新日本エネルギーの電気はお得？特徴、メリット・デメリットを解説

新日本エネルギーの電気についてまとめたページです。電気料金プランの特徴やメリット・デメリットを解説します。また、契約・解約の方法や問い合わせ先についてもご確認いただけます。

新日本エネルギーとは？誰が申し込める？

新日本エネルギーは、株式会社NEXT ONEが運営する電力サービスです。2019年から電力市場に参入しています。

新日本エネルギーは以下のエリアで電気の販売を行っています。以下のエリアにお住まいであれば、新日本エネルギーと契約することができます。 （ただし、一括受電をしているマンションなどにお住まいの場合、入居者単位で電気の契約を変更することはできません）

新日本エネルギーの特徴

新日本エネルギーの電気料金プランにはどんな特徴があるのでしょうか？確認していきましょう。

1. 電力量料金が一律
2. 電力調達コストに関する料金が大手電力会社と異なる
3. 解約金の設定がある

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 電力量料金が一律

2023年8月現在、新日本エネルギーが一般家庭向けに提供しているのは「新ネクストバリュープラン」です。

新ネクストバリュープランでは、電気の使用に応じてかかる電力量料金の単価が、使用量にかかわらず一律に設定されています。

大手電力会社をはじめ、多くの電力会社では、電力量料金の単価は使用量に応じて高くなる設定です。関東エリアの例を見てみましょう。

東京電力では電気使用量が増えれば増えるほど、電力量料金単価が高くなるのに対して、新日本エネルギーでは電気使用量が増えても電力量料金の単価が高くなることはありません。したがって、電気使用量が多いほど、新日本エネルギーのお得度は高くなると言えます。

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 電力調達コストに関する料金が大手電力会社と異なる

大手電力会社をはじめとする、多くの電力会社では、以下のように電気料金が構成されています。

基本料金と電力量料金はそれぞれの電力会社が自由に設定する料金です。再生可能エネルギー発電促進賦課金は、税金ですのでどの電力会社でも料金が一律です。

この中で注目すべきなのが電力量料金に含まれている「燃料費調整額」です。これは、電気の調達コストを電気料金に反映させるために導入されている項目です。発電に使われる燃料の取引価格に基づいて決定され、燃料価格が一定以上高ければ燃料費調整額が電気代に加算され、一定以上低ければ電気代から差し引かれることとなります。単価は毎月変動します。

一方、新日本エネルギーでは、この「燃料費調整額」を設定していません。しかし、その代わりに「電力調達費」と「市場調整費」を設定しています。

電力調達費も市場調整費も、役割自体は燃料費調整額と変わらず、電気の調達コストを電気代に反映させるための項目です。しかし、燃料費調整額とは算定方法が異なり、燃料費調整額よりも高くなりやすい設定になっていることに注意が必要です。特に、燃料価格が高騰した場合、新日本エネルギーの電力調達費・市場調整費はぐっと高くなる可能性があります。

例：2023年9月の電気の調達コストに関連する料金単価を比較

【注意】
※東京電力、新日本エネルギーともに政府支援金の‐7円を含む
※新日本エネルギーの電力調達費・市場調整費の詳しい算定方法は公式サイトの電気需給約款一覧から「料金表」を参照

なお、一般的に電力会社が掲載している電気料金表に上記の費用は含まれません。毎月料金が変動するためです。大手電力会社でも新日本エネルギーでも同じです。

多くの新電力では、大手電力会社と同じ算定基準の燃料費調整額を設定しているため、電気料金表だけ確認すれば、電気料金が安いか高いか判断することができます。一方、新日本エネルギーでは、まったく算定基準の異なる単価を導入しているため、電気料金表だけ確認しても大手電力会社との電気料金比較はできません。必ず「電力調達費」「市場調整費」も確認してから契約をするようにしましょう。

 電気の調達コストも考慮に入れたうえでお得な新電力は？

 解約金の設定がある

新日本エネルギーでは、契約期間が3年に設定されています。更新月（供給開始月、または契約が更新された場合は更新月）から起算して36か月目とその翌月を除いて、解約手数料がかかります。

かなり高額な解約金が設定されているため、契約する際はよく検討してからにしましょう。

また、解約金の設定がなく、電気料金がお得な新電力もたくさんあります。電気代を削減したいと思ったら、お住まいの地域の電気料金プランを以下からチェックしてみてください。

新日本エネルギーの特徴：まとめ

新日本エネルギーの「新ネクストバリュープラン」は、電気使用量が多いご家庭で電気料金が安くなりやすい料金設定になっている、というメリットがあるものの、電気の調達にかかるコストが高くなりやすいため、電気料金自体も高くなってしまいやすい、また、解約料が高いというデメリットがあります。

新日本エネルギーの電気料金が大手電力会社よりも高くなるかどうかは、電力調達コストの動向によるところが大きいと言えます。ですので、契約を検討している方は、事前に新日本エネルギーの公式サイトで単価を確認しましょう。

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新日本エネルギーの契約・解約

新日本エネルギーの申し込み方法は？

新日本エネルギーへの申し込み方法は、電話もしくは公式サイト経由で行います。申し込みの際は以下の情報が必要となります。事前に現在利用している電力会社から送られている検針票をお手元に用意しましょう。

• 住所、氏名、電話番号など契約者の基本情報
• 供給地点特定番号
• 現在利用している電力会社のお客さま番号
• 支払い情報（銀行口座振替、クレジットカード支払い対応）

 公式サイトはコチラ

なお、切り替えの場合、現在利用している電力会社への解約手続きは不要です。新日本エネルギーが代理で手続きを行なってくれます。ただし、現在利用している電力会社で解約違約金が発生する契約をされている場合は、一度その電力会社に別途連絡することをオススメします。

新日本エネルギーの解約方法は？

新日本エネルギーの契約期間は原則3年間で、自動更新されます。更新月（供給開始月（電気需給契約が更新された場合は更新された月）から起算して36ヶ月目とその翌月）をのぞいて、契約期間内に解約した場合は解約手数料が9,000円（税別）が発生します。解約を希望する場合は15日前までに公式サイトまたは電話で連絡する必要があります。

解約手数料の変更：2023年1月16日から 2023年1月16日（月）より、解約手数料が以下のとおり変更となります。（新規申し込みの方が対象）
・新規契約から1年以内の解約 22,000円(税込)
・2年目以降で更新月以外の解約 9,900円(税込)

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新日本エネルギーの問い合わせ先

新日本エネルギーへは、電話もしくはメールで問い合わせを行います。