの最大使用電力(KW)と、その前11か月の最大使用電力のうち、大きい方の数字が契約電力として採用されます。(この形式はスマート契約と呼ばれます)
例えば、10月の最大使用電力が7kWで、12~9月の最大使用電力が9KWだった場合、10月の契約電力は9KWとなります。
スマート契約のメリットは、一度に多くの電気を使わなければ、最大使用電力が大きくなることがないため、基本料金を最低限に抑えられる、という点です。
デメリットは逆に、一度にうっかりたくさんの電気を使い、最大使用電力が突出して高くなってしまった場合、その後しばらくは必要以上に高い基本料金を支払わなければない、という点です。
関西エリアのおすすめ新電力は?
関西エリアでは、関西電力以外の電力会社も選ぶことができます。
自分のライフスタイルに合ったプランを選ぶことで、生活がより便利になったり、電気代が節約できたり、という可能性があります。
関西エリアのおすすめ新電力は?
関西エリアでは、関西電力以外の電力会社も選ぶことができます。
自分のライフスタイルに合ったプランを選ぶことで、生活がより便利になったり、電気代が節約できたり、という可能性があります。
関西電力でeスマート10以外の夜間電力が安いプランは?
ここまで見てきて、eスマート10は電気料金が時間帯・季節で異なり、特に夜間の電力が安いプランだということがわかりました。
関西電力では、eスマート10以外にも、「はぴeタイムR」といった夜間の電気料金が安い電気料金プランがあります。
はぴeタイムRはeスマート10よりもいっそうオール電化住宅にお住まいの方向けの電気料金プラン(=一度に使う電気の量がより多い方向け)です。基本料金の最低ラインがeスマート10よりも高くなっています。
基本料金 | ||
---|---|---|
最初の10kWまで(1契約につき) | 2409.40円 | |
10kWを超える1kWにつき | 416.94円 | |
電力量料金(円/kWh) | ||
デイタイム | 夏季 | 28.87円 |
その他季 | 26.24円 | |
リビングタイム | 22.80円 | |
ナイトタイム | 15.37円 |
※毎月の電気料金の計算には、上記の他に燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金が加わります。
はぴeタイムRの時間帯の区切り ・デイタイム=平日午前10時~午後5時
・リビングタイム=平日午前7時~午前10時、午後5時~午後11時、休日の午前7時~午後11時
・ナイトタイム=毎日午後11時~翌日午前7時
・夏季=7月1日~9月30日/その他季=夏季以外
・休日=土日、国民の祝日に規定される休日、1月2・3日、4月30日、5月1・2日、12月30・31日